森田 團
モリタ ダン
文学部美学芸術学科
博士後期課程教授
Last Updated :2025/05/14

研究者情報

      科研費研究者番号

      40554449

    研究キーワード

    • ヴァルター・ベンヤミン
    • マルティン・ハイデガー
    • ルートヴィヒ・クラーゲス
    • エルンスト・ブロッホ
    • ジークムント・フロイト
    • フランツ・ローゼンツヴァイク
    • 歴史哲学
    • 美学
    • 芸術哲学
    • 言語哲学
    • 神話の哲学

    研究分野

    • 人文・社会 / 哲学、倫理学
    • 人文・社会 / 美学、芸術論
    • 人文・社会 / 思想史

    経歴

    • 同志社大学, 文学部 美学芸術学科, 教授, 2020年04月 - 現在
    • 西南学院大学, 国際文化学部 国際文化学科, 教授, 2018年04月 - 2020年03月
    • 西南学院大学, 国際文化学部 国際文化学科, 准教授, 2011年10月 - 2018年03月
    • 西南学院大学, 国際文化学部 国際文化学科, 講師, 2010年04月 - 2011年09月

    学歴

    • 東京大学大学院, 総合文化研究科, 地域文化研究専攻 博士課程, 2000年04月 - 2009年04月
    • 東京大学大学院, 総合文化研究科, 地域文化研究専攻 修士課程, 1998年04月 - 2000年03月
    • 東京大学, 教養学部, 教養学科第二(ドイツの文化と社会), 1994年04月 - 1998年03月
    • 同志社大学, 文学部, 文化学科美学及び芸術学専攻, 1987年04月 - 1991年03月

    学位

    • 修士(学術), 東京大学, 2000年03月
    • 博士(学術), 東京大学, 2009年04月

    所属学協会

    • 美学会, 2000年05月
    • 西日本哲学会
    • 日本独文学会
    • 日本哲学会
    • 日本ドイツ学会

    論文

    • メタファーをめぐる思考:生・超越・言語
      森田 團; 西山達也
      西日本哲学年報, (31), 2023年10月
    • ミメーシスによる身体表現とメタファー:ヴァルター・ベンヤミン「ミメーシスの能力について」の一解釈
      森田 團
      西日本哲学年報, (31), 2023年10月, 研究論文(学術雑誌)
    • 〈悲劇的実存〉と言語:初期ベンヤミンにおける悲劇解釈
      森田 團
      実存思想論集, (37) 39 - 67, 2022年06月, 研究論文(学術雑誌)
    • 『救済の星』における性格概念:ローゼンツヴァイクによる人間概念の再解釈
      森田 團
      『レヴィナス研究』, (2), 2020年07月, 研究論文(学術雑誌)
    • まなざしの原史:ベンヤミン『ベルリンの幼年時代』の「回廊」をめぐって
      森田 團
      形象, 形象論研究会, (4) 32 - 51, 2019年03月29日
    • 非-伝達可能性の象徴としての言語:ベンヤミンの言語哲学における記号への問い
      森田 團
      『思想』、7月号, (1131), 2018年06月28日, 研究論文(学術雑誌)
    • 罪のしるしとしての現存在:『存在と時間』における言語の根拠への問い
      森田 團
      Zuspiel, 1 178-191 , 2017年12月, 研究論文(学術雑誌)
    • 純粋言語への志向:ベンヤミン「翻訳者の課題」における言語の概念
      森田 團
      九州大学哲学論文集, (51) 41-59 , 2015年10月, 研究論文(大学,研究機関等紀要)
    • エルンスト・ブロッホ『この時代の遺産』における陶酔の弁証法
      森田 團
      『陶酔とテクノロジーの美学:ドイツ文化の諸相1900-1933』(鍛治哲郎・竹峰義和編), 109-136 , 2014年06月22日, 論文集(書籍)内論文
    • スフィンクスの解読:ポール・ド・マンにおける「読むこと」と「歴史」
      森田 團
      『思想』(2013年・第7号), (1071) 128-149 , 2013年06月, 研究論文(その他学術会議資料等)
    • 予感する知性と物質:エルンスト・ブロッホにおける崇高なイメージ
      森田 團
      『〈過去の未来〉と〈未来の過去〉:保坂一夫先生古希記念論文集』, 283-293 , 2013年03月20日, 研究論文(その他学術会議資料等)
    • 新しさと永遠回帰:ヴァルター・ベンヤミンにおけるファンタスマゴリーの理論
      森田 團
      『西南学院大学国際文化論集』, 西南学院大学学術研究所, 第26(第2) 157-177 - 177, 2012年03月, 研究論文(大学,研究機関等紀要)
    • 能動知性と歴史:坂部恵の哲学におけるベンヤミン
      森田 團
      『別冊水声通信 坂部恵』, 226-238 , 2011年06月, 研究論文(その他学術会議資料等)
    • 歴史哲学と決断:高坂正顕の場合
      森田 團
      『哲学の現在』(日本哲学会国際交流ワーキン ググループ編), 99-104 , 2009年, 研究論文(その他学術会議資料等)
    • 坂部恵「しるし」
      森田 團
      『日本哲学小史 近代100年の20篇』(熊野純彦編・著), 178-185 , 2009年, 研究論文(その他学術会議資料等)
    • 迷うことの諸相:パサージュにおける経験についての考察
      森田 團
      UTCPブックレット『〈時代〉の通路 ヴァルター・ベンヤミンの「いま」』, 31‐57 , 2008年
    • 封印する/される暴力 ヴァルター・ベンヤミンにおける「神的暴力」の概念と時間性の問題
      森田 團
      『UTCP研究論集』, 東京大学21世紀「COE共生のための国際哲学交流センター」, (10) 61 - 78, 2007年, 研究論文(その他学術会議資料等)
    • モナドと歴史哲学:ベンヤミンとライプニッツ
      森田 團
      『水声通信 特集 甦るライプニッツ』, 水声社, 3(4/5月(17)) 94 - 100, 2007年, 研究論文(その他学術会議資料等)
    • 「哲学」における「過去」と「未来」:「いま、哲学とはなにか」という問いについての予備的考察
      森田 團
      『いま、哲学とはなにか』(小林康夫編), 42‐55 , 2006年, 研究論文(その他学術会議資料等)
    • 仮面をつけた現実:フロイト「不気味なもの」のイメージ論的読解
      森田 團
      『SITE ZERO/ZERO SITE』, (0) 142‐175 , 2006年, 研究論文(その他学術会議資料等)
    • Die Utopie der Sprache. Eine Vorstudie zur Frage nach dem Leben der Sprache bei Walter Benjamin.
      Dan Morita
      Die Welt als fragwürdig begreifen-ein philosophischer Anspruch. Festschrift für Hassan Givsan, hrsg. von Heidelinde Beckers und Christine Magdalene Noll Würzburg 2006., 167-181 , 2006年, 研究論文(その他学術会議資料等)
    • 象徴の歴史化:アルフレート・ボイムラーによるバッハオーフェン解釈の一側面
      森田 團
      『ヨーロッパ研究 特別号 ヨーロッパとアジアの間』, 東京大学大学院総合文化研究科・教養学部ドイツ・ヨーロッパ研究室, 16‐35 16 - 35, 2005年, 研究論文(大学,研究機関等紀要)

    MISC

    • フリードリヒ・ゲオルク・ユンガー著(今井敦・桐原隆弘・中島邦雄訳)『技術の完成』
      森田 團
      『九州ドイツ文学』, (33), 2019年10月30日, 書評論文,書評,文献紹介等
    • 柿木伸之『ベンヤミンの言語哲学:翻訳としての言語、想起からの歴史』(平凡社)書評
      森田 團
      『週間読書人』, (2014年12月5日), 2014年12月05日, 書評論文,書評,文献紹介等
    • 小黒康正著『水の女:トポスへの航路』
      森田 團
      『九州ドイツ文学』, 九州大学独文学会, (第27) 51-55 - 55, 2013年10月25日, 書評論文,書評,文献紹介等
    • 手紙を通して紡がれた思考:文献学・神話・哲学をめぐって
      森田 團
      『ベンヤミン/アドルノ往復書簡』(上・下), 下巻:252-267 , 2013年06月, 記事・総説・解説・論説等(その他)
    • フロイトとイメージの問題
      森田 團
      『出版ニュース』(2013年6月上旬号), 21-21 , 2013年06月, その他
    • 書評:カール・レーヴィット『世界と世界史』(柴田治三郎訳)岩波書店、2006年。
      森田 團
      SITE ZERO/ZERO SITE WEB, 2006年12月04日, 書評論文,書評,文献紹介等
    • 書評:ジャン=リュック・ナンシー『イメージの奥底で』(西山達也・大道寺玲央訳)以文社、2006年。
      森田 團
      SITE ZERO/ZERO SITE WEB, 2006年08月21日, 書評論文,書評,文献紹介等
    • カール・モイリ 「カーニヴァルの起源」
      森田 團
      『SITE ZERO/ ZERO SITE』第0号(2006)メディア・デザイン研究所 176‐209頁(カール・モイリの業績と思想を概観した訳者解説を付す)。, (0) 176‐209 , 2006年07月, その他
    • ブックレヴュー 4:ルードルフ・オットー『聖なるもの 神的なものの観念における非合理的なもの、および合理的なものとそれとの関係について』(華園聰麿訳)創元社 2005
      森田 團
      『10+1』, (39) 43-45 , 2005年06月, 書評論文,書評,文献紹介等
    • ブックレヴュー 3:アビ・ヴァールブルク『異教的ルネサンス』(進藤英樹訳)ちくま学芸文庫 2004
      森田 團
      『10+1』, INAX出版, (38) 31-34 - 34, 2005年04月, 書評論文,書評,文献紹介等
    • ブックレヴュー 2:J. J. バハオーフェン『古代墳墓象徴試論』(平田公夫・吉原達也訳・上山安敏解説)作品社 2004
      森田 團
      『10+1』, INAX出版, (37) 26-27 - 48, 2004年12月, 書評論文,書評,文献紹介等
    • ブックレヴュー 1:ユルゲン・ハーバーマス、ジャック・デリダ、ジョヴァンナ・ボッラドリ『テロルの時代と哲学の使命』(藤本一勇・澤里岳史)、岩波書店200」、44-46頁。
      森田 團
      『10+1』, INAX出版, (36) 44-46 - 46, 2004年09月, 書評論文,書評,文献紹介等

    書籍等出版物

    • 『ベンヤミン:媒質の哲学』
      水声社, 2011年03月15日, 単著, その他

    講演・口頭発表等

    • ミメーシスによる身体表現とメタファー:ヴァルター・ベンヤミン「ミメーシスの能力について」の一解釈
      森田 團
      西日本哲学会第73回大会, 2022年12月11日, 口頭発表(招待・特別)
    • 〈悲劇的実存〉と言語:初期ベンヤミンにおける悲劇解釈
      森田 團
      実存思想協会 第37回大会 講演会「ベンヤミンと実存思想」, 2021年06月19日, 2021年06月19日, 2021年06月19日, シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
    • 廃墟としての文字:ベンヤミンにおけるイメージの問題の一側面
      森田 團
      第15回形象論研究会「ヴァルター・ベンヤミン――闇を歩く批評」, 2020年09月04日, 2020年09月04日, 口頭発表(一般)
    • 瞬間・反転・啓示:ローゼンツヴァイク『救済の星』における性格の概念
      森田 團
      レヴィナス協会第2回大会 シンポジウム「レヴィナスとローゼンツヴァイク 歴史と物語をめぐって」(同志社大学), 2019年09月14日, 2019年09月14日, 2019年09月14日, 口頭発表(招待・特別)
    • Zwischen empirischer und philosophischer Ästhetik: Form, Gefühl und die ästhetische Erkenntnis
      Dan Morita
      フンボルトコレーク2019東京 神経系人文学と経験美学(東京大学), 2019年05月19日, 2019年05月18日, 2019年05月19日, 口頭発表(一般)
    • 触覚の概念をめぐって:ベンヤミンとリーグル
      森田 團
      シンポジウム「東方キリスト教との出会い」, 2019年02月02日, シンポジウム・ワークショップパネル(指名), 西南学院大学博物館
    • 純粋な言葉としての記号:ヘルダーリンと悲劇的実存
      早稲田大学哲学会, 2018年07月07日, シンポジウム・ワークショップパネル(指名), 早稲田大学哲学会
    • 心的装置と幻覚:フロイトにおけるイメージの起源
      形象論研究会 特別公開研究会(京都工芸繊維大学), 2018年02月23日, シンポジウム・ワークショップパネル(指名), 形象論研究会
    • 罪のしるしとしての現存在:『存在と時間』における言語の根拠への問い
      ハイデガー『存在と時間』刊行90周年記念シンポジウム(青山学院大学), 2017年11月25日, シンポジウム・ワークショップパネル(指名), ハイデガー研究会
    • 仮象と表現なきもの:ベンヤミン「ゲーテの『親和力』」における美の概念
      第38回日本現象学会シンポジウム「仮象の現象学」、高千穂大学, 2016年11月26日, 口頭発表(一般), 日本現象学会
    • Liebe, Schicksal und Hoffnung in Goethes "Wahlverwandtschaften". Benjamins Interpretation von Ottilies Leben.
      Dipartimento di LINGUE E LETTERATURE STRANIERE, Università di Verona, 2016年04月28日, 口頭発表(招待・特別)
    • Dramaturgia:ベンヤミンの『ハムレット』論
      COLLOQVIVM IN HONOREM PROF. YASVNARI TAKADÆ MOMENTVM CRITICVM あるいは さよならの向う側(東京大学・駒場), 2015年03月21日, シンポジウム・ワークショップパネル(指名), 東京大学大学院総合文化研究科・教養学部付属 共生のための国際哲学研究センター(UTCP) 上廣共生哲学寄付研究部門 S1プロジェクト「徳とVIRTUEの比較構造論的研究」
    • ヴァルター・ベンヤミンの初期言語哲学における言語・存在・歴史
      九州大学哲学会 シンポジウム「言語・共同性・歴史――和辻哲郎とベンヤミンの哲学から出発して」(九州大学), 2014年09月27日, シンポジウム・ワークショップパネル(指名), 九州大学哲学会
    • Keiji Nishitani’s Philosophy and the Problem of Nihilism
      第4回 日中哲学フォーラム「日中の哲学者がともに考える――哲学の原理的あり方と現代社会における役割」(北京外国語大学), 2014年09月20日, 口頭発表(一般), 主催:中国社会科学院哲学研究所、日本哲学会、共催:中華日本哲学会、北京日本学研究センター(北京外国語大学)
    • 喜劇と歴史:ヴァルター・ベンヤミン「運命と性格」再読
      シンポジウム「ジョルジョ・アガンベンと哲学の潜勢力:岡田温司先生を迎えて」, 2014年06月21日, シンポジウム・ワークショップパネル(指名), 西南哲学会
    • 諸言語の生と志向性:ヴァルター・ベンヤミン「翻訳者の使命」における歴史の概念
      第二回 国際文化学会(西南学院大学), 2014年03月23日, 口頭発表(一般)
    • Japanese Philosophy as “Pseudomorphosis” The Case of Keiji Nishitani's “Nihilism”: the Problem of the Philosophy of History and the Notion of Sin.
      23rd World Congress of Philosophy, Athens., 2013年08月05日, 口頭発表(一般)
    • Mimesis und Leib. Walter Benjamins Theorie der Nachahmung.
      Japanische Gesellschaft für Germanistik, Herbsttagung 2012, Symposium zum Thema: Zwischen Körper und Unkörperlichem., 2012年10月13日, 口頭発表(一般), Japanische Gesellschaft für Germanistik
    • ミメーシスと太古の身体:後期ベンヤミンの哲学原理
      哲学/倫理学セミナー 第80回例会 「『ベンヤミン 媒質の哲学』を読む」(文京区民センター), 2012年03月31日, 口頭発表(一般), 熊野純彦教授(東京大学)
    • 根源における理念の叙述:ベンヤミンとコーエン
      ワークショップ「根源への跳躍 古澤ゆう子先生を囲んで」(一橋大学・東キャンパス), 2012年03月28日, 口頭発表(一般)
    • 陶酔と技術:ヴァルター・ベンヤミンの〈人間学的唯物論〉
      コロキウム「陶酔の演出、陶酔の思想 世紀転換期ドイツ語圏の芸術と思想」(東京大学・駒場), 2012年03月24日, シンポジウム・ワークショップパネル(指名), 科学研究費補助金基盤研究(B)「陶酔と技術――ドイツ語圏世紀転換期における文学・芸術の総合的研究」 (研究代表者:鍛治哲郎)
    • カタストロフと悲劇:ベンヤミンの「歴史の天使」
      グローバルCOE・UTCPファイナルシンポジウム2012「カタストロフィーと共生の哲学」(東京大学・駒場), 2012年03月05日, シンポジウム・ワークショップパネル(指名), 共生のための国際哲学教育研究センター(UTCP)
    • 類似性と太古の身体:ヴァルター・ベンヤミンにおけるミメーシスの概念
      模倣と創造 日本とヨーロッパにおける文化継承の現象学(明治大学), 2011年12月10日, 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等, 明治大学人文科学研究所
    • Vernunft und Materie. Die Bedeutung des erhabenen Bildes bei Ernst Bloch.
      Workshop "La philosophie de l’histoire et le messianisme"(Université de Tokyo, Komaba), 2011年11月14日, シンポジウム・ワークショップパネル(指名), University of Tokyo, Center for Philosophy
    • 悲劇的実存:ヨルクのギリシア悲劇解釈
      シンポジウム「実存の悲劇的根拠」(一橋大学), 2011年08月01日, シンポジウム・ワークショップパネル(指名), 科学研究費補助金基盤研究C「古典の歪曲」の一環として開催:研究代表:古澤ゆう子教授)
    • 想起と直観的悟性
      UTCPワークショップ「解釈の希求法」(東京大学・駒場), 2011年03月30日, 口頭発表(一般)
    • 想起と直観的悟性:ベンヤミンの歴史哲学とゲーテ
      西日本哲学会第61回大会(鹿児島大学), 2010年12月04日, 口頭発表(一般), 西日本哲学会
    • 歴史哲学と中間休止:ベンヤミンとヘルダーリン
      UTCPワークショップ「歴史哲学の仮晶」(東京大学・駒場), 2010年03月19日, シンポジウム・ワークショップパネル(指名), 東京大学 共生のための国際哲学教育研究センター
    • 亡霊と語り/神話と歴史:その交叉についての予備的考察
      UTCPワークショップ「亡霊、語り(ナラティブ)、歴史性」、藤井貞和先生を迎えて(東京大学・駒場), 2010年03月01日, シンポジウム・ワークショップパネル(指名), 東京大学 共生のための国際哲学教育研究センター
    • 批評とは何か:ベンヤミンから出発して
      UTCPワークショップ(東京大学・駒場), 2009年12月04日, 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等, 東京大学 共生のための国際哲学教育研究センター
    • フィグーラ:アウエルバッハの文献学と歴史哲学
      日本独文学会 秋季研究発表会(名古屋市立大学), 2009年10月17日, 口頭発表(一般), 日本独文学会
    • カタルシスの歴史哲学的意義:ヨルク伯によるギリシア悲劇解釈
      日本独文学会 春季研究発表会(明治大学), 2009年05月31日, 口頭発表(一般), 日本独文学会
    • 歴史哲学と決断:高坂正顕の場合
      日中哲学フォーラム(瀋陽・遼寧大学), 2009年04月26日, シンポジウム・ワークショップパネル(指名), 日本哲学会・中華日本哲学会・中国社会科学院哲学研究所
    • Rhythmus. Walter Benjamins Philologie des Ursprungs.
      国際シンポジウム declinationes philologiae(Universität Tokio, Komaba), 2009年03月17日, シンポジウム・ワークショップパネル(指名), 東京大学表象文化論教室 共催 共生のための国際哲学教育研究センター(UTCP)
    • カタルシスと崇高:ベンヤミンの詩学
      日本独文学会 秋季研究発表会(岡山大学), 2008年10月12日, 口頭発表(一般), 日本独文学会
    • 詩人の想像力と歴史哲学:ディルタイと力の概念
      日本独文学会 春季研究発表会(立教大学), 2008年06月15日, 口頭発表(一般), 日本独文学会
    • KYRIOLOGIE:クロイツァーの象徴神話論におけるイメージの問題
      若手研究者によるフォーラム 第二回「イメージ(論)の臨界:ミュトスとロゴスの間」(京都大学), 2008年03月01日, シンポジウム・ワークショップパネル(指名), 科学研究費萌芽研究「美術史の脱構築と再構築」(代表:岡田温司教授)
    • 迷うことの諸相:パサージュにおける経験についての考察
      UTCP「共生的通路論:ベンヤミンをめぐるセミナー」、川俣正[通路]展内にて、川俣正氏を迎えて(東京都現代美術館), 2008年02月15日, シンポジウム・ワークショップパネル(指名), 東京都現代美術館・UTCP
    • 滅びのリズムと根源:ヴァルター・ベンヤミンの歴史哲学の一側面
      日本独文学会 秋季研究発表会(大阪市立大学), 2007年10月07日, 口頭発表(一般)
    • 脱形態化作用としてのファンタジー:フロイト「〈マジックメモ〉についてのノート」再読
      フロイト思想研究会第一回大会(京大会館), 2007年09月15日, 口頭発表(一般), フロイト思想研究会
    • 近代におけるイメージ経験:ヴァルター・ベンヤミンにおける「永遠回帰」と「新しさ」の概念
      夏季セミナー「大都市と文化理論」(上海・華東師範大学), 2007年06月25日, シンポジウム・ワークショップパネル(指名), 華東師範大学
    • 〈生〉の共同体:エーリヒ・ウンガーにおける「神話的民族」の概念
      日本独文学会 春季研究発表会(東京大学・駒場), 2007年06月10日, 口頭発表(一般), 日本独文学会
    • Von der Phantasmagorie zum dialektischen Bild. Walter Benjamin und das Passagen-Werk
      都市文化コロキウム(カッセル大学), 2003年01月, 口頭発表(一般), ハインツ・ペッツォルト/ゲルノート・ベーメ

    Works(作品等)

    • 終末のヴィジョンと馬——タル・ベーラ『ニーチェの馬』をめぐって
      Others, 2012年06月, KBCシネマ タル・ベーラ『ニーチェの馬』公開記念トーク

    共同研究・競争的資金等の研究課題

    • ヴァルター・ベンヤミンの歴史哲学と美学についての総合的研究
      森田 團
      令和3年度は、ベンヤミンの悲劇思想を中心に研究を行った。その際、「ギリシア悲劇と悲哀劇」、ならびに「ギリシア悲劇と悲哀劇における言語の意味」というともに1916年に書かれたテクストの読解を軸に、同年に執筆された「言語一般および人間の言語について」において展開されたベンヤミンの言語思想が悲劇解釈にいかに適用されているのかという問いに取り組んだ。その成果の一部は、実存思想協会第37回の講演会「ベンヤミンと実存思想」における「〈悲劇的実存〉と言語――初期ベンヤミンにおける悲劇解釈」と題した発表において公表した。また発表の内容を大幅に改めた同名の論文は令和4年度に出版される予定である。 当該年度においては、予定していた研究主題のなかでもとりわけ『ドイツロマン主義における芸術批評の概念』(1919)における議論を、ロマンとの言説をにらみながら検討するとしたが、フィヒテの反省理論とシュレーゲルの文学理論がベンヤミンにおいてどのように解釈されているかを検討した。上記の発表におけるシュレーゲルの唯一の戯曲『アルラコス』(1802)の分析――発表や論文ではすべてを示すことはできなかった――もまた、この検討のうちに含まれている。 また上記発表との関連において、二つの悲劇論から「カルデロンの『げに恐ろしき怪物、嫉妬』とヘッベルの『ヘロデとマリアムネ』――歴史劇の問題についての覚書』」(1923)を経て『ドイツ悲劇の根源』(1925年脱稿・1928年出版)にいたるベンヤミンの思考の展開を、罪概念を中心に追うことができたのも、令和3年度の成果である。その際、ヘッベルの「演劇についての私見」(1843)における罪概念をベンヤミンがいかに解釈したのかについて考察が、大きな手掛かりとなった。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(C), 2021年04月 -2025年03月, 研究代表者, 基盤研究(C), 同志社大学
    • ヴァルター・ベンヤミンの歴史哲学の総合的研究
      森田 團
      令和元年度は、ベンヤミンの歴史哲学にかかわる問題を、まず美学的観点から研究した。研究計画ではアレゴリーと想像力の問題を扱うとしたが、この問題をより根底的に検討するためである。その際、哲学史的な連関を重視し、フィヒテの自我論とヘルマン・コーエンの美学を参照しながら、ベンヤミンにおける芸術作品の理解と感情の問題について研究を進めた。その成果はフンボルトコレーク2019東京「神経系人文学と経験美学」にて発表した(Zwischen philosophischer und empirischer Aesthetik: Form, Gefuehl und die aesthetische Erkenntnis)。 大学院演習では、フロイトの『トーテムとタブー』をとりあげ、とりわけ投射の概念を検討し、アレゴリーと想像力の問題について新たな視点を得た。また後期においては、ハイデガー『芸術作品の根源』とベンヤミン「複製技術時代の芸術作品」の比較を試み、今年度の研究計画にもあるハイデガー哲学とベンヤミンとの関係を思考するうえでの準備とした。 レヴィナス協会でのシンポジウム「レヴィナスとローゼンツヴァイク 歴史と物語をめぐって」での発表では「瞬間・反転・啓示――ローゼンツヴァイク『救済の星』における性格の概念」と題し、ローゼンツヴァイクの人間概念の構成についての考察を、性格概念を手掛かりに行った。ローゼンツヴァイクのベンヤミンへの影響は、とりわけ『ドイツ悲劇の根源』において色濃くみられるが、そこでの悲劇論を考えるためにも、ローゼンツヴァイクの人間概念を検討することは必要不可欠である。というのも、人間概念の範例としてローゼンツヴァイクが念頭においているのがギリシア悲劇の英雄であるからである。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(C), 2017年04月 -2021年03月, 研究代表者, 基盤研究(C), 西南学院大学
    • ヴァルター・ベンヤミンとドイツ歴史哲学の総合的研究
      森田 團
      歴史哲学は近代における自己理解の根本的形式である。本研究は、このような洞察に基づいて、ベンヤミンの歴史哲学を解明することを試みた。その成果は、ベンヤミンがこの自己理解を言語とイメージの解明を通して遂行しようとしたこと、その際、歴史とはこの自己理解の試みそのものにおいて表現されること、この表現においてベンヤミンのメシアニズム的思考が理解されねばならないことを明らかにした。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(C), 2013年04月 -2017年03月, 基盤研究(C), 西南学院大学
    • 陶酔と技術-ドイツ語圏の世紀転換期における文学・芸術についての総合的研究
      鍛治 哲郎; 高橋 宗五; 長木 誠司; 田中 純; ゴチェフスキ ヘルマン; 竹峰 義和; 森田 團; ガブリエーレ シュトゥンプ
      「陶酔と技術」という観点から、1900年前後のドイツ語圏の文学と芸術を再検討することによって、美的陶酔の表現が巧みな技術・技巧をもとに達成されていること、および、集団的陶酔の表現が機械・技術のイメージを利用していることを明らかにした。また劇場空間やプロパガンダにおいて集団的陶酔を生み出すために技術と演出が果たす役割についても具体的に指摘できた。さらに、陶酔という観点が、当時の学問・思想のなかにも活かされていることを跡づけた。なお、「陶酔」という概念で念頭においているのは、自我の統一性や意識による支配の失効および集団・群衆との一体感である。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(B), 2009年 -2011年, 研究分担者, 基盤研究(B), 東京大学