ワイヤレス補聴援助システムを使った雑音負荷時のことばのききとり評価法-近畿地区聾学校における実施状況と課題-
中瀬浩一
教育オーディオロジー研究, 13 15 - 20, 2020年03月
聾学校における聴能業務と地域支援
中瀬 浩一
教育オーディオロジー研究, 11 11 - 15, 2018年
アイトラッキングを活用したろう学校教員の授業中の視線行動の検討
中瀬浩一
ろう教育科学, ろう教育科学会, 59(2) 66 - 77, 2017年
聾学校における熟練ろう教員の授業に対する若手・中堅ろう教員による分析-特にろう教員に特徴的な動作や視線等に対する気づきを中心に-
中瀬浩一
ろう教育科学, ろう教育科学会, 58(3) 133 - 143, 2016年
「介護等体験」に対する聾学校教員の意識
中瀬浩一
ろう教育科学, 58(2) 45 - 54, 2016年
大阪市立聴覚特別支援学校における特別支援学校支援-巡回補聴相談の成果と課題-
木村純子; 中瀬浩一
教育オーディオロジー研究, 9 18 - 24, 2016年
「教職概論(教職の意義に関する科目)」における特別支援教育関連授業による学生に意識の変化
中瀬浩一
ろう教育科学, ろう教育科学会, 56(2) 83 - 94, 2015年
聴覚障がい乳幼児の保護者が抱く聴覚保障に関わる疑問-聾学校聴能担当者に寄せられた質問内容の検討-
中瀬浩一
AUDIOLOGY JAPAN, 58(3) 206 - 213, 2015年
聾学校の校内研修体制についての一事例-大阪市立聴覚特別支援学校の場合-
保下栄見; 中島武志; 中瀬浩一
ろう教育科学, ろう教育科学会, 57(3) 119 - 131, 2015年
教職科目「幼児、児童及び生徒の心身の発達及び学習の過程(障害のある幼児、児童及び生徒の心身の発達及び学習の過程を含む。)のシラバスの検討
中瀬浩一
ろう教育科学, ろう教育科学会, 57(1) 1 - 10, 2015年
「教職概論」における特別支援教育に関する学習効果の検討-テキストマイニングを用いた自由記述の分析-
中瀬浩一
ろう教育科学, ろう教育科学会, 57(3) 85 - 94, 2015年
聴覚特別支援学校(聾学校)による特別支援学校への支援の有用性について
中瀬浩一
ろう教育科学, ろう教育科学会, 57(2) 73 - 83, 2015年
センター的機能を果たすための聾学校の工夫と苦悩-近畿地区聾学校でのセンター組織と業務-
中瀬浩一
ろう教育科学, ろう教育科学会, 55(3) 87 - 94, 2014年
「教職の意義等に関する科目」のシラバスの検討-特別支援教育に関する内容の扱い-
中瀬浩一
ろう教育科学, ろう教育科学会, 55(4) 159 - 168, 2014年
大阪府下の教育・療育機関における聴覚障がい乳幼児の変動
中瀬 浩一; 中道 勝久; 安達 康貴
Audiology Japan, Japan Audiological Society, 56(5) 705 - 706, 2013年09月30日
校内の聴覚障がい教職員に対する情報保障-近畿地区の聾学校を対象として-
中瀬浩一
ろう教育科学, ろう教育科学会, 54(4) 163 - 171, 2013年
聾学校における聴能マトリクステストの実施状況
中瀬浩一
教育オーディオロジー研究, 6 26 - 31, 2013年
聴能マトリクステストを用いた聴覚障害児の聴能評価法の有効性の検討
中瀬浩一
AUDIOLOGY JAPAN, 56 763 - 768, 2013年
聴覚障害児の補聴時の語音検査に関する調査研究-全国聾学校へのアンケートから-
中瀬浩一
AUDILOGY JAPAN, 55 662 - 668, 2012年
「聴覚活用」「聴覚学習」を考える
中瀬浩一
聴覚障害, 65 4 - 12, 2010年
「聴能マトリクステスト」の有効性の検討(その1)-実施結果の分析-
中瀬浩一
ろう教育科学, 52(1) 1 - 12, 2010年
「聴能マトリクステスト」に有効性の検討(その2)-他の語音検査との併用について-
中瀬浩一
ろう教育科学, ろう教育科学会, 52(2) 71 - 79, 2010年
聴覚障害乳幼児教育相談の最近15年間の変化-大阪市立聴覚特別支援学校の場合-
中瀬浩一
ろう教育科学, ろう教育科学会, 51(3) 103 - 111, 2009年
聾学校教員の立場からみた言語聴覚士に対する期待と課題-聾学校に言語聴覚士は必要か?-
中瀬浩一
聴覚障害, 63 17 - 24, 2008年
教育オーディオロジーに関する動向-教室の音環境、FM補聴器適合、雑音負荷音場語音検査を中心に-
中瀬浩一
特殊教育学研究, 一般社団法人 日本特殊教育学会, 45(1) 49 - 58, 2007年
聾学校における語音検査の実施の現状と課題
中瀬浩一
聴覚言語障害, 33(3) 101 - 107, 2005年
弱視難聴者へのFM補聴器の適用
中瀬浩一
ろう教育科学, ろう教育科学会, 47(1) 13 - 20, 2005年
聴覚障害者が不快に思う「自己発生音及び他者発生音」
中瀬浩一
聴覚言語障害, 日本聴覚言語障害学会, 34(2) 31 - 37, 2005年
FM補聴器の適用効果の検討-雑音負荷音場語音検査結果を補聴器周波数特性から見る-
中瀬浩一
電子情報通信学会技術研究報告. ET.教育工学, 一般社団法人電子情報通信学会, 103(600) 35 - 38, 2004年
音場での雑音負荷語音検査によるFM補聴器の効果の検討
中瀬浩一
聴覚言語障害, 32(3) 79 - 85, 2004年
音場語音聴力検査での2種類の負荷雑音による明瞭度の変化-67-S語表を用いた健聴成人を対象として
中瀬浩一
ろう教育科学, ろう教育科学会, 46(2) 75 - 83, 2004年
聴覚障害理解のための授業教材の現状と課題
中瀬浩一
聴覚言語障害, 31(2) 57 - 66, 2003年
雑音負荷音場語音検査での測定方法に関する文献的研究
中瀬浩一
聴覚言語障害, 31(2) 79 - 87, 2003年
小児のFM補聴器装用効果の検討
中瀬浩一; 立入哉
聴覚言語障害, 31(3) 121 - 127, 2003年
小・中学校等の教師の聴覚障害教育情報誌に対する期待-大阪市を中心に-
中瀬浩一
ろう教育科学, ろう教育科学会, 44(1) 25 - 35, 2002年
子どもへのデジタル補聴器の適用-特にアナログ補聴器からデジタル補聴器への変更の事例から-
中瀬浩一
ろう教育科学, ろう教育科学会, 43(1) 37 - 47, 2001年
聾学校における教育オーディオロジーの検証-データから見る補聴相談の現状-
中瀬浩一
聴覚障害教育工学, 24(2) 8 - 14, 2001年
FM補聴器装用指導担当者に求められる知識と技術
中瀬浩一
聴覚言語障害, 日本聴覚言語障害学会, 30(1) 27 - 33, 2001年
聴覚障害の気づきから教育開始までの経過の検討
中瀬浩一
聴覚言語障害, 日本聴覚言語障害学会, 29(2) 43 - 52, 2000年
周波数圧縮変換型補聴器「インパクト」のフィッティングと臨床報告
伊丹 永一郎; 中瀬 浩一; 細谷 義伸
Audiology Japan, Japan Audiological Society, 42(5) 451 - 452, 1999年09月16日
VRを使ったろう学校教員の授業省察から得られた気づき-子どもの視座で授業を見ることの効果-
中瀬浩一
ろう教育科学, 66(1) 32 - 34, 2025年01月
大学生はどのような障がい理解授業を受けてきて、どのように考えたか
中瀬浩一
同志社教師教育研究, (2) 34 - 43, 2025年01月
教育におけるVRの利活用と特別支援教育への可能性
中瀬浩一
ろう教育科学, 66(1) 47 - 55, 2024年07月
聴覚障がい教育における合理的配慮とその課題
中瀬浩一
同志社教師教育研究, (1) 44 - 49, 2024年02月
ろう学校等の教員への書籍紹介とその反応-近畿教育オーディオロジー研究協議会後援会の取組取り組み-
中瀬浩一; 高井小織
ろう教育科学, 65(1) 9 - 16, 2023年07月
イラストでイメージするろう学校熟練教員の視線配布行動
中瀬浩一
ろう教育科学, 64(3) 159 - 164, 2023年02月
ろう学校教員の資格と現状
中瀬浩一
同志社大学教職課程年報, (12) 3 - 16, 2023年02月
教育職員免許法施行規則第七条第三欄に該当する聴覚障害領域科目の状況-近畿地区大学を対象として-
中瀬浩一
ろう教育科学, 64(2) 106 - 108, 2022年12月
ろう学校教員養成の授業科目での学生の学び-授業前後の変容をレポートから考察する-
中瀬浩一
ろう教育科学, 64(2) 94 - 96, 2022年12月
聴覚障がい教育におけるVR教材の可能性を探る-VRを活用した「難聴疑似体験」-
伊藤理絵; 徳田浩一; 中瀬浩一
ろう教育科学, 64(2) 91 - 93, 2022年12月
時系列表示から見たろう学校若手教員の視線配布行動の特徴
中瀬浩一
ろう教育科学, 64(2) 33 - 39, 2022年12月
ろう学校若手教員のアイトラッキング解析を用いた授業省察に関する事例研究
中瀬浩一
ろう教育科学, 64(1) 15 - 23, 2022年06月
ろう学校若手教員の視線配布行動の変容
中瀬浩一
ろう教育科学, 63(3) 123 - 126, 2022年02月, 研究発表ペーパー・要旨(全国大会,その他学術会議)
ろう学校におけるICT-その特徴と今後の方向性-
中瀬浩一
同志社大学教職課程年報, (11) 32 - 46, 2022年02月
授業省察研究と教師の視線配布行動研究
中瀬浩一
同志社大学教職課程年報, (10) 33 - 47, 2021年02月
ろう学校若手教員の授業省察への視線配布分析の活用
中瀬浩一
ろう教育科学, 62(2) 29 - 31, 2020年12月
ろう学校若手教員の授業力向上につなげる視線配布分析法の開発
ろう教育科学, 61(3) 120 - 122, 2020年03月
聴覚障がい教育 超入門(6)-さらに学びを深めるために-
中瀬浩一
大阪特別支援教育振興会「育誠」, (558) 6 - 9, 2020年03月
授業力向上のための具体的な道筋を考える
中瀬浩一
近畿聾教育研究会会報, 47 26 - 38, 2020年02月
聴覚障がい教育超入門(5)-子どもたちから教えられたこと-
中瀬浩一
大阪特別支援教育振興会「育誠」, (557) 2 - 3, 2020年02月
ろう学校教員の授業力向上に向けた取り組み-外部専門家としての関わり-
中瀬 浩一
同志社大学教職課程年報, (9) 51 - 64, 2020年02月
聴覚障がい教育 超入門(4)-情報保障をするときの「超入門」-
中瀬 浩一
大阪特別支援教育振興会「育誠」, (556) 2 - 3, 2020年01月
聴覚障がい教育 超入門(3)-アクティブな学習をするときの「超入門」-
中瀬 浩一
大阪特別支援教育振興会「育誠」, (554) 2 - 3, 2019年11月
聴覚障がい教育 超入門(2)-アクティブな学習をするときの「超入門」-
中瀬 浩一
大阪特別支援教育振興会「育誠」, (553) 2 - 3, 2019年10月
聴覚障がい教育 超入門(1)-授業で話すときの「超入門」-
中瀬 浩一
大阪特別支援教育振興会「育誠」, (552) 2 - 3, 2019年09月
教職課程学生を対象とした合意形成に焦点をあてた「学校における合理的配慮」に関する学び
中瀬 浩一
同志社大学教職課程年報, (8) 35 - 47, 2019年02月
目は口ほどにものを言う!?-視線行動研究から-(4)
中瀬 浩一
大阪特別支援教育振興会「育誠」, (540) 2 - 3, 2018年09月
目は口ほどにものを言う!?-視線行動研究から-(3)
中瀬 浩一
大阪特別支援教育振興会「育誠」, (539) 2 - 4, 2018年08月
目は口ほどにものを言う!?-視線行動研究から-(2)
中瀬 浩一
大阪特別支援教育振興会「育誠」, (538) 2 - 3, 2018年07月
目は口ほどにものを言う!?-視線行動研究から-(1)
中瀬 浩一
大阪特別支援教育振興会「育誠」, (537) 4 - 5, 2018年06月
特別の支援が必要な子どもに対して、教育実習を経験した学生はどのような支援を考えるか?
中瀬浩一
同志社大学教職課程年報, (7) 19 - 31, 2018年
同志社大学における特別支援教育関連科目開設の効果と課題
中瀬浩一
同志社大学教職課程年報, 第6巻 28 - 40, 2017年
「バリアフリー・コンフリクト」という視点-立場・視点を変えて考えてみることの大切さ-
中瀬浩一
大阪特別支援教育振興会 『育誠』, (516) 2 - 3, 2016年
子どもの補聴器について
中瀬浩一
大阪特別支援教育振興会『育誠』, (No.511-514) 2 - 3, 2016年
「教職概論」の授業理解と教職に対する意識の検討
中瀬浩一
同志社大学教職課程年報, (第5号) 17 - 28, 2015年
通常の学級で学ぶ聴覚障害児の教育支援 : 教育支援の現状とその課題に関する検討(自主シンポジウム27,日本特殊教育学会第48回大会シンポジウム報告)
岩田 吉生; 加藤 哲則; 山内 和代; 小川 征利; 中瀬 浩一
特殊教育学研究, 日本特殊教育学会, 48(5) 443 - 444, 2011年01月31日
「教育オーディオロジー」に関する聾学校聴能担当者の意識調査(その2)聾学校外での教育オーディオロジー業務に関して
中瀬 浩一; 中井 弘征
ろう教育科学, ろう教育科学会, 42(2) 91 - 108, 2000年07月
FM補聴器装用指導担当者の学習プログラム
中瀬 浩一; 立入 哉
日本聴能言語学会学術講演会予稿集, 26 46 - 46, 2000年04月25日
「教育オーディオロジー」に関する聾学校聴能担当者の意識調査(その1)聾学校内での教育オーディオロジー業務に関して
中瀬 浩一; 中井 弘征
ろう教育科学, ろう教育科学会, 42(1) 33 - 53, 2000年04月
周波数圧縮変換型補聴器「インパクト」の重度聴覚障害児におけるフィッティングと臨床結果
細矢 義伸; 津田 宏子; 中瀬 浩一; 伊丹 永一郎
Audiology Japan, 42(5) 455 - 456, 1999年09月16日
教育オーディオロジーの領域の確立を (特集 ろう教育科学会第40回大会) -- (シンポジウム これからの聴覚障害教育の専門性)
中瀬 浩一
ろう教育科学, ろう教育科学会, 40(4) 179 - 183, 1999年01月
教育活動の中に自立活動の視点を取り入れていくために
中瀬浩一
和歌山県立和歌山ろう学校教科研中間報告会, 2025年02月04日
ことばの獲得に向けたこどもへの関わり方について
中瀬浩一
和歌山県立和歌山ろう学校PTA学習会, 2025年02月04日
高等部教育における総合的な探究な時間の指導実践について
中瀬浩一
近畿聾教育研究会高等部研究会, 2025年01月24日
自立活動(教科の中で取り組む自立活動の指導)
中瀬浩一
和歌山県立和歌山ろう学校公開授業研究会, 2024年12月13日
自己の育ちを豊かにする幼稚部の教育実践
中瀬浩一
近畿聾教育研究会幼稚部教育研究会, 2024年11月28日
言語力の育成-手話を活用して、聴覚を活用して-
中瀬浩一
和歌山県教育オーディオロジー研究協議会, 2024年10月18日
高等部段階における「言語指導」について
中瀬浩一
京都府立聾学校高等部研修会, 2024年09月30日
「算数」から抽象的思考について考える
京都府立聾学校舞鶴分校研修会, 2024年09月24日
VRを使ったろう学校教員の授業省察から得られた気づき
第66回ろう教育科学会, 2024年08月24日
聴覚支援学校におけるICTの在り方について
第34回近畿聾教育研究会基本問題研究大会, 2024年08月07日
「きくこと」と「みること」から授業を考える
第20回中国教育オーディオロジー研究協議会夏季研修会, 2024年08月02日
クイズで学ぶ聴覚障害教育のあれこれ
第20回中国教育オーディオロジー研究協議会夏季研修会, 2024年08月01日
「授業力の向上」を考えるためのいくつかの視点(2)-日本語-
東海教育オーディオロジー研究協議会 第20回講演会, 2024年01月28日
きこえない・きこえにくい子どもの授業づくり~ICT機器を活用して~
中瀬浩一
大阪府立中央聴覚支援学校中・高教職員研修会, 2023年12月22日
聴覚障がい教育における合理的配慮とセルフアドボカシー
中瀬浩一
京都府聴覚支援センター 第2回公開講座, 2023年11月11日
ことばのききとりについて
中瀬浩一
和歌山県立和歌山ろう学校, 2023年09月21日
きこえにくい子どもの将来を見据えた早期教育、親子関係について
中瀬浩一
和歌山県立和歌山ろう学校, 2023年09月21日
聴覚障がい教育置けるICTの活用
中瀬浩一
徳島県立徳島聴覚支援学校研修会, 2023年09月08日
聴覚障害教育における環境調整と合理的配慮
中瀬浩一
徳島県立徳島聴覚支援学校研修会, 2023年09月08日
合理的配慮とセルフアドボカシー
中瀬浩一
徳島補聴研究会, 2023年09月07日
クイズ 第2回ろう教育検定
中瀬浩一
近畿教育オーディオロジー研究協議会第24回夏の講演会;講習会, 2023年08月17日
「授業力の向上」を考えるためのいくつかの視点
中瀬浩一
東海教育オーディオロジー研究協議会第19回夏期講習会, 2023年08月07日
子ども・教員はどこをみているの?-わかりやすい授業をめざして-
中瀬浩一
大阪府立中央聴覚支援学校中学部研修会, 2022年10月14日
ろう学校教員養成の授業科目での学生の学びー授業前後の変容をレポートから考察するー
中瀬浩一
第64回ろう教育科学会, 2022年08月20日
教育職員免許法施行規則第七条第三欄に該当する聴覚障害領域科目の状況ー近畿地区大学を対象としてー
中瀬浩一
第64回ろう教育科学会, 2022年08月20日
ろう学校教員へのアイトラッキングの活用
中瀬浩一
日本教育オーディオロジー研究会第18回上級講座, 2022年08月06日
きこえにくい子どもの将来を見据えた早期教育・親子関係について(その2)
中瀬浩一
兵庫県立姫路聴覚特別支援学校, 2022年07月08日
きこえにくい子どもの将来を見据えた早期教育・親子関係について
中瀬浩一
兵庫県立姫路聴覚特別支援学校 保護者研修会, 2021年09月14日
きこえない子どもが見てわかる楽しい授業とは
中瀬浩一
籐花塾 「ハッパをかけよう~わかる授業・話し合い・深い学びへ」, 2021年08月28日
ろう学校若手教員の視線配布行動の変容
中瀬浩一
第63回ろう教育科学会, 2021年08月, 口頭発表(一般)
「総合的な学習の時間」-「課題を見いだす、考える」を考える-
中瀬浩一
京都府立聾学校小学部研修会, 2021年07月16日
ろう学校における授業を考える
中瀬浩一
石川県立ろう学校研究会, 2020年12月24日
アイトラッキング研究から~授業中、どこを見ていますか?~
中瀬浩一
奈良県立ろう学校第2回全体研修会, 2020年12月23日
聴覚障害教育の今日的課題-「言語活動の充実」-
中瀬浩一
滋賀県立聾話学校 秋の公開研修会, 2020年11月26日
地域で学ぶ聴覚障害児への支援において大切なこと
中瀬浩一
滋賀県立聾話学校 秋の公開研修会, 2020年11月26日
ろう学校若手教員の授業省察への視線配布分析の活用-ろう学校若手教員が語ったこと-
中瀬浩一
第62回ろう教育科学会, 2020年08月, 口頭発表(一般)
きこえにくい子どもへの指導・支援・かかわりのための理解
中瀬浩一
大阪市保育・幼児教育センター 特別支援教育・障がい児保育研修会, 2020年07月10日
ワイヤレス補聴援助システムを用いた雑音を負荷したことばのききとり評価
中瀬 浩一
第16回日本教育オーディオロジー研究会公開研究会, 2020年01月11日, 口頭発表(一般)
「基礎的・基本的な知識及び技能の定着」のために
中瀬 浩一
京都府立聾学校授業改善プロジェクト, 2019年11月27日
ききとりくにさを考える
中瀬 浩一
石川県立ろう学校「特別支援学校教員の指導力向上」講演会, 2019年11月19日
近畿地区聾学校でのワイヤレス補聴援助システムを使った雑音負荷時のことばのききとり評価の実施状況
中瀬 浩一
第64回日本聴覚医学会, 2019年11月07日
聴覚障がい教育 超入門
中瀬 浩一
第42回特別支援教育講座, 2019年09月06日
第1回ろう教育検定!
中瀬 浩一
第21回近畿教育オーディオロジー研究協議会講演会・講習会, 2019年08月21日
ろう学校若手教員の授業力につなげる視線配布分析法の開発
中瀬 浩一
第61回ろう教育科学会, 2019年08月17日
授業力向上のための具体的な道筋を考える
中瀬 浩一
第32回近畿聾教育研究大会基本問題研究大会, 2019年08月07日
よくわかり意欲的に学ぶ保育・授業づくり
中瀬 浩一
奈良県立ろう学校校内研修会, 2019年08月02日
きこえにくい子どもと「ユニバーサルデザイン」
中瀬 浩一
大阪府立堺聴覚支援学校夏期研修会, 2019年07月30日
教育オーディオロジー~近畿のこれまでの学びを振りかえる~
中瀬 浩一
近畿教育オーディオロジー研究協議会冬の学習会, 2019年01月26日, 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
目は口ほどにものを言う!?-視線配布行動研究から-
中瀬 浩一
第41回特別支援教育講座, 2018年09月28日, 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
言葉の力・日本語指導を中心に
中瀬 浩一
兵庫県立神戸聴覚特別支援学校, 2018年08月27日, 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
学びなおしの「子どもの発達心理」
中瀬 浩一
第20回近畿教育オーディオロジー研究協議会講習会, 2018年08月22日, 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
地域で学ぶ聴覚障害児への支援において大切なこと
中瀬 浩一
奈良県立ろう学校聴覚障害児担当者研修会, 2018年08月17日, 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
視線に関する研究とその活用
中瀬 浩一
四国教育オーディオロジー研究協議会, 2018年08月10日, 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
聴覚障害と早期支援
中瀬 浩一
兵庫県立姫路聴覚特別支援学校, 2018年06月22日, 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
聾学校における教育オーディオロジー
中瀬 浩一
日本音響学会, 2018年, 口頭発表(招待・特別), 日本工業大学
視線に関する研究とその活用-きくためのみる、みるためのみせる-
中瀬 浩一
近畿教育オーディオロジー研究協議会第19回講演会・講習会, 2017年, 大阪市
軽中道度難聴児のきこえと配慮を考える
中瀬 浩一
奈良県立ろう学校聴覚障害児担当者研修会, 2017年, 奈良県
「見る」心理
中瀬 浩一
籐花塾, 2017年, 滋賀県
日本語のおもしろさ。むずかしさ
中瀬 浩一
大阪特別支援教育振興会 第40回特別支援教育講座, 2017年, 大阪
視線に関する研究とその活用-きくためのみる、みるためのみせる-
中瀬 浩一
第19回近畿教育オーディオロジー研究協議会講習会, 2017年, 大阪市
ろう学校授業におけるアイトラッキングの活用
第59回ろう教育科学会(東北宮城大会), 2017年
語音聴力検査から見えてくるもの
中瀬 浩一
大阪府立中央聴覚支援学校 第15回養護教諭セミナー, 2016年, 大阪
日本語と授業をめぐるマニアックな話とオタク的な話
中瀬 浩一
第18回近畿教育オーディオロジー研究協議会講習会, 2016年, 大阪
大阪府立中央聴覚支援学校における養護教諭に特化した研修会による支援-「養護教諭セミナー」を9年間実施してみて-
第58回ろう教育科学会(信州松本大会), 2016年
聾学校における熟練聾教員の授業に対する若手・中堅聾教員による分析の試み-特に聾教員に特徴的な動作や視線等に対する気づきを中心に-
第58回ろう教育科学会(信州松本大会), 2016年
聴覚特別支援学校(聾学校)による特別支援学校への支援の有用性について
ろう教育科学会 第57回大会, 2015年
難聴児の早期発見と早期教育
中瀬 浩一
兵庫県立姫路聴覚特別支援学校 聴覚障害教育研修会, 2014年, 兵庫県姫路市
聴能の評価
中瀬 浩一
熊本県立熊本聾学校 特別支援学校センター的機能充実事業, 2014年, 熊本市
視点を変えるための視点
中瀬 浩一
千葉県特別支援教育研究連盟 言語障害教育研究部会夏季研修会, 2014年, 千葉県千葉市
補聴器フィッティングと聴能評価について
中瀬 浩一
北海道教育オーディオロジー研究協議会, 2014年, 札幌市
日本語って、むずかしくて、面白い
中瀬 浩一
福井県嶺南地区聴覚障害教育研修会, 2014年, 福井県敦賀市
聴覚障がい乳幼児を持つ保護者が抱く聴能等に関わる疑問ー聾学校聴能担当者に寄せられた質問内容の検討ー
第59回 日本聴覚医学会総会・学術講演会, 2014年
スペシャルか?ゼネラルか?それとも‥
中瀬 浩一
第22回全国聴覚障害教職員シンポジウム, 2013年, 岡山市
聴覚に障がいのある子どもの理解と支援・指導
中瀬 浩一
福井県嶺南地区聴覚障害教育研修会, 2013年, 福井県若狭町
日本語のむずかしさ、おもしろさ
中瀬 浩一
千葉県特別支援教育研究連盟 言語障害教育研究部会夏季研修会, 2013年, 千葉県千葉市
聴覚障害児教育におけるセンター的機能を考える
中瀬 浩一
滋賀県立滋賀聾話学校 特別支援教育公開研修会, 2013年, 滋賀県栗東市
センター的機能を果たすための聾学校の工夫と苦悩
ろう教育科学会 第56回大会, 2013年
大阪府下の教育・療育機関における聴覚障がい乳幼児の変動
第58回 日本聴覚医学会総会・学術講演会, 2013年
手話を主とする重度聴覚障害幼児への「質問-応答関係検査」の活用
ろう教育科学会 第56回大会, 2013年
聴能発達評価ツール「聴能マトリクステスト」の実践的活用について
第57回 日本聴覚医学会総会・学術講演会, 2012年
聾学校における補聴時の語音検査の実施状況
第56回 日本聴覚医学会総会・学術講演会, 2011年
絵画語彙発達検査の経年変化にみる聴覚障害児の言語発達
ろう教育科学会 第52回大会, 2010年
乳幼児教育相談の最近15年間の変化
日本聴覚言語障害教育実践学会, 2009年
「聴能マトリクステスト」の有効性の検討
ろう教育科学会 第51回大会, 2009年
仮想現実とアイトラッキングを活用したろう学校での研修・学習支援方法の研究
中瀬 浩一; 佐藤 翔
日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 2022年04月 -2027年03月, 基盤研究(C), 同志社大学
教職課程履修学生の動機づけと職業アイデンティティ発達に関する縦断的研究
田中 希穂; 中瀬 浩一; 大橋 忠司; 奥野 浩之
本研究では,4年生総合大学において教職課程を履修している学生の早期の段階での教職への意思や意欲・動機づけを把握し,学習動機とともにその推移を捉え,教職関連講義や実践実習などをとおした教員としての資質能力の獲得過程について,入学から卒業,就職後までのデータに基づいて検討することを目的とする。
本年度は,これまでに収集したデータのうち,教育現場での実習経験前の学生(1年次末と2年次末に調査)の教師効力感や教師アイデンティティの変化,および,それらと教職志望理由や教職課程科目履修動機との関連について分析した。その結果,教師アイデンティティのうち,「教師としての継続性」が1年次末から2年次末に低下した。1年次および2年次は教職に関する基礎的な科目の履修が中心であり,教職という職業についての知識を深める段階である。その中で,教職に関する厳しさや,職業としての大変さについても同時に理解するため,教職を生涯の仕事として継続可能なのかどうかについての不安が高まったと考えられる。この段階の学生は教育現場などでの実習体験が未経験であるため,実習の中で発達すると考えられるような教師としての効力感やアイデンティティの変化はこの段階では見られなかったと考えらえる。また,1年次末の「子ども志向」「職業的憧れ」「自己成長」は,2年次末の教師効力感や教師アイデンティティと正の関連がみられた。子どもへの関心や教職に憧れをもって教職を志望し,自己成長を目指して教職の学習に取り組み始めることは,その後の教師としての効力感やアイデンティティの発達を導く傾向が示唆された。
現在教職の現場にいる卒業生へのインタビュー調査については,コロナ禍のため一部延期したため,2022年度に実施する。また,分析結果を参考に教職課程のポートフォリオである教職履修カルテの改修内容を検討する。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 2017年04月 -2023年03月, 基盤研究(C), 同志社大学
視線配布分析と授業省察を活用したろう学校若手教員の授業力向上に関する縦断的研究
中瀬 浩一
日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 2018年04月 -2022年03月, 研究代表者, 競争的資金
アイトラッキングを用いた聾学校熟練教員と若手教員の授業中の視線行動に関する研究
中瀬 浩一
日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 2016年04月 -2018年03月, 研究代表者, 競争的資金
聴覚障害者のための地上デジタルテレビ放送用情報バリアフリーコンテンツに関する研究
小林 正幸; 石原 保志; 三好 茂樹; 長南 浩人; 白澤 麻弓; 中瀬 浩一
今年度の研究成果は、次の通りである。
1.FIT2007第6回情報科学技術フォーラム論文集に"聴覚障害者のための携帯電話を用いたリアルタイム字幕提示システム"というテーマで、携帯電話を用いた学年別に対応した漢字のみに漢字の読みを付加してかな漢字混じり文を提示するシステムを開発したことと、携帯電話を用いた講義支援の有効性、かっこ付き読みの効果について、報告した。具体的な主な結果は次の通りである。「各自の携帯電話での字幕提示としての利用」という質問に対する回答では、「役に立つ」と回答した学生は、14名中11名(78.6%)、「役に立たない」では3名(21.4%)であった。学年別かっこ付き読みレベル設定機能に関する意識については、「ある方がよい」と回答した学生、14名中9名(64.3%)、「なくてもよい」では5名(35.7%)であった。
2.テレビ電話と電話回線であるISDNを介して、遠隔地で速記入力用のキーボード入力による学年別に対応した漢字のみに自動でかっこ付きで漢字の読みを付加して提示するシステムと、ハイビジョン用字幕データのフォーマットに変換する字幕データフォーマット変換するソフトを開発し、それらのシステムと、ハイビジョン信号に適応した信号に字幕データを挿入するANCリアルタイム字幕インサータ装置、リアルタイム字幕制御端末、リアルタイム字幕がスーパーインポーズされた映像としてハイビジョン液晶テレビに提示できるようにするANCデータモニタ装置を連動することで、地上デジタルテレビ放送用の信号に準拠したハイビジョン用リアルタイム字幕挿入システムを開発、構築した。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 2005年 -2007年, 萌芽研究, 筑波技術大学
ユビキタスを用いた聴覚障害者のためのモバイルコミュニケーション・教材に関する研究
小林 正幸; 石原 保志; 三好 茂樹; 長南 浩人; 白澤 麻弓; 河野 純大; 中瀬 浩一
本課題の研究成果は、次の通りである。
1.電子情報通信学会技術研究報告に"聴覚障害者のための携帯電話を用いたリアルタイム文字提示システム"という論文名で発表した。この論文では、学年別に対応した漢字のみに自動で漢字の読みを付加してかな漢字混じり文を提示するシステムを開発したことと、講義の理解についてかっこ付き読みの効果をアンケート調査の結果から検証した。
2.リアルタイムで話者の音声を速記用のキーボードを用いて、携帯電話に学年別に対応した漢字にルビを自動的に付加してかな漢字混じり文を提示する機能や、専門用語等の文字色を設定できる機能、文字サイズ、スクロール速度設定機能、文字更新時間、禁則処理、句点で自動改行する機能、発話内容を最初に戻って再表示する機能等を装備した携帯電話学年別ルビ付加リアルタイム文字表示システムを開発した。
3.リアルタイムで話者の音声を速記用のキーボードを用いて、機種依存性がない音声通話と文字提示が同時に処理できる"Microsoft Windows Mobile"を搭載したモバイルホンに学年別に対応した漢字にかっこ付きで読みを付加してかな漢字混じり文を表示するモバイルホン学年別かっこ付きリアルタイム文字提示システムを開発した。
4.映像切換機能と手話通訳者や話者の映像と前記のようなルビ付きのリアルタイム文字提示、それとパワーポイントのような説明資料を1つの画面に合成して提示できる操作方法と設置が簡単な装置を開発した。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 2005年 -2007年, 基盤研究(B), 筑波技術大学
ブロードバンドを活用した聴覚障害教育の遠隔地教育相談・カウンセリングに関する研究
中瀬 浩一; 小林 正幸; 石原 保志; 三好 茂樹
支援機関から遠隔地にある聴覚障害教育関係者・機関に対してブロードバンド対応インターネットを活用した教育相談・カウンセリングについて、二年時である初年度は下記の事項を実施した。
1.ブロードバンド対応インターネットでの聴覚障害教育における遠隔地教育相談・カウンセリングの可能性を検討するために、国内の全聾学校を対象にアンケート調査を実施した。その結果、(1)セキュリティを設けているインターネット環境の学校が多く存在した。(2)デジタル補聴器の調整だけでなく、広く聴覚障害教育関連に関わる内容に対しての大学等の専門機関からの支援に対して強い期待を寄せている、などが伺えた。
2.聾学校数を対象に、支援の内容に対する調査を実施した。また、研究会で話題に取り上げるなど、現場教員の要望を把握することを努めた。
3.遠隔地支援に関する研究を行うために、前年度に引き続き、支援用パソコン並びに映像入力用カメラ、音声入力用マイク、ソフトウェアなどの整備を行った。特に、Web環境でファイヤーウォールをトンネリングできる技術を組み込んだソフトを導入した。この導入により、Webカメラと音声による遠隔地支援だけでなく、例えばデジタル補聴器の調整ソフト画面をそのままキャプチャーした画像をほぼリアルタイムに相手に送信できることになり、音声や不明瞭はWebカメラでのパソコン画面の撮影に比較して、格段と効率的な指示が可能となり、支援活動がよりスムーズに行える環境の構築に至った。
4.映像や音声の送受信に関するパラメータの設定については、支援相手の環境に依存する場合もあり、継続して検討を要している。具体的には、音声と映像を伝送しながら、パソコン画面の効率的に提示するには、ディスプレイ上での配置方法に工夫が必要なる。支援対象者が必ずしもインターネットやパソコンの精通した教員ばかりではないことによりパソコンでの設定方法を別途解説する必要があることなどが課題としてある。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 2004年 -2006年, 基盤研究(C)
遠隔地の聴覚障害児・者に対するインターネットを活用した発話指導に関する研究
石原 保志; 小林 正幸; 中瀬 浩一; 三好 茂樹; 内野 權次; 斎藤 まゆみ; 大沼 直紀
遠隔によるコミュニケーション、音声評価、発話指導を試行した結果、以下の事項が明らかにされた。
(1)指導環境の整備と評価
インターネットを介して集録した聴覚障害学生の音声と対面して集録した音声を、聴覚障害児の発話指導を担当している聾学校教員11名が評価した。この結果、単音節発音明瞭度に関しては同一被験者の音声で両条件の差は10%未満であり、有意な差は認められないことが明らかにされた。
(2)発話指導の実施と評価
聴覚障害学生1名に対して、対面指導と学内LANまたはインターネットを介した指導を交互に実施し、指導に際しての意思伝達、教材選択、教材使用法に関する両条件の差異を検証した。この結果、インターネットを介した指導において、マイクおよびスピーカを使用した場合の音の回り込みに対する方策が必要であること、インターネットを介したシステムは電話回線を介したテレビ電話システムと比較して、画像の品位と動き、音声の品位、画像・音声の電送におけるタイムラグがありこの対策が必要であることが示された。
(3)指導法および指導環境に関する検討
対象者が児童である場合には、指導者と学習者のラポートを成立させるため、始めの数回の指導は対面で実施する必要があることが示された。指導に際しては、構音器官(口唇や舌)に直接触れる必要がある事項は担任教師の協力を得て行うことが有効であること、このために予め担任教師に教材を提供しておく必要があること、学習者に対する教示において指導者側にホワイトボードを設置するなどの工夫が必要であること、学習者を撮影したモニター画面の他に学習者側の全体像を確認するためのモニター画面が必要であること、等が確認された。
対象者が青年期の聴覚障害者である場合には、学習者自身がコンピュータの操作にある程度習熟していれば第三者の介添えなしに指導を実施することが可能であるが、画像及び音声から構音の動態を把握することは困難であり、遠隔指導はドリル的な内容に限定されるであろうことが示された。
音声の品質は指導に必要な要件が確保されるものの、タイムラグに関しては指導者、学習者の双方がこれを意識したコミュニケーションが必要であることが示された。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 2002年 -2004年, 基盤研究(C), 筑波技術短期大学
ブロードバンドを活用した聴覚障害者のための遠隔教材メディア・遠隔教育に関する研究
小林 正幸; 石原 保志; 三好 茂樹; 中瀬 浩一; 白澤 麻弓; 内野 權次; 大沼 直紀
1.日本特殊教育学会第42回大会において、リアルタイムでかな漢字混じり文と学年別にルビを付加するシステムの開発と、この学年別ルビ付加の効果と有効性についての研究成果を発表した。
2.日本工業出版「画像ラボ」の月刊誌に、「音声認識を利用したルビ付加字幕提示システム」を掲載し、本システムの効果と有効性を公開した。
3.聴覚障害者が個々の漢字の読み能力に応じて自由に漢字のルビ付加の設定ができるパソコンを活用した「学年別ルビ付きリアルタイム字幕提示システム」を開発し、本学聴覚部の非常勤講師が担当している講義の情報保障として使用した。この際に実施したアンケート調査の結果から、学年別ルビ付加機能の効果と有効性が検証された。
4.NHK等の生字幕で使用されているキーボードのマルチ入力方式、要約パソコン入力や音声認識入力の様々なリアルタイム文字入力方式に対応したリアルタイム字幕提示システムを開発した。
5.前記4で開発したシステムを更に改良し、簡単な操作でリアルタイムでかな漢字混じり文と学年別にルビを付加する機能と、すべての漢字にルビを付加して提示する機能を選択できるソフトを開発した。
6.携帯電話を用いたどこでも誰にでも簡単にリアルタイム字幕提示の情報保障ができる携帯電話対応リアルタイム字幕提示システムのプロトタイプを開発した。
7.映像切り替え機能を内蔵し、話者と手話通訳者の映像を合成して提示した画面に、前記のような様々なリアルタイム字幕提示システムを用いた字幕を合成できる機器を開発した。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 2002年 -2004年, 基盤研究(C), 筑波技術短期大学