兒島 明
コジマ アキラ
社会学部教育文化学科
博士後期課程教授
Last Updated :2024/04/23

研究者情報

      科研費研究者番号

      90366956

    研究分野

    • 人文・社会 / 教育社会学

    経歴

    • 同志社大学, 社会学部, 教授, 2020年 - 現在
    • 鳥取大学, 地域学部, 教授, 2019年 - 2020年
    • 鳥取大学, 地域学部, 准教授, 2009年 - 2019年
    • 和光大学, 現代人間学部, 准教授, - 2009年

    学歴

    • 名古屋大学大学院, 教育学研究科, - 2003年

    学位

    • 博士(教育学), 名古屋大学

    所属学協会

    • 日本社会学会
    • 日本教育学会
    • 異文化間教育学会
    • 日本教育社会学会

    委員歴

    • 紀要編集委員, 2015年 - 現在, 異文化間教育学会
    • 紀要編集委員, 2013年 - 2017年, 日本教育社会学会
    • 紀要編集委員, 2009年 - 2013年, 異文化間教育学会
    • 研究委員, 2007年 - 2009年, 日本教育社会学会

    論文

    • ブラジル系移民第二世代が探る職業としての教育ー大学進学による経験の広がりに注目して
      児島明
      教育文化, 33 47 - 69, 2024年03月
    • 追跡調査からとらえるコロナ禍下の移民第二世代―仕事・家族・差別に 注目して
      坪田光平; 清水睦美; 児島明
      教育社会学研究, 112 53 - 76, 2023年07月
    • 移民第二世代の大学進学は何をもたらすか─公立大学に通う日系ブラジル人男子学生の生活史から
      児島明
      教育文化, 30 251 - 269, 2021年03月
    • 地域日本語教育を誰が担うのか─ブラジル系移民第二世代の日本語習得とその後
      児島明
      異文化間教育, 52 18 - 36, 2020年08月
    • ブラジル系移民第二世代の次世代育成意識の形成
      児島明
      地域学論集(鳥取大学地域学部紀要), 16(2) 17 - 31, 2020年01月
    • 移動とともにある再チャレンジ─アマゾン流域部の日系ブラジル人の事例から
      山本晃輔; 中島葉子; 児島明
      未来共生学, 6 201 - 228, 2019年03月
    • ブラジル系ニューカマー第二世代の「帰国」経験
      児島明
      地域学論集(鳥取大学地域学部紀要), 14(2) 145 - 166, 2018年03月
    • ニューカマー第二世代のトランスナショナルな生活と教育達成─日本の大学を卒業したあるブラジル人女性の経験に注目して
      児島明
      地域教育学研究, 10(1) 18 - 25, 2018年03月
    • ブラジル系ニューカマー第二世代の職業志向─「欠落/喪失」の資源化に注目して
      児島明
      地域学論集(鳥取大学地域学部紀要), 鳥取大学地域学部, 13(2) 39 - 60, 2016年12月
    • ニューカマーは差異をどう生きるか?─あるブラジル人青年の学校段階間移行の経験に注目して
      児島明
      地域教育学研究, 鳥取大学地域学部地域教育学科, 8(1) 41 - 47, 2016年03月
    • トランスマイグラントの時代におけるブラジル人青年の教育経験─学校教育と学校外教育の両面から
      児島明; 中島葉子
      地域学論集(鳥取大学地域学部紀要), 鳥取大学地域学部, 12(2) 75 - 103, 2015年11月
    • 在日ブラジル人青年の学び直し─通信教育受講生の生活史分析から
      児島明
      地域学論集(鳥取大学地域学部紀要), 鳥取大学地域学部, 11(2) 57 - 88, 2014年12月
    • ブラジル人学校の教師であること
      児島明
      地域学論集(鳥取大学地域学部紀要), 10 45 - 61, 2013年12月
    • 教育機関としてのブラジル人学校
      児島明
      〈教育と社会〉研究, 23 93 - 101, 2013年08月
    • ニューカマー青年の視点に立った移行支援の可能性─在日ブラジル人青年の「自立」への模索を手がかりに
      児島明
      異文化間教育, 37 32 - 46, 2013年03月
    • 特別支援教育とニューカマー児童生徒教育(後編)
      清水睦美; 児島明; 家上幸子
      東京理科大学紀要(教養篇), 44 265 - 281, 2012年03月
    • 海外就労と自己構築─デカセギ経験を有する日系ブラジル人若年層の移行過程に注目して
      児島明
      地域学論集(鳥取大学地域学部紀要), 鳥取大学地域学部, 8(2) 47 - 63, 2011年11月
    • 日系ブラジル人青年のデカセギ経験─帰国者の生活史分析から
      児島明
      地域学論集(鳥取大学地域学部紀要), 鳥取大学地域学部, 8(1) 13 - 38, 2011年07月
    • 特別支援教育とニューカマー児童生徒教育(前編)
      清水睦美; 児島明; 家上幸子
      東京理科大学紀要(教養篇), 43 107 - 124, 2011年03月
    • 国境を越える移動と進路形成─滞日経験をもつブラジル人青年の生活史分析から
      児島明
      地域学論集(鳥取大学地域学部紀要), 鳥取大学地域学部, 7(2) 253 - 283, 2010年12月
    • ニューカマー青年の移行に関する研究
      児島明
      地域学論集(鳥取大学地域学部紀要), 6(3) 283 - 297, 2010年03月
    • 「当事者になっていく」ということ(後編)
      清水睦美; 児島明; 家上幸子
      東京理科大学紀要(教養篇), 41 249 - 266, 2009年03月
    • ニューカマー児童生徒教育をめぐる経路依存性と展開の固有性─神奈川県大和市における国際教室の事例から
      児島明
      和光大学現代人間学部紀要, 和光大学現代人間学部, 2(2) 117 - 131, 2009年03月
    • 「当事者になっていく」ということ(前編)
      清水睦美; 児島明; 家上幸子
      東京理科大学紀要(教養篇), 40, 2008年03月
    • 在日ブラジル人の若者の進路選択過程─学校からの離脱/就労への水路づけ
      児島明
      和光大学現代人間学部紀要, 和光大学現代人間学部, 1(1) 55 - 72, 2008年03月
    • 「多文化共生」過程の諸局面─名古屋市港区Q団地の調査から
      今津孝次郎; 児島明; 岩村ウィリアン雅浩; 中島葉子
      名古屋大学大学院教育発達科学研究科紀要(教育科学), 51(2) 101 - 113, 2005年03月
    • 異化する知/つなぐ知としての「臨床の知」─ニューカマーが在籍する公立中学校でのフィールドワークから
      児島明
      人間発達研究, 2 11 - 25, 2004年02月
    • 差異をめぐる教師のストラテジーと学校文化─ニューカマー受け入れ校の事例から
      児島明
      異文化間教育, アカデミア出版会, 16(16) 106 - 120, 2002年06月
    • ニューカマー受け入れ校における学校文化「境界枠」の変容─公立中学校日本語教師のストラテジーに注目して
      児島明
      教育社会学研究, 日本教育社会学会, 69 65 - 83, 2001年10月
    • 日系ブラジル人の適応過程─「家族の物語」の形成と調整
      児島明
      名古屋大学大学院教育発達科学研究科紀要, 47(2) 103 - 117, 2001年03月
    • 教員研修留学とチューター役割
      児島明; 今津孝次郎
      名古屋大学教育学部紀要, 46(2) 159 - 165, 2000年03月
    • カナダ日系人の社会的アイデンティティと教育戦略—複合的マイノリティの観点から
      児島明
      名古屋大学教育学部紀要, 46(2) 93 - 102, 2000年03月
    • リテラシー研究の視座—単一的識字観から多元的識字観へ
      児島明
      名古屋大学教育学部紀要, 43(2) 169 - 178, 1997年03月

    MISC

    • 図書紹介 中島智子・権瞳・呉永鎬・榎井縁[著]『公立学校の外国籍教員―教員の生(ライヴズ)、「法理」という壁』
      児島明
      教育学研究, 89(3), 2022年09月
    • 異文化間教育事典
      児島明
      項目「学校文化」-明石書店, 264 - 265, 2022年06月
    • 図書紹介 上田誠二[著]『「混血児」の戦後史』
      児島明
      教育学研究, 87(2), 2020年06月
    • 教育社会学事典
      児島明
      項目「ニューカマー」-丸善出版, 2018年
    • 国際結婚と日本語継承
      児島明
      教育, 807 116 - 117, 2013年04月
    • 移動からとらえる地域と教育─「地域教育計画論」の視点
      児島明
      地域教育学研究, 鳥取大学地域学部地域教育学科, 3(1) 10 - 13, 2011年03月
    • 書評 酒井朗[編著]『進学支援の教育臨床社会学─商業高校におけるアクションリサーチ』
      児島明
      教育社会学研究, 日本教育社会学会, 84 269 - 271, 2009年05月
    • 図書紹介 佐久間孝正[著]『外国人の子どもの不就学』
      児島明
      教育学研究, 74(3) 59 - 61, 2007年09月
    • 外国人児童生徒と学校文化
      児島明
      第5回 外国人児童生徒教育フォーラム─外国人児童生徒の「ことばと学び」(東京学芸大学国際教育センター), 49 - 51, 2005年04月
    • 若者論のなかの「遊び」
      児島明
      人間発達研究(和光大学人間関係学部), 3, 2005年02月
    • 臨床教育学とフィールドワーク
      児島明
      「こころの時代」を考える(和光大学人間関係学部人間発達学科), 68 - 71, 2004年03月
    • 異文化コミュニケーションと臨床教育学
      児島明
      「こころの時代」を考える(和光大学人間関係学部人間発達学科), 48 - 51, 2004年03月

    書籍等出版物

    • 日本社会の移民第二世代─エスニシティ間比較でとらえる「ニューカマー」の子どもたちの今
      児島明
      明石書店, 2021年07月, 共著, 第4章 「帰国の物語」のもとでの模索、第10章 同化/差異化によるいじめの回避とその陥穽、終章 移民親子の文化変容が照らし出す日本の教育課題
    • 社会のなかの教育
      児島明
      岩波書店, 2016年06月, 共著, 第7章 越境移動と教育
    • 文化接触における場としてのダイナミズム
      児島明
      明石書店, 2016年06月, 共著, 第3章 中学校・高校と文化接触
    • 教育と学びの原理─変動する社会と向き合うために
      児島明
      名古屋大学出版会, 2015年07月, 共著, 第11章 多文化共生社会と市民性教育の接点
    • 日本の外国人学校─トランスナショナリティをめぐる教育政策の課題
      児島明
      明石書店, 2014年07月, 共著, 第Ⅳ部第4章 一人ひとりのちがいに丁寧によりそう
    • よくわかる教育社会学
      児島明
      ミネルヴァ書房, 2012年03月, 共著, 「差別と教育」「エスニック・マイノリティと多文化教育」「ニューカマーと教育」
    • 地域学入門─〈つながり〉をとりもどす
      児島明
      2011年04月, 共著, 第6章 人の移動から地域を問う
    • マイノリティとは何か─概念と政策の比較社会学
      児島明
      2007年05月, 共著, 第9章 日系ブラジル人若年層における就労の経験
    • 学校臨床社会学
      児島明
      放送大学教育振興会, 2007年04月, 共著, 第10章 ニューカマーと学校教育
    • 外国人生徒のためのカリキュラム
      清水睦美・児島明編
      嵯峨野書院, 2006年04月
    • ニューカマーの子どもと日本の学校文化
      児島明
      勁草書房, 2006年03月, 単著
    • ニューカマーと教育─学校文化とエスニシティの葛藤をめぐって
      児島明
      明石書店, 2001年09月, 共著, 第2章 「創造的適応」の可能性とジレンマ

    講演・口頭発表等

    • 追跡調査からみ る移民第二世代のネットワークの変容―「つながり」の活用と再構築
      角替弘規; 児島明; 三浦綾希子; 坪田光平; 藪田直子; 清水睦美; 額賀美紗子; 劉麗鳳
      日本教育社会学会第75回大会(於:弘前大学), 2023年09月
    • 移民第二世代の追跡調査ーコロナ禍における仕事・家族・差別
      清水睦美; 児島明; 角替弘規; 額賀美紗子; 坪田光平; 三浦綾希子; 薮田直子; 劉麗鳳
      日本教育社会学会第74回大会(オンライン開催), 2022年09月
    • 移民第二世代が/と経験するさまざまな越境
      児島明
      教育文化学会第30回年次大会(於:同志社大学), 2021年11月
    • ブラジル系移民第二世代の次世代育成意識の形成
      児島明
      日本教育社会学会第71回大会(於:大正大学), 2019年09月
    • ニューカマー第二世代の適応の様相─質問紙調査に基づくエスニシティ間比較
      清水睦美; 児島明; 角替弘規; 坪田光平; 額賀美紗子; 三浦綾希子
      日本教育社会学会第70回大会(於:佛教大学), 2018年09月
    • ニューカマー第二世代は学校経験をどう語るか(3)─ブラジル系ニューカマーの場合
      児島明
      第90回日本社会学会大会(於:東京大学), 2017年11月
    • ブラジル系ニューカマー第二世代の「帰国」経験
      児島明
      日本教育社会学会第69回大会(於:一橋大学), 2017年10月
    • 移民第二世代青年期のエスニシティ間比較(3)─ブラジル系ニューカマーの事例
      児島明
      第89回日本社会学会大会(於:九州大学), 2016年10月
    • ブラジル系ニューカマー第二世代のエスニシティと職業選択
      児島明
      日本教育社会学会第68回大会(於:名古屋大学), 2016年09月
    • トランスマイグラントの時代におけるブラジル人青年の教育経験
      児島明; 中島葉子
      日本教育社会学会第67回大会(於:駒沢大学), 2015年09月
    • 在日ブラジル人青年の学び直し─通信教育受講生の生活史分析から
      児島明
      日本教育社会学会第66回大会(於:松山大学), 2014年09月
    • ブラジル人学校の教師であること
      児島明
      日本教育社会学会第64回大会(於:同志社大学), 2013年09月
    • 外国にルーツをもつ青少年の学びを中心に多文化共生を考える
      児島明
      第3回地域学研究大会「地域課題と知のクロスー実戦に向けて」(於:鳥取大学), 2012年11月
    • ブラジル人学校はなにをになうのか?─4校のケーススタディより
      ハヤシザキカズヒコ; 児島明; 山ノ内裕子; 冨永優花
      日本教育社会学会第65回大会(於:埼玉大学), 2012年10月
    • 見えないトランジション─在日ブラジル人青年にみる「自立」の行方
      児島明
      異文化間教育学会第33回大会 2012年度特定課題研究「ルーツからルートへ:ニューカマーの子どもたちの今」(於:立命館アジア太平洋大学), 2012年06月
    • デカセギと青年期
      児島明
      日本教育社会学会第63回大会(於:お茶の水大学), 2011年09月
    • 越境移動と進路形成─滞日経験をもつブラジル人青年の生活史分析から
      児島明
      日本教育社会学会第62回大会(於:関西大学), 2010年09月
    • 特別支援教育とニューカマー児童生徒教育
      清水睦美; 児島明; 家上幸子
      日本教育社会学会第61回大会(於:早稲田大学), 2009年09月
    • ニューカマーをめぐる教育研究の分析視点を問い直す─移動の教育社会学に向けて
      児島明; 松山有美; 賽漢卓娜; 岩村ウィリアン雅浩; 山崎香織; 中島葉子; 白山真澄; 今津孝次郎
      日本教育社会学会第60回大会(於:上越教育大学), 2008年09月
    • ニューカマー児童生徒の就学を支える要因─国際教室をめぐる資源の編み直しに注目して
      家上幸子; 角替弘規; 児島明; 清水睦美
      日本教育社会学会第60回大会(於:上越教育大学), 2008年09月
    • 「当事者になっていく」ということ
      清水睦美; 児島明; 家上幸子
      日本教育社会学会第58回大会(於:大阪教育大学), 2006年09月
    • 外国人生徒のためのカリキュラム─境界線の政治
      清水睦美; 家上幸子; 児島明
      日本教育社会学会第57回大会(於:放送大学), 2005年09月
    • 多文化教育と学校文化の相克─授業づくりの現場から
      家上幸子; 児島明; 清水睦美
      日本教育社会学会第56回大会(於:東北大学), 2004年09月
    • 外国人児童生徒教育と学校文化
      児島明
      第5回 外国人児童生徒教育フォーラム─外国人生徒の『ことばと学び』(於:一橋記念講堂), 2004年08月
    • 日系ブラジル人の子どもと日本の学校文化
      児島明
      和光大学総合文化研究所 公開シンポジウム「エスニック・マイノリティの『教育』から日本の『学校』を考える」(於:和光大学), 2003年11月
    • 多文化共生の諸段階─名古屋市港区Q団地の調査から
      今津孝次郎; 児島明; 岩村ウィリアン雅浩; 中島葉子
      日本教育社会学会第55回大会(於:明治学院大学), 2003年09月
    • 異化する知/つなぐ知としての「臨床の知」─ニューカマーが在籍する公立中学校でのフィールドワークから
      児島明
      公開講座 『臨床の知』 第3回シンポジウム 「コミュニティと『臨庄の知』」(於:和光大学), 2003年05月
    • ニューカマー受け入れ校における差異の管理
      児島明
      日本教育社会学会第54回大会(於:広島大学), 2002年09月
    • 多文化地域社会における新来外国人学校の役割─ブラジル、フィリピン、中国
      松本一子; 児島明; 芥川(竹内)愛子; ジェームス・ラセガード; 張玉玲
      異文化間教育学会第23回大会(於:駿河台大学), 2002年06月
    • ブラジル人学校と日本の学校─東海地域の新来外国人学校調査より
      今津孝次郎; 児島明
      日本教育社会学会第53回大会(於:上智大学), 2001年10月
    • 日本語教師と学校文化─公立中学「日本語教室」におけるフィールドワークより
      児島明
      異文化間教育学会第22回大会(於:愛知教育大学), 2001年05月
    • 日系ブラジル人の教育戦略─出稼ぎと永住のはざまで
      志水宏吉; 児島明
      日本教育社会学会第52回大会(於:北海道大学), 2000年09月
    • ニューカマー家庭の教育戦略─3つのエスニック・グループの比較から
      志水宏吉; 児島明; 家上幸子; 堀家由妃代
      日本教育社会学会第51回大会(於:東京大学), 1999年10月
    • エスニシティ・言語・アイデンティティ─カナダ日系人日本語教師へのインタビュー調査を中心に
      児島明
      日本教育社会学会第50回大会(於:大阪大学), 1998年10月
    • リテラシーの多元的アプローチ
      児島明
      日本教育社会学会第48回大会(於:九州大学), 1996年10月
    • リテラシー研究の転換─単一的識字観から多元的識字観へ
      児島明
      中部教育学会第45回大会(於:日本福祉大学), 1996年06月

    共同研究・競争的資金等の研究課題

    • コロナ禍における移民第二世代の分節的同化に関する追跡的エスニシティ間比較研究
      角替 弘規; 清水 睦美; 児島 明; 額賀 美紗子; 三浦 綾希子; 薮田 直子; 劉 麗鳳
      日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 2022年04月 -2025年03月, 基盤研究(B), 静岡県立大学
    • 移民第二世代の教育主体化と「新しい公共性」創出の条件に関する研究
      児島 明
      移民第二世代の教育主体化の過程を理解するにあたり、それが成される場の特徴やその変容の影響を無視するわけにはいかない。とりわけ、昨今のコロナ禍は、移民が暮らす地域のありようやルーツのある国との関係性を大きく変えてきた。コロナ禍の長期化により、移民の生活を支えてきたさまざまな〈つながり〉を維持することが困難になり、それが子どもの学びや育ちに及ぼす影響についてもさまざまな懸念が語られている。パンデミックの状況下、移民第二世代はどのような課題を抱えながら、また、それに対処しながら、次世代の育成にかかわっていくのか。本研究課題の遂行に不可欠な視点としての場の作用があらためて浮上するなか、移民第二世代が暮らす地域の子育て及び就労環境の実際を理解すべく、ブラジル系移民が多く居住する山陰地方のA市においてフィールドワークを実施した。 ブラジリアン・レストランを経営する日系2世の女性と地域日本語教室の開催や各種交流イベントの企画・運営に携わる日本人男性へのインタビューを通じて浮かびあがった地域の実情をまとめると以下のようになる。第一に、A市には大規模な電子部品工場(B社)があり、ブラジル人の8割(約2500人)が派遣会社に登録しそこで働いている。第二に、近年、家族連れの若いブラジル人が急増し、保育所・幼稚園が不足気味である。第三に、子どもを保育所・幼稚園に預けている間、働きたいという母親が多いが、B社には2交代制(12時間勤務)以外の働き方のオプションがないため、就労が困難な状況にある。第四に、B社はコロナ禍への対応として、労働者の生活を厳格に管理している。とりわけ大勢での飲食や県外へのレジャーなどには厳しいペナルティが課せられる。 A市におけるブラジル系第二世代は、コロナ禍により統制の強まる生活環境において、就労や子育てに多くの課題を抱えながら暮らしていることが明らかになった。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(C), 2020年04月 -2023年03月, 基盤研究(C), 同志社大学
    • ニューカマー第二世代のライフコースに関するエスニシティ間比較研究
      角替弘規
      日本学術振興会 科学研究費補助金 基盤研究B
    • ニューカマーの次世代育成実践に関する世代間比較研究
      児島明
      日本学術振興会 科学研究費補助金 基盤研究C
    • 日系ブラジル人の再チャレンジの探究―トランスマイグラントの時代における教育と就労
      林嵜和彦
      日本学術振興会 科学研究費補助金 基盤研究B
    • ニューカマー第二世代の義務教育卒業後のライフコースと次世代形成に関わる総合的調査
      角替弘規
      日本学術振興会 科学研究費補助金 基盤研究B
    • ニューカマー青少年の学び直しを支える教育環境設計に関する研究
      児島明
      日本学術振興会 科学研究費補助金 基盤研究C
    • トランスマイグラントの時代におけるブラジル人学校の社会化機能の研究
      林嵜和彦
      日本学術振興会 科学研究費補助金 基盤研究B
    • 異文化間移行支援の基盤構築に関する研究
      児島明
      日本学術振興会 科学研究費補助金 基盤研究C
    • 外国人学校の社会学ー「往還する人々」の教育戦略を軸に
      志水宏吉
      日本学術振興会 科学研究費補助金 挑戦的萌芽研究
    • 国際結婚家庭に育つフィリピン系・タイ系ニューカマーの学校適応に関する実証研究
      角替弘規
      日本学術振興会 科学研究費補助金 基盤研究B
    • 「学校に行かない」子どもの教育権保障をめぐる教育臨床社会学的研究
      酒井朗
      日本学術振興会 科学研究費補助金 基盤研究C
    • 「移動」が不利にならない教育システム構築に関する研究
      児島明
      日本学術振興会 科学研究費補助金 挑戦的萌芽研究
    • ニューカマーの子どもの不就学に関する研究-義務教育段階のシステム改善に向けて
      清水睦美
      日本学術振興会 科学研究費補助金 基盤研究C
    • ニューカマー児童生徒の就学・学力・進路に関する実態把握と環境改善についての研究
      志水宏吉
      日本学術振興会 科学研究費補助金 基盤研究B
    • 低階層・マイノリティの子ども・若者の「学校における排除」と「社会的排除」
      西田芳正
      日本学術振興会 科学研究費補助金 基盤研究C