同志社大学, 教授, 2024年04月 - 現在
同志社大学, 准教授, 2017年04月 - 2024年03月
金沢大学, 特任助教, 2014年07月 - 2017年03月
金沢大学, 博士研究員, 2014年04月 - 2014年06月
カリフォルニア大学デービス校, 博士研究員, 2012年04月 - 2014年03月
千葉大学, 博士研究員, 2009年04月 - 2012年03月
カリフォルニア大学デービス校, Visiting Scholar, 2011年04月 - 2011年07月
千葉大学, 分析センター, 技術支援員, 2009年04月 - 2011年03月
草本系バイオマスのナノファイバーを用いたプラスチック複合材料の高強度化
千田咲良; 遠藤太佳嗣; 附木貴行; 高橋憲司
セルロース学会年次大会講演要旨集, 24th, 2017年
植物由来複合材の樹脂-バイオマス分子間相互作用の改善による高強度化
田中求; 遠藤太佳嗣; 附木貴行; 高橋憲司
セルロース学会年次大会講演要旨集, 24th, 2017年
High Performance Biomass Plastic Composite from grass-based Lignocellulose Nanofibers and Microfibers
Sara Senda; Takatsugu Endo; TSUKEGI TAKAYUKI; Kenji Takahashi
The 4th International Cellulose Conference, Cellulose Society of Japan, 2017年, 研究発表ペーパー・要旨(国際会議)
Development of high strength and elastic Lignocellulose microfiber-reinforced composite
Motomu Tanaka; Takatsugu Endo; TSUKEGI TAKAYUKI; Kenji Takahashi
The 4th International Cellulose Conference, Cellulose Society of Japan, 2017年, 研究発表ペーパー・要旨(国際会議)
Structural analysis of crystalline R(+)-α-lipoic acid-α-cyclodextrin complex based on microscopic and spectroscopic studies
Naoko Ikuta; Takatsugu Endo; Shota Hosomi; Keita Setou; Shiori Tanaka; Noriko Ogawa; Hiromitsu Yamamoto; Tomoyuki Mizukami; Shoji Arai; Masayuki Okuno; Kenji Takahashi; Keiji Terao; Seiichi Matsugo
International Journal of Molecular Sciences, MDPI AG, 16(10) 24614 - 24628, 2015年10月16日
2P-173 セルラーゼへの阻害の少ないコリン酢酸を前処理に用いたバガスのin situ 酵素糖化(バイオマス,資源,エネルギー工学,一般講演)
小堀 麻美; 辰巳 真衣; 遠藤 太佳嗣; 野口 愛; 黒田 浩介; 覚知 亮平; 仁宮 一章; 荻野 千秋; 高橋 憲司
日本生物工学会大会講演要旨集, 日本生物工学会, 67 218 - 218, 2015年
2P-170 酸性イオン液体により前処理・分画された木質系バイオマスからのフラン系モノマーの生産(バイオマス,資源,エネルギー工学,一般講演)
山岡 幸太郎; 北 香苗; 野口 愛; 黒田 浩介; 遠藤 太佳嗣; 覚知 亮平; 仁宮 一章; 荻野 千秋; 高橋 憲司
日本生物工学会大会講演要旨集, 日本生物工学会, 67 217 - 217, 2015年
2P-171 最少量のイオン液体で前処理したバイオマスからの高濃度糖化・発酵生産(バイオマス,資源,エネルギー工学,一般講演)
志津田 有成; 小堀 麻美; 遠藤 太佳嗣; 野口 愛; 黒田 浩介; 覚知 亮平; 仁宮 一章; 荻野 千秋; 高橋 憲司
日本生物工学会大会講演要旨集, 日本生物工学会, 67 217 - 217, 2015年
2P-172 イオン液体前処理と酵素糖化により得られる残渣リグニンを原料としたリグノモノマーの生産(バイオマス,資源,エネルギー工学,一般講演)
落合 芋葉子; 阿部 萌; 野口 愛; 黒田 浩介; 遠藤 太佳嗣; 覚知 亮平; 仁宮 一章; 荻野 千秋; 高橋 憲司
日本生物工学会大会講演要旨集, 日本生物工学会, 67 217 - 217, 2015年
1P-193 微細藻類を原料としたグルコースからの5-ヒドロキシメチルフルフラールの生産(バイオマス,資源,エネルギー工学,一般講演)
森 翔太郎; 野口 愛; 黒田 浩介; 遠藤 太佳嗣; 覚知 亮平; 仁宮 一章; 高橋 憲司
日本生物工学会大会講演要旨集, 日本生物工学会, 67 137 - 137, 2015年
Understanding of unique thermal phase behavior of room temperature ionic liquids: 1-butyl-3-methylimdiazolium hexafluorophosphate as a great example
Takatsugu Endo; Keiko Nishikawa
Springer Series in Materials Science, Springer Verlag, 209 379 - 401, 2015年
イミダゾリウム系イオン液体の相転移挙動
遠藤 太佳嗣; 西川 恵子
化学工学 = Chemical engineering, 化学工学会, 75(6) 379 - 382, 2011年06月05日
Multi-functional photo-X-generators developed from photoinitiators
遠藤太佳嗣
Basics and Applications of Photopolymerization Reactions Vol. 3, 23 - 32, 2010年
熱物性からみたイオン液体 : 特異な凝固・融解過程
西川 恵子; 遠藤 太佳嗣; 東崎 健一
熱測定 : netsu = Calorimetry and thermal analysis, 日本熱測定学会, 36(2) 98 - 104, 2009年03月31日
イオン液体中の光励起反応における局所的な配位とドメイン構造の協奏効果
木村 佳文; 遠藤 太佳嗣; 藤井 香里
日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 2022年04月 -2026年03月, 基盤研究(B), 同志社大学
イオン液体はなぜ融点が低いか:配座エントロピーの役割の解明
遠藤 太佳嗣
本研究の目的は、イオン液体は何故異常に融点が低いのかについて、配座エントロピーの観点から明らかにすることにある。ただ、2020年度の熱測定の結果から、配座エントロピーは重要であっても、必ずしもイオン液体の低い融点において支配的ではないことが強く示唆された。
そこで2021年度ではまず、どういったエントロピー的な寄与が重要なのかを明らかにするために、融解エントロピーを、配座エントロピーを含む様々なエントロピー項に分割するための方法論の確立を目指した。結果として、分子動力学計算を使って、熱力学的積分法とTwo-Phase Thermodynamic法(S.-T. Lin et al., J. Chem. Phys. 2003)などを組み合わせることで、融解エントロピーを、動的なエントロピー差(並進エントロピー差、回転エントロピー差、分子内振動エントロピー差)と構造的なエントロピー差(配座エントロピー差、配置エントロピー差)に分割することに成功した。この手法を典型的なイオン液体2種と、代表的な無機塩であるNaClに適用した。その結果、NaClと比べて、イオン液体は、動的なエントロピー差の寄与は小さい一方で、構造的な寄与が非常に大きいことを見出した。配座エントロピー差もそれなりの寄与は持つものの、配置エントロピーが支配的な役割を果たしていることが明らかとなった。
並行して、2020年度に続き、液体状態における配座エントロピーの定量的な見積もりも、1H NMRと分子動力学法を用いて進めた。2020年度は単純な1H NMRからのJ結合定数のみであったが、2021年度では、2次元 NMR(HMQC)や部分デカップリング1H NMRを用いることで、NMRから配座エントロピーを定量的に見積もる方法を確立した。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 2019年04月 -2023年03月, 基盤研究(C), 同志社大学
イオン液体の不均一場を活用した化学反応の選択性の制御
木村 佳文; 八坂 能郎; 遠藤 太佳嗣
本研究では極性部位と非極性部位からなるドメイン構造をもつイオン液体中での化学反応のポテンシャル面を、不均一な溶媒和座標と反応座標の二次元イメージとしてとらえ、反応経路を溶媒によって制御する可能性を追求した。イオン液体のドメイン構造による不均一構造は、電荷移動のような長距離相互作用が重要な反応では、顕著な効果はもたらさないが、プロトン移動のような短距離の反応では、選択的な効果をもたらすこと、またそれと関連してイオン液体の非極性部位での分子運動がイオン液体の構造的な運動とは相関していないことを明らかにした。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 2017年07月 -2020年03月, 基盤研究(B), 同志社大学
イオン液体は何故セルロースを溶かすことができるか:分子・ナノレベルでの溶解度決定
遠藤 太佳嗣
イオン液体のセルロース溶解度を、従来の目視観察という不確実性のあるものではなく、分光学的手法を用いて分子レベルから真の溶解度を決定し、その溶解メカニズムに迫ることを目的とした。その成果をまとめると、以下の3つに集約できる。①従来の目視観察では20%以下の溶解度と考えられていたものが、分子レベルでは40%に近い濃度で溶解できることが分かった。②その高い溶解度の原因の一つは、我々が発見したアニオン架橋現象に由来することが強く示唆された。③更に、いくつかのイオン液体では、セルロースと共結晶を作るという、従来にない全く新しい現象が観察された。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 2017年04月 -2019年03月, 若手研究(B), 同志社大学
イオン液体を用いたリグニンのカスケード利用による完全型バイオマスリファイナリー
仁宮 一章; 高橋 憲司; 生越 友樹; 黒田 浩介; 政井 英司; 山岸 忠明; 覚知 亮平; 野口 愛; 遠藤 太佳嗣
本研究では、イオン液体を用いて、木質系バイオマス中のリグニンを「リグニンモノマー」、「リグニンオリゴマー」、「リグニン残渣」の3種類にプロセッシングし、それぞれから、「新奇エポキシ樹脂」、「超高分子量・構造化樹脂」、「無機材料との複合化材料」を合成する。本技術は、木質系バイオマスの多糖成分に加えて、リグニンをも高度利用する「完全型バイオマスリファイナリー」の基盤となる。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 2015年04月 -2019年03月, 基盤研究(B), 金沢大学
イオン液体型架橋の相互作用を制御した自己修復性リグニンスルホン酸樹脂の開発
高橋 憲司; 黒田 浩介; 仁宮 一章; 遠藤 太佳嗣; 覚知 亮平
リグニンスルホン酸に含まれるスルホン酸基に対してイオン液体のカチオンで架橋構造を形成させ、新規材料を開発した。はじめに、架橋剤であるホスホニウム系のジカチオンを新規に合成した。さらにそのジカチオンのアニオンを水酸化物アニオンとし、リグニンスルホン酸と混合することで容易に複合体を作製することができた。小さな傷であれば加熱によって修復できることが分かった。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 2015年04月 -2017年03月, 挑戦的萌芽研究, 金沢大学