研究者情報

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研究キーワード

• 古代ギリシア史
• 歴史

研究分野

• 人文・社会 / ヨーロッパ史、アメリカ史 / 古代ギリシア史

経歴

• 同志社大学, 文学部 文化史学科, 准教授, 2023年04月 - 現在
• 同志社大学, 文学部 文化史学科, 助教, 2018年04月 - 2023年03月
• 日本学術振興会, 特別研究員(PD), 2016年04月 - 2018年03月
• 日本学術振興会, 特別研究員(DC2), 2013年04月 - 2015年03月

学歴

• 京都大学大学院, 文学研究科, 博士後期課程, 2011年04月 - 2014年03月
• 京都大学大学院, 文学研究科, 修士課程, 2009年04月 - 2011年03月
• 京都大学, 文学部, 2005年04月 - 2009年03月

学位

• 博士(文学), 京都大学

所属学協会

• 文化史学会, 2018年04月, 9999年
• 古代学協会
• 日本西洋古典学会
• 史学研究会

委員歴

• 編集委員, 2014年04月 - 2017年06月, 史学研究会, 学協会

論文

• 共感に訴えるヘレニズム世界の国際人
  岸本廣大
  南川高志・井上文則（編）『生き方と感情の歴史学』山川出版社 第1部第4章, 85 - 109, 2021年04月, 論文集(書籍)内論文
• 使節の演説における過去の語り――ポリュビオス『歴史』を手がかりに
  岸本廣大
  中井義明・堀井優(編)『記憶と慣行の西洋古代史』ミネルヴァ書房, 125 - 146, 2021年03月, 論文集(書籍)内論文
• Decline behind the Rise of Rome: Decline-Narrative of the Achaean Koinon
  岸本廣大
  Takashi, Minamikawa (ed.) Decline and Decline-Narratives in the Greek and Roman World. Proceedings of a Conference held at the University of Oxford in March 2017, 45 - 59, 2017年10月
• 「伝統」としてのコイノン : ローマ支配下におけるリュキア人のコイノン
  岸本 廣大
  西洋古典学研究, 日本西洋古典学会 ; 1953-, (64) 62 - 74, 2016年
• Memory of the Ancient Greek Federation: its Change and Influence in the Process of the Establishment of the United States Constitution
  岸本廣大
  Yoshiaki Nakai and Paola Carafa (eds.) Memory of the Past and its Utility: Nation, State, Society and Identity, 195 - 210, 2014年03月
• 今の日本に求められる西洋古代史とは何か? : 高校世界史からの「需要」を中心に (特輯 西洋古代史の語り方 : 現代日本社会のために)
  岸本 廣大
  古代文化, 古代学協会, 65(1) 107 - 121, 2013年06月
• 「エトノス」に基づくアカイア連邦の公職制度と統合政策 : 古代ギリシアの共同体を捉える新たな視角
  岸本 廣大
  史林, 史学研究会, 96(2) 316 - 357, 2013年03月
• 連邦から見たポリスのアウトノミア--ボイオティア連邦の分析を通じて
  岸本 廣大
  西洋古代史研究, 京都大学大学院文学研究科, (9) 1 - 31, 2009年

MISC

• (翻訳)ヘレニズム詩におけるアレクサンドロスーー名声(kleos)を伝える詩――
  シルヴィア・バルバンターニ; 岸本廣大
  中井義明・堀井優(編)『記憶と観光の西洋古代史』ミネルヴァ書房, 169 - 191, 2021年03月, その他
• 読書案内 ヘレニズム史（世界史の研究 259）
  岸本廣大
  歴史と地理, 724 41 - 44, 2019年05月, 書評論文,書評,文献紹介等
• (研究ノート)紀元2世紀のリュキア人のコイノンにおける名誉と過去 : "πολ(ε)ιτευομενος δε και εν ταις κατα Λυκιαν πολεσι πασαις"の用法から
  岸本 廣大
  西洋古代史研究 = Acta academiae antiquitatis kiotoensis = The Kyoto journal of ancient history, 京都大学大学院文学研究科, (17) 73 - 91, 2017年
• (書評)Emily Mackil, Creating a Common Polity: Religion, Economy, and Politics in the Making of the Greek Koinon
  岸本廣大
  西洋古典学研究, 日本西洋古典学会 ; 1953-, (63) 119 - 121, 2015年03月, 書評論文,書評,文献紹介等
• 講演にたいするコメント (フォーラム 戦争はすべての父 : 民主政アテナイにおける戦争・帝国・自由のポリティクス)
  岸本 廣大
  パブリック・ヒストリー, 大阪大学西洋史学会, 11 78 - 80, 2014年
• (紹介)澤田典子『世界史リブレット人5 アレクサンドロス大王 今に生き続ける「偉大なる王」』山川出版社、2013年
  岸本廣大
  史林, 96(6) 74 - 76, 2011年12月, 書評論文,書評,文献紹介等
• (書評)小河浩著『紀元前4世紀ギリシア世界における傭兵の研究』
  岸本 廣大
  西洋史学, 日本西洋史学会, 0(243) 244 - 246, 2011年

書籍等出版物

• はじめて学ぶ西洋古代史
  長谷川, 岳男; 阿部, 拓児; 師尾, 晶子; 齋藤, 貴弘; 澤田, 典子; 髙橋, 亮介; 岸本,廣大; 志内, 一興; 長谷川, 敬; 池口, 守; 樋脇, 博敏; 南雲, 泰輔
  ミネルヴァ書房, 2022年10月, 共著, 第7章「古代ギリシアの連邦――創意に満ちた共同体――」(pp.123-141)
• 古代ギリシアの連邦――ポリスを超えた共同体
  岸本廣大
  京都大学学術出版会, 2021年03月, 単著
• 論点・西洋史学
  金澤周作; 藤井崇; 青谷秀紀; 古谷大輔; 坂本優一郎; 小野沢透
  ミネルヴァ書房, 2020年04月, 共著, 「古代ギリシアの連邦とその受容」(pp.20-21)

講演・口頭発表等

• How can we study the Koinon in Lycia? Focusing on Its sources and approaches
  岸本廣大
  Diving into Asia Minor: Multiple Sources for the Hellenistic and Imperial Greek World, 2023年02月04日, 2023年02月04日, 2023年02月04日, 口頭発表（一般）
• 古代ギリシア世界の外交とメディア――演説、決議、書簡
  岸本廣大
  第9回前近代におけるメディアとコミュニケーション研究会, 2021年12月05日, その他
• ローマ支配下におけるギリシア本土の連邦（コイノン）――アカイアとボイオティアを事例として――
  岸本廣大
  第88回西洋史読書会大会, 2020年11月03日
• ヘレニズム時代の使節演説みる過去の記憶
  岸本廣大
  2019年度西洋史研究会大会(立教大学), 2019年11月16日, 口頭発表（一般）
• ヘレニズム時代における紛争解決――アイトリアの事例を中心に――
  岸本廣大
  2018年度文化史学会大会(同志社大学), 2018年12月01日, 口頭発表（一般）
• アカイア人のコイノンにおける仲裁者ローマ
  岸本廣大
  2018年度三田史学会大会(慶応義塾大学), 2018年06月23日, 口頭発表（一般）
• What is the Mercenary for the Koinon? From Military and Social Perspectives
  岸本廣大
  From the Markets to the Associations: A Comprehensive View of the Greek Mercenary World in the Classical and Hellenistic Periods, Second International Conference (Kyoto University), 2018年03月23日, 口頭発表（一般）
• 古代ギリシアのコイノンにおける紛争解決 ―アカイアとボイオティアの事例から―
  岸本廣大
  平成29年度九州史学会大会(九州大学), 2017年12月10日, 口頭発表（一般）
• Decline behind the Rise of Rome: Decline-Narrative of the Achaean Koinon
  岸本廣大
  International Conference at Wolfson College Oxford: Decline and Decline-Narratives in the Greek and Roman World (Oxford University), 2017年03月21日, 口頭発表（一般）
• ローマ支配下のコイノン描写 ―コイノンから考えるギリシアの『衰退』―
  岸本廣大
  第3回古代史研究会春季研究集会・シンポジウム「古代ギリシア・ローマ世界における衰退と衰退叙述」(京都大学), 2016年03月27日, シンポジウム・ワークショップパネル（指名）
• Lykian Koinon: Hellenized or Indigenous?
  岸本廣大
  Asian Minor Workshop: Understanding the Process of Hellenization in Asian Minor (Kyoto University), 2016年03月19日, シンポジウム・ワークショップパネル（指名）
• 後2世紀リュキアにおけるコイノンの公職制度とローマ
  岸本廣大
  第66回日本西洋古典学会大会(首都大学東京), 2015年06月07日, 口頭発表（一般）
• 未来へと変化する「今」における西洋古代史の意義
  岸本廣大
  大阪大学歴史教育研究会第81回例会(大阪大学), 2014年10月18日, 口頭発表（一般）
• Multi-level Greek Community: Koinon, Ethnos, Polis
  岸本廣大
  The Process of Dying in the Ancient Greek World (Kansai seminar house, Kyoto), 2014年09月02日, ポスター発表
• リュキアにとっての連邦とローマ――古代の連邦認識の視点から――
  岸本廣大
  第12回古代史研究会大会(京都大学), 2013年12月22日, 口頭発表（一般）
• アイトリア連邦における市民権と外交関係
  岸本廣大
  第63回日本西洋史学会大会(京都大学), 2013年05月12日, 口頭発表（一般）
• コメント：Kurt A. Raaflaub “War is the Father of All: The Politics of War, Empire, and Freedom in Democratic Athens”
  岸本廣大
  ラープラウフ教授来日セミナー(大阪大学), 2013年03月29日, シンポジウム・ワークショップパネル（指名）
• 教育的「需要」と西洋古代史――今の日本とつながるために――
  岸本廣大
  第11回古代史研究会例会・シンポジウム「西洋古代史の語り方：方法・目的・需要」(京都大学), 2012年03月25日, シンポジウム・ワークショップパネル（指名）
• アカイア連邦における公職制度と統合機能の考察――ポリスを超えた「エトノス」の観点から――
  岸本廣大
  第79回西洋史読書会大会(京都大学), 2011年11月03日, 口頭発表（一般）

共同研究・競争的資金等の研究課題

• 共同体の関係「断絶」にみる古代ギリシア世界の外交文化とその変遷
  岸本廣大
  日本学術振興会, 科学研究費補助金, 2019年04月 -2022年03月, 研究代表者, 若手研究
• 古代ギリシアの共同体間交渉における「使節」の総合的研究
  岸本廣大
  日本学術振興会, 特別研究員奨励費, 2016年04月 -2018年03月, 研究代表者, 競争的資金
• 古代ギリシアの連邦認識に対するローマ支配の影響
  岸本廣大
  日本学術振興会, 特別研究員奨励費, 2013年04月 -2015年03月, 研究代表者, 競争的資金

社会貢献活動

• 第100回京都ギリシアローマ美術館の集い, 京都ギリシアローマ美術館, 「裏側」からみるギリシア史 ――ボイオティア地方の歴史と文化, 2019年06月29日, 講演会