| IWATSUBO Takeshi |  |
| Faculty of Letters Department of Japanese Literature | |
| Professor |
Last Updated :2025/05/31
Researcher Profile and Settings
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Research Areas
Education
- Osaka University, 文学研究科, - 1989
- Osaka University, Graduate School, Division of Letters, - 1989
- Osaka University, 文学研究科, - 1985
- Osaka University, Graduate School, Division of Letters, - 1985
- Kyoto University, Faculty of Letters, 国語学国文学科, - 1981
- Kyoto University, Faculty of Literature, - 1981
Degree
Association Memberships
Awards
Published Papers
- 「同志社大学所蔵「古土佐源氏五拾四状画賛」（上）１桐壺～18松風の巻―翻刻・現代語訳・解説―」
人文学, (214), Nov. 2024 - 「源氏物語図屏風」（個人蔵）の紹介 ―狩野常信筆「源氏物語絵巻」（同志社大学蔵）との関係―
岩坪健
社会科学, 53(3), Nov. 2023 - 同志社大学所蔵「源氏御手かゝみ」（下）37横笛～54夢浮橋 ー翻刻・現代語訳・解説ー
人文學, (211), Mar. 2023 - 伝土佐光起筆「白描源氏物語色紙絵」（同志社大学所蔵）の紹介
岩坪健
社会科学, 52(4) 23 - 41, Feb. 2023, Research institution - 同志社大学所蔵「源氏御手かゝみ」（上）１桐壺～18松風の巻 ―翻刻・現代語訳・解説―
岩坪健
人文學, (210) 1 - 32, Nov. 2022 - 源氏物語画帖「源氏御手かゝみ」（同志社大学所蔵）の再考察－名古屋市博物館蔵「白描源氏物語画帖」との比較－
岩坪健
同志社国文学, (96) 1 - 8, Mar. 2022, Research institution - 『源氏流極秘奥儀抄』注釈（七）47総角～54夢浮橋
岩坪健
人文学, (209), Mar. 2022, Research institution - 「『源氏流極秘奥儀抄』注釈（六）39夕霧～46椎本」
岩坪健
人文学, (208) 37 - 69, Nov. 2021, Research institution - 『社会科学』第51巻第4号に「同志社大学所蔵「源語」の紹介 ─翻刻・現代語訳・解説─」
岩坪健
社会科学, 51(4) 19 - 33, Feb. 2021 - 『源氏流極秘奥儀抄』注釈（五）31真木柱～38鈴虫
岩坪健
人文学, (206) 1 - 39, Nov. 2020, Research institution - 「『源氏流極秘奥儀抄』注釈（四）23初音～30藤袴」
同志社大学「人文学」, (204) 71 - 119, Nov. 2019 - 「『源氏流極秘奥儀抄』注釈（三）18松風～22玉鬘」
同志社大学「人文学」, (202) 1 - 21, Mar. 2019 - 「『源氏流極秘奥儀抄』注釈（二）12須磨～17絵合」
岩坪健
同志社大学「人文学」, (202) 107 - 129, Nov. 2018 - Notes on "Sangyoku-chojisho"
Iwatsubo Takeshi
人文学, Alternative:The Literary Association, Doshisha University, (199) 63 - 107, Mar. 2017 - Notes on "Sangyoku-chojisho"
Iwatsubo Takeshi
人文學 = Doshisha University Jinbungaku (Studies in Humanities), Alternative:The Literary Association, Doshisha University, (198) 87 - 131, 30 Nov. 2016 - Introduction of "Genji Chigusako" Possessed by Chikuyu-Bunko(10)52 Kagerouko~54 Yumenoukihashiko
Yano Tamaki; Iwatsubo Takeshi; Fukuda Tomoko
社会科学 = The social sciences, Alternative:Institute for the Study of Humanities & Social Sciences, Doshisha University, 46(1) 1 - 13, May 2016 - Introduction of the pictures of "Genji-Monogatari" possessed by Doshisha University
Iwatsubo Takeshi
同志社国文学, 同志社大学国文学会, (84) 182 - 189, Mar. 2016 - Introduction of "Genji Chigusako" Possessed by Chikuyu-Bunko(9)48 Sawarabiko~51 Ukifuneko
Yano Tamaki; Iwatsubo Takeshi; Fukuda Tomoko
社会科学 = The social sciences, Alternative:Institute for the Study of Humanities & Social Sciences, Doshisha University, 45(4) 1 - 20, Feb. 2016 - Introduction of "Genji Chigusako" Possessed by Chikuyu-Bunko(8)41 Maboroshiko~47 Agemakiko
Yano Tamaki; Iwatsubo Takeshi; Fukuda Tomoko
社会科学 = The social sciences, Alternative:Institute for the Study of Humanities & Social Sciences, Doshisha University, 45(3) 1 - 30, Nov. 2015 - Introduction of "Genji Chigusako" Possessed by Chikuyu-Bunko(7)31 Makibashirako~40 Minoriko
Yano Tamaki; Iwatsubo Takeshi; Fukuda Tomoko
社会科学 = The social sciences, Alternative:Institute for the Study of Humanities & Social Sciences, Doshisha University, 45(1) 49 - 87, Aug. 2015 - Introduction of "Genji Chigusako" Possessed by Chikuyu-Bunko(6)25 Hotaruko~30 Fujibakamako
Yano Tamaki; Iwatsubo Takeshi; Fukuda Tomoko
社会科学 = The social sciences, Alternative:Institute for the Study of Humanities & Social Sciences, Doshisha University, 44(4) 57 - 85, Feb. 2015 - The tale of Genji shikishi album (Doshisha University)
Iwatsubo Takeshi
同志社国文学, 同志社大学国文学会, (81) 57 - 66, Nov. 2014 - Introduction of "Genji Chigusako" possessed by Chikuyu-Bunko (5) : 19 Usugumoko〜24 Kochoko (
Deeply analyze the process of Japan's fast expanded economy after World War 2)
Yano Tamaki; Iwatsubo Takeshi; Fukuda Tomoko
The social science, Doshisha University, 104 1 - 26, Nov. 2014 - Introduction of "Genji Chigusako" possessed by Chikuyu-Bunko (4) : 13 Akashiko〜18 Matsukazeko
Yano Tamaki; Iwatsubo Takeshi; Fukuda Tomoko
The social science, Doshisha University, 103 1 - 31, Aug. 2014 - Introduction of "Genji Chigusako" possessed by Chikuyu-bunko (3) :7 Momijinogako〜12 Sumako
Yano Tamaki; Iwatsubo Takeshi; Fukuda Tomoko
The social science, Doshisha University, 102 17 - 49, May 2014 - Notes on "Sangyoku-chojisho"
Iwatsubo Takeshi
The liberal arts, Doshisha University, 193 113 - 161, Mar. 2014 - Gender of stringed instruments in the Tale of Genji
Iwatsubo Takeshi
The social science, Doshisha University, 101 1 - 17, Feb. 2014 - Introduction of "Genji Chigusako" Possessed by Chikuyu-Bunko(2)1 Kiritsuboko ~ 6 Suetsumuhanako
Yano Tamaki; Iwatsubo Takeshi; Fukuda Tomoko
The social science, Alternative:Institute for the Study of Humanities & Social Sciences, Doshisha University, 43(4) 39 - 61, Feb. 2014 - Notes on "Sangyoku-chojisho"
Iwatsubo Takeshi
The liberal arts, Doshisha University, 192 135 - 180, Nov. 2013 - Notes on "Sangyoku-chojisho"
Iwatsubo Takeshi
The liberal arts, Doshisha University, 191 187 - 260, Mar. 2013 - Notes on "Sangyoku-chojisho
Iwatsubo Takeshi
The liberal arts, Doshisha University, 190 1 - 91, Nov. 2012 - Sangyoku-Chōjishō
Iwatsubo Takeshi
The liberal arts, Doshisha University, 188 15 - 68, Nov. 2011 - 滋賀県立琵琶湖文化館所蔵「源氏物語画帖」の紹介
岩坪健
社会科学, 52(3) 31 - 42, Nov. 1922
MISC
- パネルディスカッション
岩坪 健; 矢野 環; 夏山 かほる; 竹田 正幸; 吉田 謙一; 福田 智子; Takeshi Iwatsubo; Tamaki Yano; Kaoru Natsuyama; Masayuki Takeda; Kenichi Yoshida; Tomoko Fukuda
人文研ブックレット = Jimbunken Booklet, 同志社大学人文科学研究所, (69) 61 - 76, 30 Nov. 2020 - 新刊紹介 久下裕利著 『物語絵・歌仙絵を読む 附 『歌仙絵抄』 『三十六歌仙歌合画帖』』
岩坪 健; 同志社大学教授
學苑 = GAKUEN, 900 70 - 71, 01 Oct. 2015 - Introduction of "Genji Chigusako" possessed by Chikuyu-Bunko
Yano Tamaki; Iwatsubo Takeshi; Fukuda Tomoko
The social science, Doshisha University, 100 27 - 51, Nov. 2013 - 伊勢物語絵の異段同図法―二条の后に関する段―
岩坪 健
『物語絵・歌仙絵を考える―変容の軌跡』, 29 - 53, 2011 - 『物語二百番歌合』の本文 ―冷泉家時雨亭文庫蔵『源氏和歌集』との関係―
岩坪 健
『日本古典文学研究の新展開』, 295 - 311, 2011 - 御所と同志社大学―平安京の昔と今
岩坪 健
講談社、京都観学研究会編『京の常識事始』, 136 - 144, 2010 - 源氏流華道の継承―付、柳沢文庫蔵 千葉龍卜筆「生花表之巻」（翻刻）―
岩坪 健
「京都語文」17号, 佛教大学, 17 83 - 96, 2010 - 源氏流華道の変奏―付、龍野歴史文化資料館蔵「源氏六帖花論巻」（翻刻）―
岩坪 健
『源氏物語の展望』, 8 256 - 285, 2010 - 末摘花の二面性―晴れと褻―
岩坪 健
同志社人文学, (185) 25 - 56, 2010 - 消えた・消された・作られた巻 『 国際シンポジウム 2008 報告書 源氏・ゲンジ・GENJI -- 源氏物語の翻訳と変奏 -- 』 所収
岩坪 健
同志社大学大学院文学研究科, 2009 - 源氏物語千年紀 『 マルク・ブロック大学・同志社大学 学術交流シンポジウム伝統の発見 フランスと日本 』 所収
岩坪 健
2009 - The Tale of Genji
Iwatsubo Takeshi
The liberal arts, Doshisha University, 183(183) 1 - 35, 2009 - The System of "KACHOUYOSEI"
Iwatsubo Takeshi
The liberal arts, Doshisha University, 181(181) 53 - 73, 2007 - 「 明石の君の評価 ― 中世と現代の相違 ― 」 「 『 源氏物語の展望 』 」 2所収
岩坪 健
三弥井書店, 156 - 187, 2007 - 『 源氏物語奥入 』 解題
岩坪 健
『大東急記念文庫 善本叢刊 中古・中世篇 第一巻 物語』所収 汲古書院, 43625 , 2007 - 源氏物語注釈書に見える中国古典
岩坪 健
アジア遊学 勉誠出版, 勉誠出版, (93) 79 - 89, 2006 - 歌枕と屏風絵
岩坪 健
国文学 解釈と教材の研究 学燈社, 51(8) 98 - 106, 2006 - 絵入り版本 『 源氏物語 』 ( 山本春正画 ) と肉筆画との関係 ― 石山寺蔵 『 源氏物語画帖 』 ( 四百画面 ) との比較 ―
岩坪 健
親和国文, (41) 51 - 73, 2006 - 源氏絵における几帳の役割について
岩坪 健
久下裕利・久保木秀夫編『平安文学の新研究－物語絵と古筆切を考える』所収 新典社, 109 - 141, 2006 - 源氏絵に描かれた男女の比率について ― 土佐派を中心に ―
岩坪 健
紫式部学会『源氏物語とその享受 研究と資料』（『古代文学論叢』所収 武蔵野書院）, (16) 9 - 36, 2005 - 『 平安文学研究ハンドブック 』 「 源氏物語 注釈史・享受史 」 「 源氏物語 注釈 」 担当
岩坪 健
和泉書院, 2004 - 源氏絵研究の問題点 ― 写本系統と版本系統の比較 ―
岩坪 健
『日本古典文学史の課題と方法』和泉書院, 295 - 322, 2004 - The Movies and The Tale of Genji
Iwatsubo Takeshi
The journal of Shinwa Lifelong Learning Center, Kobe Shinwa Women's University, 6(6) 73 - 80, 2003 - 源氏絵史における 『 源氏鬢鏡 』 の位置付け ― 肉筆画との関係 ―
岩坪 健
親和国文, (38) 16 - 55, 2003 - 『 源氏物語の鑑賞と基礎知識 夕霧の巻 』
岩坪 健
至文堂, 22 - 63, 2002 - 『 源氏物語事典 』
岩坪 健
大和書房「注釈」「三条西実隆」, 2002 - 源氏流生花書について ― 東京大学総合図書館蔵 『 源氏五拾四帖之巻 』 ( 影印・翻刻 ) ―
岩坪 健
親和女子大学「親和国文」第３７号, (37) 112 - 186, 2002 - 「 源氏小鏡 」 の書誌的研究 ― 源氏物語との相違 ―
岩坪 健
科学研究費・基盤研究（C)（２）, 2001 - 『 源氏物語 』 ミレニアム
岩坪 健
「生涯学習センター紀要」第４号, (4) 59 - 63, 2001 - 神戸親和女子大学蔵 整版 『 源氏小鏡 』 ( 解題・翻刻 )
岩坪 健
親和女子大学「親和国文」第３６号, (36) 1 - 136, 2001 - 『 源氏物語千鳥抄 』 の系統と位置付け
岩坪 健
和泉書院片桐洋一先生古希記念論集『王朝文学の本質と受容 散文編』, 329 - 342, 2001 - もう一つの源氏物語 ― 梗概書と連歌における源氏物語の世界 ―
岩坪 健
和泉書院『古代中世文学研究論集』３, 3 189 - 222, 2001 - 『 日本歴史大辞典 』
岩坪 健
小学館「永青文庫」「桃華坊文庫」「陽明文庫」「冷泉家時雨亭文庫」, 2000 - 『 しのびね物語 』 注釈 (5)
岩坪 健
親和女子大学「親和女子大学論叢」第３４号, (34) 16 - 68, 2000 - 国会図書館蔵 古活字版 『 源氏小鏡 』 ( 解題・翻刻 )
岩坪 健
親和女子大学「親和国文」第３５号, (35) 1 - 95, 2000 - 注釈書と物語本文 ― 本文伝流史における注釈書の引用本文 ―
岩坪 健
風間書房『源氏物語研究集成』１３, 13 305 - 352, 2000 - 校本 『 経国集 』 (1)(2)
岩坪 健
「神戸親和女子大学研究論叢」第３２号・第３３号, 73-89,47-74 , 1999 - 『 日本古典籍書誌学辞典 』
岩坪 健
岩波書店「明融」「師成親王」「冷泉為伊」, 1999 - 『 しのびね物語 』 注釈 (4)
岩坪 健
親和女子大学「親和女子大学論叢」第３３号, (33) 1 - 46, 1999 - 尊経閣文庫蔵 伝二条為明筆 『 源氏聞書 』 ( 解題・翻刻 )
岩坪 健
親和女子大学「親和国文」第３４号, 神戸親和女子大学国語国文学会, 34(34) 1 - 98, 1999 - 河内本源氏物語の系統 ― 『 水原抄 』 『 紫明抄 』 との関係 ―
岩坪 健
新典社『論叢源氏物語I－本文の様相－』, 104 - 126, 1999 - 『 紫明抄 』 の成立過程 ― 『 異本紫明抄 』 との関係 ―
岩坪 健
和泉書院『古代中世文学研究論集』２, 2 51 - 72, 1999 - 『 しのびね物語 』 注釈 (3)
岩坪 健
親和女子大学「親和女子大学論叢」第３２号, (32) 25 - 72, 1998 - 吉永文庫 『 源氏秘事聞書 』 ( 解題・翻刻 )
岩坪 健
親和女子大学「親和国文」第３３号, (33) 19 - 60, 1998 - 「 冷泉家の古典籍 」
岩坪 健
ＮHK『冷泉家の至宝展』, 1997 - 『 しのびね物語 』 注釈 (2)
岩坪 健
親和女子大学「親和女子大学論叢」第３１, (31) 46 - 88, 1997 - 三条西家源氏学の影響 ― 『 細流抄 』 の享受 ―
岩坪 健
親和女子大学「親和国文」第３２号, (32) 26 - 46, 1997 - 肖柏源氏学の確立 ― 異本 『 肖柏聞書 』 の紹介 ―
岩坪 健
世界思想社島津忠夫先生古希記念論集『日本文学史論』, 230 - 239, 1997 - 『 しのびね物語 』 注釈 (1)
岩坪 健
親和女子大学「親和女子大学論叢」第３０号, (30) 95 - 125, 1996 - 『 類字源語抄 』 の諸問題
岩坪 健
親和女子大学「親和国文」第３１号, (31) 43486 , 1996 - 伝宗長作 『 紫塵残幽 』 について
岩坪 健
和泉書院『古代中世文学研究論集』１, 1 106 - 134, 1996 - 南朝における源氏物語研究の伝承
岩坪 健
親和女子大学「親和国文」第３０号, (30) 43490 , 1995 - 中世古典注釈書の研究
岩坪 健
国立学研究資料共同研究, 1994 - 「 現代語古語事典 」
岩坪 健
「親和女子大学研究論叢」第２７号, (27) 157 - 271, 1994 - 『 仙源抄 』 の系統
岩坪 健
親和女子大学「親和国文」第２９号, (29) 1 - 38, 1994 - 三条西家の源氏学 ― 『 孟津抄 』 を中心に ―
岩坪 健
汲古書院『源氏物語古注釈の世界』, 189 - 210, 1994 - 源氏物語の注釈書に引かれた物語本文の伝流史
岩坪 健
科学研究費・奨励研究（A), 1993 - 「 河海抄 」
岩坪 健
勉誠社『源氏物語講座』第８巻, 8 108 - 115, 1992 - 三条西家の講釈 ― 穂久邇文庫所蔵 『 覚勝院抄 』 をめぐって ―
岩坪 健
親和女子大学「親和国文」第２７号, 27(27) 15 - 34, 1992 - 肖柏とその師弟 ― 肖柏著 『 源氏物語聞書 』 の影響 ―
岩坪 健
新典社『論集 源氏物語とその前後』３, 3 101 - 118, 1992 - 「 平安文学作品解題 」
岩坪 健
和泉書院 伊井春樹他編『平安文学選』, 237 - 260, 1991 - 伝浄弁筆 『 源氏物語古註 』 について
岩坪 健
日本古典文学会「日本古典文学会々報」第１１９号, (119) 6 , 1991 - 源氏物語古注釈の研究 ― 中世源氏学の流れ ―
岩坪 健
大阪大学文学博士論文, 1991 - 源氏物語の本文伝流史
岩坪 健
科学研究費・奨励研究（A), 1990 - 『 異本紫明抄 』 の性格 ― 依拠本文と校異をめぐって ―
岩坪 健
大阪大学古代中世文学研究会「詞林」第７号, (7) 15 - 28, 1990 - 「 俊成卿と源氏物語 」
岩坪 健
財団法人 冷泉家時雨亭文庫 「 しくれてい 」 第31号, (31) 43560 , 1989 - 一条兼良の秘伝書類 ― 『 源語秘訣 』 の類書をめぐって ―
岩坪 健
親和女子大学「親和国文」第２４号, (24) 43476 , 1989 - Discriminative Initiation into Two Interpretations of the Text of 'The Tale of Genji'
IWATSUBO Takeshi
東京大学「国語と国文学」第６６巻６号, 学術雑誌目次速報データベース由来, 66(6) 30 - 42, 1989 - 『 浄照坊蔵 古筆切集 』
岩坪 健
和泉書院『大阪大学古代中世文学研究資料叢書』１, 1, 1988 - 二条家源氏学の成立と展開－二条派正流から末流へ－
岩坪 健
平安文学研究会「平安文学研究」第７９・８０輯, 79-80 177 - 85, 1988 - 今川了俊の源氏学 ― 「 光源氏巻々注少々 」 から伊予切へ ―
岩坪 健
大阪大学古代中世文学研究会「詞林」第３号, (3) 28 - 36, 1988 - 『 仙源抄 』 所引の本文系統 ― 河内本の異同 ―
岩坪 健
中古文学会「中古文学」第４１号, 中古文学会, (41) 48 - 55, 1988 - 『 原中最秘抄 』 の系統 ― 中世における秘書の享受 ―
岩坪 健
京都大学「国語国文」第５７巻第３号, 中央図書出版社, 57(3) 26 - 41, 1988 - 『 仙源抄 』 所引の本文系統 ― 南北朝期における源氏物語の享受 ― ( 口頭発表 )
岩坪 健
中古文学会・秋季大会（於新潟大学）, 1987 - 師説自見集 「 光源氏巻々注少々 」 の成立過程 ― 冷泉家における 『 紫明抄 』 の摂取 ―
岩坪 健
大阪大学古代中世文学研究会「詞林」第２号, (2) 32 - 39, 1987 - 源氏物語 『 奥入 』 の系統 ― 大橋本系統を中心に ―
岩坪 健
大阪大学古代中世文学研究会「詞林」創刊号, (1) 32 - 39, 1987 - 目録調査中間報告
岩坪 健
財団法人冷泉家時雨亭文庫「しくれてい」第１９号, (19), 1986 - 文献一覧
岩坪 健
世界思想社 伊井春樹編『物語文学の系譜』, 187 - 208, 1986 - Characteristics of Okuiri : the difference between the first text and the second text
Iwatsubo Takeshi
大阪大学文学会「待兼山論叢」第１９号, Graduate School of Letters, Osaka University, 19(19) 43483 - 18, 1985 - 『 奥入 』 成立の諸問題 ― 第一次 ・ 第二次 『 奥入 』 の関係 ―
岩坪 健
風間書房『源氏物語の探究』第１０輯, 10 341 - 367, 1985 - 自筆本 「 奥入 」 と 「 定家小本 」 の成立
岩坪 健
大阪大学文学修士論文, 1985 - 中古私家集研究文献目録
岩坪 健
風間書房『講座 平安文学論究』第１輯, 1 233292 , 1984
Books etc
- 『 錦絵で楽しむ源氏絵物語 』
岩坪 健
和泉書院, 2009, 127, Scholarly book - 『 光源氏とティータイム 』
岩坪 健
新典社新書19, 2008, 126, Scholarly book - 「 源氏小鏡 」 諸本集成
岩坪 健
和泉書院 2004年度同志社大学出版助成図書, 2005, Single work, 1-793, Scholarly book - 源氏物語古注釈の研究
岩坪 健
和泉書院１９９８年度文部省科研費出版助成図書, 1999, Scholarly book - 仙源抄・類字源語抄・続源語類字抄
岩坪 健
おうふう１９９７年度文部省科研費出版助成図書『源氏物語古注集成』第２１巻, 1998, Scholarly book - 平安中世私撰集 ( 『 冷泉家時雨亭叢書 』 第5巻 ) 解題
岩坪 健
朝日新聞社, 1993, Joint work, Scholarly book
Works
Research Projects
- Construction of the general database about the traditional culture formation and the study on tradition and acceptance of the Court of Heian Period literature.
Fukuda Tomoko; YANO Tamaki; TASAKA Kenji; IWATUBO Takeshi; KUROKI Kaori; TAKEDA Masayuki; FUKAGAWA Daiji; TAKAHASHI Mito; NANRI Ichiro
First we have developed a data base TIRAMiS" Toolbox for Image Resource Annotation ManagIng System".And we could finish introducing of "Genji Chigusako" Possessed by Chikuyu-Bunko completely. It's necessary to continue also attempting to annotate a source unknown Waka poems in the Kokin Waka Rokujo now. We have finished writing explanatory notes about "Yoshitada Hyakushu" once, but more consideration is needed. Some of the document Doshisha University possesses did a research report by this joint research. We did two sections "Chikushi Heian Bungakukai" and "Chigusako no kai" once a month and held the whole assembly once a year. We could exchange an opinion between the literally study person and the information science researcher, and between the university and the enterprise about folklore of Heian literature by this joint research., Japan Society for the Promotion of Science, Grants-in-Aid for Scientific Research, 2013/04 -2016/03, Grant-in-Aid for Scientific Research (C), Doshisha University - Construction of the character string analysis system and the research of the literature of the Heian period about a text and expression
FUKUDA Tomoko; YANO Tamaki; TASAKA Kenji; IWATUBO Takeshi; KUROKI Kaori; TAKEDA Masayuki; FUKAGAWA Daiji; HATANO Kenji; NANRI Ichiro; MIYAZAKI Yuko; SAKATA Keiichi; FUJII Shota
In this research, by the system which creates the list which showed the difference of the text that we had originally devised, we performed research on a text and expression about the literary works of the Heian period.Those literary works are the anthology of waka poems called "Kokin-Waka-Rokujo"and "Tale of Genji".In the system for WAKA, although the text for analysis needed to be tagged, we devised the more logical rule of tagging. In the system for a prose, processing was mostly completed about four texts of the "Tale of Genji." Moreover, we established a series of methods of recognizing a different partial character string between texts.The method makes a different partial character string a numerical value first using a computer, next classifies a text using Splits Tree, and is visualized., Japan Society for the Promotion of Science, Grants-in-Aid for Scientific Research, 2010 -2012, Grant-in-Aid for Scientific Research (C), Doshisha University - Construction of the character string analysis system and the research of generation of word of Waka poems in the middle of the Heian era.
FUKUDA Tomoko; KOMAKI Satoshi; TASAKA Kenji; KUROKI Kaori; YANO Tamaki; KAWASAKI Kokichi; TAKEDA Masayuki; HATANO Kenji; IWATSUBO Takeshi; FURUSE Masayoshi; KURANAKA Sayaka; MIYAKE Maki; NISHIHARA Kazue; HIBINO Hironobu; NANRI Ichiro; HASEGAWA Kaoru
In this research, by the system analyzing a character string that we had originally devised, we have examined the historical evidence for the source of an individual Japanese poem in the anthology of waka poems called "Kokin-Waka-Rokujo", which was allegedly compiled in the latter half of the tenth century and which includes about 4,500 Japanese poems classified by the title. We have established the tagging rule to create the text data that allows us to use a complex note-writing system. Then, we chose the six kinds of books from "Kokin-Waka-Rokujo" transmitted at the present age, and we have produced the text files. We have also developed the system that allows us to select freely the one text files among these text source files and to compare efficiently. Furthermore, we have made the basic materials concerning character's appearance, unusual Chinese characters and red characters., Japan Society for the Promotion of Science, Grants-in-Aid for Scientific Research, 2007 -2009, Grant-in-Aid for Scientific Research (C), Doshisha University - Bibliographical studies on the "Genji-kokagami"
IWATSUBO Takeshi
1. Research on block printing books, "Genji-kokagami" : I investigated the all eleven extant text of Genji-kokagami, which made it clear that every versions were not same contents. Research results were made available in the Bulletin of Shinwa Kokubun. 2. Research on variants, "Genji-kokagami" : The manuscripts were classified into six groups, and the variants of the first and second groups had different contents. Their outlines and tales deviate from the contents of story. So by examining the all 22 variorum editions, I thought of the importance to do comparative research among the similar texts, and arranged in a bibliographical introduction. 3. Research on popular editors, "Genji-kokagami" : I selected 47 kinds of text of popular editions, and reexamined those, and then the best for an original text was selected. 4. Main results I got from a series of investigations are follows. : (1) The publication of transcripts : I recognized 13 important books of "Genji-kokagami" according to a system of textual history, and each feature was described. Some of rare books were able to be introduced for the first time in our country. (2) The bibliographical introduction : I recognized the given systems of textual history in the groups of "Genji-kokagami". Thus the whole aspect of "Genji-kokagami" was introduced for the first time., Japan Society for the Promotion of Science, Grants-in-Aid for Scientific Research, 2001 -2002, Grant-in-Aid for Scientific Research (C), KOBE SHINWA WOMEN'S UNIVERSITY - 源氏物語の注釈書に引かれた物語本文の伝流史-中世における河内本優勢説への批判-
岩坪 健
従来の研究によると、源氏物語の本文系統は定家本・河内本・別本に分類され、定家本を重視し始めたのは十五世紀に活躍した宗祇あたりかと推測され、宗祇に教えを受けた三条西実隆が家の証本として定家本系統を採用した結果、近世の流布本も定家本系になった、と考えられている。 そこで先ず、宗祇が著した源氏物語の注釈書(『帚木別注』『種玉編次抄』)に引かれた本文を調べると、意外なことに河内本や別本も散在するので、宗祇が定家本を尊重したと見なす通説は再検討の余地がある。 次に、三条西家から源氏物語を伝受して編纂した、と考えられる注釈書十一種を調査した。以下、成立順に並べる。1.編者未詳(宗硯か?)『源氏聞書』(1516年成立、竜谷大学図書館本)。2.猪苗代長珊『長珊聞書』(1516年、陽明文庫本)。3.吉田兼右『兼右聞書』(1546年、東海大学桃園文庫所蔵自筆草稿本)。4.里村昌休『休聞抄』(1550年、東海大学桃園文庫所蔵伝徳大寺公推筆本)。5.林宗二『林逸抄』(1560年、天理図書館所蔵自筆草稿本)。6.編者未詳『聞源抄』(1563年、内閣文庫本)。7.里村紹巴『紹巴抄』(1565年)。8.覚勝院『覚勝院抄』(1571年、穂久邇文庫本)。9.九条稙通『孟津抄』(1575年)。10.能登永閑『万水一露』(1575年)。11.編者未詳『紹巴聞書』(1579年、静嘉堂文庫所蔵)。このうち8は複製、7と9・10は活字本、11はマイクロフィルムにより、その他は複製などが出版されていないので実際に閲覧して、紙焼き写真を注文できるものは全て取り寄せた。 調査の結果、物語本文の系統は引用部分が短いこともあり、すぐには結論を出せないが、注記内容に関しては今まで指摘されていないことを見出し、それを論文にまとめた(1994年、汲古書院より刊行予定)。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 1993 -1993, 奨励研究(A), 神戸親和女子大学 - 源氏物語の本文伝流史-室町前期以前における河内本優勢説への批判-
岩坪 健
日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 1990 -1990, 奨励研究(A), 親和女子大学 - 源氏物語の享受
Competitive research funding
Social Contribution
- 京都市・ラボール学園「京都と源氏物語」, 2011
- 長岡京市生涯学習センター「源氏物語を読む」（前編）(全6回), 2011
- 京都市・ラボール学園「源氏物語と四季」, 2010
- 長岡京市生涯学習センター「源氏物語の年中行事」(全6回), 2010
- 廣隆寺（北海道岩見沢市）にて公開講座 「光源氏とティータイム」, 2010
- 長岡京市生涯学習センター 「源氏物語 ―平安貴族の一生―」（全5回）, 2010
- 京都市・ラボール学園 「源氏物語の四季」, 2010
- 京都市・ラボール学園 「京都と源氏物語」, 2010
- 長岡京市生涯学習センター 「 源氏物語の四季 」, 2009
- 姫路市生涯学習センター 「 『 源氏物語 』 序説 」, 2009
- 神戸親和女子大学 公開講座 「 源氏物語の謎と意匠 」, 2009
- 京都市・ラボール学園 「 京都と源氏物語 」, 2009
- 京都おこしやす大学 「 雅美なる王朝文化への誘い 」, 2009
- 明石市生涯学習センター 「 明石と源氏物語 」, 2008
- 高槻市生涯学習センター 「 源氏物語千年紀 」, 2008
- 京都文化創生実行委員会 「 文学としての源氏物語 」, 2008
- 長岡京市生涯学習センター 「 源氏物語の謎 ― 失われた千年 ― 」, 2008
- JR西日本ジバング 「 源氏物語千年紀 」, 2008
- 宝塚市文化振興財団 『 源氏物語 』 と 能 「 半蔀 」, 2008
- 京都おこしやす大学 「 源氏物語と嵯峨野 」, 2007
- 姫路市民教養講座 「 阿仏尼 」, 2004
- 大阪府立茨木高校 公開講座 「 源氏絵と源氏物語 」, 2004
- 神戸親和女子大学 公開講座 「 源氏物語と年中行事 」 ( 全4回 ), 2003
- 大阪府立茨木高校 公開講座 「 もう一つの伊勢・源氏 」, 2003
- 神戸親和女子大学 公開講座 「 源氏物語と儀式 」 ( 全4回 ), 2002
- 神戸親和女子大学 公開講座 「 源氏物語とマスコミ 」 ( 全4回 ), 2002
- 兵庫県高等学校 教育研究会 国語部会 講演会 「 平安文学の解釈 ― 中世と現代の違い ― 」, 2001
- 神戸親和女子大学 公開講座 「 冷泉家と源氏物語 」 ( 全4回 ), 2001
- 姫路市民教養講座 ( 歴史講座 「 1000年前の日本 」 ) 「 源氏物語 」, 2001
- ひょうご講座 「 日本文学に見る愛の様相 」 源氏物語 ― 愛と死を見つめて ― ( 全2回 ), 2000
- 兵庫県高等学校 教育研究会 国語部会 神戸支部 講演会 「 源氏物語について 」, 2000
- 神戸親和女子大学 公開講座 「 源氏物語アラカルト 」 ( 全4回 ), 2000
- 神戸市立葺合高校 ( 大学特別講座 ) 「 源氏物語アラカルト ― 今と昔の違い ― 」, 1999
- 西宮市生涯学習大学 「 宮水学園 」 文学コース 「 源氏物語 I・II 」 ( 全2回 ), 1999
- 朝日カルチャーセンター ・ 神戸 ( 特別公開講座 「 冷泉家の文化 」 ) 「 藤原俊成、定家 」, 1998
- 神戸親和女子大学 公開講座 ( 教養講座 ) 「 源氏物語の女君たち 」, 1996
- 親和女子大学 公開講座 ( 教養講座 ) 「 源氏物語のことば 」, 1992
- (財) 冷泉家時雨亭文庫主催 秋山会講師 「 俊成卿と源氏物語 」, 1989