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Research Interests

• 21世紀の中国映画産業
• 中華人民共和国映画史

Research Areas

• Humanities & social sciences / Aesthetics and art studies / 中国映画
• Humanities & social sciences / Literature - General / 中国映画
• Humanities & social sciences / Literature - Chinese / 中国映画

Research Experience

• Doshisha University, Faculty of Global and Regional Studies Department of Global and Regional Studies, 教授, 2022/04 - Today
• Doshisha University, Faculty of Global and Regional Studies Department of Global and Regional Studies, 准教授, 2013/04 - 2022/03
• Doshisha University, Institute for Language and Culture, 准教授, 2011/04 - 2013/03
• Doshisha University, Institute for Language and Culture, 専任講師, 2006/04 - 2011/03
• Hitotsubashi University, 非常勤講師, 2005/04 - 2006/03
• Saitama University, 非常勤講師, 2002/04 - 2006/03

Education

• Hitotsubashi University, 言語社会研究科, 言語社会専攻, - 2005
• Hitotsubashi University, -, - 2005
• Hitotsubashi University, 言語社会研究科, 言語社会専攻, - 1999
• Hitotsubashi University, -, - 1999
• Hitotsubashi University, Faculty of Social Sciences, - 1997
• Hitotsubashi University, Faculty of Sociology, - 1997

Association Memberships

• 日本現代中国学会

Published Papers

• Family in Chung Mong-Hong’s films and Globalizing East Asian Cinema
  ABE Noriyuki
  China 21, (59) 116 - 136, Dec. 2023, Scientific journal
• “The Taking of Tiger Mountain” as the main melody / IP movie – study on Tsui Hark’s films in the 2010s
  阿部範之
  ＧＲ―同志社大学グローバル地域文化学会 紀要―, (19) 1 - 33, Oct. 2022, Research institution
• 映画監督としての鈕承沢と2000年代以降の台湾商業映画の変遷
  阿部範之
  野草, (106/107) 207 - 231, Sep. 2021, Scientific journal
• 2000年代以降の台湾映画における中台市場への眼差し―金馬奨、文創、新型コロナを巡って
  阿部範之
  ユリイカ, 53(9) 165 - 175, Aug. 2021
• 2000年代の台湾映画産業と魏徳聖―『ダブル・ビジョン』から『海角七号』までを中心に
  阿部範之
  ＧＲ―同志社大学グローバル地域文化学会 紀要―, (15・16) 31 - 59, Mar. 2021, Research institution
• 馮小剛が映し出す主旋律の外の記憶―『戦場のレクイエム』『唐山大地震』『一九四二』『芳華』をめぐって―
  阿部範之
  野草, (105) 190 - 215, Oct. 2020, Scientific journal
• Transition of Chen Kaige’s Films and Chinese Movie Industry
  ABE Noriyuki
  ＧＲ―同志社大学グローバル地域文化学会 紀要―, (13) 1 - 41, Oct. 2019, Research institution
• 韓寒の監督作品と2010年代の中国映画産業―ジャンル映画、ノスタルジー映画を巡って
  阿部 範之
  ＧＲ―同志社大学グローバル地域文化学会 紀要―, (12) 27 - 63, Mar. 2019, Research institution
• 九把刀、郭敬明の監督作品と2010年代の中国映画産業
  阿部 範之
  野草, (101) 124 - 144, Oct. 2018, Scientific journal
• 中華人民共和国映画史における戯曲映画の系譜
  阿部 範之
  言語文化, 13(4) 415 - 442, Aug. 2011, Research institution
• 虚構の中の魯迅像－日中の映画作品及び脚本を手がかりに
  阿部 範之
  言語社会, 一橋大学大学院言語社会研究科, (4) 90 - 109, Mar. 2010, Scientific journal
  

  DOI URL
• Two Actresses as anti-contemporary film: an approach to Chinese cinema and performing art
  Abe Noriyuki
  Doshisha studies in language and culture, Doshisha University, 12(1) 111 - 137, Aug. 2009, Research institution
  

  DOI URL
• 中国映画『枯木逢春』についての一考察－民族化の実践としての角度から－
  阿部 範之
  野草, 中国文芸研究会, (81) 19 - 35, Feb. 2008, Scientific journal
• 中華人民共和国映画史序説
  阿部 範之
  一橋大学, Mar. 2005, Doctoral thesis
• 中国映画史における政治と映像－文革期を中心に－
  阿部 範之
  一橋論叢, 131(3) 56 - 71, Mar. 2004, Research institution
• 「新しさ」の変遷－新時期中国映画についての一考察－
  阿部 範之
  中国研究月報, 一般社団法人中国研究所, 54(634) 19 - 27, Dec. 2000, Scientific journal
• 「現代化」批判としての映像－初期「第五世代」映画を巡って－
  阿部 範之
  現代中国, (74) 169 - 181, Oct. 2000, Scientific journal
• 中国映画『第四世代』の現代化と『第五世代』の民族精神
  阿部 範之
  一橋大学, Mar. 1999, Master thesis

MISC

• 《総説》「中国映画」について
  阿部範之
  アジア・マップ（アジア・日本研究Webマガジン）, (2), May 2024, Introduction commerce magazine
• 中国ドキュメンタリー映画の源を探り、作り手たちの熱を写し取ろうとする試みー佐藤賢著『中国ドキュメンタリー映画論』ー
  阿部 範之
  東方, (465) 26 - 30, Nov. 2019, Book review
• 梶谷懐著『中国経済講義 統計の信頼性から成長のゆくえまで』（中公新書、2018年）
  阿部 範之
  中国文芸研究会会報, (448-449合併号) 7 - 9, Mar. 2019, Book review
• 映画『武訓伝』―フィルムの特徴、独自性を中心に―
  阿部 範之
  野草, 中国文芸研究会, (89) 92 - 105, Feb. 2012, Book review
• 小山三郎編著『台湾映画―台湾の歴史・社会を知る窓口』（晃洋書房）
  阿部 範之
  野草, 中国文芸研究会, (84) 47 - 57, Aug. 2009, Book review
• 一九八九年以後の芸術映画における栄光と転落（戴錦華著、翻訳）
  阿部 範之
  現代思想, (3) 116 - 123, Mar. 2001

Books etc

• 地域研究への扉―グローバルな視点から考える
  晃洋書房, 2013
• 戦後の台湾映画史と日本映画（張昌彦著、翻訳）
  『観る人、作る人、掛ける人』（『日本映画は生きている』第三巻、岩波書店）, 2010
• 日中映画論（四方田犬彦・倪震著、共訳）
  作品社, 2008

Presentations

• 1990年代の中国映画における題材としての現代史―張芸謀『活きる』をめぐって―
  「中国文化大革命の記憶に関する映画史の構築」研究会2024年度報告会, 21 Dec. 2024, Invited oral presentation
• 台湾映画の中の日本家屋： 1980年代のニューシネマが見出した庶民の歴史
  阿部範之
  京都高齢者大学校講座「東アジア（日中韓）の文化芸術」, 06 Sep. 2023, Public discourse
• 楊徳昌（エドワード･ヤン）における家族の表象と『ヤンヤン 夏の想い出』
  阿部範之
  中国映像文化論研究会（於東京都立大学）, 11 Nov. 2022
• アダプテーションの時代性とテクストの可能性 ― 巴金原作の映画『家』（1956）をめぐって
  阿部範之
  国際シンポジウム「方法としての文学史―東アジアの経験／実験(エクスペリメントゥム)から」, 25 Jun. 2022, Invited oral presentation, 一橋大学言語社会研究科韓国学研究センター, 一橋大学
• 2000年代の台湾映画産業と『海角七号』
  阿部範之
  日本映像学会 アジア映画研究会 第3期第4回, 02 Feb. 2020, Oral presentation
• 新時代における映画と文学の往来：作家・メディア・資本
  阿部 範之
  現代中国文学研究者懇話会, Nov. 2017, Nominated symposium
• 文化大革命時期のスクリーン ―「暗黒」を彩った映画表象―
  立命館孔子学院第103回理解講座, Dec. 2015
• 映画『武訓伝』再考
  阿部 範之
  中国文芸研究会, 29 May 2011, Oral presentation
• 中国の戦争映画史における『南京！南京！』
  阿部 範之
  一橋大学・平和と和解の研究センターレクチャーシリーズ「映像で見る南京事件」, Jan. 2010, Public discourse
• 虚構裏的魯迅形象―以中日故事片及電影文学作品為線索
  阿部 範之
  日中国際シンポジウム「いま魯迅を読む／魯迅解読的当代意義」, Nov. 2008, Nominated symposium
• 映画監督ジャ・ジャンクー：映像世界のローカル性／普遍性をめぐって
  阿部 範之
  中国文化フォーラム, Feb. 2008, Public discourse
• 映画『枯木逢春』についての一考察
  阿部 範之
  中国文芸研究会, 26 Nov. 2006, Oral presentation
• 文革期映画の再検討―映画言語の継承／断絶の角度から―
  阿部 範之
  日本現代中国学会 第51回全国学術大会, Oct. 2001, Oral presentation

Research Projects

• 中国文化大革命の記憶に関する映画史の構築
  好並 晶; 今泉 秀人; 阿部 範之
  日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 2024/04 -2027/03, 基盤研究(C), 近畿大学
• 2000年代以降の中国映画産業と台湾および香港映画との関係性をめぐる研究
  阿部 範之
  本研究は三年間で、およそ2000年から2020年までの中国、台湾、香港の各映画産業の動向を整理し、考察を行った上で、最終的に相互の関係についてその全体像を提示する予定のものであり、現段階では、中国、台湾、香港の各映画産業の動向の整理を順次進めている。 中国については、中華人民共和国建国以降のプロパガンダ映画の系譜について考察を行ったほか、現在までに至る中国映画の特色に関して簡潔な考察を行った。これらについては今後順次発表していく予定である。 台湾については、現代の台湾映画界を代表する鍾孟宏監督に関して研究を行い、論文として発表した（「グローバル化する東アジア映画と鍾孟宏監督作の中の家族」『中国21』Vol.59）。鍾孟宏は2006年に長編映画監督デビューを果たして以降、台湾の家族を題材に多くのフィルムを送り出してきた人物で、台湾内では評価が高い。この論文では、彼のフィルムについて、韓国のポン・ジュノ監督作品などを比較対象にしながらその特徴を分析するとともに、21世紀における台湾映画の動向にも言及した。そのほか、台湾映画の歴史において重要な台湾ニューシネマについても分析を行い、鍾孟宏以上に世界的に知られる侯孝賢監督のフィルムに関する講演を行った（「台湾映画の中の日本家屋―1980年代のニューシネマが見出した庶民の歴史」、京都高齢者大学校講座「東アジア（日中韓）の文化芸術」）。 香港については特に2010年代以降の動向に注目し、資料の閲覧や整理を進めた。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 2023/04 -2026/03, 基盤研究(C), 同志社大学
• 文化大革命の記憶に関する映画史構築
  今泉 秀人; 好並 晶; 阿部 範之
  2021年度の研究実績として、研究分担者の阿部範之には、20世紀から21世紀の台湾映画を考察の対象とした「映画監督としての鈕承沢と2000年代以降の台湾商業映画の変遷」『野草』中国文芸研究会、106＋107合併号（207-231頁）2021年9月および、21世紀の中国語圏映画をめぐる比較文化的な論考「2000年代以降の台湾映画における中台市場への眼差しーー金馬奨、文創、新型コロナを巡って」『ユリイカ』53(9)（165-175頁）2021年8月がある。 また、もうひとりの研究分担者の好並晶には、映像メディアと教学実践を結びつけた実践記録「いま、改めて〝生の感覚〟を取り戻すためにーーアニメーションを用いた教学実践ーー」『渾沌』近畿大学大学院総合文化研究科紀要、18号（199-216頁）2021年8月および、本研究のメンバー相互の対話的な書評、「論評:阿部範之「馮小剛が映し出す主旋律の外の記憶」『野草』中国文芸研究会、106＋107合併号（255-258頁）2021年9月がある。 さらに研究代表である今泉秀人「教授作家ーー西南連合大学の沈従文」『野草』中国文芸研究会、106＋107合併号（91－118頁）2021年9月、および「植民地の記憶ーー鍾理和「原郷人」の広がり」『二つの時代を生きた台湾 言語・文化の相克と日本の残照』三元社（175-204頁）2022年1月が挙げられる。 いずれも中国における文化大革命と映画を直接結びつける内容を持つものではないが、中華民国期から21世紀の同時代中国社会（中華人民共和国および台湾）と文化表象、そして文学テクストや映画などのメディアをめぐる基礎的かつ発展的な内容をもつものであり、本研究の基礎研究期間に必要な研究実績として今後の本研究の発展に大いに裨益するものである。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 2021/04 -2024/03, 基盤研究(C), 大阪大学
• A Study of the relationship between Chinese opera and films in the People's Republic of China
  ABE Noriyuki
  The main purpose of this research is to explain the relationship between the cinema history and the Chinese opera in the People's Republic of China. The results of those researches are as follows. First, Chinese opera films adopted various attempts which were difficult for general films to do in the People's Republic of China. Second, the revolutionary model opera films and earlier films in the People's Republic of China had continuity contrary to popular view., Japan Society for the Promotion of Science, Grants-in-Aid for Scientific Research, 2008 -2010, Grant-in-Aid for Young Scientists (B), Doshisha University