| QIAN OU |  |
| Faculty of Global and Regional Studies Department of Global and Regional Studies | |
| Professor |
Last Updated :2024/08/09
Researcher Profile and Settings
researchmap
Research Interests
Research Areas
- Humanities & social sciences / History - Asia/Africa / 日中文化交渉論
- Humanities & social sciences / History of thought
- Humanities & social sciences / Literature - Chinese
- Humanities & social sciences / Philosophy - Chinese, Indian, Buddhist
Research Experience
- Doshisha University, Graduate School of Global Studies, professor, 2010 - Today
- Doshisha University, Institute for Language and Culture, professor, 2010 - 2013
- Doshisha University, Institute for Language and Culture, 助教授, 2000 - 2010
- Doshisha University, Institute for Language and Culture, 専任講師, 1997 - 2000
- Kobe University, Faculty of Intercultural Studies, 1995 - 1997
- Kyoto University, Graduate School of Letters, 1994 - 1995
Education
- Kyoto University, 文学研究科, 中国語学中国文学専攻, - 1994
- Kyoto University, Graduate School, Division of Letters, - 1994
- Kyoto University, 文学研究科, 中国語学中国文学専攻, - 1991
- Kyoto University, Graduate School, Division of Letters, - 1991
Degree
Association Memberships
Committee Memberships
- membership, 2009/03 - Today, Society for Cultural Interaction in East Asia
- The Toho Gakkai （The Institute of Eastern Culture）, 1997/10 - Today, 東方學會
- 会員, 1993/04 - Today, 関西中国女性史研究会
- 会員, - , 日本中国学会, Society, 日本中国学会
- 会員, - , 京都大学中国文学会, Society, 京都大学中国文学会
- 会員, - , 中国文史哲研究会, Society, 中国文史哲研究会
Awards
Published Papers
- 1917 Naito Konan
Qian Ou
内藤湖南研究の最前線：国際シンポジウム論文集, 93 - 119, 15 Mar. 2023, International conference proceedings - 「“勢力”一詞與《勢力不滅論》」楊貞德主編
錢 鷗
『近代東西思想交流中的傳播者』台北：中央研究院中國文哲研究所, 163 - 198, 2017 - “永觀”“觀堂”餘話
『桃之宴―京都桃會與漢學新詮』, 381 - 391, 2014 - Educational thought and argument in Late Qing
Qian Ou
Doshisha studies in language and culture, Doshisha University, 12(1) [85] - 109, 2009 - 明治文化語境中的中国文学研究
錢 鴎
新文学 大象出版社, (2) 234 - 245, 2004 - Daughter of the River : An Autobiography : A new autobiographical genre : The value of life and self through a moving narrative
Ou Qian
Doshisha studies in language and culture, 同志社大学言語文化学会, 6(4) 573 - 585, 2004 - 雑誌『太陽』と国民文化の形成
錢 鴎
思文閣出版, 250 - 279, 2001 - 近代中国学・東洋学の生成とその先駆者藤田豊八-清末と明治学術交流の架け橋
錢 鴎
共生から敵対へ-第4回日中関係史国際シンポジウム論文集（東方書店）, 117 - 131, 2000 - 羅振玉の教育論一斑-国民教育の普及をめぐって
錢 鴎
書論 第32号特集「羅振玉」, 173 - 180, 2000 - 王国維詞"人間"之内涵
錢 鴎, 蒋寅
学人（中国江蘇文芸出版社）, (14), 1998 - Luo Zhen-yu on 'Xinxue' and 'Jingshi'
Qian Ou
Doshisha studies in language and culture, Doshisha University, 1(1) 71 - 103, 1998 - 致鈴木虎雄-王国維佚札七通
錢 鴎
清華漢学研究（北京・清華大学版社） 第２輯, 1997 - 羅振玉・王国維と明治日本学界との出会い-『農学報』・東文学社時代をめぐって
錢 鴎
中国文学報（京都大学中国文学会）, 京都大学文学部中国語学中国文学研究室, 55(55) 84 - 126, 1997 - 清末の学術と明治日本
錢 鴎
1997 - 青年時代の王国維と明治学術文化-『教育世界』雑誌をめぐって
錢 鴎
日本中國學會報（日本中國學會）, 日本中国学会, (48) 250 - 264, 1996 - Observations of China and Japanese self-image in the immediate aftermath of the Sino-Japanese war : the first volume of Taiyo
錢 鴎
Bulletin of International Research Center for Japanese Studies, 国際日本文化研究センター, 13(13) 97 - 118, 1996 - 羅振玉と古文物・古籍の一側面
錢 鴎
中国文化論叢（帝塚山学院大学中国文化研究会）, (4), 1995 - 京都時代の王国維と鈴木虎雄-附：鈴木虎雄宛の王国維未発表書簡-
錢 鴎
中国文学報（京都大学中国文学会）, 京都大学文学部中国語学中国文学研究室, 49(49) p90 - 118, 1994 - 王国維「人間詞」のイメージ
錢 鴎
1991 - 王蒙小説「胡蝶」的心理描写手法及其民族淵源
錢 鴎
論文指導（中国重慶廣播電視大学）, 1986
MISC
- 序 ひさしく京都は文学不毛の地と称されてきた
錢 鷗
『桃の会論集』八集（髙橋和巳専号）, 8, Jun. 2018, Book review - 翻訳：『創意改変中国』日語版
厲無畏原著; 錢鷗等訳
北京：新華出版社、2009年；東京： 三和書籍, 2013 - 「“勢力”一詞與『勢力不滅論』」
錢鷗
『桃の会論集・小南一郎先生古希記念論集』, 第六集, 2013 - 「『美』を問題にすること――王国維の美学・文学論をめぐって」
錢 鴎
平成18-20年度文部省科学費基盤研究（B）「文学・映像における『分身』テーマの総合的研究」研究成果報告書（http://www.kinet-tv.ne.jp/~yisahaya/kaken_Takagin.pdf）、pp.100-110研究代表者：高木繁光, 2009 - 新時代の女性文学
錢 鴎
中国女性史入門-女たちの今と昔（人文書院）, 2005 - 藤田豊八『支那文学史』『先泰文学』について
錢 鴎
中国の文学史観（創文社）, 2002 - 構造から学ぶ中国語
錢 鴎
朝日出版社, 2002 - 五言八句詩的成長和永明詩人（翻訳）
錢 鴎
東方叢刊（広西師範大学出版社） 総第三十六輯, 2001 - "永観""観堂"余話
錢 鴎
桃の会論集 初集, 57 - 61, 2001 - 王国維與『教育世界』未署名文章
錢 鴎
華東師範大学学報 第150期、2000年4期, 2000 - 中国語ラプソディー
錢 鴎; 阪口 直樹; 沈 力
朝日出版社, 1999 - 興膳宏「『文鏡秘府論』『文筆眼心抄』解説」（翻訳）
錢 鴎
学術集林（上海遠東出版社）巻２, 1994
Books etc
- 「《柳浪館批評玉茗堂邯鄲記》（明刊本）校點」湯顯祖原著，周錫山編著『《牡丹亭》注釈彙評』(全三冊)）
錢 鷗
上海人民出版社, 2017, Joint work, 1698-1713 - 翻訳：「序論」，「あとがき」など，厲無畏著，王敏監修『創意は中国を変える』
錢 鷗
三和書籍, 2013, Joint work, pp.25-45，pp.367-368。, Scholarly book - 『グローバル地域文化学』終章「グ ローバリゼーションの中の日本」
錢 鷗; 同志社大学グローバル地域文化学部編
晃洋書房, 2013, Single work, Scholarly book - 『グローバル・ジャスティス』 第8章 「義とはなにかーー中国思想史を振り返ってーー」
錢 鷗; 内藤正典; 岡野八代
ミネルヴァ書房, 2013, Joint work, Scholarly book - 第7章「義とはなにか——中国思想史を振り返って——」 『グローバル・ジャスティス』
錢 鷗; 内藤正典; 岡野八代
ミネルヴァ書房, 2013, Others - 終章「グローバリゼーションの中の日本」 『グローバル地域文化学』
錢 鷗
晃洋書房, 2013, Others - 『遊びながら学ぶハピネス中国語』
錢 鷗; 相原茂他
朝日出版社, 2010, Joint work - 第五編「明治文化語境中的中国文学研究」、『全球化与文学』
錢 鷗; 厳平等
山東教育出版社, 2009, Joint work - 『開門！中国語』
錢 鷗; 小池一郎等
朝日出版社, 2008, Joint work - 「“哲学”への着眼点とその周辺――王国維と桑木厳翼をめぐっての予備考察――」『近代日中関係人物史研究の新しい地平』
錢 鷗; 陶 徳民; 藤田高夫
雄松堂, 2008, Joint work, Scholarly book - 「オベリン大学における学際研究としての東アジア研究」『アメリカの日本学教育――リベラルアーツカレッジにおける日本イメージの再生』
錢 鷗
大巧社, 2007, Others, Scholarly book
Presentations
- 王國維書信中的文物保存與皇室財產問題
京都：桃の会, 23 Sep. 2022, 23 Sep. 2022 - 王国維・羅振玉の時局認識と内藤湖南——1917年を中心に
QIAN OU
国際シンポジウム・内藤湖南と石濱純太郎——近代東洋学の射程, 07 Nov. 2021, 06 Nov. 2021, 07 Nov. 2021, Nominated symposium - 「儒學的普遍性與文明開化──幕末明治的思想世界」
錢 鷗
杭州：浙江工商大學東方語言文化學院, 2017, 杭州 - 「“勢力”的思想活力及其與諸學之關係」
錢 鷗
紀念王國維先生國際學術會議, 2017, 北京：清華大學國學院 - 「王国維と『勢力不滅論』——日中学術史への一考察——」
錢 鷗
大谷大学2017年度中国文学会学術公開講演会, 2017, 京都:大谷大学 - 從儒學的普遍性到脫亞入歐─幕末明治的思想世界
錢 鷗
重慶大學人文社科高等研究院, 2014, 重慶 - 日本東方学与中国新古典研究
QIAN Ou
重慶大學人文社科高等研究院, 2014, 重慶 - 京代時代の鈴木虎雄と王国維
錢 鷗
北京大学歴史学部, 2014, 北京 - 新學語“勢力”初探―以王國維的『勢力不滅論』為例―
錢 鷗
近代東西思想交流中的傳播者學術研討會, 2013, 台北 - “勢力”一語及其思想史背景──以王國維的早期譯著為中心
錢 鷗
王國維與當代新國學學術研討會, 2013, 杭州 - 「「勢力」一語及其思想史背景──以王國維的早期譯著為中心」清華大學國學研究院&杭州師範大學國學院， 杭州
錢 鷗
章太炎、王 國維與當代新國學學術研討會, 2013, 中国・杭州 - 「新學語“勢力”初探—以王國維的『勢力不滅論』為例－」
錢 鷗
近代東西思想交 流中的傳播者學術研討會, 2013, 台湾・中央研究院 - 關於王國維的譯作『勢力不滅論』
桃の会,京都大学楽友会館, 2013 - 「王静庵·羅雪堂的京都時代」
錢 鷗
季風亞洲與多元文化專題61(清華大學人文 社會科學研究中心）, 2012, 台湾・新竹 - 王静庵•羅雪堂的京都時代
錢 鷗
清華大學人文社會科學研究, 2012, 台湾新竹 - 義とは何か、中国思想史を振り返って
錢 鷗
シリーズ「グローバル・ジャスティス」, 2010, 京都・同志社大学 - 論王国維與晩清“興学育才”的思想理念
錢 鷗
国際学術研討会、『王国維全集』発布会, 2010, 国上海、華東師範大学 - 「美の独立と人の独立――王国維の哲学・文学論を通して――」
錢 鷗
京都大学中国文学会, 2009, 京都大学 - 「使われなくなったいくつかの概念――王国維と中国近代における批判理性について」
錢 鷗
「中国における翻訳概念展開に関する研究――近代“東アジア圏”についての検討」, 2009, 京都大学人文科学研究所 現代中国研究センター - 「王国維と明治学術の最前線」
錢 鷗
記念王国維誕辰130周年曁国際学術研討会, 2007, 中国海寧市 - 文化・型与多・的"女性"写作
錢 鷗
2004 - 現代中国の保育・幼児教育制度
錢 鷗
2004 - 個人・性別と政治-中国九十年代の女性主義小説の手法
錢 鷗
関西中国女性史研究会・同志社大学人文科学研究所第4研究, 2002 - 明治文化語境中的中国文学研究
錢 鷗
中国社会科学研究院文学研究所・清華大学主催「文化視野與中国文学研究国際研討会」, 2001 - 羅振玉・王国維と明治学術文化
錢 鷗
国文学研究資料館共同研究「近代日本・中国文化の比較研究-日中思想と文学交流の文献について-」, 1999 - 羅振玉・王国維と明治日本学界との出会い-上海時代を中心として-
錢 鷗
第20回書論研究会大会, 1998 - 近代雑誌における東洋研究の生成
錢 鷗
国際日本文化研究センター共同研究「大正期総合雑誌の学際的研究」, 1998 - 明治の中国文学史
錢 鷗
文部省科学研究費共同研究「中国における文学史観の形成と展開」, 1997 - 近代中国学・東洋学の成長及びその先駆者-藤田豊八-清末と明治学術交流の架け橋-
錢 鷗
第四回日中関係史国際学術討論会, 1997 - 中国における婦女解放運動と女性の現在
錢 鷗
二十世紀中国女性史研究会, 1996 - 王国維の自己形成と日本-『教育世界』雑誌の未署名論文をめぐって-
錢 鷗
日本中国学会第四十七回大会, 1995 - 明治期における対中国観と日本人のセルフイメージ
錢 鷗
国際日本文化研究センター特定研究「日本文化のセルフイメージの動態研究-総合雑誌を通じて」第1回シンポジウム, 1995
Works
Research Projects
- China Study in Taisho Japan and the Changing World after the WWI: A Research Project Based on the Naito Konan Collection
陶 徳民; 玄 幸子; 小嶋 茂稔; 高木 智見; 二ノ宮 聡; 高田 時雄; 石 暁軍; 村田 雄二郎; 錢 鴎; 山田 智
１）本研究の基礎作業である内藤文庫の調査と利用は着実に進み、その成果として数多い個別論文だけでなく、『もう一つの内藤湖南像―関西大学内藤文庫探索二十年』（関西大学出版部、2021年3月）などの編著書も出版された。 ２）2020年度7月19日開催の第１回セミナー（東洋文庫超域アジア研究現代中国研究班・関西大学東西学術研究所と共催）で、カナダのJ.A. フォーゲル氏が「How Much Does an Understanding of History Help? Naito Konan's Reading of "Communism" in China」と題する講演、米国の譚汝謙氏と中国の孫江氏がコメントを行い、毛里和子・大里浩秋諸氏をはじめ約30名が参加した。なお、2021年1月23日に開催された第2回セミナーも約30名の参加を得、筑波大学の中野目徹氏が（記者時代の内藤湖南に関係深い）「高橋健三に関する新出史料について」と題する特別講演を行った。 ３）2021年11月6日、7日に、分担者玄幸子氏が代表を務める関西大学研究拠点形成支援経費「内藤文庫および石濵文庫所蔵資料の調査と整理に関する共同研究」と協力し、関西大学東西学術研究所研究例会として開催した国際シンポジウム「内藤湖南と石濵純太郎ー近代東洋学の射程」では、科研メンバー全員だけでなく、従来交流を続けている羅Kun（王へんに昆。羅振玉の孫娘）、銭婉約、劉岳兵、呉偉明、林少陽、黄東蘭、朱琳諸氏も講演や発表を行った。会議の内容は関西大学東西学術研究所の叢書として刊行予定である。 ４）2022年3月16日にＮＨＫＢＳプレミアム・ＢＳ４Ｋ／全国放送をされた番組『英雄たちの選択 1000年のまなざしで中国を見よ～内藤湖南が描いた日本と中国』の取材（関西大学の内藤文庫および恭仁山荘）に協力した。, Japan Society for the Promotion of Science, Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Scientific Research (B), 2020/04 -2024/03, Coinvestigator, Grant-in-Aid for Scientific Research (B), Kansai University - On the Motif of "Double" in Literature and Visual Arts
TAKAGI Shigemitsu
本研究は、文学作品ではナボコフの小説『絶望』、ドストエフスキイの小説『おかしな男の夢』、マラルメの『イジチュール』、中国の『紅楼夢』を、映像関係ではアレクセイ・ゲルマンなど50年代のソ連社会を舞台とした近年のロシア映画、エイゼンシュテインの映画理論、30年代から50年代のドイツ映画と親近性をもつ近いマキノ雅弘作品などを主たる分析対象として、各研究者がそれぞれの分野で、「二重世界」、「二重文化性」、「二重の知覚」といった二重性を生きる分身的主体のあり方について考察したものである。ここで分身的主体とは、ジギルとハイドのような<病的>現象としてではなく、あれでもありこれでもあるという複数的存在様態を肯定してゆく創造的エネルギーを備えたものとして捉えられている。あれかこれかという単一的世界像の見直しを促すこのような分身テーマは、複製技術時代における文学と思想と映像の相互関係を理解する上できわめて有効な手掛かりとなりうるものである。, Japan Society for the Promotion of Science, Grants-in-Aid for Scientific Research, 2006 -2008, Grant-in-Aid for Scientific Research (B), Doshisha University