同志社大学地域紛争研究センター, 副センター長, 2022年04月 - 現在
同志社大学, 政策学部 政策学科, 准教授, 2020年04月 - 現在
東海大学, 教養学部国際学科, 講師, 2017年04月 - 2020年03月
ユーラシア研究所研究員(無給), 2010年04月 - 2017年03月
日本学術振興会, 特別研究員PD, 2012年04月 - 2015年03月
日本学術振興会特別研究員DC2, 2010年04月 - 2012年03月
外務省国際情報統括官組織第4国際情報官室CIS担当専門分析員, 2009年05月 - 2010年03月
東北大学国際高等研究教育院修士研究教育院生, 2008年04月 - 2009年03月
東北大学全学教養科目「歴史学」、「人間と文化」ティーチング・アシスタント, 2007年10月 - 2008年03月
‘Thawing’ of ‘Frozen Conflicts’ in Post-Soviet Region: Analysis of the Opening Process and the Ceasefire of the Second Karabakh War (2020)
Kosuke Togashi
Enthnopolitics, 2025年03月21日, 研究論文(学術雑誌)
ロシアによる過去の紛争から見るウクライナ戦争 ―チェチェン紛争とジョージア戦争からの「教訓」と「誤算」―
富樫耕介
同志社政策科学研究, 第26巻(第2号) 105 - 118, 2025年03月
チェチェン紛争のダイナミクスとメカニズム : 紛争の分析枠組みの提示と既存研究のレビュー (特集 問い直されるチェチェン問題 : 過去と現在の視点から)
富樫 耕介
ロシア・ユーラシアの社会 = Russian Eurasian society, ユーラシア研究所, (1053) 2 - 34, 2020年11月
マイノリティの掲げる「国家」が変化するとき:カドィロフ体制下におけるチェチェンの現状と課題
富樫 耕介
ロシア・東欧研究, ロシア・東欧学会, 2018(47) 81 - 97, 2019年03月, 研究論文(学術雑誌)
ウズベキスタンにおける権力移行 : 権威主義体制下における大統領の死去と新体制誕生までの過程 (特集 変わるウズベキスタン、変わらないウズベキスタン)
富樫 耕介
ロシア・ユーラシアの経済と社会, ユーラシア研究所, (1029) 2 - 21, 2018年06月, 研究論文(学術雑誌)
分離主義地域をめぐるコミットメント問題生成のメカニズム : 2レベル・ゲームを用いたロシアと分離主義地域の政治交渉の分析
富樫 耕介; 毛利 裕昭
東海大学紀要. 教養学部 = Journal of the School of Humanities and Culture, Tokai University, 東海大学教養学部, 48 75 - 105, 2018年03月
ユーラシアにおけるエスノナショナルなイスラーム主義運動の凋落 : 「イスラーム国」が揺るがす国家・領域・民族 (特集 「国家」、「民族」の諸問題と国際秩序の将来)
富樫 耕介
PRIME = プライム, 明治学院大学国際平和研究所, (39) 15 - 31, 2016年03月
北コーカサスを理解するための分析視角 : 観察可能なデータに基づく追跡可能な理解を求めて (特集 ロシア・ユーラシア地域の民族問題 : 過去と現在の交錯)
富樫 耕介
ロシア・ユーラシアの経済と社会, ユーラシア研究所, (994) 2 - 16, 2015年06月
「コーカサス首長国」と「イスラーム国」 : なぜ「チェチェン人」がシリアやイラクで戦っているのか (特集 誰が「イスラーム国」を育てたのか)
富樫 耕介
中東研究, 中東調査会, 2014(3) 72 - 85, 2015年01月
クルグズ(キルギス)共和国における「二度目の革命」はなぜ生じたのか: 革命の経緯・要因の再考
富樫 耕介; マハバット・ウラコワ
ロシア・ユーラシアの経済と社会, ユーラシア研究所, (973) 33 - 49, 2013年10月
移行期のクルグズ(キルギス)共和国の現況一内と外からの点描一
富樫 耕介; マハバット・ウラコワ
ユーラシア研究, (48), 2013年05月
チェチェン共和国における政治的争点としての「イスラーム」の出現過程(1997-99) (特集 多面的に見るチェチェン紛争)
富樫 耕介
ロシア・ユーラシアの経済と社会, ユーラシア研究所, 0(961) 26 - 36, 2012年09月
平和構築における「未(非)承認国家」問題--チェチェン・マスハドフ政権の「外交」政策(一九九七-九九) (開発と政治・紛争--新しい視角)
富樫 耕介
『国際政治』, 日本国際政治学会, 2011(165) 141 - 155, 2011年07月
イングーシ共和国における政治的危機とその背景--モスクワの北コーカサス政策の課題 (小特集 「ポスト社会主義」の民族地域問題)
富樫 耕介
『ロシア・ユーラシア経済』, ユーラシア研究所, (937) 22 - 38, 2010年09月
ソ連期のチェチェンにおける政治・経済・社会構造 -紛争前の構造から紛争への理解を試みる-
富樫 耕介
『国際文化研究』, 東北大学, (16) 263 - 281, 2010年03月
社会文化的要因からの第一次チェチェン紛争の考察 : 社会文化的特徴の重要性と評価をめぐる問題
富樫 耕介
インターカルチュラル : 日本国際文化学会年報, 日本国際文化学会 ; 2003-, 8(0) 130 - 145, 2010年
第二次チェチェン戦争の経緯と現在の課題
富樫 耕介
ユーラシア研究, ユーラシア研究所, 0(39) 50 - 55, 2008年11月
ロシア・プーチン政権のチェチェン政策ー政治的戦略としての「チェチェン安定化」
富樫耕介
『横浜市立大学学生論集』, (47) 85 - 111, 2008年03月, 研究論文(学術雑誌)
ユーラシア諸国のうごき:ジョージア調査報告(2024年3月調査)
富樫耕介
ユーラシア研究, (69), 2025年03月
ロシア・中央アジアにおけるイスラーム過激派の脅威とテローISKPの台頭と土着組織の消滅ー
富樫耕介
治安フォーラム, 第31巻(第2号) 56 - 66, 2025年02月
書評:石村博子著『脱露 シベリア民間人抑留、凍土からの帰還』KADOKAWA
富樫耕介
週刊読書人, 2024年11月15日
ウクライナ戦争とロシアの少数民族
富樫耕介
最新政策キーワード, 2024年07月, 記事・総説・解説・論説等(その他)
テロとの戦いに苦悩するロシア:「イスラーム国ホラサーン州」によるテロの意味
富樫耕介
外交, 85(5-6月号) 110 - 115, 2024年05月
書評:生田美智子 著 『満洲からシベリア抑留へ ─女性たちの日ソ戦争』 人文書院(二〇二〇年四月、四〇八頁)
富樫耕介
ロシア史研究, (111号) 126 - 134, 2024年02月
「シャミール」「チェチェン人と北コーカサスの諸民族」
富樫耕介
『中央ユーラシア文化事典』, 2023年06月, 記事・総説・解説・論説等(その他)
国連による冷戦終結後の紛争に対する調停の限界と可能性:「現場」を中心とした経験的知見から得られる解 東大作『内戦と和平:現代の戦争をどう終わらせるか』中央公論新社,2020年
富樫 耕介
平和研究, 日本平和学会, 56 91 - 96, 2021年08月,
イマーム・シャミーリ:カフカース・イママトの創設者
Абдулмажидов Рамаза; 富樫 耕介
ロシア・ユーラシアの社会, (1054), 2021年03月,
「記憶」を「記録」する:あるシベリア抑留経験者の オーラル・ヒストリー(3)ビロビジャンとハバロフスクにおける抑留
富樫耕介
同志社政策科学研究, 22(2) 143 - 157, 2021年03月, 速報,短報,研究ノート等(大学,研究機関紀要),
チェチェン現代史研究における強制移住とソ連解体後の武力紛争 : アカーエフ氏とオスマエフ氏の論文についての解説 (特集 問い直されるチェチェン問題 : 過去と現在の視点から)
富樫 耕介
ロシア・ユーラシアの社会 = Russian Eurasian society, ユーラシア研究所, (1053) 85 - 91, 2020年11月, 記事・総説・解説・論説等(大学・研究所紀要),
チェチェン共和国における「対テロ作戦」 : 1999年から2005年まで (特集 問い直されるチェチェン問題 : 過去と現在の視点から)
Осмаев Аббаз; 富樫 耕介
ロシア・ユーラシアの社会 = Russian Eurasian society, ユーラシア研究所, (1053) 57 - 84, 2020年11月, 速報,短報,研究ノート等(大学,研究機関紀要),
チェチェン民族の強制移住 : 政権による過ちと民族復興の困難な道筋 (特集 問い直されるチェチェン問題 : 過去と現在の視点から)
Акаев Вахид; 富樫 耕介
ロシア・ユーラシアの社会 = Russian Eurasian society, ユーラシア研究所, (1053) 35 - 56, 2020年11月,
武力紛争への政策的対応?―紛争のメカニズムの解明とダイナミクスの制御に向けて―
富樫耕介
政策最新キーワード, 2020年08月
「記憶」を「記録」する : あるシベリア抑留経験者のオーラル・ヒストリー (2) : 満洲における兵役
富樫 耕介
東海大学紀要. 教養学部, 東海大学教養学部, (50) 213 - 231, 2020年03月30日,
「記憶」を「記録」する:あるシベリア抑留経験者の オーラル・ヒストリー( 1 ) ──出生から徴兵まで──
富樫 耕介
東海大学教養学部紀要, 東海大学教養学部, (49) 269 - 285, 2019年03月30日,
”グローバル・ジハード”と旧ソ連地域のエスノナショナルなイスラーム主義:ISの出現による競合・統合・内紛・瓦解・再編
富樫 耕介
Synodos, 2017年06月, 記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)
クルグズ(キルギス)共和国における鉱物資源の可能性とグローバル化の中でのその重要性 (特集 クルグズ(キルギス)共和国における経済・開発の可能性と課題)
ジィベック イスマンバエヴァ; 富樫 耕介
ロシア・ユーラシアの経済と社会, ユーラシア研究所, (975) 2 - 13, 2013年11月
クルグズ(キルギス)共和国に対する外国投資の分析 (特集 クルグズ(キルギス)共和国における経済・開発の可能性と課題)
サブルベコフ ラハット; 富樫 耕介
ロシア・ユーラシアの経済と社会, ユーラシア研究所, (975) 14 - 25, 2013年11月
おわりに : クルグズ(キルギス)共和国の課題と可能性 (特集 クルグズ(キルギス)共和国における経済・開発の可能性と課題)
富樫 耕介
ロシア・ユーラシアの経済と社会, ユーラシア研究所, (975) 44 - 47, 2013年11月
クルグズ(キルギス)共和国特集号の刊行にあたって : クルグズ共和国の概説 (特集 クルグズ(キルギス)共和国における革命・紛争と民族関係)
富樫 耕介
ロシア・ユーラシアの経済と社会, ユーラシア研究所, (974) 2 - 6, 2013年10月
中央アジアとクルグズスタン(キルギス)における紛争の要因 (特集 クルグズ(キルギス)共和国における革命・紛争と民族関係)
ベウブトヴァ エルス; 富樫 耕介
ロシア・ユーラシアの経済と社会, ユーラシア研究所, (974) 7 - 18, 2013年10月
移行期のクルグズ(キルギス)共和国の現況 : 内と外からの点描
富樫 耕介; マハバット ウラコワ
ユーラシア研究, ユーラシア研究所 ; 1993-, (48) 50 - 55, 2013年05月
チェチェン問題とアメリカ ―― ボストン・テロの背景にある問題
富樫 耕介
SYNODOS, 2013年04月, 記事・総説・解説・論説等(その他)
序章 チェチェンと北コーカサスの反乱への理解 (特集 多面的に見るチェチェン紛争)
スレイマノフ エミール (翻訳:富樫耕介)
ロシア・ユーラシアの経済と社会, ユーラシア研究所, (961) 2 - 12, 2012年09月, その他
権威主義的統治下の 「平和」と戦争 -チェチェン・カドィロフ体制とウクライナ戦争
富樫耕介
地域紛争研究会2024年度第一回例会・科研基盤A「政治体制としての代議制民主主義の現状と可能性ー東地中海地域の事例から」研究報告会共催, 2024年06月08日
紛争解決学をいかに学び教えるのか?ー理論と事例の対話による紛争のダイナミクスの解析を目指してー
富樫耕介
日本平和学会春季研究大会, 2024年06月01日
紛争後の権威主義体制における「平和」の機能:チェチェン共和国を例にして
2023年度日本政治学会総会・研究大会(明治大学駿河台キャンパス), 2023年09月16日, 口頭発表(一般)
紛争後の権威主義体制の「正統性」と「信頼度」
富樫耕介
科研費・学術変革領域研究(A)「イスラーム的コネクティビティにみる信頼構築:世界の分断をのりこえる戦略知の創造」B03「紛争影響地域における信頼・平和構築」班ワークショップ, 2022年07月05日
過去のロシアの軍事活動から見るウクライナ戦争:チェチェン紛争とジョージア戦争の「教訓」と「誤算」?
富樫耕介
同志社大学政策学会・同志社大学地域紛争研究センター共催シンポジウム「ウクライナ情勢をめぐる世界的展開」, 2022年05月19日
Illiberal Peaceはどのように受容されているのかー紛争後のチェチェンにおける住民の言説分析から
富樫耕介
第74回駒場国際政治ワークショップ, 2022年02月24日
チェチェン紛争とシリア内戦:北コーカサスにおける急進的イスラーム運動の終焉?
富樫耕介
中東・中央アジア構造変動研究会, 2021年09月10日
第二次カラバフ紛争の開戦過程とロシアの介入による停戦の分析:旧ソ連地域における『凍結された紛争』の『解凍』
富樫耕介
日本平和学会春季大会 軍縮・安全保障分科会, 2021年05月29日
オーラル・ヒストリーから読み取るシベリア抑留ーある抑留経験者の「記憶」を「記録」する試みー
富樫耕介
抑留研究会, 2021年03月27日
紛争後の権威主義体制下における 「平和」の受容度?―チェチェン住民の紛争の「記憶」をめぐる言説分析―
富樫耕介
地域紛争研究会, 2020年12月05日
紛争後の 「国家性」問題をめぐるメカニズム−コーカサス地域における未承認国家の機能と課題-
富樫耕介
同志社大学政策学会, 2020年11月11日
紛争後のチェチェンにおける権威主義体制下の「平和」: 「平和」をめぐる現地住民の言説の比較・検討
富樫 耕介
日本平和学会, 2019年11月03日, 口頭発表(一般)
外部圧力を考慮した提携一致度による分離主義紛争発生の解釈
毛利裕昭; 富樫 耕介
日本オペレーションズ・リサーチ学会 2019年秋季研究発表会, 2019年09月13日, 口頭発表(一般)
Analysis for mechanism of commitment problems of separatist conflicts by 2 level game theory and coalition cooperation degree
Hiroaki MOHRI; Kosuke TOGASHI
The 6th Asian Conference on Nonlinear Analysis and Optimization, 2018年11月, 口頭発表(一般)
「チェチェン紛争の分析視角:ロシアにおける分離主義問題の過去・現在・未来」
富樫 耕介
ロシア東欧学会年次大会, 2018年10月21日, 口頭発表(招待・特別)
分離主義地域をめぐるコミットメント問題生成のメカニズム
富樫 耕介; 毛利 裕昭
神戸大学国際政治経済ワークショップ2018年, 2018年09月, 口頭発表(招待・特別)
2 レベルゲームと提携一致度を用いた分離主義交渉分析
富樫 耕介; 毛利 裕昭
日本オペレーションズ・リサーチ学会2018年秋季研究発表会, 2018年09月, 口頭発表(一般)
分離主義地域をめぐるコミットメント問題生成のメカニズム: 2レベル・ゲームを用いたロシアと分離主義地域(チェチェン、タタルスタン)の政治交渉の分析
富樫 耕介; 毛利 裕昭
日本オペレーションズ・リサーチ学会危機管理と防衛のOR部会, 2017年12月11日, 口頭発表(招待・特別)
チェチェン紛争はいかに理解されてきたのか: ロシアにおける民族問題の分析視角
富樫 耕介
国家論研究会, 2017年10月15日, 口頭発表(一般)
ウクライナ危機から「イスラーム国」まで: 甦るチェチェン問題と旧ソ連・中東研究の対話
富樫 耕介
明治学院大学国際平和研究所PRIME主催研究会, 2016年01月21日, 口頭発表(一般)
地域紛争への国際社会による関与再考 -成否をめぐる構造的要因と戦略的要因
富樫 耕介; 中村 長史
国際関係論研究会第191回定例研究会, 2015年03月14日, 口頭発表(一般)
制約下における外部主体の紛争への関与 ーチェチェン紛争とナゴルノ・カラバフ紛争に対するOSCEの役割に注目してー
富樫 耕介
上智大学大学院グローバル・スタディーズ研究科2014年度大学院生・次世代によるワークショップ, 2015年01月24日, シンポジウム・ワークショップパネル(公募)
『二重の対立構造』 ーチェチェン紛争の分析枠組みー
富樫 耕介
日本国際政治学会「2014年研究大会」分科会D-6 平和研究 II, 2014年11月16日, 口頭発表(一般)
制約下における外部主体の紛争への関与 ーチェチェン紛争とナゴルノ・カラバフ紛争に対するOSCEの役割に注目してー
富樫 耕介
日本平和学会2014年度秋季大会, 2014年11月07日
チェチェン・マスハドフ政権の戦後平和構築政策の分析(1997-99)
富樫 耕介
日本国際政治学会「2011年度研究大会」, 2011年11月, 口頭発表(一般)
第一次紛争後のチェチェン共和国における政治的争点とマスハドフ政権の取組み―紛争移行過程における政治的争点と指導者の分類の再定義―
富樫 耕介
ロシア・東欧学会「2011年(第40回)研究大会」, 2011年10月, 口頭発表(一般)
チェチェン・マスハドフ政権の「外交」政策(1997-99)
北海道中央ユーラシア研究会研究会主催「第90回例会」(科学研究費基盤A「現代中東・アジア地域における紛争・国家破綻と社会運動」共催), 2011年
平和構築と『未(非)承認国家』
日本国際政治学会・関東地区院生研究会主催研究会(国際関係思想・研究ネットワーク、専修大学法学研究所共催), 2011年
ソ連解体後のコーカサスの紛争と『未(非)承認国家』—紛争の原因・経緯・結果と『未(非)承認国家』の生成・生存要因―
コーカサス研究会「第6回研究会」, 2011年
チェチェン・マスハドフ政権の戦後平和構築の試みと挫折(1997-99)
ロシア史研究会・ソビエト史研究会共催「1月例会」, 2010年
ロシア・グルジア戦争後の北コーカサス地域の不安定化とその背景 —イングーシ共和国における危機と連邦の対応を事例として—
イスラーム地域研究・若手研究者の会主催「4月例会」, 2010年
『平和』なコーカサスにおける地域間関係-国家の再構築と平和構築の中でのマスハドフ政権の現実的政策と挫折―
東北大学国際文化学会「第16回大会」, 2009年
忘れ去られていた民族共和国イングーシーその民族的、政治的歴史と現在の課題ー
コーカサス研究会主催「第一回研究報告会」, 2009年
EUにおけるチェチェン難民ー増加するチェチェン難民とEUの共通難民政策の課題ー
日本国際文化学会「第7回全国大会」, 2008年
チェチェン紛争の対立構造と開戦要因の比較分析 ―基礎的データと基底要素の理解から―
ユーラシア研究所主催「第4回若手研究報告会」, 2007年
アゼルバイジャンのチェチェン難民からの考察 ―ロシア・プーチン政権の政策と難民の現実―
ユーラシア研究所主催「第3回若手研究報告会」, 2006年
政治体制としての代議制民主主義の現状と可能性ー東地中海地域の事例から
月村 太郎
日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(A), 2022年04月 -2027年03月, 研究分担者, 基盤研究(A), 同志社大学
紛争後の権威主義体制下における「平和」の機能に関する研究
富樫 耕介
本年は、新型コロナ・ウィルスの関係から現地調査が困難であったため、主に文献による調査・研究に重点を当てた。
本年の取り組みとして第一に権威主義体制による紛争管理、あるいは紛争後の権威主義体制下の「平和」の機能についての議論を整理したことが挙げられる。比較政治学の研究領域において権威主義体制の安定性についての学問的蓄積は豊富だが、国内・国際紛争に対して権威主義国家独自の紛争管理形態があるのかは非常に論争をよぶ研究テーマである。これは、リベラル・ピースとは異なるイリベラル・ピースと形容されるもので、近年急速に研究が進んでいる。イリベラル・ピースには、権威主義的な地域大国が特定の紛争に関与し、政府側など紛争当事者の一方を支援することで、紛争の激化や泥沼化が防ぐという国際的関与の側面と、権威主義的な政府が反乱勢力を排除した上で安定的な体制を構築するという国内的側面がある。本研究では、前者についてロシアによる第二次カラバフ紛争への関与を、後者についてはチェチェン紛争後の権威主義的統治に焦点を当てつつ、どのようにして「平和」が提供され、機能しているのかを考察した。
第二に、第二次紛争後のチェチェン共和国に焦点を当て、親ロシア的な政府側による一方的な軍事的勝利のあとに生じている現地の安定性についての考察を進めたことが挙げられる。紛争後に誕生した非常に権威主義的なカドィロフ体制は、いかにしてその体制を正当化し、そしてその権威や統治は住民にどのように浸透しているのであろうか。体制による言論空間の支配と、エリートの抱き込み、反対派の弾圧という三つの観点から検討した。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(C), 2021年04月 -2025年03月, 基盤研究(C), 同志社大学
激化する紛争を制御するための国際関与の研究-和平仲介と紛争力学に関する理論と事例の融合-
富樫耕介; 毛利裕昭; 五十嵐元道; 中村長史; 中束友幸; 佐藤圭史; 立花優; 松嵜英也,齋藤竜太
公益財団法人村田学術振興財団, 研究助成, 2022年07月 -2023年06月, 研究代表者
紛争の「記憶」と「歴史」をめぐる政治学:チェチェン現代史の再検討
JFE21世紀財団, アジア歴史研究助成, 2020年12月 -2022年12月, 研究代表者
紛争のエスカレーション防止における非軍事関与の効果に関する学際的研究 ―旧ソ連の紛争事例を通した理論的・経験的アプローチの架橋―
富樫耕介、毛利裕昭、中村長史、松嵜英也
野村財団, 研究助成, 2020年04月 -2022年03月, 研究代表者, 同志社大学
ユーラシア地域における分離主義紛争のダイナミズムとメカニズムの解析
富樫 耕介
日本学術振興会, 科学研究費助成事業・若手研究, 2018年04月 -2021年03月, 研究代表者, 競争的資金
ロシアにおける民族問題の比較研究
富樫 耕介
東海大学総合研究機構, 2017年度研究スタートアップ支援, 2017年04月 -2018年03月, 研究代表者, 競争的資金
冷戦終結・ソ連解体後の地域・国際政治におけるチェチェン紛争
日本学術振興会, 科学研究費補助金(特別研究員奨励費), 2012年 -2015年, 競争的資金
冷戦終結後のコーカサスにおける「新しい戦争」とその「管理」
富樫 耕介
1)冷戦終結後の国際関係論における紛争研究の理論的整理
2)コーカサスの紛争の比較理解及びこれらの紛争が提起する問題(「未(非)承認国家」や「凍結された紛争」)の研究
3)チェチェン紛争の総合的研究, 日本学術振興会, 科学研究費補助金(特別研究員奨励費), 2010年 -2012年, 競争的資金, 特別研究員奨励費, 東京大学
ソ連崩壊後のコーカサスにおける紛争と安全保障ーチェチェン紛争の国内・地域・国際レヴェルからの再考ー
1)チェチェン紛争の起源・対立軸・開戦要因の再考
2)チェチェン紛争の地域的な影響の考察
3)チェチェン紛争が周辺環境及び国際環境に規定付けられた要素について考察, 東北大学国際高等研究教育院, その他の研究制度, 2008年 -2009年, 競争的資金