同志社大学, グローバル地域文化学部, 助教, 2016年04月 - 現在
立命館大学, 政策科学部, 助教, 2014年09月 - 2016年03月
立命館大学 非常勤講師, 2013年04月 - 2014年09月
京都大学大学院人間・環境学研究科 研究員, Graduate School of Human and Environmental Studies, 2013年04月 - 2014年09月
京都大学, 人文科学研究所, 研究支援推進員, 2014年04月 - 2014年08月
日本学術振興会 特別研究員PD, 2009年04月 - 2013年03月
ハワイ大学人類学部 客員研究員, 2012年11月 - 2013年01月
ハワイ大学人類学部 客員研究員, 2009年12月 - 2010年03月
ドメスティック・バイオレンスと〈囲い込み〉――フィジーにおける社会文化的背景と課題の理解へむけて
渡辺文
GR――同志社大学グローバル地域文化学会紀要, (21・22) 141 - 192, 2024年04月
救いの編まれる場――文化空間学をめぐって
渡辺文
Vacant, 1 16 - 27, 2023年11月
Creating Oceania: Place and Ba of the Festival of Pacific Arts
Fumi WATANABE
Kazama, Kazuhiro, Kajimaru, Gaku, and Coker, Catlin (eds.), An Anthropology of Ba: Place and Performance Co-emerging., 98 - 123, 2021年
芸術を知るために舟を漕ぐ
渡辺 文
神本秀爾・岡本圭史編『ラウンド・アバウト――フィールドワークという交差点』, 2019年01月
見えるようになる――他者の生に触れる身がまえ
渡辺 文
佐藤知久・比嘉夏子・梶丸岳編『世界の手触り――フィールド哲学入門』, 2015年03月
The Network of Actions: On the Collectivity in the Vicinity of Red Wave Art
渡辺 文
People and Culture in Oceania, Japanese Society for Oceanic Studies, 29 51 - 68, 2014年02月
Red Wave Art in Oceania
渡辺 文
Global Ethnographic (Online Journal), Issue 1, 2013年01月
オセアニア芸術のうまれるとき――アートの集合性をめぐる人類学的研究
渡辺 文
博士論文(京都大学), 2012年09月
モノとしての絵画――「描く」と「見る」から生まれる行為の連関
渡辺 文
『九州人類学会報』, 39 89 - 100, 2012年07月
モノから見る人の集まり、モノの集まりから見る人
渡辺 文
『九州人類学会報』, 39 82 - 88, 2012年07月
芸術がひらくオセアニア――レッド・ウェーヴ絵画におけるモチーフ/スタイルの共有と差異化
渡辺 文
田中雅一・奥村直司編『コンタクト・ゾーンの人文学IV――Postcolonial/ポストコロニアル』, 2012年03月
関係性としてのスタイル The Elemental Relationality of Style
渡辺 文
Kyoto Working Papers on Area Studies, 121 1 - 20, 2011年11月
芸術の自己対象化作用とその問題
渡辺 文
『南山考人』, 南山考古文化人類学研究会, 38(38) 5 - 15, 2010年03月
The Collective, the Individual, and “Red Wave Art” : The Importance of Styles at the Oceania Centre for Arts and Culture
渡辺 文
People and Culture in Oceania, Japanese Society for Oceanic Studies, 26 109 - 136, 2010年
芸術人類学のために
渡辺 文
『人文学報』, 97 125 - 147, 2008年08月
差異化をめざすスタイル――オセアニア・センターにおける「私たちの絵」と「私の絵」
渡辺 文
日本オセアニア学会ニューズレター, 91 1 - 14, 2008年07月
オセアニア芸術が開く「オセアニア」――フィジー、オセアニア・センターの絵画制作を事例に
渡辺 文
『コンタクト・ゾーン』, 1 161 - 183, 2007年09月
「芸術家」のうまれるとき――フィジー、オセアニア・センターの現代芸術活動を事例に
渡辺 文
修士論文(京都大学), 2006年03月
現代絵画(島嶼部)
渡辺文
オセアニア文化事典, 492 - 493, 2024年10月
太平洋芸術文化祭
渡辺文
オセアニア文化事典, 450 - 451, 2024年10月
人類学の基礎知識
渡辺 文
『美術手帖』, 70(1067) 60 - 69, 2018年06月
書評 松村恵里著『カラムカリ・アーティスト――インド手描き染色布をめぐる語り』
渡辺 文
『コンタクト・ゾーン』, 9 465 - 471, 2017年12月
海がつなぐ世界――オセアニア
渡辺 文
『同志社時報』, 143 72 - 77, 2017年04月
書評 河合利光著『神が創った楽園―オセアニア/観光地の経験と文化』
渡辺 文
『文化人類学』, 日本文化人類学会, 80(4) 660 - 663, 2016年03月
Review of The Pacific Festivals of Aotearoa New Zealand: Negotiating Place and Identity in a New Hometown, by Jared Mackley-Crump
渡辺 文
People and Culture in Oceania, 31 55 - 57, 2016年02月
文化遺産を現代につなぐ
渡辺 文
『京大サロン展カタログ ものつくりのフィールドで出会う――アフリカ、アジア、オセアニアにおけるモノがむすぶ社会関係』, 2008年12月
現代オセアニアを生きる芸術
渡辺 文
『人・環フォーラム』, 22 58 - 59, 2008年03月
An Anthropology of Ba: Place and Performance Co-emerging
Kazama, Kazuhiro; Kajimaru, Gaku; Coker, Catlin
Kyoto University Press/ Trans Pacific Press, 2021年, 分担執筆, Creating Oceania: Place and Ba of the Festival of Pacific Arts
『オセアニアで学ぶ人類学』
梅崎, 昌裕; 風間, 計博
昭和堂, 2020年12月, 分担執筆, 「芸術――オセアニアの芸術と工芸の交差点」
『文化人類学の思考法』
松村圭一郎; 中川理; 石井美保編
世界思想社, 2019年04月, 分担執筆, 「モノと芸術――人はなぜ美しさを感じるのか?」;「コラム 岡本太郎――境界線を吹き飛ばす芸術」
『ラウンド・アバウト――フィールドワークという交差点』
神本秀爾; 岡本圭史編
集広舎, 2019年01月, 分担執筆, 「芸術を知るために舟を漕ぐ」
『世界の手触り――フィールド哲学入門』
佐藤知久・比嘉夏子・梶丸岳編
2015年03月, 分担執筆, 「見えるようになる――他者の生に触れる身がまえ」
オセアニア芸術: レッド・ウェーヴの個と集合 (プリミエ・コレクション)
渡辺 文
京都大学学術出版会, 2014年04月07日, 単著
『コンタクト・ゾーンの人文学IV―Postcolonial/ポストコロニアル』
田中雅一・奥村直司編
晃洋書房, 2012年03月, 分担執筆, 「芸術がひらくオセアニア―レッド・ウェーヴ絵画におけるモチーフ/スタイルの共有と差異化」
『南太平洋を知るための58章』
吉岡政徳・石森大知編
明石書店, 2010年09月, 分担執筆, 「南太平洋大学:12の国・地域が共同出資した学びの舎」;「現代芸術としてのオセアニック・アート」
戦う工芸術――フィジーDV被害者の集まりにおける工芸製作の可能性
渡辺文
日本文化人類学会第58回研究大会, 2024年06月16日, 2024年06月15日, 2024年06月16日, 口頭発表(一般)
表象がうみだす土産物から、土産物が導く行為へ
渡辺 文
国立民族学博物館共同研究『表象のポリティクス――グローバル世界における先住民/少数者を焦点に』, 2016年10月23日
人類学の想像
渡辺 文
シンポジウム『語り出す南洋の造形』, 2015年01月17日
オセアニア島嶼域におけるアート領域の生成とその経緯
渡辺 文
ポリローグ, 2014年11月30日
パブリックがつくるアート、アートがつくるパブリック――米国ハワイ州における公共芸術をめぐって
渡辺 文
日本オセアニア学会第30回研究大会, 2013年03月23日
Painting Oral Tradition: A Contemporary Art Movement in Fiji
渡辺 文
Zuno International Seminar “Succession, Innovation and Transformation of Traditional Culture: Performing Arts and Oral Tradition in the Asia-Pacific Region”, 2013年03月10日
制度をこえる集まり――絵画を描く・見る
渡辺 文
日本オセアニア学会関西地区例会, 2011年12月
芸術家を媒介するモノ・作品
渡辺 文
九州人類学研究会オータムセミナー, 2011年10月
芸術家になるために――ライフ・ストーリーからみる苦悩の経験
渡辺 文
京都大学人文科学研究所共同研究『トラウマ経験と記憶の再組織化をめぐる領域横断的研究――物語からモニュメントまで』, 2011年07月
Making “Oceanic Art”: What It Creates and Conceals
渡辺 文
Oceania Future Forum, 2006年08月
オセアニア・センターの「芸術家」にみる集団性と個人性のはざま
渡辺 文
日本文化人類学会第40回研究大会, 2006年06月
「芸術家」のうまれるとき――フィジー、オセアニア・センターの現代芸術活動を事例に
渡辺 文
日本オセアニア学会第23回研究大会, 2006年03月
紛争後社会のレジリエンス:オセアニア少数民族の社会関係資本と移民ネットワーク分析
丹羽 典生; 小林 誠; 渡辺 文; 風間 計博
2020年12月12日にオンライン開催の形式で、科研のメンバーによる研究会を行った。これまでのフィール及び文献調査を通じて、フィジーの少数民族のうちメラネシア系、ツバル系の移民の歴史資料の整理と現時点の民族誌的情報についての発表会を開き、先行研究についての情報共有と現状の把握を行った。前者「<複数のアイデンティティを潜在的に抱えた集合体>の民族誌 ――フィジー・レヴカの少数民族の事例から考える」においては、メラネシア系のなかでもフィジーの旧都レヴカに居住している人々を扱った。それまで先行研究の乏しい同民族の離島における移転経路とその経緯及び現況について、予備的な報告を行っている。ヨーロッパ系、メラネシア系、先住系などの多民族との混血のすすむなかで、アイデンティティとしてはメラネシア系という枠を残しながらも、潜在的には複数のアイデンティティを重ね持ち、多層的な現実を生きている様が分析された。後者「「約束の地」での不安――フィジー・キオア島の土地をめぐる歴史と現在」は、フィジーの離島キオアに居住するツバル系が、フィジーの中でキオア人としての自己形成している様を、彼らの定着に至る複雑な歴史的経緯とフィールド調査によって明らかにした予備的報告である。来島記念の儀式のありようなど興味深い民族誌的事実を拾い出している。またオンライン開催という限定された形であれ日本オセアニア学会に参加して地域研究の最新成果の習得と研究者相互の情報交換を行った。
刊行された業績としては、梅崎昌裕・風間計博(編)『オセアニアで学ぶ人類学』昭和堂がある。同書には、本プロジェクトのメンバー全員が寄稿しており(「序章」「植民地」「環境問題」「芸術」の章)、人類学と地域研究の交差する領域を扱うという意味で関わりのある論考を掲載している。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 2019年04月 -2023年03月, 基盤研究(B), 国立民族学博物館
現代オセアニアにおける地域的図像の流通と集合性の形成をめぐる人類学的研究
渡辺 文
科学研究費補助金:若手研究B, 2016年04月 -2019年03月, 研究代表者, 競争的資金
レッド・ウェーヴ・アートの拡大過程とオセアニア的集合性の構築をめぐる人類学的研究
渡辺 文
科学研究費補助金:研究活動スタート支援, 2013年09月 -2015年03月, 研究代表者, 競争的資金
「芸術」のうまれるとき――モノと人間の社会行為をめぐる人類学的研究
渡辺 文
科学研究費補助金:特別研究員奨励費, 2010年04月 -2013年03月, 研究代表者, 競争的資金
オセアニアにおける芸術を介した集合性の創出――歴史的背景の解明とネットワーク・メイキングの現在
渡辺 文
組織的な若手研究者等海外派遣プログラム助成金, 2012年11月 -2013年01月, 研究代表者, 競争的資金
モノが媒介する行為のネットワーク――フィジーにおける交換体系の芸術人類学的研究
渡辺 文
日本学術振興会, 研究者海外派遣基金助成金, 2009年12月 -2010年03月, 研究代表者, 競争的資金
モノが媒介する行為のネットワーク――フィジーにおける交換体系の芸術人類学的研究
渡辺 文
科学研究費補助金:特別研究員奨励費, 2008年04月 -2010年03月, 研究代表者, 競争的資金