Une rupture majeure dans la pensée stratégique japonaise ? Au-delà du piège de l’alliance et de la peur de l’abandon
Regards géopolitiques, le Bulletin trimestriel du CQEG, vol.9, no.3, 2023., 9(3), 2023年
Populism in Japan Actors or institutions?
Toru YOSHIDA
The Routledge Handbook of Populism in the Asia Pacific, 2023年
「『強い国家』ゆえの脆弱性?―コロナ危機とフランス政治行政」
吉田徹; 村上裕一
『日仏政治研究』, (第16), 2022年04月
「極右に投票する労働者――歴史的ヘゲモニー・ブロックの崩壊?」
『年報政治学』, 2020(Ⅱ), 2020年09月
Populism “made in Japan”: A new species?
Toru Yoshida
Asian Journal of Comparative Politics(online first), 1 - 12, 2019年04月, 研究論文(学術雑誌)
「フランス大統領選とナショナル・ポピュリズム」
吉田 徹
『憲法研究』, 2018年05月
「『リベラル・デモクラシー』はなぜ動揺しているのか」
吉田 徹
『Research Bureau論究』, 2017年12月
「フランス国民戦線の変容 「極右」から「ポピュリズム」へ?」
吉田 徹
『国際問題』, (660), 2017年
書評論文 選挙と分極化の中のアメリカ政党」
吉田 徹
『レヴァイアサン』, (61), 2017年
「2016年度書評 マーク・マゾワー(中田瑞穂・網谷龍介訳)『暗黙の大陸』未来者、2015年」(比較政治・政治史(欧州・北米ほか)
吉田 徹
日本政治学会編『年報政治学2016-Ⅰ政治と教育』, 2016年
「政権交代とミッテラン外交―『ユーロ・ミサイル危機」をケースとして」
吉田 徹
『国際政治』, JAPAN ASSOCIATION OF INTERNATIONAL RELATIONS, 2014(177) 177_57 - 177_69, 2014年
France / Japon: Vers des Tendences Politiques Partagees?
吉田 徹
Le Recueil des Note du CEVOPOF: Les Electorats, Les Enjeux et les Votes, 2012年
"The Change of Government in Japan: temporality and institutional constraints on Alternation"
吉田 徹
Journal of Law and Politics, (8), 2012年
「欧州統合とナショナルな政党政治―欧州懐疑政党を中心に」
吉田 徹
『法学研究』, 84(2), 2011年
「フランスの分割政府―保革共存(コアビタシオン)の政治学的読解に向けて」
吉田 徹
『新世代法政策学研究』, 北海道大学グローバルCOEプログラム「多元分散型統御を目指す新世代法政策学」事務局, 4(4) 253 - 287, 2009年
「フランスと欧州統合過程:『政策の失敗』による統合の推進?」
『聖学院総合研究所紀要』 第41号, 1 , 2008年
「2007年大統領選挙―社会党の敗北とロワイヤルの勝利?」
『日仏政治学会年報』 第3号, 3 , 2008年
「『選択操作的リーダーシップ』の系譜:ミッテランとサッチャー」
日本比較政治学会年報 (第10号) 『リーダーシップの比較政治学』, 61 , 2008年
ドイツ統一とフランス外交(書評)
北大法学論集, 第57巻第6号 2755 - 2768, 2007年
"What are they Fighting About? Souverainistes Parties in France," Policy Innovation in Advanced Democracies(COE),Tokyo University,Occasional Paper
2006年
The Archives and the Archivist behind: Around Mitterrand's Memories
ICCLP Annual Review,Univewrsity of Tokyo, 2006 54 - 58, 2006年
「『ヨーロッパ化』のパラダイム―フランス設備・運輸・住宅省を事例として」
東京大学21世紀COEプログラム「「先進国における<<政策システム>>の創出」Occasional Paper, 2006年
「フランス―逆説の第五共和制」
『政権交代の政治学』東京大学21世紀COE ワーキング・ペーパー, 2005年
「フランス政党政治の『ヨーロッパ化』-JPシュヴェンヌマンを中心に」
『国際関係論研究』, vol.20, 2005年
「フランス社会党のデュアリズム-第三の道との関連において」
『日仏政治学会年報』, (第1号), 2005年
『アクセス地域研究2先進国デモクラシーの再構築』
日本経済評論社, 2004年
「フランス政党システムの展開」
日仏政治学会報告書『現代フランスの政治・社会・外交』, 2003年
「現代フランス政治における主権主義政党の生成と展開」
『ヨーロッパ研究」, vol.2, 2003年
アダム・プシェヴォスキ著『民主主義の危機 比較分析が示す変容』を共訳して 経済格差が広がれば政治体制は不安定に
吉田 徹
公明, 東京 : 公明党機関紙委員会, (216) 58 - 63, 2023年12月
「くじ引き民主主義」で停滞する政治を打開せよ。—政治の使命とは何か
吉田 徹
潮 / 潮出版社 [編], 東京 : 潮出版社, (777) 32 - 39, 2023年11月
対談 日本政治の課題と公明党の役割
吉田 徹; いさ 進一
第三文明, 東京 : 第三文明社, (764) 64 - 71, 2023年08月
歴史と感情が国際政治を動かす : 「存在論的安全保障」という視点—特集 ウクライナ侵略戦争の1年
吉田 徹
Voice, 東京 : PHP研究所, (544) 152 - 158, 2023年04月
書評 ミシェル・ヴィノック『シャルル・ドゴール : 歴史を見つめた反逆者』[大嶋厚訳]
吉田 徹
日仏政治研究 = Annales de la Société franco-japonaise de Sciences politiques / 日仏政治学会 編, Fuchu, (17) 35 - 38, 2023年03月30日
永続する危機の時代をいかに乗り切るか—特集 2023日本の岐路
吉田 徹
第三文明, (758) 20 - 22, 2023年02月
民主主義の再興と新しい大衆像 : 中間団体なき民主政治はあり得ないのであれば、無党派層が求める政策群を元手に、新たな政治参加の回路が切り開かれていくべき。そうして組織的な民主主義は今一度、花開くことになる—特集 「大衆とともに」60年
吉田 徹
公明, (202) 8 - 13, 2022年10月
民主主義『後退』の実相—特集 強まる権威主義 危機に瀕する民主主義
吉田 徹
歴史地理教育 / 歴史教育者協議会 編, (944) 4 - 9, 2022年09月
社会の分極と分断の背景—特集 社会の分極化と分断に政党政治はどう立ち向かうのか
吉田 徹
Voters = ボーターズ : 選挙と政治を自分事に / 明るい選挙推進協会 編, (69) 4 - 6, 2022年08月
断ち切られた国会と社会の紐帯 : 仏大統領選・マクロン再選の意味—世界の潮
吉田 徹
世界, (959) 15 - 18, 2022年07月
「野党の役割」とは何か—特集 批判的野党がなぜ必要か
吉田 徹
世界, (958) 170 - 179, 2022年06月
冷戦後の政治変動と歴史認識問題 : 世界の潮流と日本の課題—ポストコロニアリズムと歴史認識問題
吉田 徹
世界平和研究 = Quarterly journal on peace studies and peace policies / 平和政策研究所 編, 48(2) 85 - 93, 2022年
政党政治と民主主義の行方
吉田 徹
(191) 60 - 65, 2021年11月
座談会 若年層に政治参加を促すために何が必要か (特集 主権者と民意)
宇野 重規; 三浦 まり; 吉田 徹; 西田 亮介; 堤林 剣
三田評論, 慶応義塾, (1259) 10 - 28, 2021年10月
対談 「ビジョン」と「哲学」を語れる政治家が必要だ。 (特集 日本政治の焦点)
牧原 出; 吉田 徹
潮, 潮出版社, (752) 74 - 81, 2021年10月
ミッテラン社会党に学ぶこと : 23年後の政権交代 (特集 総選挙で社民党が訴える : いのちを大切にする政治)
吉田 徹
社会民主, 社会民主党全国連合機関紙宣伝局, (796) 26 - 29, 2021年09月
「首長ポピュリズム」の時代 : 日本のポピュリストはなぜ新自由主義者なのか—特集 「大阪都構想」で日本は没落する : アフター・コロナの民主政治
吉田 徹
クライテリオン = Criterion : 表現者 : 「危機」と対峙する保守思想誌, (15) 110 - 114, 2020年11月
コロナ危機脱却に必要な政治の信頼創出 (特集 新たな民主主義論の萌芽を探る)
吉田 徹
公明, 公明党機関紙委員会, (178) 18 - 23, 2020年10月
民主主義の危機と政治不信の打開 (「次代の政治」を考える)
吉田 徹
Voice, PHP研究所, (514) 124 - 131, 2020年10月
政治 政治不信の解消こそポピュリズムに抗する道 (2020 日本の未来)
吉田 徹
第三文明, 第三文明社, (722) 20 - 22, 2020年02月
対談 「人に焦点」の継続こそ民主主義を深化させる底力 (特集 政治姿勢から見る「公明党論」)
吉田 徹; 井上 義久
公明, 公明党機関紙委員会, (168) 2 - 13, 2019年12月
ポピュリズムとなかまたち : 山本太郎はひとりなのか
吉田 徹
群像, 講談社, 74(10) 228 - 237, 2019年10月
中間層とポピュリズム政治 (特集 中間層は何処へ行ったのか)
吉田 徹
DIO : data information, opinions : 連合総研レポート : 資料・情報・意見, 連合総合生活開発研究所, 32(6) 10 - 13, 2019年06月
挑戦に晒(さら)される「リベラルな国際秩序」 : 非欧米圏に属し、経済的繁栄と政治的自由が対であることを経験してきた日本が持つ説得力に期待 (特集 対立乗り越える国際協調構築)
吉田 徹
公明, 公明党機関紙委員会, (161) 32 - 37, 2019年05月
「改革」の平成が生んだもの : 「安倍一強」の源流—特集 『平成』の30年は何を残したのか
吉田 徹
DIO : data information, opinions : 連合総研レポート : 資料・情報・意見, 連合総合生活開発研究所, 32(2) 14 - 17, 2019年02月
政治 「政治を動かす」という市民の意識が大切 (2019 日本の針路)
吉田 徹
第三文明, 第三文明社, (710) 20 - 22, 2019年02月
「書評 樽本英樹編著『排外主義の国際比較:先進諸国における外国人移民の実態』」
吉田 徹
境界研究, 9, 2019年, 書評論文,書評,文献紹介等
社民政治の衰退? : 戦略、組織、環境 (特集 社会民主主義に未来はあるか? : ポスト「第三の道」の混迷と可能性)
吉田 徹
生活経済政策, 生活経済政策研究所, (258) 6 - 11, 2018年07月
フランス ルペン政権誕生の現実味 (特集 時代を読む115テーマ 2017年大予測 : 破壊され生まれ変わる世界と日本) -- (世界政治・経済2017 混沌へと向かう未来)
吉田 徹
週刊東洋経済 = Weekly toyo keizai, 東洋経済新報社, (6702) 53 , 2017年12月31日
「ポスト五五年体制」時代の終焉 (特集 「政治の軸」再編の行方 : 検証・2017年総選挙)
吉田 徹
世界, 岩波書店, (902) 69 - 72, 2017年12月
何も変わらなかった選挙で進んだ リベラルが問われる政治への転換 (特集 アベノミクスの実相と安倍政権)
吉田 徹
Journalism, 朝日新聞社ジャーナリスト学校 ; 2008-, (331) 70 - 77, 2017年12月
政治の〈アノマリー〉は何をもたらすか : フランスにみる対立軸の変容
吉田 徹
(898) 185 - 191, 2017年08月
INTERVIEW 二大政党の崩壊と政治不信 フランス政治はどこへ向かうのか
吉田 徹
(692) 32 - 34, 2017年08月
民主主義と不可分な野党の存在 「1強」打破に向けて政治を怠るな (特集 「安倍1強」を斬る)
吉田 徹
Journalism, 朝日新聞社ジャーナリスト学校 ; 2008-, (325) 30 - 37, 2017年06月
生活者のための制度改革を公明党に期待 (生活者優先の政治を)
吉田 徹
第三文明, 第三文明社, (687) 20 - 22, 2017年03月
岐路に立つ民主政治のゆくえ。 (「民主主義」の未来。)
吉田 徹
潮, 潮出版社, (697) 34 - 41, 2017年03月
時間かせぎの政治 : 「破局」から考える (特集 「三分の二」後の政治課題)
吉田 徹
世界, 岩波書店, (886) 60 - 67, 2016年09月
座談会 「ヨーロッパの危機」をどうみるか—特集 岐路に立つ欧州
森井 裕一; 宇野 重規; 吉田 徹; 細谷 雄一
三田評論, 東京 : 慶応義塾, (1199) 10 - 26, 2016年04月
政治 安倍政権の暴走を止める : 野党3党首が"激論"120分
吉田 徹; 志位 和夫; 松野 頼久
28(54) 65 - 68, 2015年12月07日
「戦後」に対する危機意識を機に日本でも活発化する「街頭の民主主義」 (特集 若者はこの国の政治を変えられるか?)
吉田 徹
Journalism, 朝日新聞社ジャーナリスト学校 ; 2008-, (307) 14 - 21, 2015年12月
政治参加のモード転換 : 「街頭の民主主義」はどこへ向かうのか (特集 若者のデモクラシー)
吉田 徹
生活経済政策, 生活経済政策研究所, (227) 6 - 9, 2015年12月
歴史認識 : その構成・成立メカニズムを探る 政治化される「歴史」とグローバル化する「記憶」の狭間で (特集 日本と日本人の戦後70年)
吉田 徹
公明, 公明党機関紙委員会, (116) 2 - 8, 2015年08月
「政治」を読む 山崎望・山本圭編『ポスト代表制の政治学 : デモクラシーの危機に抗して』 代表制は役割を終えた? 気鋭の政治学者らが挑む
吉田 徹
(115) 6 - 9, 2015年07月
地方自らが政策を立案する時代。 (地方政治の分岐点)
吉田 徹
潮, 潮出版社, (675) 42 - 47, 2015年05月
青年の政治参加の現状と課題 求められる「知識」と「回路」
吉田 徹
(112) 48 - 53, 2015年04月
〈始まりの政治〉へ : 「空虚」な選挙に代わるもの (特集 2014年総選挙という「空洞」)
吉田 徹
世界, 岩波書店, (865) 76 - 82, 2015年02月
今こそ政治が長期的課題にじっくり取り組めるチャンス (2015日本の展望)
吉田 徹
第三文明, 第三文明社, (662) 20 - 22, 2015年02月
社会と政治の「極化」が進展 メディアは「普遍の価値」を提示せよ (特集 どうなる? 2015年)
吉田 徹
Journalism, 朝日新聞社ジャーナリスト学校 ; 2008-, (296) 111 - 118, 2015年01月
インタビュー 政治とは"仲間づくり"である
吉田 徹
(659) 36 - 38, 2014年11月
東西南北 フランス大統領という「存在の耐えられない軽さ」
吉田 徹
青淵 / 広報推進G 編, 渋沢栄一記念財団, (782) 24 - 26, 2014年05月
いま、日本の政党、政党政治は 「一強」時代の野党とは : その積極的意義を考える
吉田 徹
(101) 42 - 47, 2014年05月
対談 吉田徹 北海道大学公共政策大学院准教授×山口那津男 公明党代表 結党50周年を迎えるにあたり さらなる議員力、類例なきネットワークの強化で政策力を磨き、日本の政治を進める役割果たす 「大衆とともに」登場した政党として未来に希望を (特集 結党50周年に向かって)
吉田 徹; 山口 那津男
公明, 公明党機関紙委員会, (98) 2 - 17, 2014年02月
社会保障改革こそ最大の政治課題 (2014 日本の展望)
吉田 徹
第三文明, 第三文明社, (650) 20 - 22, 2014年02月
政治 二極ブロック間競争へ : 『一強多弱』時代の野党とは
吉田 徹
54(9) 28 - 31, 2013年09月
「世論調査政治」の是非を超えて : 世論、民意の可視化の可能性 意識調査「感覚マップ」の試み
吉田 徹
公明, 公明党機関紙委員会, (93) 13 - 18, 2013年09月
エコノミストリポート 同性愛者の結婚 欧米で進む同性婚の合法化 政治に「生き方」問う時代へ
吉田 徹
91(30) 78 - 81, 2013年07月09日
政党政治の行方と公明党の使命 (現代社会の争点)
吉田 徹
第三文明, 第三文明社, (642) 26 - 28, 2013年06月
対談 経済成長ですべての争点を糊塗したツケ 対立軸が消え、政治不信だけが残った (特集 保守とリベラル : 誤解だらけの「右」「左」)
吉田 徹; 飯田 泰之
中央公論, 中央公論新社, 128(5) 60 - 67, 2013年05月
グローバル資本主義における民主政治の「時間」 (特集 「政党力」が問われる新局面で)
吉田 徹
公明, 公明党機関紙委員会, (87) 8 - 13, 2013年03月
「民意」の在り処 (特集 政党政治の「希望」はどこにあるか)
吉田 徹
世界, 岩波書店, (839) 53 - 59, 2013年02月
小林良彰著『政権交代 民主党政権とは何であったのか』を読む 損なわれた民主主義の再生に「コンセンサス型」提言 (特集 民主党政権 : この3年の政治空白を取り戻す)
吉田 徹
公明, 公明党機関紙委員会, (84) 25 - 28, 2012年12月
競争民主制の隘路 : 日本における政党政治の新たなステージに向けて (特集 ポスト二大政党制の日本政治の行方)
吉田 徹
公明, 公明党機関紙委員会, (82) 8 - 13, 2012年10月
2012年フランス大統領選挙を振り返る : 「否定形の政治」の行方
吉田 徹
生活経済政策, 生活経済政策研究所, (187) 29 - 34, 2012年08月
欧州ポピュリズムの変貌 : 「外部」なき民主政治の隘路 (特集 グローバル化、混沌の民主主義)
吉田 徹
外交 = Diplomacy, 外務省, 14 46 - 53, 2012年07月
いかに共同性を創造するか : 新たな政治論理の生成過程としてのポピュリズム (特集 橋下維新 : 自治なき「改革」の内実)
吉田 徹
世界, 岩波書店, (832) 113 - 121, 2012年07月
「政治不信」克服への方途。 (特集 混沌の「日本政治」)
吉田 徹
潮, 潮出版社, (640) 80 - 83, 2012年06月
族議員を問題視することの問題 政治への不信で民主政治が窒息していく (族議員対官僚 予算委員会では話されない予算の話)
吉田 徹
金曜日, 金曜日, 20(12) 19 , 2012年03月30日
民主政治の拡大均衡に向けて : 民主主義国家で停滞する政治に苛立ち、不信が募る中で (特集 日本再建に向けた新しい発想・構想)
吉田 徹
公明, 公明党機関紙委員会, (74) 20 - 25, 2012年02月
EU中核国 ドイツとフランスが直面する域内協調と国内情勢との相克 (21世紀型恐慌) -- (2012年の政権交代)
吉田 徹
エコノミスト, 毎日新聞社, 90(1) 94 - 95, 2012年01月03日
右傾化する欧州 「反イスラム」で極右台頭 "近代政党化"で支持広げる (危ういフランス経済)
吉田 徹
エコノミスト, 毎日新聞社, 89(40) 94 - 95, 2011年09月13日
人材 ストロスカーン氏失脚でフランスの損失は大きい (危ういフランス経済)
吉田 徹
エコノミスト, 毎日新聞社, 89(40) 93 - 93, 2011年09月13日
リスク社会における政治の課題 (特集 復旧・復興へ力強い歩みを)
吉田 徹
公明, 公明党機関紙委員会, (67) 22 - 27, 2011年07月
「政治不信」の行方と「懲罰的投票」の動向が決め手 (参院選公示 民主党の恐れる負の要因)
吉田 徹
金曜日, 金曜日, 18(23) 15 - 17, 2010年06月25日
解消すべき「ねじれ」は民意と現実の政党政治の間にある
吉田 徹
88(30) 41 - 43, 2010年05月25日
二大政党制とデモクラシー--制度的誤謬の克服に向けて (特集 民主主義の発展と連立政治)
吉田 徹
生活経済政策, 生活経済政策研究所, (160) 6 - 9, 2010年05月
選挙制度と政党政治--政治における「アーキテクチャ」の構想 (特集 議会制民主主義とあるべき選挙制度)
吉田 徹
法と民主主義, 日本民主法律家協会, (446) 10 - 15, 2010年02月
欧州政治 制度強化が進み意気軒高なEU (特集 丸ごと一冊 総予測2008--波乱の幕開け) -- (政治・国際関係)
吉田 徹
週刊ダイヤモンド, ダイヤモンド社, 96(1) 61 , 2008年12月29日
欧州政治 フランスに女性大統領誕生か? (特集 丸ごと一冊 総予測 2007--好機と激動の3年) -- (政治)
吉田 徹
週刊ダイヤモンド, ダイヤモンド社, 95(1) 126 , 2007年12月30日
The French Diplomacy and the German Unification(revview article)
第57巻第6号 2755 - 2768, 2007年
『日本はどう報じられているか』
集英社新書, 2004年
個人主義の政治理論に向けて
de Singly Francois; 吉田 徹
(79) 29 - 35, 2003年08月
レオ・シュトラウスとハンナ・アーレントの政治哲学 : 同一性と差異性
吉田 徹
政治学研究, 慶應義塾大学, 27 129 - 146, 1997年03月20日
La politique et l'economie japonaise aux temps de la Covid-19: "Etat faible" et "societe fort"?
YOSHIDA, Toru
Table ronde FFJ, Pourquoi le Japon fait-il mieux que la France face a la Covid-19?, 2021年01月12日, 口頭発表(招待・特別)
"Putting New Wine into Old Bottles? Institutions and Actors behind Japanese Populism"
YOSHIDA, Toru
Populism in East Asian Democracies, Duisburg Essen University, Institute of East Asian Studies, 2020年12月16日, 口頭発表(招待・特別)
"La politique ecomique Japonaise face a la COVID 19"
YOSHIDA , Toru
Les Rendez-vous Gerin-Lajoie, Universite du Quebec a Montreal, 2020年11月06日, 口頭発表(招待・特別)
Populism in the Age of Nostalgia: Is it Feasible to the Future?
Toru Yoshida
Research Group on " Anxiety and Hope in the Age of Globalizatio, Kanazawa International Symposium, Politics of Nostalgia: Populism, Branding and Nation-States, Kanazawa University, 12 October 2019, 2019年10月12日, 口頭発表(招待・特別)
State of the Middle Class in Japan: Threat or Guardian of Democracy?
Toru Yoshida
Fondation France Japon de l'EHESS, "Croissance, Innovation et Inegalites”, 2019年06月13日, 口頭発表(招待・特別)
Is Populism really absent in Japan? An Institutional Approach to Its Regional Politics
Toru Yoshida
Slavic-Eurasian Center 2019 SUmmer Internationla Symposium, Global Crisis of Democracy? The Rise and Evolution of Authotarianism and Populism, 2019年06月04日, 口頭発表(招待・特別)
Politics in Age of Emotions: Has its place in Diplomacy?
Toru Yoshida
Turn of the Mind for Peacemaking in the Korenan Penisula, The University of North Korean Studies, 2019年05月03日, 口頭発表(招待・特別)
"Populism "made in Japan": a new species?"
YOSHIDA Toru
IPSA/AISP 25th World Congress of Political Science, 2018年07月23日, シンポジウム・ワークショップパネル(公募)
「2017年フランス大統領選・下院選の変動はなぜ生じたのか」
吉田 徹
日本選挙学会2018年総会・研究会分科会F比較部会2, 2018年05月12日, 口頭発表(招待・特別)
Comment le Japon est devenu "gouvernable"?"
吉田 徹
Institut d'Asie Orientale, 2018年03月22日, 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
La paritipation politique chez les jeunes au Japon, transformation ou retrait?"
吉田 徹
Conference organisee par la Fondation France-Japon de l'EHESS, 23 fevrier 2018., 2018年02月23日, 口頭発表(基調)
"Les consciences politiques des jeunes au Japon ujourd'hui" Seminaire "Sciences sociales du Japon comtemporain"
吉田 徹
Sciences sociales du Japon comtemporain INALCO et Universite Parsi Diderot, 2018年02月15日, 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
"Comprendre les populismes: perspetives europeenne et japonaise"
吉田 徹
Fondation maison des sciences de l'homme, 2018年02月14日, 口頭発表(招待・特別)
「ポピュリズムはなぜ、どのように生起するのか」
吉田 徹
立命館土曜講座, 2017年11月25日, 口頭発表(基調)
「労働者が支持する極右政党―フランス国民戦線の変容」
吉田 徹
「かわさき市民アカデミー『激動のヨーロッパとアメリカ――ポピュリズムの時代なのか』, 2017年11月13日, 口頭発表(基調)
「フランスにおけるポピュリズムとその含意――<アノマリー>の連鎖と帰結」
吉田 徹
日本国際問題研究所「『自由で開かれた国際秩序』の強靭性―米国、中国、欧州をめぐる情勢とインパクト」事業サブプロジェクトⅢ「混迷する欧州と国際秩序」研究会, 2017年10月26日, 口頭発表(一般)
"Labour Market Inequalities and failling support for Democracy; How Strong is the link? Which factors explain inter-country differences?"
吉田 徹
(disccusant), Do labour market inequalites erode suppoirt for democracy? Experiences and perspectives from France, Germany and Japan, 2017年10月06日, シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
「EU統合への「信頼性」の揺らぎ――ポピュリズムと欧州政治の動態」
吉田 徹
日本政治学会2017年度研究大会・総会, 2017年09月24日, 口頭発表(一般)
「教育政治学の創生に向けて」
吉田 徹
日本政治学会2017年度研究大会・総会, 2017年09月23日, 口頭発表(一般)
「代議制民主主義の危機と広がるポピュリズム」
吉田 徹
平成29年度札幌市・区選挙管理委員研修会, 2017年07月26日, 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
「<揺れる民意>とシステムとしての民主主義――現代社会とシステムとしての民主主義」
吉田 徹
日仏文化講座, 2017年07月01日, シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
「仏大統領選・英総選挙とEUの行方:先進国政治の<アノマリー>」
吉田 徹
日本新聞協会・国際委員会, 2017年06月28日, 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
「危機に直面する欧州連合と欧州各国政治」
吉田 徹
日本比較政治学会, 2017年06月17日, その他
「ポピュリズム政治の構造的背景」
吉田 徹
PHP総合研究所・新国際秩序研究会, 2017年06月02日, 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
「フランス第五共和制の<アノマリー>としての2017年大統領選」
吉田 徹
鹿島平和研究所・外交研究会, 2017年05月24日, 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
「春の祭典の不協和音 フランス大統領選」
吉田 徹
日本記者クラブ, 2017年04月26日, メディア報道等
「エデルマン・トラストバロメーターセミナー」
吉田 徹
2017年02月07日, シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
「欧州懐疑主義の系譜―欧州憲法条約否決からBrexitまで」
吉田 徹
日本防衛学会・平成28年度(秋季)研究大会・部会1, 2016年11月25日, 口頭発表(一般)
「投票で政治は変わるのか―選挙アカウンタビリティの検証」
吉田 徹
日本政治学会2016年度研究大会・分科会A1, 2016年10月01日, その他
「シンポジウム 日本で液体民主主義、そして海賊党は可能か?」
吉田 徹
一般社団法人インターネットユーザー協会シンポジウム, 2016年08月24日, シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
「ラウンドテーブル 18歳選挙権の時代に教育の再政治化とどう向き合うか」
吉田 徹
日本教育学会第75回大会, 2016年08月23日, その他
「世界のデモクラシーは後退したのか? 世界の民主主義はどのような試練に直面しているのか」
吉田 徹
言論NPO公開フォーラム, 2016年08月19日, シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
「『憲法改正』の比較政治学」
吉田 徹
慶應義塾大学大学院法学研究科主催シンポジウム, 2016年02月06日, その他
「欧州の行方を考える――フランスはなぜEUから遠ざかっているのか」
吉田 徹
EUIJ九州第5回年次国際大会, 2015年12月06日, 口頭発表(基調)
「ドイツ統一をめぐる国際政治 『「分け隔てる壁は天空に届かず」―ドイツ統一をめぐるミッテラン外交』」
吉田 徹
日本国際政治学会2015年度研究大会・部会9, 2015年10月31日, 口頭発表(一般)
「統一後25年のドイツ政治」
吉田 徹
第38回ドイツ現代史学会, 2015年09月19日, 口頭発表(一般)
「ヨーロッパ市民とは何か―ヨーロッパ統合の現状から考える 『日欧ポピュリズム比較―差異と共通点』」
吉田 徹
日仏文化講座, 2014年10月28日, シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
「講演 日本の政治不信を考える」
吉田 徹
札幌市・区明るい選挙推進協会委員研修会, 2014年10月28日, 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
自由民主主義の「裏面史」-非・自由民主主義の多様性と正統性の解明
武藤 祥; 立石 洋子; 中根 一貴; 加茂 具樹; 西山 隆行; 五野井 郁夫; 外山 文子; 吉田 徹; 三牧 聖子; 塩川 伸明; 藤嶋 亮; 今井 宏平; 中西 嘉宏; 板橋 拓己; 山崎 望
日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 2023年04月 -2028年03月, 基盤研究(A), 関西学院大学
気候民主主義の日本における可能性と課題に関する研究
三上 直之; 江守 正多; 竹内 彩乃; 田村 哲樹; 茅野 恒秀; 八木 絵香; 松浦 正浩; 工藤 充; 山中 康裕; 松橋 啓介; 前田 洋枝; 吉田 徹; 尾内 隆之; 長野 基; 坂井 亮太; 西山 渓; 青木 聡子; 寺林 暁良
日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 2023年04月 -2027年03月, 基盤研究(A), 北海道大学
政治体制としての代議制民主主義の現状と可能性ー東地中海地域の事例から
月村 太郎; 松嵜 英也; 富樫 耕介; 末近 浩太; 東野 篤子; 吉田 徹; 妹尾 哲志; 廣瀬 陽子; 溝口 修平; 今井 宏平; 岩坂 将充
日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 2022年04月 -2027年03月, 基盤研究(A), 同志社大学
「社会意識の分断」に着目した政治行動の計量的解明と新たな政治社会学モデルの構築
金澤 悠介; 橋本 努; 吉田 徹; 富永 京子
本研究の目的は、代表性の高いデータセットを用いて、現代日本人の間に潜在する社会意識の分断をデータ内在的に解明するとともに、それと人々の政治行動の対応関係を経験的に明らかにすることである。2020年度は2022年度に実施する本調査のプレ調査として、20~69歳の男女を対象として2020年10月下旬にweb調査を実施した。このweb調査では、調査項目として社会意識(望ましい社会像、政治的アクターへの信頼、権威主義、ナショナリズムなど)、選好する政策、政治行動(投票行動、支持政党、社会運動参加など)、社会経済的地位などを測定した。
web調査データに対して初歩的分析を行うことで、次のような知見が得られた。第一に、社会意識項目への回答に対し潜在クラス分析を適用した結果、(a)新しいリベラル層、(b)旧リベラル層、(c)ライト保守層、(d)コア保守層、(e)非政治層、という政治志向性が大きく異なる5つのグループが抽出された。この5つのグループは自身のイデオロギー的位置(保守かリベラルか)だけでなく、将来世代への投資傾向や普遍主義的な価値観なども異なっていた。第二に、抽出された社会意識類型と社会経済的地位との関連を分析したところ、グループごとにその社会経済的地位の特徴が異なっていた。社会経済的地位のうち、特に年代、性別、学歴がグループごとの差異を生み出していた。第三に、社会意識類型と政治行動の関連を分析したところ、グループによってその政治行動のありかたが大きく異なっていた。グループによって支持政党が異なるとともに、政治行動のレパートリーも異なっていた。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(B), 2020年04月 -2024年03月, 基盤研究(B), 立命館大学
「資本主義と民主主義の両立(不)可能性」の政治理論的研究
田村 哲樹; 千葉 眞; 加藤 雅俊; 藤田 菜々子; 武田 宏子; 杉田 敦; 森川 輝一; 五野井 郁夫; 乙部 延剛; 齋藤 純一; 吉田 徹; 中田 瑞穂; 山崎 望; 高橋 良輔
初年度である本年度は、まず8月に名古屋大学で2日間にわたってキックオフ研究会を開催し、研究代表者の田村が本研究課題の基本的な構想と今後のプランについて説明するとともに、「自由民主主義の再検討」をテーマとしてゲスト・スピーカーを含めた課題提起を聞き討論することで、研究メンバーの間で問題関心および今後の研究の進め方について共有を図った。
その後、本研究のテーマをめぐる基本的認識の共有をさらに深め、このテーマへの接近方法を検討するために、ゲスト・スピーカーを招聘しての研究会を12月と1月に開催した。12月には、板橋拓己氏(成蹊大学)による「ミュラー『試される民主主義(上)(下)』について」および網谷龍介氏(津田塾大学)による「戦後デモクラシーの青写真・現実・『モデル』――政治学による紋切型の創出について」というテーマでの報告を基に議論を行った。1月には、松尾隆佑氏の『ポスト政治の政治理論』についての合評会形式の研究会を開催し、ゲスト・スピーカーの内田智氏(早稲田大学)と早川誠氏(立正大学)による報告をもとに議論を行った。
田村は、2019年9月に開催されたEuropean Consortium for Political Research (ECPR) の年次研究大会(ポーランド・ヴロツワフ)に参加し、Selen Ercan (キャンベラ大学)、Nicole Curato (キャンベラ大学)、Rikki Dean (ゲーテ大学)、Andrea Felichetti (当時ルーヴェン・カトリック大学)など、特に熟議民主主義と民主主義的改革に関心を持つ研究者と意見交換を行った。その結果として、2020年度中に、学術誌Journal of Deliberative Democracyへの寄稿、および2020年度ECPR年次大会の分科会での司会(と報告)担当が予定されている。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(A), 2019年04月 -2024年03月, 研究分担者, 基盤研究(A), 名古屋大学
権威主義とポピュリズムの台頭に関する比較研究
宇山 智彦; 西川 賢; 大串 敦; 加茂 具樹; 吉田 徹; 澤江 史子
2018年度の活動の中心は、研究会で基本的な論点や学説史、課題を整理・共有することであった。権威主義とポピュリズムは互いに構造や広がりが異なり、それぞれ多義性や揺らぎを抱え、時代や地域により使われ方の異なる概念である。しかしそれらの問題性を十分に踏まえたうえで、現代世界における政治の特徴を捉える装置としてこれらの概念を彫琢していくべきこと、民主主義とは異質な権威主義と民主主義に内在するポピュリズムというような二分法で満足するのではなく、共通の視角で両者を見る必要があることが確認された。特に重要な共通の視角として、権威主義にせよポピュリズムにせよ、それ自体が固有のイデオロギーを持つわけではなく、ナショナリズムや社会主義、開発主義、道徳主義、宗教意識などと接合し、国家資本主義、新自由主義、秩序維持、反腐敗闘争などと相互作用するものであることが、議論の中で明らかになった。また、行政府の優位のもとにおける代表制の機能不全ないし形式化、人民を代表する強い指導者像の希求といった問題が、権威主義とポピュリズムの台頭の背景としてかなり多くの国に見られることが指摘された。他方、国ごとの違いを表す論点として、政党の役割や政党配置、中位・地方エリートや中間団体の役割、人脈・クライエンテリズムのあり方やオリガーキーとの関係、国際関係などが挙げられ、具体的なケースに関する議論を行った。さらに、ポピュリズムや権威主義は短期的ないしいずれは崩壊する現象であるという従来の見方が実態に合わなくなってきていることに鑑み、これらの体制の持続性、特に国民のニーズや民意の反映の仕方に注目すべきだという認識も共有された。以上のような問題意識に立脚しながら、各メンバーが具体的なテーマに関する成果を雑誌・書籍・学会などで発表した。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(A), 2018年04月 -2022年03月, 研究分担者, 基盤研究(A), 北海道大学
多文化主義政策はいかにして受容されるか:政策決定過程に注目した理論的・国際的研究
辻 康夫; 常本 照樹; 木部 尚志; 新川 敏光; 浪岡 新太郎; 樽本 英樹; 五野井 郁夫; 吉田 徹; 山崎 望
本研究は、ポピュリズムや排他主義の高まりの中で、「穏健な多文化主義政策」の実施が可能になる条件を、政治過程における熟議の機能に求め、その解明のための理論研究および事例分析を行ったものである。この作業をとおして、①多数派形成政治に加えて、専門家審議会や司法制度などにおける熟議が中長期的に、多文化主義政策を定着させる効果を持つこと。②ポピュリズムや排他主義の世論が強まる中で、世論から隔離された熟議の空間を維持することや、熟議の場で形成された主張によって世論を導くことが困難な場合が生じていること。③近年の理論および実践において、この課題を克服する試みが現れていること、が明らかになった。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(B), 2017年04月 -2021年03月, 基盤研究(B), 北海道大学
「多文化主義政策はいかにして受容されるか――政策決定に注目した理論的・国際的研究」
辻康夫
日本学術振興会, 科学研究補助金(基盤B), 2017年04月 -2020年03月, 競争的資金
政治的オポジションのアリーナ分節による統合的把握
吉田 徹
先進国の政党制や党派性が流動化し、新しい形の社会運動が生起する中で、政治的オポジションの姿は多様化をみせている。
本研究は、いわゆる「ポピュリズム」と呼称される政治現象や政治的形態を中心に、その供給側(政治家・政党)ならびに需要側(有権者・活動家)の相互作用を念頭に置き、研究対象 国における新たな政治的オポジションの形式やその因果関係について主として分析を進めた。
その結果、こうした現象は、過去約30年間に渡る有権者市場の脱編成や組織的統合の弛緩の結果として表象しているものであり、現在進行している政党制の流動化の主要因であることを概ね突き止めることができた。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(C), 2016年04月 -2019年03月, 基盤研究(C), 北海道大学
「政治的オポジションのアリーナ分節による統合的把握」
吉田 徹
日本学術振興会, 科学研究補助金(基盤C), 2016年04月 -2019年03月, 研究代表者, 競争的資金
政権交代の比較研究と民主政治の可能性に関する考察
山口 二郎; 杉田 敦; 遠藤 乾; 空井 護; 吉田 徹; 渡辺 将人; 木宮 正史; 川島 真; 遠藤 誠治; 高安 健将; 村上 信一郎; 宮本 太郎; 小川 有美; 中北 浩爾; 水野 和夫
20世紀後半に民主主義国で確立された二大政党制、二極的政党システムにおける政権交代というモデルは、1980年代の新保守主義的政治、1990年代後半の中道左派の復活までは、順調に作動し、民意の吸収と政策転換という効果をもたらした。しかし、2000年代に入って、経済のグローバル化の一層の進展と、雇用の不安定化や格差の拡大は政治的安定の基盤をなした経済的安定を侵食した。その結果、政権交代に対する国民の期待が低下し、ポピュリズムが現れた。こうした危機を打開するためには、従来の左右を超えた政党再編が必要とされている。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(A), 2012年04月 -2017年03月, 基盤研究(A)
「政権交代の比較研究と民主政治の可能性に関する考察」
山口二郎
日本学術振興会, 科学研究補助金(基盤A), 2012年04月 -2017年03月, 競争的資金
日本型福祉・雇用レジームの転換をめぐる集団政治分析
宮本 太郎; 坪郷 實; 山口 二郎; 篠田 徹; 山崎 幹根; 空井 護; 田村 哲樹; 田中 拓道; 井手 英策; 吉田 徹; 城下 賢一
本研究の主題は、福祉雇用レジームの変容が政治過程の転換をどう引き起こしたか、また政治過程の転換が、逆にいかに福祉雇用レジームの変容を促進したかを明らかにすることである。本研究は、国際比較の視点を交えた制度変容分析、世論調査、団体分析などをとおして、福祉雇用レジームの変容が建設業団体や労働組合の影響力の後退につながり、結果的にこうした団体の調整力に依拠してきた雇用レジームが不安定化していることを示した。同時にいくつかの地域では、NPOなどを交えた新たな集団政治が社会的包摂をすすめていく可能性を見出した。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(A), 2010年04月 -2014年03月, 基盤研究(A)
「福祉・雇用レジームの転換と利益集団政治変容」
宮本太郎
日本学術振興会, 科学研究補助金(基盤A), 2010年04月 -2014年03月, 競争的資金
「米仏日デモクラシーにおける独立行政機関の民主的正統性に関する考察」
吉田 徹
公益財団法人野村財団, 社会科学研究助成, 2010年04月 -2012年03月, 研究代表者, 競争的資金
「多元分散型統御を目指す新世代法学」
田村善之
日本学術振興会, 科学研究補助金(グローバルCOE), 2008年04月 -2012年03月, 競争的資金
「EHESSおよび北海道学大学学生による日仏グローバルアジェンダ討議フォーラム」
吉田 徹
北海道大学, 海外教育交流支援事業, 2010年04月 -2011年03月, 研究代表者, 競争的資金
「代議制民主主義の機能不全に関する比較政治アプローチの構築」
吉田 徹
北海道大学, 総長室事業推進経費(若手研究者自立支援), 2010年04月 -2011年03月, 研究代表者, 競争的資金
「ヨーロッパにおける政党競合構造の変容と政党戦略」
網谷龍介
日本学術振興会, 科学研究補助金(基盤B), 2009年04月 -2011年03月, 競争的資金
ヨーロッパにおける政党競合構造の変容と政党戦略
網谷 龍介; 伊藤 武; 中田 瑞穂; 吉田 徹; 空井 護; 成廣 孝; 渡辺 博明; 藤嶋 亮
本研究の主な成果は以下の三点である.第一に,「競合」概念の精緻化が必要である.複数の政党の存在は競合の存在とイコールではない.政党は固有の支持基盤を持ってすみ分けている場合がある.第二に,包括政党は(大衆)組織政党に代わったのではなく,新たな組織化の試みであった.政党組織の直線的な衰退というイメージにも修正が必要である.第三に,戦後西欧の政党政治の黄金時代を支えた条件が失われた現在,政党政治に対する信頼,ひいては民主政治への信頼を維持するのは容易ではない., 日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(B), 2009年 -2011年, 基盤研究(B)
規制帝国=EUの歴史的形成と展開
遠藤 乾; 中村 民雄; 鈴木 一人; 細谷 雄一; 臼井 陽一郎; 吉田 徹; 元田 結花; 川嶋 周一; 板橋 拓己; 青柳 由香
本研究は、規制帝国としてのEU(ヨーロッパ連合)を分析した。この研究は、グローバル化する現代世界にあって、世界標準と規制の設定が経済的競争力のみならず政治的影響力を左右するという認識に基づき、この分野で米国と並ぶ力を持つEUの力の源泉を、歴史と現状の両面において解明しようとするものであった。これは同時に、これまでチームで取り組んできたヨーロッパ統合史の研究をさらに発展させ、従来の研究で軽視されてきた規制分野におけるEUの帝国的な権力の検討に接続させ、その影響力の条件を明らかにした。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(B), 2008年 -2011年, 基盤研究(B), 北海道大学
脱「日独型レジーム」の比較政治分析
宮本 太郎; 山口 二郎; 空井 護; 佐藤 雅代; 坪郷 實; 安井 宏樹; 遠藤 乾; 水島 治郎; 吉田 徹; 田中 拓道; 倉田 聡
本研究は大きく三つの領域において成果をあげた。第一に、日本の政治経済体制、とくに日本型の福祉・雇用レジームの特質を、比較政治経済学の視点から明らかにした。第二に、レジームを転換していくためのオプションを検討し、各種のシンクタンクや政府の委員会などで政策提言もおこなった。第三に、世論調査でこうしたオプション群への人々の選好のあり方を明らかにし、新しい政党間対立軸の可能性を示した。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(A), 2006年 -2009年, 基盤研究(A), 北海道大学
「社会運動と統治連合」
吉田 徹
日本学術振興会, 科学研究補助金(若手研究スタートアップ), 2006年04月 -2007年03月, 研究代表者, 競争的資金
ヨーロッパにおける社会運動と統治連合
吉田 徹
本研究は(1)ヨーロッパ政治における社会運動、(2)政治エリート・統治連合と社会運動のネットワークを通じて、(3)国家の統治・政治構造の特徴性を明らかにすることを目的にした。
近年においては政治学の領域で政治的機会構造論を用いてのアプローチが注目されているが、これも社会運動の生起に関心を集中させており、社会運動・政治的抗議の対象となる政治エリートをアクターとして捉えるには至っていない。これに対して、本研究は、政治過程論を中心としたアプローチを採用することで、「政治エリート・統治連合」と社会勢力に対置させ、全般的な<国家-社会関係>を把握し、それによって統治構造の問題性・限界を明らかにし、欧州の政治空間における新しい統治構造についての理論的貢献をも行うことを試みた。(1)において、各国横断的な研究レビューを活用することによって、国ごとの差異性と共通性を、その統治構造・ガヴァナンス構造から明らかにするとともに、類型化した。また、(2)については、60年末から70年代初頭のフランスに焦点を当てつつ、関係アクターの行動様式の解明に傾注したが、他方で、アクター間のネットワークの解明にまでは至らなかった。このことから、当初最終的に解明することを目的にした(3)については、十分な知見を得られることができなかった。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業 若手研究(スタートアップ), 2006年 -2007年, 若手研究(スタートアップ), 北海道大学
「EU-NATO-CE体制」の拡大と変容:現代欧州国際秩序の歴史巨視的検討
遠藤 乾; 橋口 豊; 上原 良子; 細谷 雄一; 川嶋 周一; 吉田 徹; 戸澤 英典; 鈴木 一人
ヨーロッパ連合(EU)は、戦後常に大西洋同盟(NATO)の枠内で独自の欧州統合のダイナミズムを構築してきた。しかし我が国におけるEU研究は歴史的視座を欠き、対内的には共同体機構対国民国家、対外的には欧州対米国という二項対立的認識から脱することが出来ないでいる。そのままでは冷戦終結後から始まる欧州秩序の変動をどう歴史巨視的に把握するかという同時代史的課題に正面から取り組めない。そうした問題意識に照らして、本研究は、この冷戦後からポスト9.11に続く世界政治の中で、大きく変容を遂げた欧州秩序を、歴史な視座から体系的に検討してきた。そもそも戦後の欧州秩序は、欧州統合・大西洋同盟・欧州価値共同体(欧州審議会:CE)の複合レジームとして、「EU-NATO-CE体制」と特徴付けることが出来るだろう。この戦後欧州体制は、米欧関係、NATO・EU拡大等の国際秩序変容と欧州内統治構造形成という二重の変容を遂げつつある。本研究プロジェクトは、この「EU-NATO-CE体制」が、冷戦後いかに変容し、そして9.11以後の世界政治変動の中で誕生しつつある新しい欧州秩序へと、どのように変貌を遂げたのかを明らかにした。その具体的な成果は、遠藤乾編『ヨーロッパ統合史』『原典ヨーロッパ統合史』(名大出版、2008年)に結実した。なお、最終年度に予定していたが順延となったものの、2008年9月に行われた国際シンポでは、この3年における成果をレヴューし、新たな研究上の方向性を確認するところまできた。具体的な成果とともに、今後を占う意味でも、この3年半にわたる共同研究は実り豊かなものとなった。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(B), 2005年 -2007年, 基盤研究(B), 北海道大学
「欧州統合過程における政党政治の機能と変容」
日本学術振興会, 特別研究員奨励費(PD), 2005年04月 -2006年03月, 競争的資金
欧州統合過程における政党政治の機能と変容
吉田 徹
各国における欧州統合による政治空間の変容を精査するため、近年量を増している「ヨーロッパ化」の研究アジェンダのレビューおよびその問題点を指摘し、その一端を2005年度日本政治学会(分科会G)において報告・発表した。その要点は、「ヨーロッパ化」が国民国家体系に基づくセクター内の正当性を分断・脱領域可させ、その結果としてアクターの自律化と新たな正当性の模索を導くという点にあった。
上記の過程で「ヨーロッパ化」の機能が国・領域および時代において極めて異なる影響を持つことが了解されたため、その基点となる80年代のフランスの政党政治の機能および政党組織の変容に焦点を絞り、その予備作業として、社会党における組織内変化と、欧州統合に対する否定的反応の源泉となっているイデオロギー(アイディア)および派閥力学関係(利益)の両面からの説明を試みた。また、射程を90年代にまで広げ、欧州統合を政治的争点とする、政治的左右に位置するいわゆる「主権主義政党」を取り上げ、その政党システムにおける機能と存在理由が既存政党の欧州統合・EU政策に対するコミュニケーション能力と構造的要因から来る適応不完全にあることを証明した。
その後、アイディアと利益に加えて人為的ファクターを考慮に入れるため政治的リーダーシップの変数を導入し、具体的なケースとして80年代前半のフランス社会党政権による政権交代とこれのEMS(欧州通貨制度)を媒介としたいわゆる「政策的転回」を事例として研究を進めている。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業 特別研究員奨励費, 2005年 -2005年, 特別研究員奨励費, 東京大学
欧州統合に伴う各国政治の変容
吉田 徹
欧州統合に伴う加盟各国の統治構造・政治的変容を主に政党組織・システムに焦点を当てて解明・分析した。まず、「現代フランス政治における主権主義政党の生成と展開」(『ヨーロッパ研究』第2号)において「反欧州統合政党」に焦点を当てフランス社会で存在する反統合運動を取り上げ、どのように定置しているのかを比較政治学的観点から分析を試みた。
明らかになったことは、1、国内政治を規定している政治的クリーヴィッジ(亀裂)が、EU/欧州統合の争点と不整合を起こしており、2、他方で欧州統合を争点とする政党は、既存政党による争点管理および選挙制度を始めとする政治制度により、争点化することができず、3、ゆえに、根強い反欧州統合運動・感情が社会側に存在していても、政治的機会を与えられていない、ということである。
この既存の政党システムのフォーマットがいかに生成され、どのように運営されているのかを解明したものが「フランス政党システムの展開」(『日仏政治学会報告書 現代フランスの政治・社会・外交』)である。また、「フランス政党政治の『ヨーロッパ化』」(『国際関係論研究』第20号)は、アクターを仏社会党に絞り、欧州統合問題が、70年代から現代まで、政党組織および政党システムにどう影響してきたのかを政治史的に扱った。同時に以上の研究のため、コア・エグゼキュティブを含む関連アクターへのインタビューを二回に渡って現地において実施した。
そのほか『アクセス地域研究II:先進国デモクラシーの再構築』(共著、小川有美・岩崎正洋編、2004年、日本経済評論社)において専攻研究をレビューするとともに、EUから要請されるガヴァナンス構造の変化によって生じているアクター配置の変更や政策アウトプットの具体例を取り上げている。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業 特別研究員奨励費, 2003年 -2004年, 特別研究員奨励費, 東京大学