山森 亮
ヤマモリ トオル
Last Updated :2020/07/03



  • Clare Hall, Cambridge, UK, life-member
  • Basic Income Earth Network, research manager


  • プロフィール

    「労働」「生産性」「効率性」「選好」「選択」など、経済学で使われる概念に学部生のころから違和感を抱えてきました。1994年に創刊された雑誌Feminist Economicsなどで展開されている議論に勇気づけられながら、博士論文を書きました。経済学の概念をフェミニスト経済学の視点から問い直す理論的研究を現在まで続けていますが、その一部である論文に、2017年ヨーロッパ進化経済学会K. W. Kapp賞を頂いたことは望外の喜びです。

    またケンブリッジ大学で研究員をしていたころに、イギリスで1970年代に女性解放運動に参加していた労働者階級の女性たちと出会いました。その後、彼女たちについてのオーラルヒストリー調査を続けています。その成果の一部である論文は、2014年Basic Income Studies Best Essay Prizeを受賞しましたが、賞は彼女たちの忘れられた運動とその貢献に贈られたものと理解しています。


  • 女性解放運動
  • オーラル・ヒストリー
  • ジェンダー研究
  • フェミニスト経済学
  • 経済思想
  • 社会政策


  • 人文・社会/ジェンダー
  • 人文・社会/経済学説、経済思想


  • 同志社大学経済学部准教授, 2007年 - 2011年
  • − 同 教授, 2011年
  • ケンブリッジ大学セントエドマンズカレッジ・ケイパビリティ&持続可能性研究所研究員, 2004年 - 2009年
  • 東京都立大学人文学部専任講師, 2000年 - 2007年


  • 京都大学, 経済学研究科, 1997年04月 - 2000年03月
  • 大阪市立大学, 経済学研究科, 1994年04月 - 1997年03月
  • 京都大学, 経済学部, 1990年04月 - 1994年03月


  • 博士(経済学), 京都大学
  • 修士(経済学), 大阪市立大学


  • Oral History Society
  • 進化経済学会
  • 経済理論学会
  • 社会政策学会
  • フェミニスト経済学会
  • Basic Income Earth Network
  • European Association for Evolutionary Political Economy


  • a member of the executive committee, 2012年 - 現在, Basic Income Earth Network, 学協会, Basic Income Earth Network
  • 委員, 2017年04月 -2020年03月, 京都市男女共同参画審議会, 自治体
  • 幹事, 2004年 -2012年, 日本フェミニスト経済学会, 学協会
  • Associate Editor, 2005年 -2006年, the Basic Income Studies, 学協会


  • K.W.カップ賞
    2017年10月, ヨーロッパ進化経済学会
  • The Basic Income Studies Best Essay Prize


  • The Smithian ontology of ‘relative poverty’: revisiting the debate between Amartya Sen and Peter Townsend
    Toru Yamamori
    Journal of Economic Methodology, Informa {UK} Limited, 1 , 2019年01月
  • The Concept of Need in Amartya Sen: Commentary to the expanded edition of Collective Choice and Social Welfare
    Toru Yamamori
    Ethics and Social Welfare, Informa {UK} Limited, 12(4)387 , 2018年10月
  • ポスト構造主義vs.社会的存在論?:フェミニスト経済学の哲学的基礎をめぐって
    山森 亮
    季刊経済理論, 経済理論学会, 53(3), 2016年, 日本語
  • A feminist way to unconditional basic income: Claimants unions and women's liberation movements in 1970s Britain
    Yamamori Toru
    Basic Income Studies, 9(1-2)1 - 24, 2014年, 英語, 研究論文(学術雑誌)
  • 東日本大震災と所得保障の必要性--ベーシック・インカム要求が提起するもの (特集 ベーシック・インカム)
    山森 亮
    大原社会問題研究所雑誌, 法政大学大原社会問題研究所, (634)29 - 44, 2011年08月, 日本語
  • Una Sola Moltitudine: Struggles For Basic Income and the Common Logic that emerged from Italy, the U.K., and Japan
    Toru Yamamori
    Studies in Urban Humanities, 3(1), pp. 145-167, 3(1)145 - 167, 2011年04月, 英語, 研究論文(学術雑誌)
  • Controverses autour du revenue d’existence au Japon
    Toru Yamamori
    Informations Sociales, (168)112 - 115, 2011年, フランス語, 研究論文(学術雑誌)
  • Missing Women: The Forgotten Struggles of Single Mothers for Basic Income
    Toru Yamamori
    Studies in Urban Humanities, 2(1), pp. 147-165, 2(1)147 - 165, 2010年04月, 英語, 研究論文(学術雑誌)
  • 生きていることは労働だ--運動の中のベーシック・インカムと「青い芝」 (特集 障害と分配的正義--ベーシック・インカムは答になるか? シンポジウム--障害学会第4回大会から)
    山森 亮
    障害学研究, 障害学会, (5)8 - 16, 2009年, 日本語
  • 社会政策における公正 : 福祉国家の規範理論再論(<特集>社会政策研究に求められるもの-公正な社会への政策)
    山森 亮
    Since the collapse of the political consensus on the welfare state, the role of normative analysis in social policy studies has become more important. This article has two objectives: The first is to review how normative analysis applies to this area, and the second is to examine workfare using normative analysis. The main argument drawn from the former objective is that while introducing normative theories is the most popular approach to social policy studies, we should be cautious when using those developed by famous philosophers with regard to particular social policies. The examples in this paper show how theories by Amartya Sen, Robert Norzik and John Rawls are used. In particular, Rawls&#039; advocacy of workfare is closely investigated, but I suggest that justifications for workfare, which are powerful and frequently expressed, are tautological and are based on moral judgments that are usually unspoken. This failure of actually existing discourses for workfare does not connote the impossibility of any justification for either actually existing workfare or fair (but not yet existing) workfare, neither position one which I would try to justify., 社会政策, 社会政策学会, 1(1)70 - 82, 2008年, 日本語
  • ベーシック・インカム 分類の拒否--「自立支援」ではなく、ベーシック・インカムを (特集=自立を強いられる社会)
    堅田 香緒里, 山森 亮
    現代思想, 青土社, 34(14)86 - 99, 2006年12月, 日本語
  • Soziale Anerkennung und Grundeinkommen in Japan
    Mansfred Fuellsack (ed.), Globale soziale Sicherheit:Grundeinkommen-weltweit?, Avinus-Verlag, Berlin., 2006年
  • 基本所得と福祉国家--Philippe Van Parijsの自由論を中心に (特集1 福祉国家と厚生経済学)
    山森 亮
    経済セミナ-, 日本評論社, (597)34 - 38, 2004年10月, 日本語
  • 脱商品化と脱家族化の政治経済学(<特集>福祉国家と家族)
    山森 亮
    Esping-Andersen&#039;s influential analysis for de-commodification is one of powerful conceptualization of need fulfillment under modern capitalism. Feminists&#039; critique against his analysis and his effort to reply to these criticisms has contributed to the academic enquiry for &quot;the welfare state and family&quot;. In his response, Esping-Andersen introduced concept of de-familialization. I discuss both consepts (de-commodification and de-familialization) have two analytically distinct contents; say, Polanyian de-commodification (policies for maintenance of commodification), and Esping-Andersenian de-commodification(policies beyond such a institutional rationality); De-familialization for maintenance of family, and De-familialization beyond such a institutional rationality. I argue both latter contents are crucial if we consider both concept as &quot;emancipatory potential&quot;, as Esping-Andersen wrote. I also argue his conceptualizing de-familialization is problematic because it means eventually commodification. We could recognize really existing both latter contents and de-familialization beyond his conceptualization, in terms of &quot;moral economy&quot;., 経済理論, 経済理論学会, 41(2)28 - 37, 2004年, 日本語
  • 『帝国』を読む 基本所得--多なる者たち(マルチチュード)の第二の要求によせて (特集 『帝国』を読む)
    山森 亮
    現代思想, 青土社, 31(2)130 - 147, 2003年02月, 日本語
  • 必要と公共圏
    山森 亮
    思想, 岩波書店, 925(925)49 - 63, 2001年06月, 日本語
  • アマルティア・セン / 規範理論 / 政治経済学
    山森 亮
    京都大学大学院経済学研究科, 2000年, 日本語, 学位論文(博士)
  • ニ-ド概念のジェンダ-化と家計
    山森 亮
    家計経済研究, 家計経済研究所, (40)69 - 71, 1998年10月, 日本語
  • 必要(ニ-ズ)と経済学--福祉のミクロ理論のために(2)
    山森 亮
    家計経済研究, 家計経済研究所, (39)57 - 62, 1998年07月, 日本語
  • 福祉国家の規範理論に向けて--再分配と承認
    山森 亮
    大原社会問題研究所雑誌, 法政大学大原社会問題研究所, (473)1 - 17, 1998年04月, 日本語
  • 必要(ニ-ズ)と福祉--福祉のミクロ理論のために(1)
    山森 亮
    家計経済研究, 家計経済研究所, (38)56 - 62, 1998年04月, 日本語
  • ニード・剥奪・潜在能力
    山森 亮
    大阪市立大学大学院経済学研究科, 1997年, 日本語, 学位論文(修士)


  • 羅針盤 ベーシックインカムの現状と可能性
    山森 亮
    電機連合navi : 労働組合活動を支援する政策・研究情報誌, 電機連合総合研究企画室, 2018(2)19 - 23, 2018年, 日本語
  • 書評 イアン・ファーガスン著/石倉康次・市井吉興監訳『ソーシャルワークの復権 : 新自由主義への挑戦と社会正義の確立』
    山森 亮
    海外社会保障研究, アーバン・コネクションズ, (182)81 - 85, 2013年, 日本語
  • 〈講演会〉ブラジルの貧困削減とベーシック・インカム:イントロダクション:ベーシック・インカムの国際的潮流
    山森 亮
    Encontros Lusófonos, 上智大学イベロアメリカ研究所, (13)1 - 2, 2011年10月30日, 日本語
  • 生活権の奪還のために--ベーシック・インカムはパンドラの函か? (特集 再考、貧困問題)
    山森 亮
    部落解放, 解放出版社, (638)31 - 38, 2010年12月, 日本語
  • ブラジル報告 小さな農村コミュニティで始まった給付 (ベーシック・インカムについて考えよう)
    山森 亮
    エコノミスト, 毎日新聞社, 88(53), 2010年09月21日, 日本語
  • エコノミスト・リポート すべての個人に無条件給付する「ベーシック・インカム」という考え方
    山森 亮
    エコノミスト, 毎日新聞社, 88(35)82 - 84, 2010年06月15日, 日本語
  • ベーシックインカムを要求する (特集 ベーシックインカム--要求者たち)
    山森 亮, 立岩 真也
    現代思想, 青土社, 38(8)70 - 94, 2010年06月, 日本語
  • 子ども手当や教育、住宅とベーシック・インカムの思想 (特集 日本の政治はどこに向かうか)
    山森 亮
    アジェンダ, アジェンダ・プロジェクト, (29)46 - 55, 2010年, 日本語
  • 新たな政権下で貧困をどうとらえるか、貧困にどう立ち向かうのか (特集 新政権を考える--現場からの視点)
    山森 亮, 崎山 政毅
    インパクション, インパクト出版会, (172)58 - 69, 2010年, 日本語
  • ベーシックインカムが生活保護よりも現実的な理由--ベーシックインカムの意義と歴史的背景とは そして日本での実現可能性は? (特集 どう変わる?ニッポンのセーフティネット)
    山森 亮
    Posse = ポッセ, Posse ; 東京, 560 - 70, 2009年10月, 日本語
  • ベーシック・インカムの手前で…--二つの当事者運動によるシンポジウムに参加して (朝日ジャーナル 創刊50年 怒りの復活) -- (未来への処方箋2009)
    山森 亮
    週刊朝日, 朝日新聞出版, 114(19)95 - 97, 2009年04月30日, 日本語
  • 〈第60回「サロンde人権」記録〉ベーシックインカムの可能性
    山森 亮
    人権問題研究, 大阪市立大学, 9(9)91 - 104, 2009年03月, 日本語
  • 討論 (特集 障害と分配的正義--ベーシック・インカムは答になるか? シンポジウム--障害学会第4回大会から)
    立岩 真也, 山森 亮, 岡部 耕典
    障害学研究, 障害学会, (5)36 - 45, 2009年, 日本語
  • ベーシック・インカム--実現可能性を問う前に理念の承認を (特集 生存権)
    山森 亮
    ピープルズ・プラン, ピープルズ・プラン研究所, (48)30 - 37, 2009年, 日本語
  • ベーシック・インカムとジェンダー (特集 揺らぐ新自由主義--ベーシック・インカムの可能性)
    中野 冬美, 岡野 八代, 山森 亮
    インパクション, インパクト出版会, (168)6 - 33, 2009年, 日本語
  • コメント (特集 財政学研究会 2008年冬シンポジウム 持続可能な福祉社会)
    山森 亮
    財政と公共政策, 財政学研究会, 30(2)69 - 73, 2008年10月, 日本語
  • 総合討論 (特集 財政学研究会 2008年冬シンポジウム 持続可能な福祉社会)
    広井 良典, 福士 正博, 山森 亮
    財政と公共政策, 財政学研究会, 30(2)84 - 107, 2008年10月, 日本語
  • 書評 租税原理神話を超えて--マーフィー&ネーゲル『税と正義』におけるベーシック・インカムの提言
    山森 亮
    思想, 岩波書店, (1002)118 - 125, 2007年10月, 日本語
  • ベーシック・インカムとはなにか (ベーシック・インカム--ポスト福祉国家における労働と保障)
    山森 亮, 萱野 稔人, 酒井 隆史
    Vol, 以文社, (2)4 - 19, 2007年05月, 日本語
  • 書評 塩野谷祐一『経済と倫理:福祉国家の哲学』
    山森 亮
    社会政策研究, 東信堂, (4)288 - 292, 2004年02月, 日本語
  • 岩田正美著『戦後社会福祉の展開と大都市最底辺』
    山森 亮
    経済学雑誌, 大阪市立大学経済学会, 97(5)111 - 114, 1997年03月, 日本語


  • The Palgrave international handbook of basic income
    Palgrave Macmillan, 2019年, 分担執筆, (with Annie Miller and Almaz Zelleke) The Gender Effects of a Basic Income, pp.133-153, 英語
  • お金のために働く必要がなくなったら、何をしますか? (光文社新書)
    エノ・シュミット, 山森亮, 堅田香緒里, 山口純
    光文社, 2018年11月14日, 共著
  • 必要の理論
    馬嶋 裕, 山森 亮, 遠藤 環, 神島 裕子
    勁草書房, 2014年10月, 共訳, 監訳および序、1−2章
  • Basic income in Japan : prospects for a radical idea in a transforming welfare state
    Vanderborght Yannick, 山森 亮
    Palgrave Macmillan, 2014年, 英語
  • 社会的なもののために
    市野川 容孝, 宇城 輝人, 山森 亮, 宇野 重規, 小田川 大典, 川越 修, 斎藤 光, 酒井 隆史, 中野 耕太郎, 前川 真行, 道場 親信, 市野川 容孝, 宇城 輝人
    ナカニシヤ出版, 2013年01月21日, 共著
  • 労働再審〈6〉労働と生存権
    山森 亮
    大月書店, 2012年01月01日, 編集
  • 生活保障と支援の社会政策
    中川 清, 埋橋 孝文, 一圓 光弥, 白瀬 由美香, 井上 信宏, 所 道彦, 木原 活信, 松木 宏史, 山村 りつ, 山森 亮
    明石書店, 2011年, 日本語
  • 現代思想2010年6月号 特集=ベーシックインカム 要求者たち
    山森 亮, 立岩 真也, 小沢 修司, 関 曠野, 小泉 義之, 白石 嘉治
    青土社, 2010年05月27日, 共著
  • ベーシックインカムは希望の原理か
    フェミックス, 白崎 一裕, 小沢 修司, 山森 亮, 稲葉 剛, 堅田 香緒里, 竹信 三恵子, 西川 正
    フェミックス, 2010年, 日本語
  • 貧困を救うのは、社会保障改革か、ベーシック・インカムか
    橘木 俊詔, 山森 亮
    人文書院, 2009年11月20日, 共著
  • ベーシック・インカム入門 (光文社新書)
    光文社, 2009年02月17日, 単著
  • 障害の政治 : イギリス障害学の原点
    Oliver Michael, 三島 亜紀子, 山岸 倫子, 山森 亮, 横須賀 俊司
    明石書店, 2006年, 日本語
  • 経済
    川本 隆史, 浅見 克彦, 後藤 玲子, 松井 名津, 梅津 光弘, 山森 亮, 神島 裕子, 古田 睦美, 田中 朋弘, 堀江 剛, 堂囿 俊彦
    岩波書店, 2005年, 日本語
  • 市場とジェンダー : 理論・実証・文化
    原 伸子, 竹田 茂夫, Lawson Tony, 北 明美, 村上 英吾, 橋本 美由紀, Fukuda-Parr Sakiko, 崔 戴弦, 山森 亮, 吉村 真子, 溝口 由己, 後藤 浩子, 山本 真鳥, 馬場 淳
    法政大学出版局, 2005年, 日本語
  • 経済学とジェンダー
    久場 嬉子, 梅沢 直樹, 山森 亮, 新井 美佐子, 竹中 恵美子, 河内 優子, 石塚 浩美, 白石 弘子, 若森 章孝, 久場 嬉子
    明石書店, 2002年04月01日, 共著, 日本語