研究者情報

researchmap

https://researchmap.jp/osamu_hattori

科研費研究者番号

40238027

研究キーワード

• 医療専門職
• 患者
• 代替医療
• ホメオパシー
• 医療社会史
• ドイツ
• Social History of Medicine
• German History

研究分野

• 人文・社会 / 科学社会学、科学技術史
• 人文・社会 / ヨーロッパ史、アメリカ史

研究歴

• 1984-1992　ドイツ中央党の社会史的研究
• 1991-1994　近代ドイツにおける専門職としての医師に関する研究
• 1995-　　　近代ドイツにおけるオルタナティブ医療民間人運動の研究
• 2004-　　　比較オルタナティブ医療の研究

経歴

• 同志社大学, 文学部, 教授, 2004年04月 - 現在
• テュービンゲン大学, 日本学研究所, エルヴィン・ベルツ客員教授, 2006年03月 - 2007年03月
• 同志社大学, 文学部, 助教授, 2002年04月 - 2004年03月
• 岐阜大学, 大学院教育学研究科担当助教授, 1996年04月 - 2002年03月
• 岐阜大学, 教育学部, 助教授, 1991年07月 - 2002年03月
• 日本学術振興会海外の中核的研究拠点への派遣研究者（シュトゥットガルト大学）, 1996年03月 - 1997年02月
• 日本学術振興会, 特別研究員(DC), 1991年04月 - 1991年07月

学歴

• 同志社大学, 大学院文学研究科博士課程後期, 文化史学専攻, 1986年04月 - 1991年07月
• シュトゥットガルト大学, 人文学部, 歴史学科, 1987年10月 - 1989年09月
• 同志社大学, 大学院文学研究科博士課程前期, 文化史学専攻, 1984年04月 - 1986年03月
• 同志社大学, 文学部, 文化学科文化史学専攻, 1980年04月 - 1984年03月

学位

• 博士（文化史学）, 同志社大学
• 文学修士, 同志社大学

所属学協会

• 文化史学会
• 科学技術社会論学会
• 日本医史学会
• European Association for the History of Medicine and Health
• 史学研究会
• ドイツ現代史研究会
• ドイツ現代史学会
• 日本西洋史学会

委員歴

• 運営評議員, 2014年04月 - 現在, 日本西洋史学会
• 『ゲシヒテ』編集委員, 2008年 - 現在
• 『西洋史学』編集委員, 2008年 - 現在, 日本西洋史学会, 学協会, Japanese Society of Western History
• 『西洋史学』編集幹事, 2022年 - 2024年
• 『西洋史学』編集幹事, 2016年 - 2018年, 学協会
• 『西洋史学』編集幹事, 2010年 - 2012年

論文

• ホメオパシー協会における治療者：1880年代から1920年代のヴァンゲン・ホメオパシー協会の活動を例に
  服部 伸
  社会科学, 53(4) 47 - 76, 2024年02月, 研究論文（大学，研究機関等紀要）
• 権威に背を向けてオルタナティヴ医療を貫く患者たち
  服部 伸
  臨床心理学, (増刊13) 200 - 204, 2021年08月
• European Homeopathic Medicine and the Rise of Kanpō in Postwar Japan.
  Hattori, Osamu
  Senri Ethnological Reports: Suzuki, Nanami(ed.), Healing and Education as a Cultural Lifestyle., 120 17 - 52, 2014年, 研究論文（学術雑誌）
• 第二次世界大戦後の鍼灸分野における日欧の交流
  服部 伸
  文化学年報, 同志社大学文化学会, 59(59) 61 - 83, 2010年, 研究論文（学術雑誌）
• ホメオパシー信奉者たちにとってのジェンナーの「記憶」
  服部 伸
  関学西洋史論集, 関西学院大学, 29 3 - 14, 2006年, 研究論文（学術雑誌）
• ドイツにおける民間人のホメオパティー治療
  服部 伸
  社会科学（同志社大学人文科学研究所）, 74 47 - 72, 2005年, 研究論文（学術雑誌）
• ドイツにおけるホメオパティー素人医協会の成立と変容：オルタナティブ医療の専門職化
  服部 伸
  岐阜大学教育学部研究報告･人文科学, 岐阜大学, 46(1) 1 - 24, 1997年, 研究論文（大学，研究機関等紀要）
• 世紀転換期ドイツにおける専門職としての医師
  服部 伸
  西洋史学, 学術雑誌目次速報データベース由来, 174 1 - 18, 1994年, 研究論文（学術雑誌）
• 世紀転換期ドイツ中央党における「地方の論理」
  服部 伸
  岐阜大学教育学部研究報告, 岐阜大学, 40 18 - 42, 1992年03月, 研究論文（大学，研究機関等紀要）
• 地方小都市における工場・百貨店の出現と手工業者・小売商人
  服部 伸
  西洋史学, 日本西洋史学会, 157(157) 50 - 63, 1990年, 研究論文（学術雑誌）
• 工業化時代の仕立屋と衣料品店--ラ-フェンスブルク(1863-1902年)の場合
  服部 伸
  文化史学, 文化史学会, (45) 336 - 351, 1989年11月, 研究論文（学術雑誌）
• カトリック教養市民と中央党--ヴュルテンベルクの場合
  服部 伸
  文化学年報, 同志社大学文化学会, (36) 105 - 126, 1987年03月, 研究論文（学術雑誌）

MISC

• 帝政期からヴァイマル期ドイツにおけるホメオパシー健康協会での「学び」
  服部 伸
  日本医史学雑誌, 70(3) 265 - 265, 2024年09月, 研究発表ペーパー・要旨（全国大会，その他学術会議）
• 書評 水戸部由枝『近代ドイツ史にみるセクシュアリティと政治：性道徳をめぐる葛藤と挑戦』
  史学雑誌, 133(4) 75 - 83, 2024年04月, 書評論文,書評,文献紹介等
• 日本医史学会編『医学史事典』
  服部 伸
  「近現代における西洋民間療法」, 662 - 663, 2022年07月
• 書評 黒﨑周一『ホメオパシーとヴィクトリア朝イギリスの医学』
  服部 伸
  西洋史学, (271) 99 - 101, 2021年06月, 書評論文,書評,文献紹介等
• 石田勇治編『ドイツ文化事典』
  服部伸
  「ホメオパシー」, 366 - 367, 2020年10月
• 比較憲法体制史から比較教育社会史へ－講釈師的社会・文化史家望田幸男
  服部 伸
  文化史学, (75) 463 - 474, 2019年11月, その他
• 山室信一（編）人文学宣言
  服部伸
  私の研究でも役に立ちますか？, ナカニシヤ出版, 50 - 53, 2019年03月
• 書評 田中祐理子『科学と表象：「病原菌」の歴史』
  服部 伸
  西洋史学, 日本西洋史学会, (252) 312 - 314, 2013年, 書評論文,書評,文献紹介等
• 書評 藤原辰史『カブラの冬』
  服部 伸
  ゲシヒテ, (5) 71 - 74, 2012年, 書評論文,書評,文献紹介等
• 近代社会の中での漢方治療：第二次世界大戦後の鍼治療分野における日欧の交流
  服部 伸
  シンポジウム報告集：東アジアの近代と文化形成, 33 - 40, 2011年
• 漢方医が見た戦後ドイツの鍼灸医療
  服部 伸
  芝井敬司『西洋の歴史に見る「グローバル・スタンダード」と「ローカル・アイデンティティ」』 平成14年度～平成17年度科学研究費補助金（基盤研究（A）） 研究成果報告書, 71 - 78, 2006年03月
• 書評 竹中亨 『帰依する世紀末 －ドイツ近代の原理主義者群像』
  服部 伸
  西洋史学, 日本西洋史学会, 217(217) 80 - 82, 2005年, 書評論文,書評,文献紹介等
• 近代ドイツにおける治療者・患者関係の社会史的研究
  服部 伸
  平成12年度～平成15年度科学研究費助成基盤研究(c)(2) 研究成果報告, 1 - 77, 2004年03月
• 近代ドイツにおける治療師
  服部 伸
  財団法人福武学術文化振興財団 平成12年度年報, 57 - 61, 2001年11月
• 書評 望田幸男『ドイツ・エリート養成の社会史 －ギムナジウムとアビトゥーアの世界』
  服部 伸
  史林, 史学研究会, 83(1) 153 - 159, 2000年, 書評論文,書評,文献紹介等
• ヨーロッパ現代（ドイツ） （１９９９年の歴史学界－－回顧と展望）
  服部 伸
  史学雑誌, 109(5) 367 - 373, 2000年
• 書評 児玉善仁『＜病気＞の誕生――近代医療の起源』
  服部 伸
  大学史研究, 大学史研究会, (14) 60 - 64, 1999年03月, 書評論文,書評,文献紹介等

書籍等出版物

• 服部伸（編）身体と環境をめぐる世界史―生政治から見た「幸せ」になるためのせめぎ合いとその技法―
  人文書院, 2021年02月, 編者(編著者), 「序論－身体と環境をめぐる生政治－『幸せ』になるための介入・操作と主体性」、「治療薬を確保するための闘い－ホメオパシー患者団体の協会薬局と国家」
• 谷川稔・川島昭夫・南直人・金澤周作（編著）越境する歴史家たちへ：「近代社会史研究会」(1985-2018)からのオマージュ
  服部 伸
  ミネルヴァ書房, 2019年06月, 共著, 研究者養成の場としての近代社会史研究会
• Osamu Hattori(ed.), The Social History of "Manuals" for the Body and Environment. Tools for Education or a Means of Social Control?
  服部 伸
  LIT Verlag, 2017年, 編者(編著者), Introduction; 3. An Examination of Popular Homeopathic Medical "Manuals" in Germany Published Between the Mid-Nineteenth and Twentieth Centruies., 学術書
• 藤原辰史（編）第一次世界大戦を考える
  服部 伸
  共和国, 2016年04月, 共著, 社会的アウトサイダーとしてのドイツ自然療法運動, 一般書・啓蒙書
• 辻英史・川越修編、歴史のなかの社会国家
  服部 伸
  山川出版社, 2016年01月, 共著, 第四章 社会国家への夢－帝政期オルタナティヴ運動からの提案, 学術書
• （共訳）フランク・ユーケッター著ドイツ環境史
  服部 伸
  昭和堂, 2014年10月, 共訳, 日本語版序文（前半）、I部第2章、第3章、II部第2章、第5章, 学術書
• 山室信一・岡田暁生・小関隆・藤原辰史（編）、第一次世界大戦（第2巻）
  服部 伸
  岩波書店, 2014年05月, 共著, 7 銃後における健康と医療－自然療法運動を中心に－, 学術書
• 服部 伸(編)、「マニュアル」の社会史
  服部 伸
  人文書院, 2014年02月, 編者(編著者), 序論、帝政期ドイツの民間人向けホメオパシー治療マニュアル
• 日独近代社会における健康と身体－社会の科学化と大衆化の過程で－
  服部 伸
  同志社大学人文科学研究所, 2010年03月, 編者(編著者), 日本の漢方医が見た戦後ドイツの医療と社会, その他
• 松塚俊三・八鍬友広（編）識字と読書
  服部 伸
  昭和堂, 2010年03月, 共著, 第8章 一九世紀末ドイツの家庭医学書の「科学化」－ルッツェ著『ホメオパシー教本』を中心に－, 学術書
• Hattori, Osamu/Eschbach-Szabo, Victoria/Ebi, Martina (eds.), Japan and Japanese People: Views from a Transcultural Perspective.
  Hattori, Osamu
  LIT-Verlag, 2010年, 共編者(共編著者), A German Doctor Learned Classical Medicine and Japanese Doctors and Practitioners Learned "Modern" Medicine: The German-Japanese Relations in the Sector of Acupuncture in the Post-War Era., 学術書
• 川越修、鈴木晃仁（編）分別される生命
  服部 伸
  法政大学出版局, 2008年05月, 共著, 第5章 世紀転換期ドイツにおける病気治療の多元性, 学術書
• 若尾佑司・井上茂子編 近代ドイツの歴史
  服部 伸
  ミネルヴァ書房, 2005年05月, 分担執筆, 第六章 「世界強国」への道
• 近代医学の光と影
  服部 伸
  山川出版社, 2004年, 単著, 一般書・啓蒙書
• 望田幸男・田村栄子（編）、身体と医療の教育社会史
  服部 伸
  昭和堂, 2003年10月, 共著, 第6章 専門医制度の成立とオルタナティブ医療－ドイツのホメオパティー医にとっての医師職業団体と患者組織
• 望田幸男（編）、近代ドイツ＝資格社会の展開
  服部 伸
  名古屋大学出版会, 2003年02月, 共著, 第1部第4章 治療師の養成・資格制度, 学術書
• Dinges, Martin (ed.), Patient in the History of Homoeopathy.
  Hattori, Osamu
  European Association for the History of Medicine and Health Pub., 2002年, 共著, Co-operation and Tensions between Homoeopathic Lay Societies and Homoeopathic Lay Movement in Württemberg during the Professionalisation of the Medical Profession, 1868-1921, 学術書
• ドイツ「素人医師」団
  服部 伸
  講談社, 1997年, 単著, 一般書・啓蒙書
• 望田幸男（編）、近代ドイツ＝資格社会の制度と機能
  服部 伸
  名古屋大学出版会, 1995年02月, 共著, 第Ⅱ部第2章 医師資格の制度と機能
• （共訳）チャールズ・E・マクレランド著近代ドイツの専門職
  服部 伸
  晃洋書房, 1993年09月, 共訳
• （共訳）G.クノップ、E.クーン著ドイツ統一
  服部 伸
  晃洋書房, 1991年, 共訳

講演・口頭発表等

• 近代ドイツのホメオパシー健康協会における［学び］
  服部 伸
  同志社大学人文科学研究所第21期部門研究会合同報告会, 2025年02月28日, 口頭発表（一般）
• 帝政期からヴァイマル期ドイツにおけるホメオパシー健康協会での「学び」
  服部 伸
  第125回日本医史学会, 2024年09月14日, 口頭発表（一般）
• 帝政期からヴァイマル期のホメオパシー健康協会における講演記録からみる学び ：労働者街住民の健康意識
  服部 伸
  2024年度三田史学会, 2024年06月22日, 口頭発表（一般）
• ホメオパシー健康協会における「学び」：ヴァンゲン・ホメオパシー協会を例に
  服部 伸
  身体・環境史研究会2023年度第5回例会, 2024年03月16日, 口頭発表（一般）
• 望田幸男先生の主たる業績――比較教育社会史を中心に――
  服部 伸
  ドイツ現代史研究会12月例会, 2023年12月23日, 口頭発表（一般）
• 書評 水戸部由枝『近代ドイツにみるセクシュアリティと政治：性道徳をめぐる葛藤と挑戦』
  服部 伸
  身体・環境史研究会2023年度第4回例会, 2023年12月17日, 口頭発表（一般）
• 地域社会における医療をめぐる緊張と相互依存：ヴァンゲン・ホメオパシー協会とホメオパシー医
  服部 伸
  身体・環境史研究会2023年度第1回例会, 2023年05月13日, 口頭発表（一般）
• 戦間期ドイツの社会を考える：デートレフ・ポイカート（小野清美／田村栄子／原田一美訳）『ワイマル共和国』（名古屋大学出版会、1993年）を素材に
  服部 伸
  身体・環境史研究会2022年度第3回例会, 2022年10月01日
• 『神話と科学』の衝撃：私にとっての上山安敏先生
  ドイツ現代史研究会7月例会, 2022年07月24日, 口頭発表（一般）
• 戦間期における身体・環境への生政治的介入の国際比較に向けて
  服部 伸
  身体・環境史研究会2022年度第1回例会, 2022年05月07日
• ドイツと日本のあいだで『西洋史』を続けるということ ――学術性、公共性そして知的好奇心を満たすべく――
  服部 伸
  京都歴史学工房第5回例会, 2019年06月22日, 口頭発表（一般）, 京都大学人文科学研究所
• 帝政期ドイツのホメオパシー協会の活動にみる主体性と共同性 ―シュトゥットガルト・ヴァンゲンホメオパシー協会の活動記録から―
  服部 伸
  第69回日本西洋史学会大会, 2019年05月19日, 口頭発表（一般）, 静岡大学
• The Healthcare Activities by the Homeopathic Society in Stuttgart-Wangen 1887-1927
  服部 伸
  4th TUDOKU Conference 2018, Eberhard Karls University of Tübingen “Transnational Perspectives on Medicine, Healing and Body: Cases from Japan, Korea, and Germany”, 2018年09月05日, シンポジウム・ワークショップパネル（指名）, テュービンゲン大学
• The memory of Korean settlement and an underground military factory in Osaka.
  服部 伸
  “Colonial Memories: Comparative Perspective on Germany, Japan, and Korean Cases”, 2014年06月10日, シンポジウム・ワークショップパネル（指名）, テュービンゲン大学
• 日本の漢方におけるホメオパシーの影響
  服部 伸
  国立民族学博物館公開国際シンポジウム「ヒーリング・オルタナティヴス」, 2012年11月11日, シンポジウム・ワークショップパネル（指名）, 国立民族学博物館
• Popular Homeopathic Literature in the German Empire.
  服部 伸
  Workshop on Social History of Handbook for Body and Enviroment in Mass Society., 2012年11月10日, シンポジウム・ワークショップパネル（指名）, 同志社大学
• ドイツの歴史に現れたホメオパシー問題：科学化と専門化の中でのホメオパシー民間人運動
  服部 伸
  シンポジウム「ホメオパシー問題から医療と社会を考える」, 2011年01月23日, シンポジウム・ワークショップパネル（指名）, 同志社大学人文科学研究所／身体･環境史研究会, 同志社大学
• 近代社会の中での漢方治療：第二次世界大戦後の鍼灸分野における日欧の交流を通じて
  服部 伸
  「東アジアの近代と文化形成」, 2010年10月20日, 2010年10月20日, 2010年10月21日, シンポジウム・ワークショップパネル（指名）, 同志社大学大学院文学研究科, 同志社大学
• 日本の漢方医が見た戦後ドイツの医療と社会：非正統医療の国際交流から健康をめぐる日独比較医療史へ
  服部 伸
  同志社大学人文科学研究所第68回公開講演会・シンポジウム「日独近代社会における健康と身体－社会の科学化と大衆化の過程で－」, 2010年01月30日, シンポジウム・ワークショップパネル（指名）, 同志社大学
• The German-Japanese Relations in the Sector of Acupuncture in the Post-War Era.
  服部 伸
  Japanese People and Culture: Views from a Transcultural Perspective. A Joint Project of Doshisha University and Eberhard Karls University Tuebingen., 2009年11月26日, 2009年11月25日, 2009年11月27日, 口頭発表（一般）, テュービンゲン大学
• ホメオパシー患者が読んだ疾病記事：『ライプツィヒ・ホメオパシー民衆雑誌』の分析(1871-1939)
  服部 伸
  平成19年度日本医史学会秋季大会, 2007年11月11日, 口頭発表（一般）, 日本医史学会, 長崎大学医学部
• ホメオパシー患者の読書：患者向け雑誌『ライプツィヒ・ホメオパシー民衆雑誌』の疾病記事(1871-1939)を中心に
  服部 伸
  比較教育社会史研究会2007年度秋季例会, 2007年10月28日, 口頭発表（一般）, 関西学院大学大阪梅田キャンパス
• 日本の漢方医が見た戦後ドイツの医療と社会
  服部 伸
  同志社大学文学部・社会学部父母会, 2007年07月07日, 公開講演，セミナー，チュートリアル，講習，講義等
• 近代ドイツのメデイアに現れた疾病の変遷（1871-1939）－『ライプツィヒ・ホメオパシー民衆雑誌』と『ガルテンラウベ』掲載の疾病関連記事を中心に
  服部 伸
  近代社会史研究会第211回例会, 2007年04月28日, 口頭発表（一般）, 京大会館
• ホメオパシー信奉者たちにとってのジェンナーの「記憶」
  服部 伸
  関学西洋史研究会 第8回年次大会, 2005年11月20日, シンポジウム・ワークショップパネル（指名）, 関西学院大学
• ドイツにおける民間人向け全体医療雑誌の疾病記事：『ホメオパティー民衆雑誌』1870-1935年
  服部 伸
  生命の比較社会史研究会, 2005年10月22日, 慶應義塾大学
• 食餌療法家・漢方医 坂口弘（1924-2004）と彼のドイツ滞在（1954-1955）－東西オルタナティブ医療の交流・比較史構築にむけて
  服部 伸
  近代社会史研究会第195回例会, 2005年06月25日, 口頭発表（一般）
• 19世紀末ドイツにおける反種痘運動から見えるもの－歴史学から見た近代医学の成功と失敗－
  服部 伸
  同志社大学ヒューマン・セキュリティ研究センター2004年度11月例会, 2004年11月20日, 口頭発表（一般）, 同志社大学今出川キャンパス
• Dr. Sakaguchis Reise nach Stuttgart 1954-1955: ein Kanpo-Arzt aus Kyoto traf Deutschland und die Homoeopathie.
  服部 伸
  Die Deutsche Gesellschaft für Natur- und Voelkerkunde Ostasiens, 2004年06月30日, 公開講演，セミナー，チュートリアル，講習，講義等
• 帝政期ドイツにおけるホメオパシー無資格治療師と民間人運動
  服部 伸
  生命の比較社会史研究会, 2003年12月21日, 同志社大学今出川キャンパス
• 近代ドイツにおける専門医制度の成立とホメオパティー医資格－正統医学・非正統医学の関係、医師・患者の関係を中心に
  服部 伸
  近代社会史研究会第174回例会, 2003年03月29日, 口頭発表（一般）, 京大会館
• ドイツオルタナティブ医療における治療者と患者 －治療者資格創出と民間人運動－
  服部 伸
  立命館史学会 第24回大会, 2002年11月23日, 口頭発表（一般）, 立命館大学
• ハイルプラクティカー資格への道－その前史としての帝政期治療師－
  服部 伸
  ドイツ現代史研究会例会, 2001年11月25日, 口頭発表（一般）
• ハイルプラクティカー資格への道－帝政期ドイツにおける無資格治療師
  服部 伸
  近代社会史研究会第159回例会, 2001年05月26日, 口頭発表（一般）
• 帝政期ドイツにおけるオルタナティブ医療運動－ホメオパティー民間人協会「ハーネマニア」の活動－
  服部 伸
  生活環境の社会史ワークショップ, 2000年06月10日, 口頭発表（一般）, 慶應義塾大学
• 帝政期ドイツにおける治療師の活動
  服部 伸
  文化史学会 1999年度大会, 1999年12月04日, 口頭発表（一般）, 同志社大学
• Ein homoeopathischer Laienverein als Patientengruppe: die homoeopathische Laienbewegung in Württemberg in der Zeit der Professionalsierung des Aerzteberufs 1868-1914.
  服部 伸
  2. Internationale Tagung für Geschichte der Homöopathie, 1999年07月02日, 口頭発表（一般）, ロベルト・ボッシュ財団
• 『ドイツ「素人医師」団』をめぐって－ホメオパティー民間人協会の活動－
  服部 伸
  ドイツ現代史研究会例会, 1998年12月13日, 口頭発表（一般）
• ホメオパティー民間人運動にとっての医学部 －帝政ドイツ－
  服部 伸
  大学史研究会 第21回大学史研究セミナー, 1998年12月06日, 口頭発表（一般）, 関西学院大学
• 世紀転換期ドイツにおけるオルタナティブ医療運動－ホメオパティー素人医協会の活動
  服部 伸
  中部ドイツ史研究会, 1997年12月13日, 口頭発表（一般）, 愛知大学車道キャンパス
• 世紀転換期ドイツにおけるオルタナティブ医療活動－ホメオパティー素人医協会の活動
  服部 伸
  近代社会史研究会第126回例会, 1997年11月22日, 口頭発表（一般）, 百万遍学生センター
• 民間療法から見た近代医学ｰｰ19世紀末ドイツのホメオパティー運動と学校医療ｰｰ
  服部 伸
  ドイツ現代史研究会例会, 1996年01月21日, 口頭発表（一般）
• 国家・権威・知識人－ドイツにおける医療の専門職化と民間医療－
  服部 伸
  名古屋歴史科学研究会例会, 1994年01月08日, 口頭発表（一般）, 愛知県青年会館
• 世紀転換期ドイツにおける知的専門職としての医師の成立と展開－教育と社会的ステイタス－
  服部 伸
  ドイツ現代史学会 第16回大会, 1993年08月31日, 口頭発表（一般）, 明治大学
• 専門職としての医師の成立－19世紀末ドイツを例に
  服部 伸
  近代社会史研究会第82回例会, 1993年05月22日, 口頭発表（一般）, 京大会館
• 世紀末ドイツ中央党における地方の論理
  服部 伸
  近代社会史研究会第64回例会, 1991年09月21日, 百万遍学生センター
• 地域利害と陣笠議員－－１９世紀末ヴュルテンベルク中央党の内部抗争－－
  服部 伸
  1990年度三田史学会大会, 1990年06月30日, 1990年06月30日, 口頭発表（一般）
• ヴィルヘルム時代（1890-1914年）の中央党に関する社会史的考察－ヴュルテンベルクの場合－
  服部 伸
  文化史学会1987年度大会, 1987年12月06日, 口頭発表（一般）

共同研究・競争的資金等の研究課題

• 生きるための環境をめぐるマニュアルの社会史
  同志社大学人文科学研究所, 第19期部門研究会, 2016年04月 -2019年03月, 研究代表者
• 近代社会における身体と環境の「知」と大衆：「マニュアル」からの比較史
  同志社大学人文科学研究所, 第18期部門研究, 2013年04月 -2016年03月, 研究代表者
• 近現代ドイツにおけるホメオパシー信奉者団体の活動と通俗医学書
  服部 伸
  日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(c), 2012年04月 -2016年03月, 研究代表者, 競争的資金
• 第一次世界大戦と現代世界の変貌についての総合的研究
  山室 信一
  日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(A), 2012年04月 -2015年03月, 競争的資金
• 大衆社会における身体・環境の操作－「マニュアル」の比較社会史
  同志社大学人文科学研究所, 第17期部門研究会, 2010年04月 -2013年03月, 研究代表者
• 一九-二〇世紀転換期における「戦争ロマン」の表象についての比較文化史研究
  山室 信一
  日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(B), 2009年04月 -2012年03月, 競争的資金
• 戦後西ドイツにおける「社会国家性」の歴史的展開-家族をめぐる「包摂」と「排除」
  川越 修
  日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(B), 2009年04月 -2012年03月, 競争的資金
• 西洋の歴史に見る「グローバル・スタンダード」と「ローカル・アイデンティティ」
  芝井 敬司
  日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(A), 2002年04月 -2006年03月, 競争的資金
• 近代ドイツにおける治療者・患者関係の社会史的研究 研究課題
  服部 伸
  日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(c), 2000年04月 -2004年03月, 研究代表者, 競争的資金
• ドイツにおけるオルタナティブ医療民間人運動
  服部 伸
  日本学術振興会, 科学研究費助成事業 奨励研究(A), 1995年04月 -1996年03月, 研究代表者, 競争的資金
• 19世紀ドイツにおけるオルタナティーブ医療の発展とその社会的背景
  服部 伸
  本年は、Journal der practischen Arzeykunde und Wundarzneykunst (1795-1845) の分析を通してホメオパティーの発案者であるハ-ネマンを18世紀から19世紀への世紀転換期の医学史の中で位置づける作業と、Homoopathische Monatsblatter (1876-1918) の分析を通して、第二帝制期の西南ドイツにおけるホメオパティー運動の社会史的な意義を明らかにする作業を平行して行った。 ハ-ネマンの位置づけに関しては、正規の医学教育を大学で受けて、当時の医学界の常識から出発した彼が、まだ、伝統的で非合理な治療を行っている医療の世界を批判し、科学性を追求する過程で、従来の医学から逸脱し、アウトサイダーとして医師の世界から疎外されていったことが明らかになった。しかし、近代医療技術が確立する前だった当時は、正統医療の側でも決定的な治療法をもたず、反ハ-ネマンの立場をとる医師でも、彼の治療法の効果を認めており、ホメオパティーが無力であると烙印を押されるのは、19世紀中頃以降である。 第二帝制期のホメオパティー運動に関しては、国家によって推進されていた種痘をめぐる議論を通して、特権的な地位を確保して医業を独占しようとしていた医師専門職の問題点を、運動の担い手が明確化し、告発していたことを明らかにした。同時に、19世紀後半になっても、種痘に対する国民の不安がぬぐい去れなかった背景として、種痘の安定性が確保されず、種痘禍が頻発しており、しかも、これに対する十分な対策を国家側も医師側も怠っていたことを浮き彫りにした。このように、正統医療から迷信として退けられたホメオパティーは、近代医療制度の問題点をはっきりと意識していたのである。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 1995年 -1995年, 奨励研究(A), 岐阜大学
• 19世紀後半から20世紀初頭ドイツにおける医師・患者関係の社会史的研究
  稲盛財団, 稲盛財団助成金, 各種団体からの研究助成, 競争的資金
• 近代ドイツにおける治療師
  福武学術文化振興財団, 福武学術文化振興財団研究助成, 各種団体からの研究助成, 競争的資金
• ドイツ第二帝制時代の中央党の社会史的な研究
  服部 伸
  日本学術振興会, 特別研究員奨励費, 研究代表者, 競争的資金

コメント可能テーマ

• ドイツのオルタナティブ医療

産官学連携を希望するテーマ

• 共同研究等希望テーマ：オルタナティブ医療史の国際比較

  備考：産学連携、民間を含む他機関等との共同研究等を希望