| SERYO Shingo |  |
| Faculty of Law Department of Law | |
| Professor |
Last Updated :2025/06/14
Researcher Profile and Settings
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Research Interests
Research Areas
Education
- Ritsumeikan University, Graduate School of Law, 民事法専攻, - 1988
- Ritsumeikan University, Graduate School, Division of Law, - 1988
- Ritsumeikan University, Graduate School of Law, 民事法専攻, - 1985
- Ritsumeikan University, Graduate School, Division of Law, - 1985
- Ritsumeikan University, College of Law, Department of Law, - 1983
- Ritsumeikan University, Faculty of Law, - 1983
Degree
Association Memberships
Committee Memberships
- 常務理事, 2021/11 - Today, 日本国際経済法学会, Society
- 委員・委員長, 2020/07 - Today, 京都府公立大学法人政府調達苦情検討委員会
- 委員・委員長, 2020/07 - Today, 京都府政府調達苦情検討委員会
- 理事, 2005/11 - Today, 日本経済法学会, Society, 日本経済法学会
- 運営委員, 2000/11 - Today, 日本経済法学会, Society
- 理事, - Today, 日本国際経済法学会, Society, 日本国際経済法学会
- 常務理事, 2017/11 - 2023/11, 日本経済法学会, Society
- 委員, 2012/08 - 2020/07, 滋賀県消費生活審議会, Autonomy
- 委員・委員長, 2012/04 - 2020/03, 滋賀県特定調達苦情検討委員会, Autonomy
- 司法試験考査委員, 2015/11 - 2019/11, Government
Awards
Published Papers
- Co-Regulation in EU - Digital Service Act
Shingo Seryo
デジタル・エコシステムをめぐる法的視座, 05 Mar. 2024, Scientific journal - Horizontal Cooperation and Alliances Amongst Pharmaceutical Companies and the Japanese Antimonopoly Act
Shingo Seryo
Competition Law and Policy in the Japanese Pharmaceutical Sector, 109 - 126, Mar. 2022, In book - 瀬領真悟・確約制度と私訴･損害賠償制度について
現代経済法の課題と理論《金井貴嗣先生古稀祝賀論文集》, 515 - 532, 01 Feb. 2022, In book - 国際カルテルに対する独占禁止法の適用(最三小判平二九・一二・一二）
瀬領 真悟
私法判例リマークス, (59号) 98頁 - 101頁, Jul. 2019 - マレーシア競争法の成立過程、現状及び今後の課題について(中)
瀬領 真悟
公正取引, 公正取引協会, (805号) 58頁 - 68頁, Nov. 2017 - マレーシア競争法の成立過程、現状及び今後の課題について(上)
瀬領真悟
公正取引, 公正取引協会, (803号) 79頁 - 87頁, Oct. 2017
MISC
- マレーシア競争法の成立過程、現状及び今後の課題について(下)
瀬領 真悟
公正取引, (805号) 38頁 - 47頁, Dec. 2017 - 国際カルテルへの独禁法の適用
瀬領真悟
平成27年度重要判例解説・ジュリスト, (1492号) 247 - 248, 10 Apr. 2016 - 独禁法判例研究会報告 日本トイザらス事件－公取委平成27年6月4日審決－
瀬領真悟
公正取引, 公正取引協会, (794号) 66 - 76, Feb. 2016 - Current Horizons and Problems on the Doctrine of Regulation of Unreasonable Restraint of Trade : General Remarks
瀬領真悟
日本経済法学会年報, 有斐閣, 第37号・通巻59号(37) 3 - 18, 2016 - エア・ウォーターによる審決取消請求事件について－共同出資会社からの購入分の取扱いに関連した課徴金賦課算定率に係る業種区分適用にかかる判断について(東京高裁平成 26 年9月 26 日判決
瀬領真悟
公正取引, 公正取引協会, (772号) 31 - 39, Feb. 2015 - Japan’s Consolidated Anti-Monopoly Act: Recent Developments and Non-Developments
Shingo Seryo; Mel Marquis
CPI Asia Column, 2015 - The 2013 Amendments to Japan’s Anti-Monopoly Act: Some History and a Preliminary Evaluation
Shingo Seryo; Mel Marquis
CPI Asia Column, Oct. 2014 - 特定鋼管杭課徴金事件について－課徴金賦課に係る当該商品の範囲及び納付命令の名宛人について－東京高判平成24年2月24日判決・公取委審決平成23年3月9日－
瀬領真悟
公正取引, 公正取引協会, (752号) 57 - 65, Jun. 2013 - 企業結合規制における市場支配力立証の新展開―水平型企業結合規制を対象としてー
瀬領 真悟
『日本経済法学会年報』, (33) 18 - 41, 2012 - アジア諸国における競争政策の動き (特集 アジア諸国における競争政策の動き)
瀬領 真悟
公正取引, 公正取引協会, (732) 2 - 8, Oct. 2011 - グーグル・ヤフーの事業提携の考察
瀬領 真悟
公正取引, 公正取引協会, (725) 64 - 74, 2011 - 外国事業者と我が国事業者との全量購入契約による外国事業者の排除［エム・ディ・エス・ノーディオン事件]
瀬領 真悟
経済法判例・審決百選, (199) 20 - 21, 2010 - 違反行為からの離脱の要件及び既往の違反行為への排除措置の必要性－橋梁談合事件審決(公取委審判審決平成21年9月16日・平成17年(判)第23号・第24号)
瀬領 真悟
NBL, 商事法務, (938) 46 - 53, 2010 - 「韓国－インドネシア製紙へのAD税賦課21.5条パネル」パネル報告
瀬領 真悟
経済産業省及び経済産業研究所「ガット・WTOの紛争処理に関する調査 調査報告書XVIII, 203 - 224, 2008 - 「韓国によるインドネシア産紙製品輸入に対するAD 措置」パネル報告
瀬領 真悟
経済産業省及び経済産業研究所「ガット・WTOの紛争処理に関する調査 調査報告書XVII, 169 - 216, 2007 - 地域経済統合と競争政策・独禁法
瀬領 真悟
RIETI Discussion Paper Series 06-J-052, 2006 - 通商救済法の履行－影響を及ぼす手続き上の諸要因について－
瀬領 真悟
荒木一郎・川瀬剛志（編著）『WTO紛争処理手続きにおける履行制度』、三省堂, 175 - 206, 2005 - 大型小売店舗に対する規制について--大店立地法の運用をめぐる現状と問題点 (特集 地方[規制,行政,経済]について考える)
瀬領 真悟
公正取引, 公正取引協会, (646) 22 - 25, Aug. 2004 - 大規模小売店舗に対する規制について
瀬領 真悟
公正取引, (646) 22 - 25, 2004 - 競争政策－政策と法
瀬領 真悟
辰巳浅嗣、EU欧州統合の現在、創元社, 126 - 139, 2004 - セーフガード紛争における審査基準－「重大な損害要件」を中心として
瀬領 真悟
荒木一郎・川瀬剛志、WTO体制下のセーフガード－実行ある制度の構築に向けて－、東洋経済新報社, 63 - 98, 2004 - 合併に対する競争政策・法 : 日・米・EUの競争法による規制の概要と問題点 (<特集>産業組織の変革と競争政策 2)
瀬領 真悟
Business insight : the journal for deeper insights into business, 神戸大学, 11(1) 24 - 39, 2003 - 木材輸入業者団体による港湾運送業者に対するアウトサイダーとの取引拒絶－仙台港輸入木材調整協議会事件
瀬領 真悟
『別冊ジュリスト１６１号・独禁法審決判例百選（第六版）』, 2002 - 国内事業者と外国事業者との輸出地域・数量制限・最低販売価格の国際協定－旭化成工業ほか事件
瀬領 真悟
『別冊ジュリスト１６１号・独禁法審決判例百選（第六版）』, 2002 - 国際経済法及び国内経済法の観点からみたGATS
瀬領 真悟
日本国際経済法学会年報, 日本国際経済法学会, (11) 32 - 55, 2002 - 流通・取引慣行と独禁法－日本的取引慣行・取引妨害・内部干渉
瀬領 真悟
山部俊文、白石忠志、山本晃正、内田耕作、藤田稔、服部育生、佐藤吾郎、瀬領真悟、谷原修身、村上政博、鈴木加人、屋宮憲夫、和田健夫、岡田外司博著、日本経済法学会編、経済法講座第３巻、独禁法の理論と展開（２）、三省堂, 181 - 225, 2002 - 国際取引に対する独占禁止法の適用と手続
瀬領 真悟
丹宗暁信、岸井大太郎、高橋滋、栗田誠、藤田稔、和田健夫、向田直範、森田修、内田耕作、岡田外司博、厚谷襄児、川浜昇、京藤哲久、志田至朗、稗貫俊文、瀬領真悟著、丹宗暁信・岸井大太郎編『独占禁止手続法』有斐閣, 378 - 401, 2002 - 独禁法執行における新しい産業組織論利用の可能性についての一素描、価格の同調的引き上げ報告制度及び独占的状態規制制度の検討
瀬領 真悟
『平成１３年度委託調査報告書・利潤率と集中度（市場シェア）との関係と競争政策に関する調査研究』（公取委事務総局経済取引局寡占対策室）, 2002 - Private Enforcement and New Provisions for Damages and Injunctions in Japan
瀬領 真悟
in Competition Policy in the Global Trading System(Jones and Matsushita eds.), Kluwer, 2002 - 経済法（第三版）（「第四章・国際経済法」執筆）
瀬領 真悟
法律文化社, 2002 - Private Enforcement and New Provisions for Damages and Injunctions in Japan
in Competition Policy in the Global Trading System(Jones and Matsushita eds.), Kluwer, 2002 - 貿易と社会的規制－GATT/WTOにおける取扱いを中心に－
瀬領 真悟
日本経済法学会年報, 有斐閣, (21) 68 - 91, 2000 - 知的財産権と独禁法を巡る新展開―覚書―
瀬領 真悟
法律時報１９９９年１０月号, 2000 - 知的財産権と独禁法をめぐる新展開・覚書 (特集 独禁法の新展開と理論的課題)
瀬領 真悟
法律時報, 日本評論社, 71(11) 49 - 55, Oct. 1999 - Restrictive Practices and Market Access in Japan - Has the JFTC been Effective in Eliminating Barriers in Distribution?
瀬領 真悟
World Competition, 22(2), 1999 - ECにおける非ハードコアカルテル規制の概要
瀬領 真悟
『カルテル法制度比較調査研究報告書（個別適用免除・ネガティブクリアランス制度についての調査』（公正取引委員会事務総局経済取引局総務課）, 1999 - 独占禁止法を学ぶ－経済憲法入門－（第四版）（「１１．EUの独占禁止法制」執筆）
瀬領 真悟
有斐閣, 1999 - 経済法（第二版）（「第四章・国際経済法」執筆）
瀬領 真悟
法律文化社, 1999 - Restrictive Practices and Market Access in Japan - Has the JFTC been Effective in Eliminating Barriers in Distribution?
World Competition, 22(2), 1999 - 「持株会社と独占禁止法」平成8年度シンポジウムの記録
瀬領 真悟
経済法学会年報, 有斐閣, (18) 153 - 166, 1997 - エレベーター部品の保守の強制－東芝エレベーターテクノス事件
瀬領 真悟
『別冊ジュリスト１４１号・独禁法審決判例百選（第五版）』, 1997 - エレベーター部品と保守の抱合わせ－東芝エレベーターテクノス事件－
瀬領 真悟
『別冊ジュリスト１４１号・独禁法審決判例百選（第五版）』, 1997 - 欧州共同体企業結合規制を巡る最近の動向
瀬領 真悟
『平成８年度企業結合関係海外委託調査報告書』（公正取引委員会事務総局経済取引局企業結合課）, 1997 - Private Suit System under Competition Policy and Law in Japan
Seryo Shingo
The Annals of human and social sciences, Faculty of Economics Shiga University, Shiga University, 3 189 - 213, 1996 - 日本における独占禁止政策の強化と私訴からみたその影響
瀬領 真悟
『消費者法の国際化』日本評論社, 1996 - 競争政策と独占禁止法の動向
瀬領 真悟
『法の構造変化と人間の権利』世紀転換期の日本と世界I・法律文化社, 1996 - 独禁法１年の動き
瀬領 真悟
経済法学会年報, (16), 1995 - The Strengthening of Anti-Monopoly Policy and its Influence on Private Law Suits in Japan (Grobal Trends Of Consumer Laws In A Changing World : Workshop 1 Fair Trade and Anti Monopoly Controls)
SERYO Shingo
Ritsumeikan law review, Ritsumeikan University, 11(11) 69 - 74, 1995 - The Strengthening of Anti-Monopoly Policy and its Influence on Private Law Suits in Japan
Ritsumeikan Law Review, (11), 1995 - 書評「三省堂現代経済法講座『消費生活と法』『流通産業と法』『新技術開発と法』」
瀬領 真悟
ジュリスト, (1038), 1994 - ＥＣ合併規則の法的構造とその運用の実態
瀬領 真悟
経済法学会年報, 有斐閣, (15) p119 - 133, 1994 - 消費税転嫁にかかるタクシー運賃値上げ申請却下処分と道路運送法９条２項の審査
瀬領 真悟
ジュリスト, (1026), 1993 - 選択的販売制度と競争政策－ＥＣ競争法による規制に関して－
瀬領 真悟
公正取引, 公正取引協会, (517) p17 - 20, 1993 - ＥＣ反ダンピング法における累積慣行（一）
瀬領 真悟
京都学園法学１９９２年３号, 1993 - 顧客争奪の制限－関東地区登録衛生協会検査協会事件－
瀬領 真悟
『ジュリスト１１０号・独禁法審決判例百選（第四版）』, 1991 - 図説法的マーケティング
瀬領 真悟
晃洋書房, 1991 - 関西国際空港の山砂海送工事カルテル
瀬領 真悟
『ジュリスト臨時増刊９５７号・平成元年度重要判例解説』, 1990 - EC競争法における垂直的協定規制の現状－審判決を中心として－
瀬領 真悟
『委託研究報告書』（公正取引委員会事務局）, 1990 - Causation under the U. S. Antidumping and Countervailing Laws : Margin Analysis or Import Analysis
Shingo Seryo
京都学園法学, (2) 185 - 214, 1990 - Causation under the U. S. Antidumping and Countervailing Laws : Margin Analysis or Import Analysis
Shingo Seryo
京都学園法学, (1) 185 - 214, 1990 - 外国為替判例研究
瀬領 真悟
中央経済社, 1987 - 外為取引の与信債務を担保とするために信用保証協会の保証付き貸付金で創設した預金を担保として拘束した場合と独占禁止法及び信用保証協会法違反の有無
瀬領 真悟
立命館法学, 立命館大学法学会, (181) p375 - 391, 1986 - 反トラスト法におけるジョイント・ベンチャー規制－違法判断基準の検討を中心に－（二・完）
瀬領 真悟
立命館法学, 立命館大学法学会, (187) p383 - 428, 1986 - 反トラスト法におけるジョイント・ベンチャー規制－違法判断基準の検討を中心に－（一）
瀬領 真悟
立命館法学, (182), 1986 - ベーシック経済法 第２章不当な取引制限、第５章事業者団体の活動執筆
瀬領 真悟
(有斐閣、2003年5月)、[第２版・２００６年４月], 83120,239-255 - 独占禁止法 第3章不当な取引制限の禁止(第1節不当な取引制限の禁止の概要、第2節共同行為)執筆
瀬領 真悟
(弘文堂、2004年10月)[第２版・２００６年４月], 33 - 56
Books etc
- ケースブック独占禁止法(第3版)(金井貴嗣・川濱昇・泉水文雄編著)(「国際取引と独占禁止法」「独占禁止法の射程と限界」執筆)
瀬領 真悟
弘文堂, 2019 - 『国際経済法講座Ⅰ―通商・投資・競争』（「競争法の国際的エンフォースメント・国際執行協力」）
瀬領 真悟; 村瀬信也編集
法律文化社、日本国際経済法学会編, 2012, Joint work, 430-449 - ケースブック独占禁止法(第2版)(金井貴嗣・川濱昇・泉水文雄編著)(「国際取引と独占禁止法」「独占禁止法の射程と限界」執筆)
瀬領 真悟; 共著者
弘文堂, 2010, Joint work, 464-501, Scholarly book
Presentations
- 「企業結合規制における市場支配力立証の新展開」
瀬領 真悟
日本経済法学会2012年大会シンポジウム（「「企業結合規制の新たな課題」」, 2012, 甲南大学 - 2005年独禁法改正と課題
瀬領 真悟
公正競争法研究会・2007年国際学術大会（「東アジア競争法の現況と課題」）, 2007, 韓国ソウル・成均館大學校 - GATSと規制改革－経済法・国際経済法の視点から－
瀬領 真悟
日本国際経済法学会第１１回研究大会, 2001, 成城大学 - 貿易と社会的規制
瀬領 真悟
平成１２年度日本経済法学会大会, 2000, 横浜国立大学 - Private Enforcement and New Provisions for Damages and Injunctions in Japanese Antitrust
瀬領 真悟
Competition Policy in the Global Trading System -Perspectives from Japan, the United States, and the European Union, 2000, ワシントンD.C. - Restrictive Practices and the Antimonopoly Laws in Japan and Extraterritorial Application of the U.S. Antitrust Laws
瀬領 真悟
Japan-United States Study Group on Economic Relations after the Uruguay Round, 1998, 東京 - EEC合併規制の法的構造とその実体
瀬領 真悟
平成５年度経済法学会大会, 1993, 立命館大学
Research Projects
- Development of digital technology and new regulations - competition law, co-regulation, ex-ante regulation, and AI regulation -
土田 和博; 若林 亜理砂; 武田 邦宣; 長谷河 亜希子; 渕川 和彦; 高木 浩光; 洪 淳康; 伊永 大輔; 中里 浩; 林 秀弥; 小向 太郎; 小田切 宏之; 成原 慧; 舟田 正之; 青柳 由香; 東條 吉純; 川島 富士雄; 瀬領 真悟; 柴田 潤子; 渡邉 昭成
Japan Society for the Promotion of Science, Grants-in-Aid for Scientific Research, 2024/04 -2028/03, Grant-in-Aid for Scientific Research (B), Waseda University - AI等利用行為のもたらす競争法上の課題と規律枠組みの解明
瀬領 真悟
2021年度はAI等の利用行為のもたらす競争法上の問題への規制のうち、共同行為規制の可能性と限界解明を主たる課題としつつ、前年度研究課題に関する補完追加研究及び次年度以降の研究準備に資する資料収集など各種作業を行った。 研究計画上の第1課題は、複数企業間競争制限行為とされる場合と合理的利潤最大化行動や効率的な場合との識別基準、及び識別のための考慮要因の検討である。共同行為に関連して幾パターンかのAI利用行為の分類が行われ、それに応じた識別基準や考慮要因を構成する対応さらには検討すべき問題点が認識されていることが確認できた。第2課題は、現在のカルテル規制理論と実務（意思の連絡や反競争効果と正当化事由）でのAI等利用共同化の捕捉可能性である。これについてはEU法での規制の展開と照らし合わせ、第1に、現行のカルテル規制法理では捕捉困難なAI利用にかかわる規制理論の新思考・試行について検討ができた。第2に、現行カルテル規制法理のもと規制可能なAI利用についても特有の課題を認識整理することができた。第3課題は、措置命令に際して競争当局の執行上の課題と解法の検討である。現行規制法理のもと可能な措置とその限界の認識はできたものの、より適切な措置等についての展望が未だ模索中であり、方向性や枠組みの認識について課題が残る。 前年度課題との関連では、一方的行為としての規制のうち、パーソナライズドプライシングなど価格設定行為についての検討を行うことができた。 次年度以降の研究準備については資料収集を行うとともにこれまで公刊された規制当局の報告書等の文献を検討することで次年度以降の研究の準備を行えた。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 2020/04 -2024/03, 基盤研究(C), 同志社大学 - Theoretical study on the system of settlement and commitment in competition laws
Seryo Shingo
This study takes settlement or commitment procedure and decisions in competition law and especially focuses on commitment systems. It explores the systems and implementation of these procedures in the light of not only effectiveness and efficiency, but also fairness and equity, in comparison with the systems of Japanese and EU or US systems. In former aspects, we need to discuss and clarify the measures or sanction on the violation, conditions or requirements to use those procedures, complainants to start procedures and authorities to decide and standards of decisions in each stages of procedures. In latter aspects, it is necessary to clarify standard of review in judicial system for those procedures and decisions, the protecting interest of related parties in other procedures than settlement or commitment system., Japan Society for the Promotion of Science, Grants-in-Aid for Scientific Research, 2016/04 -2019/03, Grant-in-Aid for Scientific Research (C), Doshisha University - Economic Law/International Economic Law and FairEconomy: Competition Law Order of Freedom, Fairness and Responsibility
Tsuchida Kazuhiro; FUNADA Masayuki; KANAI Takaji; TADA Toshiaki; Sugahisa Shyuichi; Wang Xiaoye; Kwon Ohseung; Ezrachi Ariel
In order to explore the way the law of ‘faireconomy’ (fair socio-economy) should be, this project mainly examined the regulation of unfair trade practices (especially abuses of relatively superior bargaining positions) in the Antimonopoly Act of Japan and competition laws of the UNCTAD member states. To achieve this aim, the researchers of this project not only presented the research results about abuses of relatively superior bargaining positions in the conference of the Japan Association of Economic Law but also carried out interviews at the Headquarters of the UNCTAD and the Korea Fair Trade Mediation Agency. Their results bore fruit in many books and articles including Masayuki Funada & Kazuhiro Tsuchida ed., Antimonopoly Law and FairEconomy as well as the International Conference held in March 2013 at Waseda University., Japan Society for the Promotion of Science, Grants-in-Aid for Scientific Research, 2014/04 -2018/03, Grant-in-Aid for Scientific Research (A), Waseda University - To the new horizon of East-Asian competition laws by regulation of the abuse of dominant monopoly positions and unfair trade practices
HIENUKI TOSHIFUMI; SAKAGUCHI Kazushige; ITAYA Jun-ichi; KURITA Makoto; HAYASHI Shuya; NAKAYAMA Takenori; TSUCHIDA Kazuhiro; SUZUKI Ken; KAWASHIMA Fujio; SUAMI Takao; MUKAIDA Naonori; SERYO Shingo; OKA Katsuhiko; ATSUYA Joji; IMAI Hiromichi; MOCHIZUKI Hiromu; OKAMOTO Naoki
Our research revealed the new horizon of East-Asian competition laws.(1) Subjects of competition policy of high-tech industries in the East-Asian countries are as important as the subjects of the same policy of the same industries in the U.S. or EU; high-tech industries are software, IP business 、 Telecom and so on. Samsung & Apple Patent Infringement Cases are good examples. Infringement actions by Samsung are abuses of the FRAND declared patents and it`s infringement actions are also against the competition laws of the most countries. (2) Struggles against impediments for competitive market economy like state-owned enterprises, family-owned large business-group, government oriented bit-rigging are unique and inherent subjects of East-Asian competition laws. East-Asian competitions laws are integration of advanced subjects of high-tech industry and unique subjects of old impediments for competitive market economy. The new horizon of East-Asian competition laws are now appeared., Japan Society for the Promotion of Science, Grants-in-Aid for Scientific Research, 2010/04 -2015/03, Grant-in-Aid for Scientific Research (A), Hokkai-Gakuen University - A study of international enforcement of competition law from the perspective of jurisprudence of economic law and international ecnomic law
TSUCHIDA Kazuhiro; SHIMIZU Akio; SUAMI Takao; OKADA Toshihiro; OCHI Yasumi; MIYAI Masaaki; TOJO Yoshizumi; SERYOU Shingo; WAKABAYASHI Arisa; HASEGAWA Akiko; AOYAGI Yuka; HAYASHI Shuya; WATANABE Akinari
In order to compare the extraterritorial reach and the international enforcement of antimonopoly law among countries, in 2011 we held a joint-seminar with researchers from East Asia, and in 2012 we had interviews with the United States Department of Justice, law offices in Washington DC, the European Commission, and a law office in Brussels. During that time, as a part of achievements in the research, we had "International Enforcement of Antimonopoly Law" (Nippon Hyoron Sha Press 2012) written and edited by Kazuhiro Tsuchida, and "International Enforcement of Competition Law" (The Annual of The Japan Association of Economic Law, No.34, Yuhikaku Press 2013) published. And as a conclusion of the three years' joint-research, we invited speakers from America, Europe and Asia, and held an international symposium named "International Enforcement of Competition Law- In The Age Of Globalization" in Waseda University in March 2014., Japan Society for the Promotion of Science, Grants-in-Aid for Scientific Research, 2011/04 -2014/03, Grant-in-Aid for Scientific Research (B), Waseda University - The Conversion of East-Asian law-making bases for Economic Laws: Comparative Study on Korea and Japan Economic Laws
HIENUKI Toshifumi; KURITA Makoto; NAKAYAMA Takenori; SERYO Shingo; MUKAIDA Naonori; WADA Tateo
Facing at the extraordinary economic growth of China, Japanese government and Korean government make Industrial Structure Coordination that seem to be getting out from bureaucrat-initiated economic policy laws, and getting into the America way of market oriented policy laws. Korean government seemed to think that economic domination of Korean large conglomerates(Chaebols) are ultimate cause of currency crisis in 1997. To regulate the Chaebols domination is now main target of Korean Industrial Structure Coordination. Korean Fair Trade Commission tried to change the Korean large conglomerates(Chaebols) to the more transparent holding-company. Japanese economic policy is also going into the great change. The bureaucrat-initiated economic policy in Japan are now changed from the discretionary-based, and the administrative pre-regulations, to rule-oriented and judiciary-like post-regulations. Japanese Fair Trade Commission and the Japanese Prosecute threw the book of rules at many white-colored economic crimes like Bureaucrat-Made Cartels ; "Kansei-Dangou". The courts also acutely penalize the stock-exchange laws offenders like "Horiemon" in Live-Door Case. It became very clear today that the old basements of economic-law-makers are changed and conventional industrial policies in Japanese government and Korean government are almost disappeared. If this new trends does not mean disappear of economic laws in themselves, challenges are making new platform of market oriented economic laws. These trends begin just now. No-one can tell anything about the future of Industrial Structure Coordination. But Industrial Structure Coordination of both countries will make new East-Asian platform of market oriented economic laws, even in the different ways., Japan Society for the Promotion of Science, Grants-in-Aid for Scientific Research, 2003 -2005, Grant-in-Aid for Scientific Research (A), Hokkaido University - Study on the Japanese Law of Commercial Organization and Transactions after the Reform for a new financial system in the Era of the Globalization
YAMASHITA Masahiro; DEGUCHI Masahisa; TAKEHAMA Osamu; SAITO Takeshi; SERYO Shingo; YAMATE Masashi
1. Recently, the revolution of the financial system in Japan has greatly prompted the reformation of our industrial structure and a more efficient operation of enterprises, while we also have faced the issues of how we can cope with such a difficult situation and protect the consumer against powerful companies. This situation is influencing (1) what companies' organization should be now, (2) the rules of corporate transactions, and (3) the structure of lawsuits. This research is to focus on these three issues. 2. As to the first issue, we argue that, particularly with the disposition of companies' assets, it can be clone without the shareholders' approval where the company faces economical difficulty, but that is also necessary to rethink that a company can dispose of its assets without the resolution of a shareholder meeting where the assets are transferred between parent and subsidiary companies. 3. In Japan, as in the case of the EU countries, the Consumer Contract Law and the Law on Sale of Financial Products were passed last year, so these laws will come into force this year. We pointed out that it is very important to establish a system of construction of standard form contracts in order to seek the transparency of terms of such contracts. We examined this issue in the context of the construction of the UK insurance policy. 4. Lastly, from the standpoint of consumer protection, we argue that it is appropriate to introduce a class action into our system of lawsuits in order that our public interests will take first preference in accordance with public policy., Japan Society for the Promotion of Science, Grants-in-Aid for Scientific Research, 1998 -2000, Grant-in-Aid for Scientific Research (C), Ritsumeikan University - 世界貿易機関の下で21世紀に向けての国際経済体制と法秩序
瀬領 真悟
本年の課題は、第一にウルグアイ・ラウンド交渉史を踏まえたWTO協定の規範内容と構造及び主要加盟国の協定実施の特徴と問題点の解明、第二にWTO主要加盟国の通商法制度及び法運用の内容と課題の解明である。 第一点に関しては、成立した既存合意改正と新分野合意を、貿易自由化と自由化担保のための規律強化という視点で評価した場合、達成度は分野毎に異なる。達成度の高い分野は紛争解決分野であり、低いのは反ダンピング法分野である。反ダンピング法分野の新協定は、交渉参加国の利害対立を反映し法利用促進と規律強化の両面を織り込んだ妥協の産物で曖昧な面も残った。利用促進面では、累積制度の要件等で米国等の国内法既存制度が取り込まれている。加盟国実施法を主に米国と欧州連合を中心に検討した。米国では包括的実施法と詳細な国内法実施規則が規定され、WTO協定との整合性上の問題点等が比較的明解な部分もある。欧州連合法は米国法に比べて明文規定の詳細性を欠き、法文上の検討のみならず法運用の確認にまで至らない問題点が解明しにくい。 第二点に関しても、米国と欧州連合の反ダンピング法を中心に検討した。WTO成立は、加盟国通商法に変化をもたらしたが、反ダンピング法での変更程度は制度により異なる。WTO協定に従って明確化された制度として、提訴適格やダンピング認定における価格比較の公正性確保措置等がある。しかし、米国法におけるサンセット条項等のようにWTO協定の趣旨とは異なる制度運用が可能ではと思われる改正が行われたものもある。損害要件等の解釈に関しては、統一が計られておらずWTO成立前からの問題点の継続が予見される。また、WTO協定に明文化されなかった迂回防止規定がさらに整備されている。これらの規定がどのように解釈運用されるかが今後の課題である。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 1996 -1996, 奨励研究(A), 滋賀大学 - 国際経済法・国内経済法における企業活動規制
瀬領 真悟
日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 1987 -1988, 奨励研究(A)