中嶋　洋平
ナカシマ　ヨウヘイ
グローバル地域文化学部グローバル地域文化学科
准教授
Last Updated :2025/06/13

研究者情報

      科研費研究者番号

      90876202

    研究分野

    • 人文・社会 / 政治学
    • 人文・社会 / 思想史 / 西洋政治思想史
    • 人文・社会 / 地域研究 / フランスおよびヨーロッパ地域研究

    経歴

    • 同志社大学グローバル地域文化学部, -

    学歴

    • フランス国立社会科学高等研究院（EHESS）, 政治研究系博士課程, 2008年10月 - 2011年12月
    • 慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科後期博士課程, 2005年09月 - 2009年03月
    • 慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程, 2003年04月 - 2005年03月
    • 慶應義塾大学総合政策学部, 1999年04月 - 2003年03月

    学位

    • 政治学博士（Doctorat en études politiques）, フランス国立社会科学高等研究院（EHESS）, 2011年12月

    所属学協会

    • 日本社会学会, 2017年10月, 9999年
    • 日仏政治学会, 2005年04月, 9999年

    論文

    • 『新キリスト教』から『論語と算盤』へ──渋沢栄一におけるサン＝シモン主義の受容と変容
      中嶋洋平
      GR―グローバル地域文化学部紀要―, (21・22) 47 - 80, 2024年03月, 研究論文（学術雑誌）
    • サン＝シモン主義者はフランス第二帝政とどのように折り合いをつけたのか
      中嶋洋平
      GR―同志社大学グローバル地域文化学部紀要―, (19) 59 - 82, 2022年10月, 研究論文（学術雑誌）
    • ヨーロッパ統合の思想系譜の再考――サン＝シモンのsociété confédérativeをめぐって
      中嶋洋平
      GR―同志社大学グローバル地域文化学会紀要―, (17) 1 - 30, 2021年10月, 研究論文（学術雑誌）
    • サン＝シモンの産業主義における論理的帰結としてのヨーロッパ
      中嶋洋平
      GR―同志社大学グローバル地域文化学会紀要―, (15・16) 73 - 102, 2021年03月, 研究論文（学術雑誌）
    • Du « Nouvel Européanisme ». L'Europe dans le système de Saint-Simon
      Yohei Nakashima
      2011年12月, 学位論文（博士）
    • サン・シモン思想におけるヨーロッパ社会の「領域的限界」
      中嶋洋平
      KEIO SFC Journal, Vol.11(No.1) 143 - 154, 2011年09月, 研究論文（学術雑誌）
    • サン・シモンの「自由主義」の射程
      中嶋洋平
      KEIO SFC Journal, Vol.10(No.1) 43 - 56, 2010年09月, 研究論文（学術雑誌）
    • サン・シモン思想における「近代性」――ヨーロッパ「再組織論」を中心に
      中嶋洋平
      KEIO SFC Journal, Vo.9(No.2) 114 - 124, 2010年03月, 研究論文（学術雑誌）
    • 来たるべき「欧州連邦」――その歴史性と現在
      中嶋洋平
      KEIO SFC Journal（総合政策学特別号）, 慶應義塾大学湘南藤沢学会, Vol.7(No.1) 92 - 107, 2007年12月, 研究論文（学術雑誌）
      URL
    • 来るべき「連邦」――欧州統合の「最終形態」について
      中嶋洋平
      慶應義塾大学湘南藤沢学会優秀修士論文, SFC-MT 2007(002), 2005年01月, 学位論文（修士）
    • 普遍と特殊――ヨーロッパ統合のヴィジョンと独仏関係
      中嶋洋平
      慶應義塾大学湘南藤沢学会研究プロジェクト優秀論文, SFC-SWP/2002-A(012), 2003年01月, 学位論文（その他）

    書籍等出版物

    • 社会主義前夜――サン＝シモン、オーウェン、フーリエ
      中嶋洋平
      筑摩書房, 2022年10月, 単著
    • サン＝シモンとは何者か――科学、産業、そしてヨーロッパ
      中嶋洋平
      吉田書店, 2018年12月, 単著
    • 市民の共同体――国民という近代的概念について
      ドミニク・シュナペール
      法政大学出版局, 2015年05月, 単訳
    • ヨーロッパとはどこか――統合思想から読む2000年の歴史
      中嶋洋平
      吉田書店, 2015年03月, 単著

    共同研究・競争的資金等の研究課題

    • 国内社会の紛争としての移民問題：フランスの市民統合モデルの変化に関する学際的研究
      中野 裕二; 森 千香子; 浪岡 新太郎; 園山 大祐; 大嶋 えり子; 島埜内 恵; 田畠 佑実子; 中嶋 洋平; 南波 慧; 野村 佳世; 村上 一基; エレン ルバイ
      フランスの移民統合に関する審議会報告書の記述内容の変化を検討した。その結果、フランス共和国の諸価値への賛同こそが「統合」であると見なされるようになったことが判明した。その傾向と呼応して、移民は共和国の諸価値を理解していないという偏見があり、とりわけイスラームは女性を抑圧するものと見なされる。そのためイスラームは、警戒と統制の対象として扱われ、一部の移民は統合を果たせないからという理由で権利が後退しているという事実が確認できた。その反面、統合のための社会政策や教育政策には変化が見られないことが判明したが、逆に、従来指摘されていた教育政策上の課題が放置されていることもわかった。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(B), 2015年07月 -2018年03月, 基盤研究(B), 駒澤大学