鬼田 崇作
キダ シュウサク
文学部英文学科
准教授
Last Updated :2024/04/25

研究者情報

      科研費研究者番号

      00611807

    研究分野

    • 人文・社会 / 外国語教育

    論文

    • Secondary task type, exposure frequency, and their combined effects on second language vocabulary learning through reading
      Shusaku Kida
      Second Language Research, 38(2) 213 - 232, 2022年04月, 研究論文(学術雑誌)
    • 混合効果モデルを用いた単語認知研究(Kida, 2016)の再分析による頑健性の検討
      鬼田崇作
      同志社大学 英語英文学研究, 103 25 - 43, 2022年03月
    • Word learning and lexicalization in a second language: Evidence from the Prime lexicality effect in masked form priming
      Shusaku Kida; Joe Barcroft; Mitchell Sommers
      Memory & Cognition, 50(7) 1414 - 1431, 2022年02月, 研究論文(学術雑誌)
    • 外国語教育研究の再現可能性 : 素朴な認識の拒絶と追求姿勢の擁護
      草薙 邦広; 鬼田 崇作; 亘理 陽一
      広島外国語教育研究, 広島大学外国語教育研究センター, 24 179 - 195, 2021年03月01日
    • 広島大学教養教育英語科目における LMSを使用した振り返り活動の実践
      草薙 邦広; 榎田 一路; 天野 修一; 鬼田 崇作; 阪上 辰也; 高橋 有加; 中川 篤; 森田 光宏
      全国英語教育学会紀要, 全国英語教育学会, 31 303 - 318, 2020年03月31日
    • 第二言語の視覚的単語認知における語彙競合:SOA 500ミリ秒での実験的検討
      鬼田崇作
      深澤清治先生退職記念 英語教育学研究, 110 - 122, 2020年03月
    • 規則に基づく文法性判断行動における個人差:ベイズモデリングによるアプローチ
      草薙 邦広; 鬼田 崇作
      全国英語教育学会紀要, 全国英語教育学会, 30 177 - 192, 2019年03月31日
    • 広島大学英語Can-Doリストの試行的運用
      鬼田崇作; 天野修一; 榎田一路; 草薙邦広; 森田光宏; 阪上辰也; 高橋有加; 田北冬子; 達川奎三; 上西幸治
      Annual Review of English Language Education in Japan, 全国英語教育学会, 30 287 - 302, 2019年03月31日, 研究論文(学術雑誌)
    • Tracking online learning behaviour in a cross-platform web application for vocabulary learning courses
      Kazumichi Enokida; Kunihiro Kusanagi; Shusaku Kida; Mitsuhiro Morita; Tatsuya Sakaue
      Future-proof CALL: language learning as exploration and encounters – short papers from EUROCALL 2018, 47 - 58, 2018年12月08日, 研究論文(学術雑誌)
    • Integrating the TOEIC(R) writing test with small-group classes.
      上西 幸治; 坂上 辰也; LAUER Joe; DAVIES Walter; FRASER Simon; HOWELL Peter; SELWOOD Jaime; SONG Katherine; 森田 光宏; 鬼田 崇作
      広島外国語教育研究, 広島大学外国語教育研究センター, 21(20) 1 - 12, 2018年03月01日, 研究論文(学術雑誌)
    • eポートフォリオシステムMaharaを用いた「広島大学英語Can-Doリスト」の活用
      鬼田崇作; 榎田一路; 上西幸治; 草薙邦広; 阪上辰也; 田北冬子; 達川奎三; 森田光宏; 吉川りさ
      広島外国語教育研究, 21 121 - 135, 2018年, 研究論文(学術雑誌)
    • 広大スタンダード6000語彙リスト(HiroTan)の開発と活用
      榎田一路; 森田光宏; 阪上辰也; 鬼田崇作
      広島外国語教育研究, 21 111 - 120, 2018年, 研究論文(学術雑誌)
    • Mahara 向け「多聴プラグイン」の開発
      榎田一路; 阪上辰也; 鬼田崇作; 森田光宏; 細川元
      Maharaオープンフォーラム2018講演論文集, Mahara User Group Japan, 12 - 15, 2018年, 研究論文(学術雑誌)
    • Developing a cross-platform web application for online EFL vocabulary learning courses
      Kazumichi Enokida; Tatsuya Sakaue; Mitsuhiro Morita; Shusaku Kida; Akio Ohnishi
      CALL in a climate of change: adapting to turbulent global conditions – short papers from EUROCALL 2017, Research-publishing.net, 99 - 104, 2017年12月03日, 研究論文(学術雑誌)
    • デジタル機器を利用した広島大学学生の英語学習実態に関する調査
      榎田一路; 森田光宏; 鬼田崇作; 阪上辰也
      広島外国語教育研究, 広島大学外国語教育研究センター, (20) 201 - 213, 2017年03月01日, 研究論文(学術雑誌)
    • 広島大学英語Can-Doリストの開発
      鬼田崇作; 榎田一路; 上西幸治; 草薙邦広; 阪上辰也; 田北冬子; 達川奎三; 森田光宏; 山本五郎; 吉川りさ
      広島外国語教育研究, 広島大学外国語教育研究センター, (20) 185 - 200, 2017年03月01日, 研究論文(学術雑誌)
    • 声掛けメールによる WBT 自学自習の促進
      森田光宏; 榎田一路; 鬼田崇作; 阪上辰也; 草薙邦広; 吉川りさ
      中国地区英語教育学会研究紀要, (47) 63 - 72, 2017年, 研究論文(学術雑誌)

    MISC

    • 日本人大学生にとって学習が困難な英単語とはどのようなものか?
      森田 光宏; 榎田 一路; 阪上 辰也; 鬼田 崇作
      JACET全国大会要綱, 大学英語教育学会, 54 54 - 54, 2015年

    共同研究・競争的資金等の研究課題

    • 発音指導と語彙指導を統合した新しい英語指導法の開発
      大和 知史; 磯田 貴道; 鬼田 崇作
      日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 2022年04月 -2025年03月, 基盤研究(C), 神戸大学
    • 外国語教育研究における再現可能性の検証と新たな研究領域の創出
      鬼田 崇作; 廣森 友人; 山内 優佳; 草薙 邦広; 磯田 貴道; 大和 知史; 水本 篤; 星野 由子; 徳岡 大; 亘理 陽一; 石井 雄隆
      本研究は,外国語教育研究において主要な研究領域である四技能(リスニング,スピーキング,リーディング,ライティング),文法,語彙,学習方略,動機づけの各領域において,代表的な先行研究の追試(replication)を行い,その再現性を問うことにより,外国語教育研究における再現可能性の程度を検証し,また,先行研究とは異なり,より洗練されたデータ分析を行うことにより,学術的かつ教育的に有用な情報を示すとともに,外国語教育研究において新たな研究領域を創出することを目指す。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 2020年04月 -2023年03月, 基盤研究(B), 同志社大学
    • 日本人英語学習者の派生語知識に関する包括的研究
      森田 光宏; 鬼田 崇作; 阪上 辰也; 高橋 有加
      大量の語彙を学び,整理するために派生接辞の知識を活用することは効果的であると考えられるが,実際に,英語学習者がどの段階で,どの程度の派生語知識を 持っているのかについては,研究がほとんどなされていない。本研究では,派生接辞の知識が,日本人英語学習者にどの程度備わっており,どのように伸長して いくかについて包括的な研究を行う。それにより,どの程度の習熟度の学習者に対して,どのような知識に焦点を当てて指導すべきなのかについての基盤となり うる知見を得ることを目的とする。 2020年度に引き続き,2021年度もコロナ禍ではあったが,2020年度は中止となっていた学会等がオンラインでの開催となり,資料収集についてはある程度進んだと考える。特に海外の学会やワークショップなどがオンラインでの開催となり,日本から専門的な知識を得ることができ,その点では,予想よりも多様な資料が集まった。一方で,当初予定していた紙面での調査・測定から,オンラインでの調査・測定へと変更を行い,幸いにも,学外の専門家から助言及び技術提供を受けることができた。2020年度後半にパイロット,そして,2021年度にはオンラインでの調査・測定を3回にわたって行うことができた。2021年度入学生を対象に,前期当初,前期終了時,そして,後期終了時に調査・測定を行い,比較的大量のデータを1年に渡り得ることができた。2022年度はこれらのデータを分析するとともに,学会発表及び論文としてまとめる予定である。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 2020年04月 -2023年03月, 基盤研究(C), 広島大学
    • eポートフォリオとライフログの連携による総合支援型英語学習システム開発
      榎田 一路; 鬼田 崇作; 森田 光宏; セルウッド ジェームス; 阪上 辰也; 高橋 有加; J・J Lauer; 天野 修一; 中川 篤; 山内 優佳; 山内 勝弘; 草薙 邦広
      2019年度の本研究課題の遂行状況とその成果について,研究実施計画に示された5点に即しつつ報告する。(1) eポートフォリオにおける到達目標の指標の拡充:延べ680名の学生を対象にスピーキング・ライティング能力テストを計3回実施し,対象校におけるデータ収集を行った。Can-Doリストの精度向上および拡充に向けて,同テストで得られたデータを現在分析中である。(2) 学習サジェスト内容およびWBT教材,サジェスト用教材の分析と拡充:サジェスト用教材としてオリジナルの多聴用教材を計94本開発し,毎週2本配信した。これらはすべて一般公開されている。(3) eポートフォリオシステムの改修:eポートフォリオシステムとライフログを連携させ,サジェストを効率化させるためのシステム開発を実施した。(4) ライフログの項目選定およびパイロット調査:ライフログ調査の項目を選定し,約1,000名を対象とした予備調査を行った。この結果,学習の生活状況は個人固有の水準を中心として定常的ではあるが確率的な推移を示すこと,ある程度生活状況の影響を受けながらも学生は学習行動へ従事すること,さらに生活状況に独立して平均的に高い頻度で学習行動へ従事している学生は比較的優れた学習成果を示すことが示された。(5) 「Can-Do目標設定」および「多聴」に関するデータの蓄積:既に構築されているeポートフォリオシステムと,本研究課題で開発されたものを含むオリジナル多聴用教材を使用し,対象校の英語クラスで多聴に関するデータ収集を行った。2019年度は,eポートフォリオ用に開発された「多聴」プラグイン,および多聴用教材150本を用い,5ヶ月間における学習者の多聴活動の推移を調査した。対象者の半数が多聴を継続した一方で,残り半数に関しては,多聴のペースの維持に課題が見られた。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 2019年04月 -2022年03月, 基盤研究(B), 広島大学
    • 英語のフェイス侵害表現に対する許容度の国際比較と教育への応用
      深澤 清治; 鬼田 崇作; 山内 優佳
      本研究の目的は、第二言語語用論を理論的基盤として対人間コミュニケーションにおいて相手に不快感をもたらすフェイス侵害表現のうち不平・不満表現に焦点を当て、(1)英語の不平・不満表現に対する許容度が話者の母語によって異なるのか、(2)教育的介入によって適切なフェイス侵害表現を教授できるのか、を明らかにすることであった。また、日本人や他の非英語母語話者学習者がどのように不平・不満を英語で表現するかを分析し、日本人は自分より地位が上位で社会的距離の遠い者へは不平・不満表現をあきらめる傾向が強いこと、さらに、不平・不満を構成する下位表現の出現順序が話者の母語によって異なることが明らかになった。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 2017年04月 -2022年03月, 基盤研究(C), 広島大学
    • 問題解決学習を活用した英語派生接辞指導法の開発と評価
      森田 光宏; 鬼田 崇作; 阪上 辰也
      本研究の目的は,語彙方略指導の中でも特に派生接辞の指導を取り上げ,問題解決型学習と組み合わせることで,より効果的な指導を行う方法を開発することである。問題解決型学習を援用した派生接辞指導を行ったグループと行わなかったグループに対して,事前事後でオフライン及びオンラインでの派生接辞知識測定を行った結果,オンラインでの測定では違いが見られなかったが,オフラインでの測定では派生接辞指導グループの派生語知識がより伸長した。特に,派生語の形式の識別に関する知識,意味に関する知識が伸長したが,品詞に関わる知識は伸長しなかった。問題解決型学習を援用した派生接辞指導の有用性とその範囲を示すことが出来た。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 2017年04月 -2020年03月, 基盤研究(C), 広島大学
    • eポートフォリオを活用した英語の効果的個別学習・協同学習のモデル構築とその評価
      榎田 一路; 鬼田 崇作; 森田 光宏; セルウッド ジェームス; 阪上 辰也; J・J Lauer
      本研究課題の中心は,eポートフォリオによる学習到達目標設定のシステムを構築し,大学での英語指導における有効性を探ることにある。28年度と29年度は, Can-Doリストの開発,Maharaによるeポートフォリオシステム構築とプラグイン開発,および同システムと連動した各種オンライン教材の開発を行った。30年度は,29年度までに構築・開発した上記のシステムとオンライン教材に拡充を加えつつ,授業における本格的運用とデータ収集を行った。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 2016年04月 -2019年03月, 基盤研究(B), 広島大学
    • 第二言語の視覚的単語認知における語彙競合過程の解明と語彙習得研究への応用
      鬼田 崇作
      本研究の目的は,第一言語の視覚的単語認知において報告されている語彙競合が日本人英語学習者の視覚的英単語認知においても起こるのか否かを明らかにし,そのメカニズムの語彙習得研究への応用可能性を探ることである。語彙競合とは,単語(例:able)を読む際に,当該の表象だけでなく,形態的に類似するその他の単語(例:axle)の表象も心内で活性化され,互いに競合することを指す。 本研究は,様々な実験を通して,日本人英語学習者の視覚的英単語認知においては,第一言語と同種の語彙競合は起こらないこと,第一言語とは異なるメカニズムで語彙競合が起こること,語彙習得研究へ応用可能であることが明らかになった。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 2015年04月 -2019年03月, 若手研究(B), 広島大学
    • 日本人英語学習者による留学を通した語用論的能力の経時的変化
      深澤 清治; 篠村 恭子; 辰己 明子; 山内 優佳; 鬼田 崇作; 前田 啓朗
      本研究では、4月間の留学から帰国後に至るまでの留学を通した語用論能力の保持・衰退について分析し、また、「依頼」という発話行為を処理する際の反応時間を測定し、語用論能力の経時的変化を見ようとした。その結果、留学により言語運用の流暢性は高まり、その効果は留学半年後も比較的維持されていることがわかった。ただし、自動的処理能力の維持・喪失には個人差があることが示唆され、教育的指導の必要性が示された。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 2013年04月 -2017年03月, 基盤研究(C), 広島大学
    • 第二言語心的辞書における語彙形式の部分的表象の解明
      鬼田 崇作
      本研究の目的は,第二言語(L2)の語彙習得過程について,語彙の形式がどの程度習得されているのか,また,その程度が教育的な介入によって変化するのか否かを調査することである。 実験1では,英語を第一言語(L1)として話す子供を対象として行われた実験の追実験を,日本人英語学習者の大学生を対象に行った。その結果,日本人英語学習者においては,英語をL1として話す子供の3年生程度の発達レベルであることが示された。また,実験2では,1セメスターにわたり授業内で英語の多読を行った結果,教育的な介入によって発達レベルを変えることは容易ではないことが示された。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 2012年04月 -2015年03月, 若手研究(B), 広島大学
    • ポッドキャストとWBTを援用し一斉指導と個別・協同学習を連携させたICT英語指導
      榎田 一路; J・J Lauer; 前田 啓朗; 磯田 貴道; 田頭 憲二; 阪上 辰也; 鬼田 崇作
      本研究では,大学英語教育において,ポッドキャストとウェブ型教材を,一斉指導,個別学習,およびICTを用いた協同学習に援用した。まず,ポッドキャスト教材及びウェブ型準拠教材を開発・配信した。次にこれらを利用して教室内指導と教室外個別学習を組み合わせた実践を行い,その結果を分析した。さらにデジタル・ストーリーテリングを通じてICTを協同学習に援用することの効果を探った。 ポッドキャストを活用した一斉指導と個別学習の連携は,学習者の学習意欲を高め,英語学習の絶対量向上に貢献した。デジタル・ストーリーテリングは,扱った題材への理解を深めつつ,成果物を共有することによる学び合いを提供する点で効果があった。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 2011年04月 -2014年03月, 基盤研究(B), 広島大学