出版事業委員会委員, 2023年04月 - 現在, 一般社団法人日本塑性加工学会, 学協会
若手の会幹事, 2017年04月 - 現在, 一般社団法人日本塑性加工学会 関西支部, 学協会
講演会運営委員会 委員, 2020年06月 - 2022年05月, 一般社団法人日本塑性加工学会, 学協会
会報誌編集委員会 委員, 2019年04月 - 2022年03月, 一般社団法人日本塑性加工学会, 学協会
庶務幹事, 2017年04月 - 2019年03月, 公益財団法人日本材料学会 関西支部, 学協会
常議員, 2016年04月 - 2019年03月, 公益社団法人日本材料学会 関西支部, 学協会
新進部会スタッフ, 2013年04月 - 2015年03月, 一般社団法人日本塑性加工学会東海支部, 学協会
HPT加工によるLPSO型Mg-Y-Zn合金の加工硬化に及ぼす加工温度の影響
戸高義一; 足立望; 大越広夢; 染川英俊; 安藤大輔; 湯浅元仁
軽金属学会大会講演概要, 144th, 2023年
LPSO型Mg-Y-Zn合金におけるHPT加工による変形集合組織の発達と加工硬化挙動
戸高義一; 足立望; 福岡樹; 河野瑞希; 兼田信秀; 染川英俊; 安藤大輔; 湯浅元仁
軽金属学会大会講演概要, 142nd, 2022年
LPSO型Mg-Y-Zn合金における加工硬化挙動に及ぼす塑性変形経路の影響
戸高義一; 足立望; 福岡樹; 河野瑞希; 兼田信秀; 染川英俊; 安藤大輔; 湯浅元仁
日本金属学会講演大会(Web), 170th, 2022年
LPSO型Mg-Y-Zn合金における加工硬化挙動に及ぼす加工温度の影響
戸高義一; 足立望; 大越広夢; 染川英俊; 安藤大輔; 湯浅元仁
日本金属学会講演大会(Web), 171st, 2022年
巨大ひずみ加工によるLPSO型Mg合金の硬化挙動に及ぼす加工経路の影響
福岡樹; 足立望; 戸高義一; 染川英俊; 安藤大輔; 湯浅元仁
日本金属学会講演大会(Web), 168th, 2021年
キンク強化とキンク組織に及ぼす展伸加工法の影響
染川英俊; 戸高義一; 安藤大輔; 湯浅元仁
日本金属学会講演大会(Web), 169th, 2021年
塑性加工プロセスがキンク形成に及ぼす影響
湯浅元仁; 湯浅元仁; 染川英俊; 戸高義一; 安藤大輔; 宮本博之
日本金属学会講演大会(Web), 169th, 2021年
強ひずみ加工法による超微細結晶銅合金の組織形成過程に及ぼす積層欠陥エネルギーと固溶元素の影響
浅野 真由; 湯浅 元仁; 宮本 博之
銅と銅合金 : 銅及び銅合金技術研究会誌 = Copper and copper alloy : journal of Japan Research Institute for Advanced Copper-Base Materials and Technologies, 日本伸銅協会, 60(1) 29 - 34, 2021年
巨大ひずみ加工によるLPSO型Mg合金の加工硬化挙動
福岡樹; 足立望; 戸高義一; 染川英俊; 安藤大輔; 湯浅元仁
日本金属学会講演大会(Web), 166th, 2020年
粒界構造制御によるマグネシウム合金の特性改質
染川英俊; 戸高義一; 安藤大輔; 湯浅元仁
日本金属学会講演概要(CD-ROM), 163rd, 2018年
超微細結晶銅合金における応力腐食割れと結晶粒径の関係
朝部 麿; 阪口 晃司; 湯浅 元仁; 宮本 博之
銅と銅合金 : 銅及び銅合金技術研究会誌 = Copper and copper alloy : journal of Japan Research Institute for Advanced Copper-Base Materials and Technologies, 日本伸銅協会, 56(1) 194 - 199, 2017年
OS0116 マグネシウムの粒界エネルギーと自由体積の関係 : 第一原理解析
宮澤 直己; 湯浅 元仁; 袴田 昌高; 馬渕 守; 千野 靖正
M&M材料力学カンファレンス, 一般社団法人日本機械学会, 2014 "OS0116 - 1"-"OS0116-3", 2014年07月19日
OS0422 Mg-Zn-Ca合金の機械的性質に及ぼす添加元素の影響 : 第一原理解析
林 誠; 湯浅 元仁; 馬渕 守; 千野 靖正
M&M材料力学カンファレンス, 一般社団法人日本機械学会, 2013 "OS0422 - 1"-"OS0422-3", 2013年10月12日
OS0301 Mg-Zn-Ca系合金圧延材の機械的特性および室温成形性
千野 靖正; 黄 新ショウ; 鈴木 一孝; 湯浅 元仁; 馬渕 守
M&M材料力学カンファレンス, 一般社団法人日本機械学会, 2012 "OS0301 - 1"-"OS0301-2", 2012年09月22日
ナノポーラス金による細胞接着制御
袴田 昌高; 中野 裕美; 湯浅 元仁
ナノメートルオーダの超微細な孔径の多孔質構造を持つ「ナノポーラス金」(NPG) を細胞培養基板として用いた場合の細胞の挙動を調べた。フィブロネクチンを介して接着するHeLa細胞の場合、細胞がいったんNPG基板に接着するものの、フィブロネクチンの細胞接着機能がNPGにより低下し、細胞内へのシグナル伝達を通じて細胞死を誘発することがわかった。また、コラーゲンを介して接着するヒト間葉系幹細胞の場合、細胞が最初からNPG基板に接着しにくいことがわかった。また、NPGに電解液中で電位を印加すると変形するという特性を利用し、ヒト線維芽細胞に周期的な機械的刺激を与え、増殖を促進できた。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(B), 2019年04月 -2022年03月, 基盤研究(B), 京都大学
超微細結晶材料の粒界誘起塑性に起因する展性を活用した二次加工性向上
宮本 博之; 湯浅 元仁
強ひずみ加工(SPD)法による形成した超微細結晶粒組織は乱れた原子構造を有する非平衡粒界からなり、その塑性変形機構は通常粒径材とは異なることが明らかになっている。これまで提案されてきた塑性変形機構は概ね転位が粒界で形成・消滅する、いわゆる粒界誘起塑性(Grain boundary induced plasticity)が考えられている。これに起因して、変形による転位密度の上昇や転位組織の発展など組織変化がなく、そのため加工硬化能が低い。したがって引張試験では変形早期にくびれなどの塑性不安定現象が生じて延性が低い。これまで構造材料の延性とは一般的に引張試験で得られる伸びにより評価されており、超微細結晶材料は延性が低いことが問題とされていきた。本研究課題では、この超微細結晶材料が示す低加工硬化性の性質を逆手にとり、超微細結晶材料が本質的に持つであろう展性に着目し、その定量的な評価と実証実験を行う。これまで二次加工性の指標として評価されてきた延性とは明確に区別する。ここで展性とは金箔のように組織発展が小さい材料にたいして、局部的かつ逐次的な変形により塑性不安定現象を回避する変形モードを選択すれば高い成形性を発現することが可能であると考えられる。2018年度は純銅についてSPD法の一つであるECAP法により結晶粒径が0.2ミクロン程度の超微細結晶銅を作製した。これより圧縮試験片を採取して、室温で圧縮試験を行なった。超微細結晶材料はECAP加工前の粗大粒材に比べて、変形初期の加工効果性が低いことを確認した。粗大粒材は転位密度が増加して、組織発展による加工硬化が進行したものと考えられる。しかし、圧縮試験後半の荷重上昇が著しく、試験を中断するに至った。試験片と試験片固定ホルダーの摩擦に起因するものと考えられ、試験条件の再検討が必要となった。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(C), 2018年04月 -2021年03月, 基盤研究(C), 同志社大学
強ひずみ加工組織制御によるマグネシウム合金の腐食メカニズムの解明と高耐食化
湯浅 元仁
科学研究費補助金(若手研究(B)), 2017年04月 -2019年03月, 研究代表者, 競争的資金
強ひずみ加工法による電極用マグネシウムの電気化学特性の活性化
湯浅 元仁
池谷科学技術振興財団研究調査助成, 2017年04月 -2018年03月, 研究代表者, 競争的資金
電子状態計算に基づく高加工性マグネシウム合金設計指針の構築
科学研究費補助金 若手研究(B), 2015年 -2017年, 競争的資金
第一原理計算を利用したCNT/金属異相界面の破壊メカニズムの解明
科学研究費補助金(研究活動スタート支援), 2012年 -2014年, 競争的資金
高機能銅―コバルト系ナノ組織合金の創製と変形機構の解明
湯浅 元仁
前年度は、電析法によりナノ結晶2相Co-Cu合金な作製し、当該合金が特異な力学特性を有することを明らかにした。また、透過型電子顕微鏡観察の結果、Co結晶とCu結晶の間のCo/Cu異相粒界は乱れた特異構造を有していることがわかり、分子動力学(MD)計算からナノ結晶2相Co-Cu合金の力学特性の特異性は、この乱れた粒界構造からの転位放出に起因することが示唆された。以上を受けて本年度は、ナノ結晶金属において粒界構造が力学特性、さらには材料変形に及ぼす影響に対する知見を深めるために、様々なCo/Cu異相粒界をモデル化し、ナノ結晶2相Co-Cu合金の変形機構について考察した。
MD計算の結果、計算した全てのCo/Cu異相粒界において粒界からの転位放出は、Cu側にのみ観察され、Co側には転位は放出しないことが確認できた。また、この転位放出には、粒界構造の乱れの程度によりCo側の原子が移動する場合と移動しない場合の2つのパターンがあり、それにより転位放出のしやすさが異なることがわかった。以上により粒界構造がナノ結晶合金の特性に大きな影響を及ぼすことがわかったため、さらに結晶粒界に対する知見を深めることを目的に、第一原理計算を用いて金属粒界の電子状態解析を行った。代表的な実用材料である鉄、軽量構造材料として期待されるマグネシウムを対象に不純物偏析による粒界脆化機構を調べた。その結果、鉄とマグネシウムは同じ水素という不純物でも異なるメカニズムで粒界が脆くなることを見出した。
本研究は、結晶粒界が材料特性を決定する重要な因子であることを明確化するとともに、その粒界が材料特性に及ぼす影響を、実験による解析のみならず計算科学を用いたメカニズム解明まで行った点が意義深い。また、本研究の成果は、これからの金属材料の設計の際の粒界制御について重要な知見をもたらすものであり、新しいナノ組織合金の創製へと応用できるものであると考えている。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 2010年 -2011年, 特別研究員奨励費, 京都大学