| YAMADA Toru |  |
| Faculty of Letters Department of Cultural History | |
| Professor |
Last Updated :2025/06/13
Researcher Profile and Settings
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Profile
日本中世史。とくに南北朝・室町時代（室町幕府・守護・荘園制・政治史）を研究しています。そのほか、畿内近国の地域史など。
●2016年1月に転居いたしました。転送の期限が過ぎた2017年1月以降、それ以前の自宅住所（『日本史研究』631・635号掲載時のもの）では郵便物等が届きません。
御用の際は下記まで、よろしくお願い申し上げます。
〒602-8580
京都市上京区今出川通烏丸東入 同志社大学文学部
追記）2017年11月発行の「日本史研究会会員名簿」にも、前住所が記されているようです。
前住所へお送りいただきましても届きませんので、どうかご注意いただければと存じます。
→2022年11月発行の「日本史研究会会員名簿」には、大学の住所が掲載されました。
●書籍に収録されている文章のうち、「論文集(書籍)内論文」に相当すると判断したもの（原稿用紙40枚以上＆注あり）を「論文」に、そのほかのもの（40枚未満のものor注のないもの）を「MISC」に分類しています。
Research funding number
50612024Research Interests
Research Areas
Research Experience
- Doshisha University, Faculty of Letters, 教授, 2025/04 - Today
- Doshisha University, Faculty of Letters, 准教授, 2019/04 - 2025/03
- 東京大学史料編纂所, 共同研究員, 2023/04 - 2024/03
- International Research Center for Japanese Studies, 共同研究員, 2018/06 - 2022/03
- 奈良文化財研究所, 客員研究員, 2017/04 - 2022/03
- Kyoto University, 文学部・文学研究科, 非常勤講師, 2020/10 - 2021/03
- Doshisha University, Faculty of Letters, 助教, 2016/04 - 2019/03
- 京都大学大学院, 文学研究科, 助教, 2011/04 - 2016/03
- Kyoto Tachibana University, 非常勤講師, 2009/04 - 2016/03
- 日本学術振興会特別研究員(ＰＤ), 2009/04 - 2011/03
Education
- 京都大学大学院, 文学研究科, 歴史文化学専攻 日本史学専修 博士後期課程, 2005/04 - 2009/03
- Kyoto University, 文学研究科, 歴史文化学専攻 日本史学専修 修士課程, 2003/04 - 2005/03
- Kyoto University, Faculty of Letters, 歴史文化学専攻 日本史学専修, 1999/04 - 2003/03
Degree
Association Memberships
- 日本古文書学会, Sep. 2021, 9999
- INSTITUTE OF SCIENCE OF CULTURAL HISTORY, Dec. 2016, 9999
- 軍記・語り物研究会, Nov. 2016, 9999
- 文化学会（同志社大学）, Apr. 2016, 9999
- THE HISTORICAL SOCEITY OF JAPAN, Apr. 2013, 9999
- THE MEDIEVAL HISTORICAL SOCIETY OF JAPAN, Oct. 2012, 9999
- 日本歴史学会, Jan. 2012, 9999
- OSAKA HISTORICAL ASSOCIATION, Jan. 2006, 9999
- THE SOCIETY OF HISTORICAL RESEARCH, Jan. 2005, 9999
- THE JAPANESE SOCIETY FOR HISTORICAL STUDIES, Oct. 2004, 9999
Committee Memberships
- 専門部会員, 2019/04 - Today, （奈良県）五條市史編集委員会, Autonomy
- 専門調査員, 2017/09 - Today, （奈良県）十津川村史編さん委員会, Autonomy
- 運営委員, 2016/12 - Today, 文化史学会, Society
- 専門部会員, 2011/10 - 2023/09, （大阪府）八尾市史編纂委員会, Autonomy
- 編集委員（中世）, 2018/10 - 2020/10, 日本史研究会, Society
- 実行委員（事務局長）, 2018/01 - 2019/10, 地方史研究協議会第70回京都大会実行委員会, Society
- 編集委員（日本史）, 2011/04 - 2016/03, 史学研究会, Society
- 調査･執筆委員, 2008/03 - 2013/03, （滋賀県）東近江市史 能登川の歴史編集委員会
- 会計監査, 2011/10 - 2012/10, 日本史研究会, Society
- 研究委員（中世）, 2009/10 - 2011/10, 日本史研究会, Society
- 会計監査, 2007/10 - 2009/10, 日本史研究会, Society
- 総務委員（庶務）, 2005/10 - 2007/10, 日本史研究会, Society
Awards
Published Papers
- 室町期荘園制と「守護所」
山田 徹
仁木宏編『中世武家拠点の研究』（高志書院）, 33 - 59, 26 May 2025, In book - 室町幕府と九州国人
山田 徹
七隈史学会編・山田貴司責任編集『戎光祥中世織豊期論叢7 室町九州の紛争・秩序・外交』（戎光祥出版）, 戎光祥出版, 168 - 210, 20 Nov. 2024, In book - 室町期丹後国荘郷・領主研究序説 ─「丹後国惣田数帳」の基礎的考察─
山田 徹
京都府立京都学・歴彩館京都学推進課編『令和4年度 京都府域の文化資源に関する共同研究会報告書（丹後編）』（京都府立京都学・歴彩館）, 70 - 105, Sep. 2023 - 南北朝末期備中国における石塔氏・細川氏
山田 徹
『日本歴史』, (843) 17 - 29, 01 Aug. 2018, Scientific journal - Some Problems of the Study on the Period from the Later Kamakura to the Northern and Southern Dynasties Periods
山田 徹
『日本史研究』, 日本史研究会, (658) 50 - 65, 20 Jun. 2017, Scientific journal - A Reexamination of the Political History of the Muromachi Shogunate in the Latter Half of the 14th Century (Ⅰ)
Yamada Toru
ANNUAL REPORT OG CULTURAL STUDIES, 同志社大学文化学会, 66(66) 67 - 88, 15 Mar. 2017, Research institution - Muromachi Bakufu's Code on the Estates of the Court Nobles and Temples and Shrines in the Middle and Later Parts of Period of the Northern and Southern Courts
山田 徹
『日本史研究』, 日本史研究会, (635) 1 - 25, 20 Jul. 2015, Scientific journal - Medieval History Section : Ruling System and all kinds of Regions in Muromachi Ages
山田 徹
『日本史研究』, 日本史研究会, (631) 27 - 52, 20 Mar. 2015, Scientific journal - 赤松春日部家の系譜
山田 徹
『十六世紀史論叢』, (3) 34 - 50, 01 Mar. 2014, Scientific journal - Nakajima in Settsu Province and Jushichi-ka-sho, the Seventeen Estates and Hachi-ka-sho, the Eight Estates in Kawachi Province
山田 徹
『ヒストリア』, 大阪歴史学会, (238) 23 - 48, 10 Jun. 2013, Scientific journal - 「分郡守護」論再考
山田 徹
『年報中世史研究』, (38) 273 - 300, 23 May 2013, Scientific journal - 土岐頼康と応安の政変
山田 徹
『日本歴史』, (769) 51 - 67, 01 Jun. 2012, Scientific journal - 室町領主社会の形成と武家勢力
山田 徹
『ヒストリア』, (223) 117 - 147, 20 Dec. 2010, Scientific journal - 南北朝期における所領配分と中央政治 ―室町期荘園制の前提―
山田 徹
『歴史評論』, 校倉書房, (700) 16 - 27, 01 Aug. 2008, Scientific journal - The formation of Tenryuji's Manors
山田 徹
『ヒストリア』, 大阪歴史学会, (207) 107 - 132, 10 Nov. 2007
MISC
- 土岐氏と濃尾地域
山田 徹
谷口雄太編『東海の中世史 第2巻 足利一門と動乱の東海』（吉川弘文館）, 80 - 116, 01 Aug. 2024, Others - 室町時代の丹後国
山田 徹
京都学研究会編『京都を学ぶ【丹後編】 ─文化資源を発掘する─』（ナカニシヤ出版）, ナカニシヤ出版, 78 - 97, 25 Mar. 2024, Others - 書評と紹介 川岡勉編『中世後期の守護と文書システム』
山田 徹
『古文書研究』, (96) 131 - 134, 28 Dec. 2023, Book review - 2022年の歴史学界 ─回顧と展望─ 日本 中世 二 オンライン公開情報
山田 徹
『史学雑誌』, 132(5) 78 - 80, 20 May 2023, Introduction scientific journal - 新刊紹介 清水克行著『室町社会史論 中世的世界の自律性』
山田 徹
『日本歴史』, (899) 96 - 98, 01 Apr. 2023, Book review - 室町期荘園制と「守護所」
山田 徹
『「武家拠点科研」大阪研究集会資料集 中世後期から近世初頭における武家拠点形成の研究』, 65 - 77, 05 Nov. 2022, Summary national conference - 京都からみた室町期の九州
山田 徹
『「武家拠点科研」熊本研究集会（資料集） 九州における武家拠点の形成と社会背景』, 69 - 87, 23 Sep. 2022, Summary national conference - 13 室町期の荘園制 室町時代は荘園制の時代だったのか
山田 徹
岩城卓二・上島享・河西秀哉・塩出浩之・谷川穣・告井幸男編著『論点・日本史学』（ミネルヴァ書房）, 112 - 113, 20 Aug. 2022, Introduction other - 史料紹介 正平二二年書写の河内国若江郡某荘名寄注進状写
山田 徹
『史林』, 105(3) 99 - 131, 31 May 2022, Others - 新刊紹介 『京都の中世史４ 南北朝内乱と京都』
山田 徹
『同志社時報』, (153) 44 , 01 Apr. 2022, Book review - 【室町殿と訴訟】室町殿は、訴訟・紛争にどのように対処したのか？
山田 徹
久水俊和編・日本史史料研究会監修『「室町殿」の時代 安定期室町幕府研究の最前線』（山川出版社）, 山川出版社, 44 - 62, 25 Dec. 2021, Others - 室町期荘園制と「守護所」
山田 徹
『「武家拠点科研」福井集会（資料集） 越前における武家拠点の形成と変容 ～16-17世紀を中心に～』, 57 - 68, 27 Nov. 2021, Summary national conference - 十四世紀政治史と京都
山田 徹
『本郷』, (155) 5 - 7, 01 Sep. 2021 - 『京都という地域文化』をどうとらえるか ─京都大会を振り返って─
山田 徹
『地方史研究』, (409) 92 - 93, Feb. 2021, Summary national conference - 十津川と護良親王・南朝
山田 徹
『十津川村置村130年記念誌』, 9 - 10, Dec. 2020, Others - 書評 『室町時代の祇園祭』 著・河内将芳
山田 徹
『週刊京都民報』, (9月27日号), Sep. 2020, Introduction commerce magazine - 問題提起16 室町期京都と武士
山田 徹
『地方史研究』, (401) 9 - 12, Oct. 2019 - 書評 亀田俊和著『観応の擾乱』
山田 徹
『ヒストリア』, (268) 69 - 79, Jun. 2018 - 2017年の歴史学会 ─回顧と展望─ 日本 中世 五 南北朝期・室町期 政治・制度
山田 徹
『史学雑誌』, 127(5) 83 - 86, 20 May 2018 - 書評 山本康司著「南北朝室町幕府の恩賞方と仁政方」（『日本史研究』六四五）
山田 徹
『法制史研究』, (67) 361 - 363, Mar. 2018, Book review - 室町時代における大名層の生年・年齢
山田徹
日本史史料研究会編『日本史のまめまめしい知識 第2巻』 （岩田書院）, 108 - 115, May 2017 - 求む、上洛許可 ─初期室町幕府における守護層の志向性─
山田徹
日本史史料研究会編『日本史のまめまめしい知識 第1巻』 （岩田書院）, 89 - 94, May 2016 - 紹介 高橋秀樹編『生活と文化の歴史学４ 婚姻と教育』
山田 徹
『史林』, 99(1) 208 , Jan. 2016, Book review - 書評 大薮海著『室町幕府と地域権力』
山田 徹
『歴史評論』, (779) 85 - 89, Mar. 2015, Book review - 2014年度日本史研究会大会に向けて 共同研究報告 中世史部会 室町時代の支配体制と列島諸地域
山田 徹
『日本史研究』, (625) 7 - 9, Sep. 2014, Summary national conference - 書評と紹介 松永和浩著『室町期公武関係と南北朝内乱』
山田 徹
『日本歴史』, 吉川弘文館, (790) 111 - 113, Mar. 2014, Book review - 新刊紹介 原田正俊編『天竜寺文書の研究』
山田 徹
『ヒストリア』, (230) 159 - 160, Feb. 2012, Book review - Book reviews: Yoshida Kenji, Structure and development of the military organization in the Muromachi Bakufu
山田 徹
Journal of Japanese history., 日本史研究会, (588) 67 - 76, Aug. 2011, Book review - 2010年度大会報告要旨 中世・部会報告 室町領主社会の形成と武家勢力
山田 徹
『ヒストリア』, (220) 123 - 124, Jun. 2010, Summary national conference - 新刊紹介 岩元修一著『初期室町幕府訴訟制度の研究』
山田 徹
『日本史研究』, (551) 80 - 81, 20 Jul. 2008, Book review - 北畑地区
山田 徹
『高島市文化財調査報告書第４集 清水山城館跡現況調査報告書』, Ⅰ 85 - 101, Mar. 2006, Technical report
Books etc
- 『十津川村史 歴史資料編（古代中世・文化財）』
十津川村史編さん委員会; 吉川聡; 山田徹; 徳永誓子; 大山和哉; 渡邊幸奈; 大向翔太; 大杉綾花; 小澤毅; 石田由紀子; 清野陽一; 神田雅章; 島田敏男; 大林潤; 米家泰作
（奈良県）十津川村, 31 Mar. 2025, Contributor, 第2章中世「一 平安末期～鎌倉初期の「遠津河」「十津河」」（61～64頁）、「二 高野山と吉野山の相論」（65～83頁）、「三 南北朝時代の十津川 ─護良親王から南朝へ─」（84～95頁）、「六 十津川の温泉」（122～124頁）、第4章文化財「一 村内文書①②」（185～192頁） - 『新版八尾市史 通史編1 古代～中世』
市史編纂委員会; 市史編集委員会; 寺澤薫; 安村俊史; 大野薫; 小倉徹也; 絹川一徳; 中条武司; 森井貞雄; 吉江崇; 黒羽亮太; 笹川尚紀; 仁木宏; 天野忠幸; 山田徹; 大澤研一; 橘悠太
※第Ⅱ部第2章第2節「室町時代の中河内」のうち「南北朝内乱と八尾の寺社」～「八尾出身の僧侶」（386～393頁）は橘悠太、「法明の融通念仏再興」～「生駒山地沿いの念仏講石造品」（393～402頁）は大澤研一が執筆。, （大阪府）八尾市, 31 Mar. 2023, Contributor, 第Ⅱ部第1章第2節「鎌倉時代の中河内」（331～349頁）、第2章第1節「南北朝の内乱」（364～379頁）、第2節「室町時代の中河内」（一部、379～386頁）, Others - 『元奈良町惣年寄清水家資料調査報告書』（平成30年度～令和4年度科学研究費補助金（基盤研究（B））「南都の未整理文書聖教にもとづく寺社とその周辺社会の調査研究」成果報告第1冊）
吉川聡; 水谷友紀; 山田徹; 清水敏男; 清水奈巳; 橘悠太; 児島大輔; 尾野善裕; 神野恵; 大林潤; 芝康次郎
独立行政法人国立文化財機構 奈良文化財研究所, 31 Mar. 2023, Contributor, 「第一章二節 清水家資料の戦国・織豊期文書」（12～25頁）、戦国・織豊期文書（PL.9-51）の釈文検討など（※役割についてはⅶ頁参照） - 『鎌倉幕府と室町幕府 最新研究でわかった実像』
山田徹; 谷口雄太; 木下竜馬; 川口成人
光文社, 30 Mar. 2022, Joint work, 第2章「【室町幕府と公家寺社】公・武の関係をどうとらえるか」（55～93頁）。「座談会 鎌倉幕府と室町幕府はどちらが強かったのか？」（225～250頁）は谷口雄太・木下竜馬・川口成人との座談会 - 『京都の中世史 4 南北朝内乱と京都』
山田 徹
吉川弘文館, 10 Aug. 2021, Single work, General book - 『新版八尾市史 古代・中世史料編』
市史編纂委員会; 市史編集委員会; 吉江崇; 仁木宏; 黒羽亮太; 天野忠幸; 山田徹; 三野拓也; 渡辺淳子; 橘悠太; 川元奈々
※第2部「Ⅰ玉祖神社文書」の120～124頁は仁木宏、第3部「Ⅰ平安時代の荘園形成」の341～355頁は黒羽亮太の担当。, （大阪府）八尾市, 31 Mar. 2019, Contributor, 第2部「Ⅰ玉祖神社文書」（一部、115-119頁）、第3部「Ⅰ平安時代の荘園形成」（一部、336-340頁、356-358頁）・「Ⅱ鎌倉時代の荘園と寺院」（359-412頁）・「Ⅲ南北朝内乱から室町時代へ」（413-462頁） - 『東近江市史 能登川の歴史 第二巻 中世・近世編』
東近江市史能登川の歴史編集委員会; 水野章二; 山田徹; 髙木叙子; 松下浩; 古関大樹; 亀井若菜; 木戸雅寿; 山本一博; 徳永誓子; 岡村喜史; 髙梨純次; 田井中洋介; 東幸代; 三宅正浩; 高田倫子; 飯田充; 梅田千尋; 日裏祥子
滋賀県東近江市, 31 Mar. 2013, Contributor, 第1章第1節「平安時代末期～鎌倉時代の佐々木氏」（6-40頁）、第1章第2節「六角氏と京極氏」（41-64頁）, Scholarly book
Presentations
- 南北朝内乱と公家 ─妙心寺ゆかりの人物を中心に─
山田 徹
第55回妙心寺微笑会総会・記念講演, 25 Oct. 2024, Others, 妙心寺微笑会, 大本山妙心寺 - 丹後の荘園と京都の寺院 ─平安院政期から室町期へ─
山田 徹
京都を学ぶセミナー【丹後編】, 27 Aug. 2024, Public discourse, 京都府立京都学・歴彩館 1階 大ホール - 南北朝・室町時代の朝廷・足利氏と婚姻
山田 徹
アスニー特別講演会, 23 Aug. 2024, Public discourse, 京都市生涯学習総合センター（京都アスニー）４階ホール - 室町幕府と九州国人
山田 徹
七隈史学会第25回大会, 24 Sep. 2023, Nominated symposium, 福岡大学（福岡市早良区） - 室町期荘園制と「守護所」
山田 徹
「武家拠点科研」大阪研究集会「中世後期から近世初期における武家拠点形成の研究」, 06 Nov. 2022, 05 Nov. 2022, 06 Nov. 2022, Oral presentation, 大阪歴史博物館（大阪市中央区） - 京都からみた室町期の九州
山田 徹
「武家拠点科研」熊本研究集会「九州における武家拠点の形成と社会背景」, 23 Sep. 2022, 23 Sep. 2022, 25 Sep. 2022, Oral presentation, 熊本大学（熊本市中央区） - 十津川郷の綸旨・令旨
山田 徹
第13回中世地下文書研究会, 25 Jun. 2022, Oral presentation, ZOOMによる遠隔開催 - 室町期荘園制と「守護所」
山田 徹
「武家拠点科研」福井研究集会「越前における武家拠点の形成と変容 ～16-17世紀を中心に～」, 27 Nov. 2021, Oral presentation, 福井市地域交流プラザ（福井市） - 『京都という地域文化』をどうとらえるか ─京都大会を振り返って─
山田 徹
地方史研究協議会2019年度第3回研究例会 京都大会総括例会, 27 Sep. 2020, Oral presentation, ZOOMによる遠隔開催 - 足利尊氏はなぜ京都に来たのか
山田 徹
大学コンソーシアム京都提供 京カレッジ 「京都学講座」 2020年度基本講座1, 01 Sep. 2020, Public discourse - 北朝拠点としての八尾地域
山田 徹
『新版八尾市史 古代・中世史料編』を読む会(3), 01 Dec. 2019, Public discourse - 14世紀八尾市域の村落 ─文献史の立場から─
山田 徹
第70回1617会 大阪八尾例会「中河内地域における中世集落の展開と集村化」, 19 May 2019, 八尾市生涯学習センター（大阪府八尾市） - 室町幕府と京都
山田 徹
2018年度同志社大学公開講座 第4回, 20 Sep. 2018 - 室町時代における大名家の追善仏事と禅宗寺院
山田 徹
国際日本文化研究センター共同研究「応永・永享期文化論 ─「北山文化」「東山文化」という大衆的歴史観のはざまで─」第1回研究会, 09 Sep. 2018, Oral presentation, 国際日本文化研究センター（京都市西京区） - 護良親王と元弘の乱
山田 徹
平成29年度吉野町歴史講演会, 10 Dec. 2017 - 南北朝時代史研究の現在 ─『太平記』と佐藤進一『南北朝の動乱』─
山田 徹
同志社大学文化学会教員懇話会, 12 Jul. 2017, Oral presentation, 同志社大学（京都市上京区） - 足利義持の寺社参籠
山田 徹
文化史学会大会, 03 Dec. 2016, Oral presentation, 同志社大学（京都市上京区） - 正平二十二年河内国若江郡某荘田畠注進状について
山田 徹
第5回中世地下文書研究会, 19 Jun. 2016, Oral presentation, 立教大学（豊島区） - 八尾の村々の誕生 ─13世紀、14世紀の荘園と村落─
山田 徹
平成27年度新版八尾市史編纂記念講演会「中世の八尾を知る」, 25 Oct. 2015 - 土岐頼康と応安の政変
山田 徹
美濃源氏フォーラム 名古屋駅前講座（土岐・道三・信長歴史講座） 2015年1月11日, 11 Jan. 2015, Public discourse, 美濃源氏フォーラム - 室町時代の支配体制と列島諸地域
山田 徹
日本史研究会大会, 12 Oct. 2014, Oral presentation, 仏教大学（京都市北区） - 「室町時代の支配体制と列島諸地域(仮)」準備報告③
山田 徹
日本史研究会中世史部会, 06 Sep. 2014 - 「室町時代の支配体制と列島諸地域(仮)」準備報告② ─室町日本の政治地理と諸地域権力─
山田 徹
日本史研究会中世史部会, 06 Jul. 2014 - 「室町時代の支配体制(仮)」準備報告① ─室町時代における荘園制・権門体制的要素─
山田 徹
日本史研究会中世史部会, 27 Apr. 2014 - 荘園領主としての足利将軍家 ─「御料所」の再検討─
山田 徹
日本史研究会中世史部会, 11 May 2013, 機関紙会館（京都市上京区） - 「分郡守護」論再考
山田 徹
歴史学研究会中世史部会, 29 Sep. 2012, Oral presentation, 学習院大学（豊島区） - 北畠親房と南北朝の戦乱
山田 徹
ラボール京都 日本史講座, 21 May 2012 - 河内国十七ヶ所・八ヶ所と摂津国中島 ─淀川下流域、南朝との最前線に形成された大規模所領─
山田 徹
大阪歴史学会中世史部会, 30 Mar. 2012, Oral presentation, 大学コンソーシアム大阪（大阪市北区） - 佐々木導誉 ―室町幕府草創期の実力者―
山田 徹
ラボール京都 日本史講座, 06 Jun. 2011, Public discourse - 室町政権下の地域区分 ―《室町日本の地域性》序説―
山田 徹
読史会, 03 Nov. 2010, Oral presentation - 室町領主社会の形成と武家勢力
山田 徹
大阪歴史学会大会, 27 Jun. 2010, Oral presentation - 上京武士の南北朝
山田 徹
ラボール京都 日本史講座, 14 Jun. 2010 - 室町領主社会の形成と武家勢力
山田 徹
大阪歴史学会中世史部会, 14 May 2010, Oral presentation, 弁天町市民学習センター（大阪市港区） - 南北朝期の在京勢力と国人
山田 徹
大阪歴史学会中世史部会, 19 Mar. 2010, Oral presentation, 弁天町市民学習センター（大阪市港区） - 奉公衆の形成
山田 徹
大阪歴史学会中世史部会, 29 Jan. 2010, Oral presentation - 南北朝内乱と寺社本所領
山田 徹
日本史研究会中世史部会, 29 Sep. 2009, Oral presentation - 青年将軍足利義満の苦悩 ─花の御所と三つの事件─
山田 徹
ラボール京都 日本史講座, 15 Jun. 2009, Public discourse - 室町期越中国における所領と領主
山田 徹
第Ⅲ期第16回 東寺文書研究会, 15 Dec. 2007, Oral presentation, 東京大学（東京都文京区） - 南北朝期における在京有力者と｢大庄｣ ─室町期荘園制論の一前提─
山田 徹
日本史研究会中世史部会, 10 Apr. 2007, Oral presentation - 天竜寺領の形成
山田 徹
大阪歴史学会中世史部会, Feb. 2007, Oral presentation, 東淀川勤労者センター(大阪市東淀川区) - 高橋典幸｢武家政権と本所一円地 ─初期室町幕府軍制の前提─｣
山田 徹
日本史研究会中世史部会, May 2006, Oral presentation, 機関紙会館(京都市上京区) - 南北朝期の守護在京
山田 徹
中世史サマーセミナー, Aug. 2005, Oral presentation - 室町幕府所務沙汰とその変質
山田 徹
日本史研究会中世史部会, Jun. 2005, 機関紙会館(京都市上京区) - 足利義満・義持の政務決裁
山田 徹
日本史研究会中世史部会, Jul. 2003, Oral presentation, 機関紙会館(京都市上京区)
Research Projects
- 九州の地域権力の特質からみた中世後期の日本像
伊藤 幸司; 小川 弘和; 山田 貴司; 荒木 和憲; 山田 徹; 堀川 康史
日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 2024/04 -2028/03, Coinvestigator, 基盤研究(B), 九州大学 - 令和4年度 丹後の文化資源共同研究会
河原 典史; 高橋 克寿; 高野 陽子; 町田 香; 菱田 哲郎; 山田 徹; 吉岡 直人; 松浦 智博
京都府立京都学・歴彩館, 京都学 共同研究会, 2022/04 -2025/03 - 室町期荘園制下における武家領主の歴史的位置
山田 徹
初年度である2021年度は、当初の予定通り、荘園・武家領主に関連する史料や文献を幅広く収集するという基礎作業を実施した。研究成果としては、本研究の前提となる諸問題を整理するものが中心となった。 まず、論文としては、「「室町時代」の地域性」（芳澤元編『室町文化の座標軸』勉誠出版、2021年）を公表できた。これは、「室町期荘園制論」で強調される「京都からの集団的な支配体制」という視角から列島内の地域差の問題を論じた「室町時代の支配体制と列島諸地域」（『日本史研究』635号、2015年）の論点をもう少し広い視野から整理したものである。本論文では、ある程度求心力を持った権力・支配体制が存在した地域（京都・畿内近国を中心とする諸国や、関東）と、身分秩序などの政治文化的なコードの問題でしか「室町時代」を説明できない遠国地域では「室町時代」のイメージがそもそも異なることを指摘しつつ、このような論点が時代区分という重要な問題にも関わってくることなどを示している。 また、口頭報告として、「室町期荘園制論と「守護所」」という発表もおこなった。従来、守護の一国支配の拠点である「守護所」については、守護公権論的な理解を前提にしつつ、都市論の観点から検討が進められてきたが、「室町期荘園制論」で強調される荘園・郷などの枠組という問題が、「守護所」を考えるうえで極めて重要であることを示すことができた。 このほか、いくつかの検討が進みつつあるところで、今後順次、何らかのかたちで公表することができると考えている。, Japan Society for the Promotion of Science, Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Scientific Research (C), 2021/04 -2025/03, Principal investigator, Grant-in-Aid for Scientific Research (C), Doshisha University - 大阪青山大学所蔵武家受発給文書に関する基礎的研究－室町幕府文書を中心に－
小倉 嘉夫; 村井 祐樹; 飛鳥井 拓; 田中 誠; 山田 徹; 山家 浩樹; 末柄 豊
東京大学史料編纂所, 一般共同研究, 2023/04 -2024/03 - 中世後期から近世初頭における武家拠点形成の研究
仁木 宏; 七海 雅人; 谷 徹也; 山田 邦和; 村井 良介; 高橋 修; 山田 徹; 天野 忠幸
15世紀から17世紀初頭にかけて、武家の地域支配の拠点として発達した守護所、戦国期城下町、織豊期（織田・豊臣期）城下町は、史上はじめて武家が本格的かつ全国的に都市形成を行ったもので、近代・現代都市の出発点でもあった。守護所・城下町研究は、1980年代以降、都市史のなかでもっとも研究が進んだ分野の一つで、現在も発掘調査などによって各地で新しい事例が加えられつつあるが、研究は個別化・分散化が進み、全体像が見えづらくなっている。本研究では、これら守護所・城下町についての最新の研究状況を全国的に収集して共同研究を実施し、権力論、都市空間、経済・流通などの観点から拠点形成の意義を明らかにする。その成果を研究集会の開催などによって公開してゆくことを目的としている。 そうした観点から計画した研究集会は、令和2年度は、令和3年1月30～31日に徳島市で、対面とオンラインのハイブリッドで実施した。「中近世移行期における城・寺・まち・ムラ －都市要素の変化で考える勝瑞・阿波九城・徳島－」をテーマに、報告12本をおこない、討論した。令和3年度は対面で開催した。令和3年11月27日～28日、福井市において、研究集会「越前における武家拠点の形成と変容 ～16-17世紀を中心に～」を開催し、12本の報告を得た。 2回の研究集会では、いずれも地元自治体の研究者による、それぞれの地域の実態を解明する報告と、全国的な視点から当該地域の特徴を位置づける報告を組み合わせることができた。またそれぞれの集会には、研究分担者、研究協力者をふくめ、地元・全国から多数の研究者に参加いただけた。, Japan Society for the Promotion of Science, Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Scientific Research (B), 2019/04 -2022/03, Coinvestigator, Grant-in-Aid for Scientific Research (B), Osaka City University - 応永・永享期文化論 ―「北山文化」「東山文化」という大衆的歴史観のはざまで―
大橋 直義; 呉座 勇一; 榎本 渉; ほか
国際日本文化研究センター, 共同研究, 2018/04 -2022/03 - Regional differences under the Shoen system during the Muromachi period
YAMADA Toru; AOKI Takafumi
This study, which aimed to investigate the regional differences under the Shoen system in the Muromachi period and the reason and the process of their occurrence, roughly divided into two directions, further clarification of the regional differences themselves and further clarification of the political situation that produced them. As for the results of the former, the examination of the Muromachi Shogunate law in the 1350's and 60's succeeded in illuminating the regional differences in the degree of territorial infringement and "hanzei", and the examination of the internal regional differences among the three provinces of Settsu, Kawachi and Izumi was advanced. On the other hand, as the result of the latter, I was able to conduct concrete discussions on the political history of the 1360-90's., Japan Society for the Promotion of Science, Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Young Scientists (B), 2015/04 -2019/03, Principal investigator, Grant-in-Aid for Young Scientists (B) - Basic research on the bodaiji-temple founded by Shugo the guardian in the 14-17th.century
hayashima daisuke
In order to analyze the actual situation of urban relations in the late Middle Ages, it is important to analyze Shugo who came up at this time. However, it has been pointed out that the center's function as the central control of Shugo the guardian office is low in recent research }. Focusing on the role of Bodai-ji Temple (Kuni-bodaiji Temple), which has not been paid attention in the present study until now, the fact of the dominance of the divided-country protection of Shugo the guardian, and thus the intercourse between the country and Kyoto will be imaged clearly., Japan Society for the Promotion of Science, Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Scientific Research (B), 2014/04 -2019/03, Coinvestigator, Grant-in-Aid for Scientific Research (B), Kyoto Women's University - The construction of "Jige Monjyo" theory in the Middle Ages Japan-centering on the analysis of the introduction, style and function-
HARUTA Naoki; AOYAGI Shuichi; TSURUSHIMA Hirokazu; HASHIMOTO Michinori; MIZUNO Shoji; YAMADA Toru; ASAHINA Arata; ATSUTA Jun; IKEMATSU Naoki; OOKOUCHI Yusuke; OHMURA Takuo; KUBOTA Ryoko; GOZA Yuichi; SAKATA Satoshi; SAKAMOTO Ryota; SATO Yasuhiro; NITADORI Yuichi; HASEGAWA Kenji; HISHINUMA Kazunori; MATSUMOTO Takayuki; MURAISHI Masayuki; MURAKAMI Junichi; YAMAMOTO Michihiro; WATANABE Hiroki
In the style theory of the ancient manuscripts based on citizenship Power's issuance documents, many of the documents left in the locale of the manor and the public territory were considered to be irregular documents, and have not been duly evaluated.In this study, we triangular position the research term "Jige Monjyo" as an analysis concept to grasp the document that the various social groups of a local society created and managed in total. The Japan aimed to highlight the whole picture of the medieval "Jige Monjyo".As a result, after determining the meaning and the approval of the "Jige Monjyo" as the historical documents, the Jige Monjyo's original style development, of document creation in the basement, the function and role of documents in the basement of , the storage form of the Jige Monjyo, The points such as the introduction by the secondary function of the Jige Monjyo has been clarified., Japan Society for the Promotion of Science, Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Scientific Research (B), 2014/04 -2018/03, Coinvestigator not use grants, Grant-in-Aid for Scientific Research (B), Kumamoto University - A Study on the imperial court documents system in pre-modern Japan
YOSHIKAWA Shinji; FUJII Joji; YOKOTA Fuyuhiko; KATSUYAMA Seiji; UEJIMA Susumu; TANIGAWA Yutaka; HAYASHIMA Daisuke; YAMADA Toru; IWASAKI Naoko
In the Japanese imperial court, document system with origins in ancient times was used throughout pre-modern, and influenced to various political groups. We named it as "imperial court documents system", and clarified its historical transition. In addition, we elucidated manners to handle those documents. The imperial court document system in Japan was inherited from China, and was reorganized in Heian period to the inquiry documents system. So Senji, Kanmon and Sadamebumi became more important. Transfer documents and account books that played central role once, began to diffuse to some political groups such as Kuge or Buke., Japan Society for the Promotion of Science, Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Scientific Research (B), 2010/04 -2014/03, Coinvestigator, Grant-in-Aid for Scientific Research (B), Kyoto University - The Study of Transferring Historical Records in Nara during Modern Times
YOSHIKAWA SATOSHI; WATANABE Akihiro; AYAMURA Hiroshi; NAGAMURA Makoto; ENNDO Motoo; YAMAMOTO Takashi; BABA Hajime; MITSUTANI Takumi; SHIMADA Toshio; BANDO Toshihiko; ASANO Keisuke; ISHIDA Shun; USAMI Rintaro; UMIHARA Yasuko; OTA Soichiro; KUZUMOTO Takamasa; KUROIWA Yasuhiro; KUWATA Kuniya; KOTO Shinpei; KOHARA Yoshiki; SAKAMOTO Ryota; SHIMAZU Ryoko; TAKADA Yuichi; TAKAHASHI Hiroki; TAKENUKI Yukako; TANIMOTO Kei; TOKUNAGA Seiko; TOMITA Masahiro; NAKAMACHI Mikako; NAGAMURA Yoshitomo; NEGAYAMA Yasufumi; HAYASHI Akihiro; FUJIMOTO Hitofumi; MIZUTANI Yuki; YAMADA Zyunpei; YAMADA Toru; YAMAMOTO Michihiro; YOKOUCHI Hiroto; KURIYAMA Masao; TUKUDA Mikio
The results of this study were collected into two reports.The first one is the report of historical documents donated to Todaiji Temple by Nakamura family,which served a department of Kofukuji Temple at early modern times.We reprinted detailed diaries at the time of the Meiji Restoration in this report.The second one is the report of historical documents owned by Todaiji Temple from the begining.Durling early modern times,these documents were preserved by some groups in the temple.And we found some medieval documents in them., Japan Society for the Promotion of Science, Grants-in-Aid for Scientific Research, 2009/04 -2014/03, Grant-in-Aid for Scientific Research (B), Nara National Research Institute for Cultural Properties - 室町期荘園制形成史の研究
山田 徹
本研究では、室町期に「在京領主に比重のかかった所領体制」をみいだす近年の室町期荘園制論を具体的に展開するため、そうした体制の形成過程を検討することを目的としていた。具体的には、(1)在京する勢力がどのようにして、どの程度の所領を維持、ないしは形成したか、(2)どういった勢力がどのような過程で在京化の道を選んだか、の二点を実証的に明らかにし、そのうえで、室町期の荘園制の特質を踏まえ、日本列島諸地域の状況を構造的にみる視野から、中世後期の政治・経済・社会像を示すことを目的としていた。 前年度は、(1)に対応する部分の研究を大きく進めたが、本年度は、(2)について、南北朝期における在京武士たちの推移を検討し、在京武士集団と「国人」に分層するかたちで室町期の支配体制の構図が形成されたことなどを明らかにすることができた。(「室町領主社会の形成と武家勢力」という題目で、2010年5月14日に大阪歴史学会中世史部会で、2010年6月29日に大阪歴史学会大会で報告し、そののち同会会誌『ヒストリア』223号に収載された)。中世史部会で、2010年1月29日に「奉公衆の形成」、2010年3月19日に「南北朝期の在京勢力と国人」という二度の報告をおこなった)。また、こうした支配体制のもつ地域偏差についても、検討をおこない、2010年11月3日には「室町政権下の地域区分-《室町日本の地域性》序説-」という題目で報告をおこなった。以上により、今後室町期の支配体制、荘園制を考えるための手がかりとなる重要な成果を挙げることができたと考えている。, Japan Society for the Promotion of Science, Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for JSPS Fellows, 2009 -2010, Principal investigator, Grant-in-Aid for JSPS Fellows, Kyoto University - The Study of Transferring Historical Records in Nara during Modern Times
YOSHIKAWA Satoshi; WATANABE Akihiro; TOMITA Masahiro; NAGAMURA Makoto; AYAMURA Hiroshi; ENDO Motoo; BABA Hajime; ICHI Hiroki; YAMAMOTO Takashi; MITUTANI Takumi; KUBODERA Shigeru
Firstly, by the investigation of historical records donated the Todaiji-temple by Nakamura Junichi, the following were discovered. These records were reserved by Nakamura family, which served the departments of Kofukuji-temple during early Modern times. There is a detailed diary at the time of the Meiji Restoration. So, we can see the political trend of Kofukuji-temple at that time. Secondly, by the study of the Todaiji Daikanjin Monjoshu(documents of the chiefs of Todaiji recostruction projects), the following were discovered. They are fundamental materials for the history of Todaiji-temple during Kamakura period, however they were manuscript copy during the last part of Edo period., Japan Society for the Promotion of Science, Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Scientific Research (B), 2006 -2008, Others, Grant-in-Aid for Scientific Research (B), National Research Institute Cultural Properties, Nara
Media Coverage
- 京から見た中世史、相次ぎ発刊, Paper, Other than myself, 京都新聞社, 京都新聞, 04 Feb. 2022, 22面（地域プラス）, 吉川弘文館『京都の中世史』シリーズ1、4、6巻と、ミネルヴァ書房『日本の歴史 古代・中世編』の紹介記事。
Teaching Experience
- 文化史学の理論〔オムニバス〕
同志社大学大学院 - 日本中世文化史演習
同志社大学大学院 - Joint Seminar in Japanese History
Doshisha University - Advanced Lectures in Medieval Cultural History of Japan -Problems of the Japanese medieval history-
Doshisha University - Japanese History
Doshisha University - 日本史学史
同志社大学 - 演習AⅡ
同志社大学 - 演習AⅠ
同志社大学 - 日本文化史演習Ⅱ
同志社大学 - 卒業論文
同志社大学 - Japanese History(Special Lectures)
Kyoto University - 文化史基礎演習
同志社大学 - 日本史
同志社大学 - 人権教育論〔オムニバス〕
同志社大学 - 文化史基礎演習
同志社大学 - 日本史
同志社大学 - 博物館実習(文化史)〔オムニバス〕
京都大学 - 日本史学(実習)
京都大学 - 日本史基礎ゼミ
京都橘大学 - 日本史講読
京都橘大学 - 古文書学
京都橘大学 - 日本中世文化の特質
京都大学