ポストアーバン化時代の地方暮らしと 「移動する地域」
轡田竜蔵
日本家族社会学会『家族社会学研究』, 36(1) 73 - 88, 2024年04月, 研究論文(学術雑誌)
「忘れられた」現実を捉える社会調査
轡田竜蔵
順天堂大学医療看護学部『医療看護研究』, 20(2) 1 - 13, 2024年02月, 研究論文(大学,研究機関等紀要)
コロナ禍後の暮らしと社会の変容―「兵庫県 新型コロナウイルス流行と暮らしについての調査」報告
轡田竜蔵
ひょうご震災記念21世紀研究機構編『兵庫県 ポストコロナ社会における新たな生活スタイル研究委員会 研究調査報告書』, 24 - 64, 2021年03月
若者の幸福とトランスローカリティ
轡田竜蔵
後藤・安田記念東京都市研究所『都市問題』, vol.111(2020年1月) 21 - 26, 2020年01月, 研究論文(学術雑誌)
地方暮らしの若者のバリエーションを捉える―青森20-30代調査と広島20-30代調査の比較から
轡田竜蔵
トランスローカリティ研究会『「青森20-30代住民意識調査」報告書』公益財団法人マツダ財団, 109 - 123, 2018年12月
サイレント・マジョリティを思考すること―広島20-30代調査から
轡田竜蔵
川端浩平・安藤丈将編『サイレント・マジョリティとは誰か―フィールドから学ぶ地域社会学』, 19 - 42, 2018年12月
地方に暮らす若者の意識―地方中枢拠点都市と周辺部との比較から
轡田竜蔵
Bussiness Labor Trend, 28 - 31, 2016年05月, 研究論文(研究会,シンポジウム資料等)
留学生は「グローバル人材」でなくてはならないのか
轡田竜蔵
北京市月壇中学校編『教育の国際化と特色のある学校づくり』, 47 - 64, 2013年09月, 研究論文(国際会議プロシーディングス)
岡山県内における性的被害の実態―女子大生に対するアンケート調査から
轡田竜蔵
内閣府「平成23年度地域における男女共同参画連携支援事業」報告書(別冊), 1 - 39, 2012年03月
インタビュー調査
轡田竜蔵
金井雅之・小林盾・渡邉大輔編『社会調査の応用』弘文堂, 2012年01月
グローバリゼーションのなかの地元志向現象―社会的包摂モデルと社会的排除モデルのあいだ
轡田竜蔵
『KG/GP 社会学批評(No.4)』関西学院大学大学院社会学研究科, 関西学院大学, 119 - 129, 2011年03月, 研究論文(学術雑誌)
過剰包摂される地元志向の若者たち
轡田竜蔵
樋口明彦・上村泰裕・平塚眞樹編『若者問題と教育・雇用・社会保障』法政大学出版局, 183 - 212, 2011年02月, 研究論文(学術雑誌)
地元志向と社会的包摂/排除
轡田竜蔵
樋口明彦編『若者問題の比較分析―東アジアの国際比較と国内地域比較の視点』(法政大学科研費プロジェクト「公共圏と規範理論」論文集), 151 - 170, 2009年03月, 研究論文(学術雑誌)
嫌悪中国人的表象
轡田竜蔵
陳光興・李朝津編『反思≪台灣論≫』(台社論壇、台灣), 103 - 111, 2005年12月, 研究論文(学術雑誌)
トランスナショナリズムの論理と中国人主体
轡田竜蔵
『比較文明(no.19)』比較文明学会学会誌, 行人社, (19) 94 - 111, 2004年12月, 研究論文(学術雑誌)
ポストコロニアリズムと社会学
轡田竜蔵
野村一夫編『子犬に語る社会学入門』洋泉社, 2003年10月
トランスナショナリズムの逆説―誰が中国ナショナリズムを構築しているのか
轡田竜蔵
青木保・姜尚中編『アジア新世紀7 パワー』岩波書店, 94 - 111, 2003年05月, 研究論文(学術雑誌)
<南京大虐殺>論争
轡田竜蔵
高橋哲哉編『<歴史認識>論争』作品社, 2002年10月
ナショナリズム/国民国家論―隔離される第三世界ナショナリズム
轡田竜蔵
姜尚中編『思想読本 ポストコロニアリズム』作品社, 2001年11月
<平凡なナショナリズム>と<第三世界ナショナリズム>のあいだ
轡田竜蔵
『現代思想』(2001年11月号), 2001年11月, 研究論文(学術雑誌)
中国人嫌悪の表象
轡田竜蔵
東アジア文史哲ネットワーク編『≪台湾論≫を超えて』作品社, 2001年03月
台湾でも『台湾論』論争が始まった
轡田竜蔵
東アジア文史哲ネットワーク編『≪台灣論≫を超えて』作品社, 223 - 233, 2001年03月
来日中国人における文化的アイデンティティ
轡田竜蔵
東京大学人文社会研究科学位論文, 1997年12月, 学位論文(その他)
グローバリゼーション、移住/定住
轡田竜蔵
『KG/GP 社会学批評(No.4)』関西学院大学大学院社会学研究科, 78 - 95
兵庫県 若者の暮らしに関するアンケート報告書
轡田竜蔵
同志社大学若者と社会研究センター(公益財団法人ひょうご震災記念21世紀研究機構委託研究), 2025年03月, 単著, P1~145
京丹後市 若者の暮らしに関するアンケート報告書
轡田竜蔵
同志社大学若者と社会研究センター, 2024年08月, 編者(編著者), 第1章~第7章、第8章第1節(p1~p89)
『岩波講座社会学第2巻 都市・地域』
川野英二; 岸政彦編
岩波書店, 2024年02月, 分担執筆, 「ローカルキャリアの社会学」(p179-200)
「今どきの若者」のリアル
山田昌弘
PHP出版, 2023年11月, 分担執筆, 第16章 地域間格差と若者の希望
ガールズ・アーバン・スタディーズ
大貫恵佳; 木村絵里子; 田中大介; 塚田修一; 中西泰子
法律文化社, 2023年05月, 分担執筆, 第9章 家父長制と地方出身女性の選択肢―山内マリコ論を手がかりに
再考ファスト風土化する日本 : 変貌する地方と郊外の未来
三浦, 展
光文社, 2023年04月, 分担執筆, 第2章 ファスト風土暮らしの若者論
コロナ時代の仕事・家族・コミュニティ
鳥越皓之; 足立重和; 谷村要編
ミネルヴァ書房, 2022年03月, 分担執筆, 「第2章 コロナ禍後の暮らしと社会の変容ー『兵庫県 新型コロナウイルス流行と暮らしに関する調査』報告」(p33~68)
場所から問う若者文化-ポストアーバン化時代の若者論
木村絵里子; 轡田竜蔵; 牧野智和
晃洋書房, 2021年03月, 共編者(共編著者), 「終章 ポストアーバン化時代の若者論へ」(p163~180), 学術書
サイレント・マジョリティとは誰か : フィールドから学ぶ地域社会学
川端, 浩平; 安藤, 丈将; 轡田, 竜蔵; 芦田, 裕介; 打越, 正行; 白石, 壮一郎; 稲津, 秀樹; 大橋, 史恵
ナカニシヤ出版, 2018年12月, 「第1章 サイレント・マジョリティを思考すること―広島20-30代調査から」(p19-42)
地方暮らしの幸福と若者
轡田, 竜蔵
勁草書房, 2017年02月, 単著
『広島20-30代住民意識調査報告書(統計分析篇)』(公益財団法人マツダ財団委託研究)
轡田竜蔵
公益財団法人マツダ財団, 2015年07月, 単著, 1-164
地方の若者の新しい暮らしと公共性に関する社会学的研究-ポストアーバン化を背景に
轡田 竜蔵; 永田 夏来; 阿部 真大; 松村 淳
日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 2024年04月 -2027年03月, 基盤研究(C), 同志社大学
ポストアーバン化を背景とした新しいライフスタイルと公共性の社会学的研究
轡田 竜蔵; 永田 夏来; 阿部 真大; 松村 淳
・研究チームの4名で、月に1度のペースで丹後地域を訪問し、Uターン・Iターンのコミュニティの諸実践を参与観察しつつ、その担い手の方々10数人に対するインタビュー取材を行った。丹後地域に広がる移住者のネットワークやコミュニティの動きを捉えるとともに、今後の調査活動のキーパーソンとなる方々との関係性を築くことができた。
・調査テーマと関連し、研究参加者4名全員が、研究テーマに関わる論文や著書を発表した。轡田竜蔵は兵庫県における郵送による住民意識調査を実施し、コロナ禍後の居住とライフスタイル、働き方に関する意識の動向に関する論考をまとめたが、これは来年度の質問紙調査と関係する内容を含む。阿部真大は、轡田とともに行った京都府における若者調査をベースに、UIターンの若者が創り出す「新しい公共」の場に関する論考をまとめた。永田夏来は本研究では、UIターンの家族・子育ての問題に関する調査を進めているが、本年度はそれに関連し、若者の結婚観に関する論文を発表した。松村淳は単著『建築家の解体』(ちくま新書、2022年6月刊行予定)をまとめたが、そのなかにおけるローカル志向の建築家に関する論考は、本研究で進めている丹後地域における建築関係者への調査と関連するものである。
・2022年に京丹後市で行う予定の質問紙調査の調査票について、自治体関係者およびまちづくり団体の方とも相談しつつ、ほぼ完成させた。そして、質問紙調査の実施計画について見通しをたてた。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 2021年04月 -2024年03月, 基盤研究(C), 同志社大学
高校生の進路選択と生活意識に関する実証的研究:学校パネル調査による長期変動の把握
尾嶋 史章; 多喜 弘文; 白川 俊之; 西丸 良一; 轡田 竜蔵; 稲元 洋輔
本研究は、同一の学校をパネルとして長期に追跡し、地域の情報を併せて収集することによって、時点変化を学校の置かれた文脈から再検討することを試みるミックストメソッドを用いた調査研究である。2020年度は、2021年度実施予定の質問紙調査に向けて以下の4点に関して準備を行った。
(1)調査票の基本設計のための準備・・・・これまで実施した3回の調査の項目を再分析し、第4次調査に再度用いる調査項目を選定した。加えて他の研究から取り入れるべき問題に関しても検討した。
(2)地域間比較分析・・・・地域間比較に関する分析が不十分であったため、この部分を再分析し、性別役割分業意識や地域移動イメージなど、地域比較で検討すべき問題を明確にした。
(3)地域に関する基礎データの収集・・・・学校基本調査の地域データに基づき、前回の調査以降の時点間・地域間の変化の基礎分析を行うために必要となるデータの整備を行った。加えて、年度末にフィールドワークを行い、対象高校の卒業生にインタビューし、地域における高校の役割とその変化に関する情報収集をスタートさせた。
(4)研究会の開催・・・・上記の分析や情報収集をもとにして、全体の研究会を2020年夏以降4回開催した。また各研究会の間には一部のメンバーでその集約・整理のための打合せを複数回行い、全体の調整をした。
以上2020年度は調査設計と調査票の基本設計を中心として、研究会活動を中心に研究を進め、本調査の準備を行った。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 2020年04月 -2024年03月, 基盤研究(B), 同志社大学
トランスローカリティの社会学:条件不利地域と地方中枢拠点都市の生活とキャリア
羽渕 一代; 井戸 聡; 永田 夏来; 岩田 考; 阿部 真大; 木村 絵里子; 轡田 竜蔵; 白石 壮一郎; 寺地 幹人
本研究では、地方に生きる20-30代の若者の生活について実証的に明らかにしている。地方を条件不利地域、地方中枢都市、政令指定都市とに居住地域を分類し、特に条件不利地域の特性を追究した。近年、情報環境の利便性向上などにより地方の生活にかかるデメリットが克服され若者の向都離村傾向が緩和していると指摘されているが、この仮説を検証している。その結果、同じ地方であっても都市においては向都離村傾向が緩和されているが、条件不利地域においては定住志向の若者が多くはない。
また家族との近接居住が確認されており、家族における医療や福祉、労働環境や教育環境などが居住地を決定するうえで顧慮されていると思われる。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 2018年04月 -2022年03月, 基盤研究(B), 弘前大学