M&Aプロセスに関する総合的研究ー管理会計研究の視点からの実態調査ー
伊藤正隆; 窪田祐一; 近藤隆史
産業経理, 84(1) 89 - 107, 2024年04月
予算スラックのポジティブな側面に関する一考察
伊藤正隆
會計, 205(2) 76 - 88, 2024年02月, 研究論文(学術雑誌)
業績予想の予測誤差に対して実績利益の品質が与える影響
伊藤正隆; 岡部孝好
京都マネジメントレビュー, (40) 95 - 110, 2022年03月, 研究論文(学術雑誌)
予算スラックとしての予備費に関する一考察
伊藤正隆
會計, 198(4) 56 - 69, 2020年10月
海外子会社マネジメントの実態
中川優; 伊藤正隆
會計, 198(2) 54 - 66, 2020年08月
企業情報(業績予想)の開示が経営者の管理活動に与える影響
伊藤正隆
會計, 195(4) 26 - 37, 2019年04月
上位者によるコントロールが予算スラックの形成に与える影響に関する実証研究
伊藤正隆
京都マネジメントレビュー, (33) 1 - 17, 2018年10月
予算スラックに対する上位者のコントロール―日本企業を対象とした事例研究―
伊藤正隆
原価計算研究, 40(2) 100 - 111, 2016年08月
予算スラックの測定に対する取り組みと課題
伊藤正隆
流通科学大学論集, 流通科学大学学術研究会, 27(2) 195 - 217, 2015年01月
グローバル企業におけるテンションとコントロール・パッケージ―3社の比較ケース―
窪田 祐一; 近藤; 隆史; 伊藤; 正隆; 西居; 豪 中川 優
原価計算研究, 日本原価計算研究学会, 38(2) 39 - 51, 2014年03月
予算管理研究に関する展開-予算スラック概念を中心に-
伊藤正隆
原価計算研究, 37(2) 1 - 10, 2013年03月
予算管理システムの現代的課題―予算スラックを中心に―
伊藤正隆
同志社大学博士論文, 2013年03月, 学位論文(博士)
予算スラック研究に対する一考察―予算スラックに関する新たな見解の観点より―
伊藤正隆
同志社大学大学院商学論集, 47(1) 1 - 27, 2012年09月
参加型予算と予算スラック
中川優; 伊藤正隆
産業経理, 産業經理協會, 72(2) 25 - 36, 2012年07月
Beyond Budgetingに関する一考察―「固定業績契約」による問題点を中心として
伊藤正隆
企業会計, 64(3) 122 - 128, 2012年03月
脱予算経営に対する予算スラック研究からの考察―欧米学術雑誌の実証研究を中心に―
伊藤正隆
同志社大学大学院商学論集, 同志社大学大学院商学研究科院生会, 46(1) 1 - 27, 2011年09月
活動基準原価計算の意義と改善
伊藤正隆
同志社大学修士論文, 2009年03月, 学位論文(修士)
M&A戦略実現のためのマネジメント・コントロール・システムーPMIにおけるシステム設計とその効果の検証ー
窪田祐一; 近藤隆史; 伊藤正隆
日本原価計算研究学会 第50回記念大会(於明治大学), 2024年08月, 2024年08月30日, 2024年09月01日
業績予想の予測誤差に対して実績利益の品質が与える影響
伊藤正隆; 岡部孝好
日本会計研究学会第79回全国大会(於北海道大学・北星学園大学), 2020年09月
企業情報(業績予想)の開示が経営者の管理活動に与える影響
伊藤正隆
日本会計研究学会地方大会(於京都産業大学), 2018年12月
予算スラックと予算参加との間の関係に影響を与える要因に関する実証研究
伊藤正隆
日本原価計算研究学会第42回全国大会(於中央大学), 2016年08月
予算スラックに対する上位管理者のコントロール―日本企業を対象とした事例研究―
伊藤正隆
日本原価計算研究学会第41回全国大会(於日本大学), 2015年09月
グローバル企業のマネジメント・コントロール・パッケージ
窪田祐一; 近藤隆史; 伊藤正隆; 西居豪; 中川優
日本原価計算研究学会第39回全国大会(於専修大学), 2013年08月
日本企業の予算スラック管理 についての探索的調査ー日本企業2社のケース・スタディー
伊藤正隆
日本原価計算研究学会地方大会(於京セラ経営研究所), 2013年02月
予算管理研究に関する展開―予算スラック概念を中心に―
伊藤正隆
日本原価計算研究学会第38回全国大会(於横浜国立大学), 2012年09月
過去の予算管理研究から見たBeyond Budgetingー欧米学術雑誌の質問票調査を中心としてー
伊藤正隆
日本原価計算研究学会第37回全国大会(於関西学院大学), 2011年09月
予算スラックの利用によるポジティブな影響の解明
伊藤 正隆
本研究は,予算スラックの形成に関して上位者に焦点を当て,(1)予算スラックが組織に及ぼすポジティブな影響,および(2)予算スラックの利用局面に対する上位者によるコントロールの内容,について理論的かつ実証的に解明することを目的としている。
上述の研究目的に対して,2021年度における実施計画は,本研究の基礎となる文献レビューおよびインタビュー調査を中心に実施予定であった。また,そうしたレビューおよびインタビュー調査によって予算スラックが組織に影響を及ぼすと考えられる影響およびその背景を洗い出す予定であった。また合わせて,予算スラックの利用局面に対する上位者によるコントロールの内容に関しても,インタビュー調査において聞き出す予定であった。
上記の計画に対して,文献レビューの結果の一部を文献にまとめており、2022年度の4月において公刊予定である。そこでは、予算スラックが組織の長期的志向を促進することや,研究開発などの創造性が必要とされる部署においては,ある程度の予算スラックが存在する方が有効であるとの実証結果が報告されている。予算スラックのポジティブな影響に関する研究は,近年新たに取り組まれてきた内容であり,先行研究の蓄積は多くないが,これまでの先行研究を整理し,まとめておくことは,一定の意義があり重要である。
一方で,コロナ禍が続いた影響により,想定していたインタビュー調査がほとんど実施できていない。これによりインタビュー調査から得られる予定であったデータを得ることができていない。結果的に,インタビュー調査の内容等をまとめた成果を学会等にて報告予定であったが,実際に公表するには至っておらず,研究成果として残せていない部分が本年度において反省すべき点である。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(C), 2021年04月 -2024年03月, 基盤研究(C), 京都産業大学
グローバル環境下の連結管理会計に関する理論的・実証的研究
中川 優; 安酸 建二; 伊藤 正隆; 北田 智久; 松木 智子; 島 吉伸; 西居 豪; 窪田 祐一; 近藤 隆史
日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(B), 2020年04月 -2023年03月, 研究分担者, 基盤研究(B), 同志社大学
上位管理者に焦点を当てた予算スラックの形成メカニズムの解明
伊藤 正隆
本研究は、組織において広く利用されている予算管理における課題の1つである予算スラックについて、上位管理者に焦点をあて、そのコントロール内容の背景や動機について明らかにしようと試みたものである。ここで予算スラックとは、予算に意図的に含まれた余裕のことである。研究の結果、上位管理者のとるコントロール内容は、企業の戦略や環境不確実性などによって影響を受ける可能性があることを示した。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業 若手研究, 2019年04月 -2021年03月, 若手研究, 京都産業大学
グローバル連結管理会計に関する総合的研究
中川 優; 安酸 建二; 伊藤 正隆; 北田 智久; 松木 智子; 島 吉伸; 西居 豪; 窪田 祐一; 近藤 隆史
先進的な日本企業は、グローバルな連結経営においてトランスナショナル化(グローバル統合とローカル適応の 同時達成)を実現させるように、管理会計実践を進化させている。連結経営における管理会計の役割は重要な検討課題となっているが、その多くは未解決のままになっている。本研究は、グローバル連結経営の実務を踏まえ 連結管理会計の機能 の解明を試みる。この連結管理会計の総合的検討から、グローバル競争力を高めるために日本企業にとって必要 な取り組みを提示するとともに、トランスナショナル化に対応する管理会計理論の拡張を試みる。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(B), 2017年04月 -2020年03月, 研究分担者, 基盤研究(B), 同志社大学
海外子会社マネジメントにおけるコントロールパッケージに関する研究
中川 優; 伊藤 正隆; 松木 智子; 島 吉伸; 西居 豪; 窪田 祐一; 近藤 隆史
海外子会社管理において、複数のコントロール・システムを併用するコントロールパッケージの概念が適用可能かどうかについて、日本のグローバル企業を対象として主に聞き取り調査を中心に実態を調査した。その結果、會計数値を用いた予算管理や業績評価等の伝統的な管理会計システムのみならず、価値観の共有や企業理念の浸透を通じたコントロール、日本本社からの派遣者や現地法人のトップを通じた人によるコントロールなど、複数のコントロール・システムを併用している実態が、多くの企業において確認できた。これは、R.Simonsが主張する4つのコントロール・レバーの考え方を裏付けるものでもあった。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(B), 2014年04月 -2017年03月, 研究分担者, 基盤研究(B), 同志社大学
日本企業における予算スラックの管理実態に関する経験的研究
伊藤 正隆
本研究は、予算管理における課題の1つである予算スラックに関して、日本企業におけるその管理実態と上位管理者が行うコントロールの影響について取り組んだものである。予算スラックとは、予算に意図的に含まれた余裕のことである。研究の結果、日本企業においても予算スラックの存在が確認され、上位管理者が予算スラックをコントロールしていることが明らかとなった。また、上位管理者によるコントロール手法には様々な種類があり、予算スラックに対するアプローチも複数あることが示唆された。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業 若手研究(B), 2014年04月 -2017年03月, 若手研究(B), 流通科学大学
海外現地マネジメントのための管理会計システムの設計と運用に関する研究
中川 優; 安酸 建二; 松木 智子; 島 吉伸; 西居 豪; 窪田 祐一; 近藤 隆史; 伊藤 正隆
先行研究のレビューした後に、15社におよぶインタビュー調査ならびに国内企業約6000社に対するアンケート調査を実施した。その結果、日本本社による海外子会社に対する管理においては、(1)コントロール・パッケージの概念が適用できる。(2)当該企業の海外子会社に対する戦略上の位置づけ、海外子会社管理の方針などがコントロール・パッケージの選択に影響を与えている。(3)日本本社による海外子会社管理の方針のみならず、地域や業種なども影響を与えている。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 2011年 -2013年, 基盤研究(B), 同志社大学