Competition of Paper Moneys: A Case of Japanese Early Modern Local Economy
KOGA Yasushi
Study of Economic History (KEIZAISHI KENKYU), 27 186 - 178, 2024年01月31日
西海捕鯨業における漁場秩序と地域社会 : 五島列島黒藻瀬をめぐる争論を事例にして
古賀 康士
九州史学 / 九州史学研究会 編, 九州史学研究会, (183) 1 - 28, 2019年06月
近世的殖産政策の生成と展開 : 幕末維新期の備中一橋領を事例にして
古賀 康士
九州文化史研究所紀要, 九州大学附属図書館付設記録資料館九州文化史資料部門, 62 115 - 168, 2019年03月30日
九州大学経済学部古文書について —その来歴と編成—
古賀 康士
九州大学附属図書館研究開発室年報, 九州大学附属図書館, 2016/2017(2016/2017) 19 - 27, 2017年08月
Export of Japanese Copper Coins to Vietnam in 17th Century
古賀 康士
前近代ユーラシア西部における貨幣と流通のシステムの構造と展開(Ⅰ)ポスト・ローマ,イングランド、イタリア,ドイツ 平成28年度日本学術振興会科学研究費補助金基盤研究(A), 182 - 192, 353, 2017年07月, 研究論文(研究会,シンポジウム資料等)
西海捕鯨業における巨大鯨組の経営と組織 ―壱岐勝本浦土肥組を中心に―
古賀 康士
地域漁業研究, 地域漁業学会, 56(2) 31 - 61, 2016年02月, 研究論文(学術雑誌)
近世初期細川小倉藩の鋳銭事業
古賀 康士
史学雑誌, 史学会 ; 1889-, 125(1) 42 - 68, 2016年01月, 研究論文(学術雑誌)
鯨組の記録管理 ―西海捕鯨業の場合―
古賀 康士
地域史料研究会・福岡 研究会誌, 12号(通巻第142号) 1 - 8, 2015年06月
土佐藩和流砲術家の役務記録とその史料論的考察
古賀 康士
土佐山内家宝物資料館研究紀要, (13) 1 - 48, 2015年03月
幕末維新期土佐藩における藩営捕鯨業 —開成館捕鯨局の経営と労働組織
古賀 康士
土佐山内家宝物資料館研究紀要, (12) 1 - 12, 2014年03月, 研究論文(大学,研究機関等紀要)
森家本高知城下絵図の史料論的検討
古賀 康士
土佐山内家宝物資料館研究紀要, (12) 42 - 51, 2014年03月
地域産業としての長州捕鯨 —長門市くじら資料館所蔵文書からみえるもの—
古賀 康士
地域共創センター年報, 下関市立大学附属地域共創センター, (6) 29 - 40, 2013年08月, 研究論文(大学,研究機関等紀要)
17世紀における日本からベトナムへの銅銭輸出
古賀 康士
ベトナム北部の一括出土銭の調査報告II 昭和女子大学国際文化研究所紀要 Vol. 16 / 2012, 129 - 138, 2013年03月, 研究論文(大学,研究機関等紀要)
西海捕鯨業における中小鯨組の経営と組織 ―幕末期小値賀島大坂屋を中心に―
古賀 康士
九州大学総合研究博物館研究報告, 九州大学総合研究博物館, (10) 99 - 126, 2012年03月, 研究論文(大学,研究機関等紀要)
幕末維新期の備中における紙幣発行について ―玉島請札と大内再興札を中心に―
古賀 康士
倉敷の歴史, (21) 27 - 44, 2011年03月, 研究論文(大学,研究機関等紀要)
西海捕鯨業における鯨肉流通 ―幕末期壱岐小納屋の販売行動を中心に―
古賀 康士
九州大学総合研究博物館研究報告, 九州大学総合研究博物館, (9) 47 - 68, 2011年03月, 研究論文(大学,研究機関等紀要)
西海捕鯨業における地域と金融 ―幕末期壱岐・鯨組小納屋の会計分析を中心に―
古賀 康士
九州大学総合研究博物館研究報告, 九州大学総合研究博物館, (8) 83 - 106, 2010年03月, 研究論文(大学,研究機関等紀要)
安政四年の紙幣目録 ―幕末期備中一橋領の通貨事情
古賀 康士
岡山地方史研究, (116) 14 - 28, 2009年01月, 研究論文(学術雑誌)
備中地域における銭流通
古賀 康士
岡山地方史研究, (99) 13 - 29, 2002年09月, 研究論文(学術雑誌)
近世日本捕鯨関係史料(二) —肥前国生月島益冨組「諸願書控帳」(二)—
古賀 康士
経済学論叢, 76(4) 91 - 141, 2025年03月
近世日本捕鯨関係史料(一) —肥前国生月島益冨組「諸願書控帳」—
古賀 康士
経済学論叢, 76(2・3) 1 - 91, 2024年12月
五島の鯨取りと島々のにぎわい—地域特集 五島列島
古賀 康士
西日本文化 = Cultural story of Nishinihon / 西日本文化協会 編, 福岡 : 西日本文化協会, (508) 43 - 46, 2023年10月
「日田金」と日田商人 : 近世日田の歴史像
古賀 康士
西日本文化 = Cultural story of Nishinihon / 西日本文化協会 編, 西日本文化協会, (504) 47 - 49, 2022年10月
史料紹介 : 肥前国小川島捕鯨の関係史料 : 九州大学経済学部古文書より
古賀 康士
九州文化史研究所紀要, 九州大学附属図書館付設記録資料館九州文化史資料部門, 64 153 - 190, 2021年03月30日
肥前国松浦郡入野村諸岡家文書仮目録(二)
古賀 康士
エネルギー史研究 : 石炭を中心として, 九州大学附属図書館付設記録資料館産業経済資料部門, 36 91 - 116, 2021年03月25日
筑前国怡土郡井原村三苫家文書について : 付・三苫家文書(本家)仮目録
古賀 康士
九州文化史研究所紀要, 九州大学附属図書館付設記録資料館九州文化史資料部門, 63 159 - 231, 2020年03月30日
肥前国松浦郡入野村諸岡家文書仮目録(一)
古賀 康士
エネルギー史研究 : 石炭を中心として, 九州大学附属図書館付設記録資料館産業経済資料部門, 35 67 - 83, 2020年03月25日
奥田八二資料目録
古賀 康士
エネルギー史研究, (33) 233 - 244, 2018年03月
書評 森弘子・宮崎克則著『鯨取りの社会史 シーボルトや江戸の学者たちが見た日本捕鯨』
古賀 康士
九州史学, (178) 48 - 56, 2018年01月, 書評論文,書評,文献紹介等
在来捕鯨業における労働組織と賃金配分 —共同体・地域社会・生産組織
古賀 康士
社会経済史学中国四国部会会報, (51) 11 - 12, 2017年02月, 研究発表ペーパー・要旨(全国大会,その他学術会議)
大國家文書のなかの藩札
古賀 康士
光基, 一般財団法人大國家, (10) 2 - 6, 2016年11月, その他
書評 藤本隆士著『近世匁銭の研究』
古賀 康士
経済史研究, (19) 187 - 197, 2016年01月, 書評論文,書評,文献紹介等
17〜19世紀土佐捕鯨業における労働組織とその変容
古賀 康士
社会経済史学中国四国部会会報, (47) 4 - 6, 2015年02月, 研究発表ペーパー・要旨(全国大会,その他学術会議)
西海捕鯨業における漁場秩序と地域社会 —五島列島黒藻瀬を事例にして—
古賀 康士
地域漁業学会第56回大会(三重大会)報告要旨集, 4 - 6, 2014年10月, 研究発表ペーパー・要旨(全国大会,その他学術会議)
壱岐勝本浦土肥組の捕鯨文書について ─土肥組文書の概要と関係史料の紹介─
古賀 康士
平戸市生月町博物館島の館だより, (18) 2 - 8, 2014年03月
甘木屋下張り文書調査報告 ―幕末・近代太宰府の門前町関係史料―
古賀 康士
年報太宰府学, (7) 44 - 51, 2013年03月
麻生百五十年史
麻生; 麻生グループ150周年プロジェクト委員会
麻生, 2023年02月, 分担執筆, 近世・幕末維新期の麻生家の古文書
日本近世社会の展開と民間紙幣
加藤, 慶一郎
塙書房, 2021年12月, 分担執筆, 豪農・藩札・地域経済 岡山藩和気郡大森家を中心に
貨幣の統合と多様性のダイナミズム
岩橋, 勝
晃洋書房, 2021年02月, 分担執筆, 近世瀬戸内海島嶼部の貨幣と地域社会 —塩飽諸島を事例として—
肥前小値賀大坂屋組文書
古賀, 康士
島嶼史料研究会, 2019年03月, 編纂
太宰府人物志 : 市制施行30周年記念
太宰府市総務部情報・公文書館推進課市史資料室
太宰府市, 2013年03月, 分担執筆
東ユーラシアにおける貨幣考古学の基盤構築を目指した学際的研究
三宅 俊彦; 櫻木 晋一; 小林 淳哉; 小田 寛貴; 菊池 百里子; 古賀 康士; 松英 達也; 宮城 弘樹; 中村 和之
今年度も新型コロナウイルスの影響により、考古学分野では計画していた海外調査が実施できず、国内での資料調査など方向性を変えて研究課題を進めることとなった。国内では櫻木晋一が九州の近世出土銭の情報収集を行い、加治木洪武通寳や叶手元祐通寳、慶長通寳など近世初期に鋳造した銭貨が出土している遺跡について、九州内の各県・市が刊行している発掘調査報告書を公共機関で閲覧し、出土銭貨に関する記載のチェックを継続している。また宮城弘樹が徳之島にて一括出土銭の調査を行った。宮城は台湾での出土事例についても、データベースの作成を進めている。
文化財科学分野は、順調に研究が進展している。小林淳哉は永楽通寳について、主成分元素、サイズ、質量など測定し、機械学習によるクラスター分析し2つのクラスターに分類できる可能性を明らかにした。松英達也は産地が明確な寛永通寳について、結晶状態および残留応力の差異について検討を行った。また元素組成を合わせた鋳造による銭貨の再現実験も行い、基本的なデータ収集を行った。小田寬貴は年代測定の精度について、正確な緑青のC14年代を得るには250℃以下の加熱による抽出が求められるが、収率が低下することを確認した。そのため極微量炭素試料のセメンタイト化による調製を試みたが、測定精度が低下するという新たな問題が判明している。今後も引き続き精度向上の研究を行っていく。また櫻木晋一は福岡市埋蔵文化財センターの機材を使用して、北九州市在住の鬼木家が所蔵している金貨41個、銀貨53個の蛍光X線分析を行った。菊池百里子もベトナムで出土した銅銭の化学分析を実施し、ベトナム、日本、中国で生産された近世の銭貨7枚について、鉛同位体分析及び金属組成分析を行った。
歴史文献については、各自資料収集および調査を進めている。博物館資料は明治大学博物館に収蔵されている遼中京で収集された銭貨の資料化を進めた。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 2020年04月 -2025年03月, 研究分担者, 基盤研究(B), 淑徳大学
近世日本における貨幣システムと地域社会の史的考察
古賀 康士
2021年度においても新型コロナウイルス感染症(Covid-19)、とりわけデルタ株・オミクロン株などの変異種の日本国内の流行・蔓延状況によって、当該年度に計画・予定をしていた国内調査などを実施することがほぼできなかった。そのため、2021年度の研究内容も、これまで調査・蓄積をしてきた資料データの分析が中心となり、新たな史料群の国内調査などは実施することができなかった。
2021年度の主な研究実績としては、岡山藩の在地における藩札と地域社会の関係性を分析した論考を公刊できたことがある(加藤慶一郎編『日本近世社会の展開と民間紙幣』塙書房、2021年所収)。本論考は、在地における藩札流通において豪農が果たす機能を検討したもので、昨年度、社会経済史学会・九州部会などで口頭報告を行ったものに、必要な修正などを加えて成稿化したものである。
また、これに関連して、備前岡山藩の池田家文庫について、岡山県立記録資料館においてマイクロフィルム複写などの調査を行うことができた。本調査は感染症の流行が比較的に収まっている時期に試行的に行ったものだが、コロナ禍においても遠隔地の資料所蔵機関での資料調査が可能であることが確認できた点で意味は大きい。
このほか、昨年度に引き続き、石本家文書の物価データの収集や近世貨幣史関連の史料翻刻の作業を進めることができた。ただ、これらについては2021年度に研究成果を発表するまでには至らず、成稿化などは次年度以降に持ち越すことになった。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 2019年04月 -2023年03月, 若手研究
日本における紙幣の発生と展開:17世紀の私札を中心に
加藤 慶一郎; 櫻木 晋一; 千枝 大志; 藤井 典子; 高木 久史; 古賀 康士
本研究の課題は、私札に始まる日本紙幣史をその初期段階を中心に明らかにすることである。
17世紀においては、幕府貨幣の普及後も止まなかったその流通を幕府は規制しなかった。18世紀に幕府が規制導入と共に生じた低迷は幕末期まで続いた。
こうした歴史的過程の実証的深化の下で、浮上した論点としては、私札の典型例とされる山田羽書においても17世紀段階では流通性維持の自助努力があったが、18世紀に幕府の介入し、指定商人による監督が実行された。また、研究視覚の点で、中近世移行期における私鋳銭の横行を17世紀私札の先蹤と捉えること、さらに紙幣のもつ公共的機能を視野に入れた地域社会論的検討の有効性が確認された。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 2016年04月 -2020年03月, 研究分担者, 基盤研究(B)
日本在来捕鯨業の総合的研究 ―組織・制度・資源動員の比較史―
古賀 康士
日本学術振興会, 科学研究費助成事業(学術研究助成基金助成金)若手研究B, 2017年04月 -2019年03月, 研究代表者, 競争的資金
近世日本における銭貨の生産と流通
古賀 康士
日本学術振興会, 科学研究費助成事業(科学研究費補助金)(奨励研究), 2016年04月 -2017年03月, 研究代表者, 競争的資金
近世・近代日本における在来捕鯨業の比較史的研究
古賀 康士
公益財団法人三菱財団, 人文科学研究助成, 2015年10月 -2016年09月, 研究代表者, 競争的資金
17〜19世紀日本における在来捕鯨業の史的展開 ―資源利用と経営行動の比較史―
古賀 康士
公益財団法人髙梨学術奨励基金, 若手研究助成, 2014年06月 -2015年03月, 研究代表者, 競争的資金