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Research Areas

• Humanities & social sciences / Economic statistics / 計量経済学、マクロ経済学、金融論、日本経済論

Research Experience

• 同志社大学経済学部, 教授, 2002/04 - Today
• 神戸大学大学院国際協力研究科, 助教授, 1995/04 - 2002/03
• 名古屋市立大学経済学部, 助教授, 1994/04 - 1995/03
• 名古屋市立大学経済学部, 講師, 1991/04 - 1994/03
• 日本生命保険(相), 財務企画室, 1983/04 - 1985/03

Education

• Kobe University, 大学院経済学研究科博士後期課程, 1988/04 - 1991/03
• Kobe University, 大学院経済学研究科博士前期課程, 1986/04 - 1988/03
• Kwansei Gakuin University, School of Economics, 1979/04 - 1983/03

Degree

• Doctor of Economics, Kobe University
• Master of Economics, Kobe University

Committee Memberships

• 共同利用・共同研究運営委員会委員, 2018 - 2021, 京都大学経済研究所
• 理事, 2018 - 2021, 日本金融学会
• 中央銀行部会幹事, 2014 - 2020, 日本金融学会
• 編集委員, 2010 - 2020, 日本金融学会『金融経済研究』
• 外部評価委員, 2014 - 2014, 立命館大学経済学部
• 科学研究費委員会専門委員, 2011 - 2012, 日本学術振興会
• リサーチフェロー, 2003 - 2009, (財)関西社会経済研究所
• 非常勤講師, 2008 - 2008, 北海道大学経済学部
• 客員研究員, 2006 - 2007, 米国カリフォルニア大学バークレー校
• 国内研究員, 2003 - 2004, 大阪大学社会経済研究所
• 非常勤講師, 1998 - 1998, 名古屋大学大学院経済学研究科
• 客員研究員, 1992 - 1994, 経済企画庁経済研究所

Awards

• 第41回 日経 経済図書文化賞
  1998, Japan

MISC

• 低金利・マイナス金利と銀行の収益性
  北坂真一; 陳菲; 佐竹光彦
  金融経済研究, (46) 1 - 20, Mar. 2023
• マンション・バブルの検証
  北坂真一
  経済学論叢, 71(1) 23 - 41, 2019
• “Agenda for BOJ Governor in Second Term I: Japan’s Deflation Is Almost Fixed but Needs Some Modifications－No Further Reflationary Policy Required,”Discuss Japan－Japam Foreign Policy Forum No.47.
  北坂真一
  Japam Foreign Policy Forum, 47, Jun. 2018
• 地価の長期予測ー人口減少、技術進歩と利子率ー
  北坂真一
  経済学論叢, 70(2・3) 69 - 96, 2018
• 最近の日本経済と金融政策
  北坂真一
  商経論集(北九州市立大学)「開学70周年記念号・招請論文」, 52 1 - 12, Mar. 2017
• 2012年円安の計量分析ーARMAモデル・アプローチー
  北坂真一
  経済学論叢, 69(3) 1 - 31, 2017
• 2013年以降の日本経済と不動産市場 (特集 マイナス金利下における金融・不動産市場)
  北坂 真一
  土地総合研究, 土地総合研究所, 24(4) 29 - 37, 2016
• 長期デフレの要因と政策対応
  北坂真一
  租税研究, 日本租税研究協会, 797(798) 95 - 115, 2016
• "Residual-based tests for cointegration in three-regime TAR models"（with D.Maki）Empirical Economics, Vol. 48, Issue 3（May 2015), pp.1013-1054.
  Daiki Maki; Shin-ichi Kitasaka
  Empirical Economics, 48(3) 1013 - 1054, May 2015
• 「地価と日本経済－バブル崩壊後の新しい流れ－」
  北坂 真一
  『経済学論叢』, 64(2) 81 - 104, 2012
• The higher education policy and the market structure of universities in Japan : the viewpoint of the industrial organization theory
  Kitasaka Shin-ichi
  The Doshisha University economic review, Doshisha University, 63(1) 65 - 90, 2011
• わが国のバブル期以降の経済見通し・景気判断と経済政策:その経緯と現時点からの評価
  北坂真一
  深尾京司編・内閣府経済社会総合研究所監修『マクロ経済と産業構造』(バブルデフレ期の日本経済と経済政策１)慶應義塾大学出版会、第5章, 129 - 176, Sep. 2009
• 「マクロ安定化政策としての財政政策・近年の動向と理論的・実証的研究の整理」
  北坂 真一
  『経済学論叢』, 57(3) 241 - 293, Mar. 2006
• ”Bank Lending in Japan: Its Determinants and Macroeconomic Implications”, T.Hoshi and H.Patrick eds,Crisis and Change in the Japanese Financial System, Kluwer Academic Publishers,Ch.7,pp.159-199,2000年6月,(with K.Ogawa).
  Kazuo,Ogawa; Shin-ichi,Kitasaka
  Jun. 2000

Books etc

• アベノミクスの成否(日本経済政策学会叢書1)
  北坂真一
  勁草書房, 2019, Contributor, 第3章アベノミクスと金融政策
• 黒田日銀 : 超緩和の経済分析
  北坂, 真一
  日本経済新聞出版社, Oct. 2018, Contributor, 第1章 黒田日銀の評価と課題
• 経済政策を担う人々
  北坂 真一
  日本評論社, 2006, Single work
• 統計学から始める計量経済学
  北坂 真一
  有斐閣, 2005, Single work
• マクロ経済学・ベーシック
  北坂 真一
  有斐閣, 2003, Single work
• Q&A５５ 入門日本経済
  北坂 真一
  ダイヤモンド社, 2002, Single work
• 現代日本経済入門
  北坂 真一
  東洋経済新報社, 2001, Single work
• 資産市場と景気変動
  小川一夫 北坂 真一
  日本経済新聞社, 1998, Joint work
• 神戸の復興を求めて
  神戸大学震災研究会編
  神戸新聞総合出版センター, May 1997, Contributor, 第Ⅲ部第2章北坂真一「困難に直面する被災マンションの復興」
• The business cycle in post-war Japan : an empirical approach
  羽森, 茂之; 北坂, 真一
  Nova Science Publishers Inc. NY., 01 Jan. 1997, Joint work

Presentations

• 日本金融学会2021年度春季大会中央銀行パネル 討論者、「新常態、コロナ危機下の中央銀行――直面する課題と政策の国際比較」,2021年5月29日,オンライン開催（開催校：麗澤大学）
  座長; 中曽宏; 大和総研・前日本銀行副総裁; 報告者; 田中隆之; 河村小百合; 井上哲也; 討論者; 北坂真一
  29 May 2021
• 日銀の金融緩和と新しい論点
  日本金融学会中央銀行部会, 21 Sep. 2019
• 安倍政権における経済政策(アベノミクス)の評価と今後の指針
  コーディネーター; 飯田泰之; パネリスト; 白井さゆり; 北坂真一; 宮崎智視; 中島朗洋
  日本経済政策学会第75回全国大会「金融・財政政策パネルディスカッション」, 26 May 2018, Nominated symposium

Research Projects

• Econometric studies of scale and scope economies and technical change in Japanese universities.
  KITASAKA Shinichi
  In this research project, the main findings are summarized as follows. First, I reviewed some data on Japanese universities and pointed out that the industrial organization theory is useful to reexamine the university administration policies of the Ministry of Education Culture, Sports, Science and Technology. Second, utilizing panel data from 81 national universities and 107 private universities, a translog cost function was jointly estimated with the cost share equations, and we find that scale and scope economies exist. Third, a stochastic frontier cost function was estimated based on panel data of national universities, we find that the cost inefficiency exist. Fourth, utilizing aggregate time series data of national universities, a Cobb-Douglas production function was estimated based on DOLS and FMOLS, and we find that the rate of technical change of university education is around 0.4% to 0.8%., Japan Society for the Promotion of Science, Grants-in-Aid for Scientific Research, 2008 -2010, Grant-in-Aid for Scientific Research (C), Doshisha University
• Empirical Reasearch of Macroeconomic Policy by the Fiscal snd Monetary Authorities.
  KITASAKA Shin-ichi
  In this research project, we discussed about the following themes and got some findings. 1.We surveyed the monetary policy in Japan and discussed the inflation targeting policy. 2.Some forward-looking monetary policy reaction functions for the Japanese economy were estimated by GMM and markov switching models. It was found that the Bank of Japan did not react to temporary change of a stock price, but it reacted to fundamental change. 3.Asymmetric effects of monetary policy in Japan were tested by LST-VAR (Logistic Smooth Transition-Vector Autoregressive) Model. It was found that positive money supply shocks do not have an effect on output, while negative money supply shocks do have an effect on output. 4.We surveyed the fiscal policy in Japan and pointed out the necessity of some automatic stabilization policies. 5.Some fiscal policy reaction functions were estimated by markov switching models. We found that the Japanese fiscal policy in the period 1980-1993 could be classified as "Non-Ricardian", while it is "Ricardian" since 1993. 6.The underling parameters in a dynamic game between the fiscal and monetary authorities over the determination of public debt were estimated using the Japanese time series data. It was found that the goal of stabilizing public debt has been pursued by the fiscal authority but not by the monetary authority, Japan Society for the Promotion of Science, Grants-in-Aid for Scientific Research, 2001 -2003, Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 内生的成長モデルと政府支出・公的資本-calibrationによる分析-
  北坂 真一
  補助金を受けた当該テーマについて研究を行い、その成果を次の3つの論文にまとめた。 1.公的資本を含む成長モデルで、重要なパラメータとなる社会資本と民間資本の代替・補完関係について、静学的最適化行動を仮定したトランスログタイプの費用関数を推定した。その結果、民間資本と社会資本は代替的であることが示された。この研究成果は、「社会資本と民間資本の代替・補完性」という論文にまとめられ、公刊された。 2.さらに社会資本と民間資本の代替性について、動学的最適化行動を仮定したモデルでコブダグラス型とCES型の生産関係について一般化積率推定法(GMM)を使い、マクロデータで推定と検定を行った。その結果、民間資本と社会資本の代替性はかなり小さいこと、また両者の収益率は80年代以降大差ない水準で変動していることが示された。この結果は、「社会資本供給量の最適性」という論文にまとめられ、レフェリーの審査を経て公刊された。 3.政府支出や公的資本を含む内生的成長モデルのcalibrationの方法、特にその中心となる最適な均衡意志決定ルールを求めるための数値計算の方法について考察し、その手法を用いて上の2つの論文の成果なども考慮しつつ実際に公的資本を含む成長モデルについてcalibrationを実行した。その結果、実際の経済成長の描写に内生的成長モデルは適さず、むしろ外生的な成長モデルが適当であることが示された。この結果は「社会資本のマクロ経済効果-成長モデルによるキャリブレーション-」という論文にまとめられた。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 1998 -1999, 奨励研究(A), 神戸大学
• 時系列分析による内生的経済成長モデルの検証
  北坂 真一
  Romer(1986)やLucas(1988)の研究以降、内生的経済成長論が盛んである。内生的成長モデルの実証分析は当初クロス・セクション・データを対象に行われていた。しかし、最近はその問題点を除くためにいくつかの研究で時系列データを利用する研究が行われている。本稿では一般的な内生的成長モデルが持つ経済成長あるいは所得水準が恒久的変化を含むという命題を念頭に、それらを時系列分析の手法によって検証した。対象とするデータはオーストラリア、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、日本、英国、米国の8カ国における1900年以降の長期にわたる一人当たり実質GDPデータである。ここで利用する時系列分析の検定方法は、Dicky-FullerタイプとPhillips-Perronタイプの2つのAR単位根検定、Kwiatkowski、Phillips、Schmidt and Shin(1992)のMA単位根検定、それにLevin and Lin(1996)で新たに提案されたパネルデータを対象にした単位根検定である。Jones(1995a)やBen-David and Papell(1995)も同様な問題意識からDicky-Fullerタイプの単位根検定を用いているが、本文で示すような非確率項の特定化などの厳密な手続きを行っていない。我々は、Dicky-Fullerタイプの単位根検定をCambell and Perron(1991)で示されたAR項の選択や非確率項の特定化も含んだ手続きをふまえて行う。また新たにPhillips-Perronタイプの単位根検定やMA単位根検定、さらにパネル単位根検定をあわせて行う。この結果、いずれの国でも経済成長率は恒久的変化を含んでいないこと、また、所得水準については米国だけが定常で、他の国は恒久的変化を含む可能性が高いことなどが明らかになった。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 1996 -1996, 奨励研究(A), 神戸大学
• 阪神大震災に関するミクロ・アンケート・データの集積と利用
  豊田 利久; 川畑 康治; 北坂 真一; 陳 光輝
  阪神・淡路大震災の被害と影響が甚大であったために、さまざまなミクロ・アンケート調査が行われてきた。本研究では、社会・経済的側面の調査に限り、(1)どのようなアンケートが行われ、どのようなデータが得られているかを調査・整理し、(2)それらミクロ・データの活用可能性を探ることを、主たる目的とした。 具体的には、さまざまな調査主体にアンケート調査を施し、113の実施主体から150の調査に関する回答を得た。次の項目に関する情報を得て、それらを整理して、データベース・ディレクトリの形にまとめ、報告書を刊行した。(1)実施主体名(代表者名)、(2)連絡先住所、電話、fax番号、e-mailアドレス、(3)調査テーマ、(4)調査方法、(5)調査対象・地域、(6)標本数、(7)調査回数、時期と今後の調査予定、(8)調査項目数、(9)主な項目と回答形式、(10)調査結果の公表方法、(11)個表データの外部利用の可否、(12)外部利用可である場合はその方法。 われわれが扱ったデータは、企業や世帯・個人の震災後の経済状態、生活状態をテーマにしたものが中心で、行政機関、経済団体による経済状況の調査が最も多い。標本数は8割強が100以上であった。回答は選択肢を選ぶ形式が多いが、数値を求めたものもあった。個表データの外部利用可とするものは、条件付きのもの2例を含め、31例であった。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 1996 -1996, 重点領域研究, 神戸大学