| 石田 大典 |  |
| イシダ ダイスケ | |
| 商学部商学科 | |
| 准教授 |
Last Updated :2025/06/08
研究者情報
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研究キーワード
研究分野
経歴
- 同志社大学, 商学部, 准教授, 2023年04月 -
- 日本大学, 商学部, 准教授, 2018年04月 - 2023年03月
- 帝京大学, 経済学部, 講師, 2016年04月 - 2018年03月
- 帝京大学, 経済学部, 助教, 2014年04月 - 2016年03月
- 早稲田大学, 商学部, 助教, 2011年04月 - 2014年03月
学歴
所属学協会
受賞
- 冲永荘一学術文化功労賞
2017年03月, 帝京大学, その他の賞 - 日本商業学会優秀論文賞
2016年06月, 日本商業学会, 学会誌・学術雑誌による顕彰 - マーケティングジャーナル2014ベストペーパー賞
2014年11月, 日本マーケティング学会, 学会誌・学術雑誌による顕彰 - 日本消費者行動研究学会研究奨励賞（青木幸弘賞）
2011年11月, 日本消費者行動研究学会, 学会誌・学術雑誌による顕彰, 日本 - 商品開発・管理学会 優秀発表賞
2009年11月, 商品開発・管理学会, 国内学会・会議・シンポジウム等の賞, 日本
論文
- チームの多様性とスター社員が 新製品パフォーマンスへ及ぼす影響
石田大典; 中川充; 水野学
商学集志, 94(1) 23 - 40, 2024年06月 - 開発チーム要因と新製品パフォーマンス：メタアナリシスによる先行研究の統合
石田大典
同志社商学, 75(3) 75 - 119, 2023年11月 - 新製品開発プロジェクトにおける双面型市場志向
石田大典
商學集志, 日本大学商学部, 91(3) 19 - 36, 2021年12月, 研究論文（大学，研究機関等紀要） - 購入型クラウドファンディングの成功要因,― シグナリング理論に基づく実証研究 ―
石田大典、大平進、恩藏直人
マーケティングジャーナル, 日本マーケティング学会, 40(3) 6 - 18, 2021年01月, 研究論文（学術雑誌） - 先行型市場志向，反応型市場志向，萌芽型市場志向が新製品パフォーマンスへ及ぼす影響：製品開発チームの学習プロセスの媒介効果
石田大典
流通研究, 日本商業学会, 21(3) 27 - 41, 2018年11月, 研究論文（学術雑誌） - オープン・イノベーション研究のレビュー：測定尺度の観点から
石田大典
帝京経済研究, 帝京大学経済学会, 50(1) 167 - 179, 2016年12月, 研究論文（大学，研究機関等紀要） - 先行型市場志向と反応型市場志向がパフォーマンスへ及ぼす影響：メタアナリシスによる研究成果の統合
石田大典
流通研究, 日本商業学会, 17(3) 13 - 37, 2015年02月, 研究論文（学術雑誌） - 製品デザイン要素の解明：自動車産業に対する定性調査による考察
岩下仁、大平進、石田大典、外川拓、恩藏直人
マーケティング・ジャーナル, 日本マーケティング協会, 34(3) 99 - 116, 2015年01月, 研究論文（学術雑誌） - 市場志向が商品開発優位性に及ぼすメカニズム ― ナレッジマネジメント・アクティビティの効果 ―
岩下仁、石田大典、恩藏直人
流通研究, 日本商業学会, 16(14) 13 - 33, 2014年04月, 研究論文（学術雑誌） - 顧客志向が新製品パフォーマンスと企業価値へ及ぼす影響
石田大典
マーケティング・ジャーナル, 日本マーケティング協会, 33(2) 49 - 64, 2013年09月, 研究論文（学術雑誌） - イノベーションを創出し続けるサービス組織：市場志向が革新性をもたらすメカニズムの解明
岩下仁、石田大典、恩藏直人
マーケティング・ジャーナル, 日本マーケティング協会, 33(2) 65 - 79, 2013年09月, 研究論文（学術雑誌） - 市場志向が創造的ビジネス行動とパフォーマンスに及ぼす影響：小売バイヤーを対象とした実証研究
石田大典、石井裕明、恩藏直人
早稲田商学, 早稲田商学同攻会, 433(433) 247 - 274, 2012年09月, 研究論文（大学，研究機関等紀要） - 小売バイヤーによる新商品の採用基準
石井裕明、石田大典、恩藏直人
季刊マーケティング・ジャーナル, 日本マーケティング協会, 31(4) 70 - 83, 2012年03月, 研究論文（学術雑誌） - 消費者意識とクチコミ・プロセス：インタビュー調査とインターネット調査から
石井裕明、石田大典、恩蔵直人
日経広告研究所報, 日経広告研究所, 45(2) 19 - 26, 2011年04月, 研究論文（学術雑誌） - 苦情対応と公正知覚が顧客満足に及ぼす影響：メタアナリシスによる先行研究の統合
石田大典
消費者行動研究, 17(1) 19 - 32, 2010年10月, 研究論文（学術雑誌） - 部門横断的な製品開発におけるチーム要因が新製品パフォーマンスに及ぼす影響
石田大典
早稲田商学, 422 111 - 138, 2009年12月, 研究論文（大学，研究機関等紀要） - 製品開発チームにおけるコンフリクト処理方略：上場製造業企業を対象とした実証分析
石田大典
商学研究科紀要, 早稲田大学大学院商学研究科, 69 233 - 247, 2009年11月, 研究論文（大学，研究機関等紀要） - 新製品開発におけるチーム・アイデンティティと凝集性：ハイテク企業を対象とした実証分析
石田大典
商学研究科紀要, 67 93 - 107, 2008年12月, 研究論文（大学，研究機関等紀要） - 市場志向が創造性と新商品パフォーマンスに及ぼす影響：日本のハイテク企業を対象とした分析と米国での研究成果との比較
石田大典; 岩下仁; 恩藏直人; イム スビン
商品開発・管理研究, 商品開発・管理学会, 3(1) 19 - 37, 2007年03月, 研究論文（学術雑誌）
MISC
- 他者の存在が消費者行動に及ぼす影響
石田大典
季刊マーケティング・ジャーナル, 日本マーケティング協会, 32(2) 132 - 142, 2012年06月, 記事・総説・解説・論説等（学術雑誌） - 現代アートの島「直島」：非日常性と経験価値のインタラクション
八島明朗、守口剛、恩藏直人、松本大吾、石田大典、石井裕明
季刊マーケティング・ジャーナル, 日本マーケティング学会, 31(4) 110 - 124, 2012年03月, 記事・総説・解説・論説等（学術雑誌） - 多重共線性の新しい指標について：Kovács, Petres, and Tóth (2005)のRed指標とCurto and Pinto (2007)のDEF、ICE指標
石田大典
商経論集, 99 43 - 51, 2010年12月, 記事・総説・解説・論説等（大学・研究所紀要） - YKK株式会社のファスニング事業：顧客対応のマーケティング戦略
石田大典; 恩藏直人
季刊マーケティングジャーナル, 日本マーケティング協会, 28(4) 98 - 110, 2009年03月, 記事・総説・解説・論説等（学術雑誌） - 株式会社ダイフクのFA&DA事業：利益志向のマーケティングの展開
石田大典; 恩藏直人
季刊マーケティングジャーナル, 日本マーケティング協会, 27(3) 110 - 124, 2008年01月, 記事・総説・解説・論説等（学術雑誌） - 苦情処理に関する組織対応が顧客ロイヤルティに与える影響：メカニスティック・アプローチとオーガニック・アプローチ
石田大典(抄訳)
季刊マーケティングジャーナル, 日本マーケティング協会, 26(1) 114 - 126, 2006年06月, 書評論文,書評,文献紹介等
書籍等出版物
- 新訂マーケティング
放送大学教育振興会, 2021年03月, 共著, 第2章「マーケティングと環境分析」、第4章「マーケティング・リサーチ」、第6章「製品戦略」、第7章「サービス・マーケティング」、第9章、「価格戦略」、第11章「マーケティング・コミュニケーション」、第13章「戦略的マーケティング」、第15章「社会的責任とマーケティング」, 教科書・概説・概論 - ベーシック・マーケティング 第二版
恩藏直人; 三浦俊彦; 芳賀康浩; 坂下玄哲
同文館出版, 2019年07月10日, 分担執筆, 第2章「マーケティングにおける環境分析」, 教科書・概説・概論 - プロ野球「熱狂」の経営科学：データ・サイエンスのビジネスへの応用
水野誠; 三浦麻子; 稲水伸行
東京大学出版会, 2016年08月, 分担執筆, 第3章「自己適合性とファン・ロイヤルティ」, 学術書 - 1からのマーケティング分析
恩藏直人; 冨田健司編著
碩学舎, 2011年03月, 分担執筆, 第9章「t検定」, 教科書・概説・概論 - 社会的責任のマーケティング
フィリップ・コトラー; ナンシー; リー著恩藏; 直人監訳; 早稲田大学大学院恩藏研究室訳
東洋経済新報社, 2007年08月, その他, 第6章「コーポレート・フィランソロピー」, 学術書 - 感情マーケティング
アルジュン・チョードリー著恩藏直人; 平木いくみ; 井上淳子; 石田大典訳
千倉書房, 2007年07月, 単訳, 第3章「態度形成」、第4章「関与」、第5章「学習理論」、第7章「リスク」, 学術書 - マーケティング用語辞典
和田 充夫; 日本マーケティング協会編
日本経済新聞社, 2005年10月, 分担執筆, 事典・辞書
講演・口頭発表等
- マーケティング分野におけるメタ分析論文
石田大典
日本商業学会関東部会, 2022年03月12日, 公開講演，セミナー，チュートリアル，講習，講義等, 日本商業学会 - 温かい照明は行列を長くする？色温度が他者との物理的距離に及ぼす影響
石井裕明、石田大典、野城慎二、大塚忠彦、本所翔平、川端雪白、恩藏直人
第63回消費者行動研究コンファレンス, 2021年10月10日, 口頭発表（一般） - Interacting and Learning Through Cross-Functional Product Development Teams: Driving New Product Creativity, Design Value, and Product Advantage
Subin Im; Daisuke Ishida; Charles Noble; Naoto Onzo
Academy of Marketing Science Annual Conference, 2019年05月29日, 口頭発表（一般）, Academy of Marketing Science, Vancouver, BC - The Impact of Product Design Elements on New Product Superiorities and Performance
Iwashita; Hitoshi; Susumu Ohira; Daisuke Ishida; Taku Togawa; and Naoto Onzo
American Marketing Association 2017 Winter Conference, 2017年02月, ポスター発表 - Ambidexterity Market Learning and New Product Performance
Daisuke Ishida
American Marketing Association 2017 Winter Conference, 2017年02月, ポスター発表 - 『両利き』の市場学習が新製品成果へ及ぼす影響
石田大典
日本商業学会2015年度3月関東部会研究会, 2016年03月, 口頭発表（一般） - Organizational Ambidexterity研究のメタアナリシス
石田大典
日本商業学会2015年度12月関東部会研究会, 2015年12月, 口頭発表（一般） - Key Product Design Elements for Successful Product Development: An Exploratory Study of the Automotive Industry
Iwashita; Hitoshi; Susumu Ohira; Daisuke Ishida; and Naoto Onzo
American Marketing Association 2015 Educators' Conference, 2015年08月, 口頭発表（一般） - SUPPLIER-CUSTOMER RELATIONSHIP IN A BUSINESS NETWORK CONTEXT
Ohira; Susumu; Daisuke Ishida; and Naoto Onzo
The European Marketing Academy 44th Annual Conference, 2015年05月, 口頭発表（一般） - The Impact of The Sales Style of Supplier on The Value of Buyer
Iwashita; Hitoshi; Daisuke Ishida; Nagai Ryunosuke; and Naoto Onzo
The European Marketing Academy 44th Annual Conference, 2015年05月, ポスター発表 - パーソナリティの適合性がアタッチメントへ及ぼす影響：プロ野球ファンデータに基づく実証研究
石田大典、水野誠
第49回消費者行動研究コンファレンス, 2014年11月, 口頭発表（一般） - ビジネス市場におけるネットワーク型取引
大平進、石田大典、恩藏直人
日本商業学会第5回全国研究報告会, 2014年11月, 口頭発表（一般） - プロ野球球団と選手に関する選好意識調査とその分析
水野誠、石田大典
2014年度統計関連学会連合大会, 2014年09月, 口頭発表（一般） - 企業の市場志向が商品開発におけるナレッジマネジメントに及ぼす影響
岩下仁、石田大典、恩藏直人
日本商業学会第63回全国研究大会, 2013年05月, 口頭発表（一般） - 先行型市場志向と反応型市場志向：メタアナリシスによる先行研究の統合
石田大典
商品開発・管理学会第20回全国研究大会, 2013年05月, 口頭発表（一般） - 小売バイヤーの市場志向によってもたらされる創造的ビジネス行動
石田大典、石井裕明、恩藏直人
商品開発・管理学会第18回全国研究大会, 2012年05月, 口頭発表（一般） - マーケティング予算の集中度と展開に関する時系列分析
有馬賢治、石田大典
日本商業学会第62回全国研究大会, 2012年05月, 口頭発表（一般） - 消費者の情報接触とクチコミ行動
石井裕明、石田大典、恩藏直人
消費者行動研究学会第41回コンファレンス, 2010年11月, 口頭発表（一般） - 新製品パフォーマンスの先行要因に関するメタアナリシス
石田大典
日本商業学会第60回全国研究大会, 2010年05月, 口頭発表（一般） - 部門横断的な製品開発チームと新製品パフォーマンス
石田大典
商品開発・管理学会 第13回全国大会, 2009年11月, 口頭発表（一般） - 苦情対応と公正知覚が顧客満足に与える影響：メタアナリシス・アプローチによる先行研究のレビュー
石田大典
消費者行動研究学会第39回コンファレンス, 2009年11月, 口頭発表（一般） - 手書き風POP広告と訴求内容
石井裕明、石田大典、恩藏直人
消費者行動研究学会第37回コンファレンス, 2008年11月, 口頭発表（一般） - 顧客志向と新商品パフォーマンス
石田大典、恩藏直人
商品開発・管理学会 第9回全国大会, 2007年10月, 口頭発表（一般） - 映像型POP広告が消費者情報処理に及ぼす効果
石田大典、須永努、恩藏直人
消費者行動研究学会第34回コンファレンス, 2007年06月, 口頭発表（一般） - 市場志向と創造性が新商品パフォーマンスに及ぼすインパクト
石田大典、岩下仁、恩藏直人、イム・スビン
商品開発・管理学会 第6回全国大会, 2006年06月, 口頭発表（一般）
共同研究・競争的資金等の研究課題
- 業務用サービス・ロボットの導入による価値創造メカニズムの解明
恩藏 直人; 須永 努; 石田 大典; 石井 裕明; 大平 進
日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 2023年04月 -2027年03月, 基盤研究(B), 早稲田大学 - 消費者行動における知覚バイアスの発生とその影響に関する体系的研究
守口 剛; 恩藏 直人; 竹村 和久; 須永 努; 阿部 周造; 阿部 誠; 奥瀬 喜之; 石井 裕明; 朴 宰佑; 平木 いくみ; 外川 拓; 八島 明朗; 石田 大典
昨年度に行なった既存研究の整理から、視覚刺激に関連する既存研究が多く存在することが再確認された。これらの研究の整理から、未検証で独自性のある研究テーマとして、商品陳列の方法（horizontal display vs. vertical display)と視覚的情報処理の関係に焦点を当てることとした。20年度前半に、このテーマに関する既存研究の整理と研究仮説についての検討を行った。 また、視覚刺激に関連する研究とは逆に、嗅覚刺激の影響についての既存研究の蓄積はそれほど多くない。一方で、昨年度実施した既存研究の整理と研究課題の検討によって、視覚刺激がもたらす知覚バイアスのメカニズムが、嗅覚刺激に関しても成り立つのではないかとの仮説を得た。この点に着目して、新規性がありインパクトのある研究成果をいち早く創出するために、嗅覚刺激に関連する研究を前倒しして行うこととした。嗅覚刺激に関する研究については、実験参加者に香りを呈示するための専門的な機器、ツールが必要となるため、それらを有する香料メーカーの協力を得て、対面での実験を実施する計画を立てていたが、20年はじめからの新型コロナの流行により実験実施が困難になった。嗅覚刺激を用いた実験は、実験参加者にマスクを外してもらい香りを嗅いでもらう必要があるため、新型コロナの流行が落ち着くまでの間、実験を延期することとした。 感覚間相互作用に関する研究テーマの中で、聴覚刺激と視覚刺激の相互作用に焦点を当てた研究についても、昨年度に実施した既存研究の整理から、未検証で独自性のあるテーマが抽出された。このテーマについて、20年度後半に対面での実験を実施した。 なお、これまでの研究成果について20年度末にシンポジウムを開催して報告する計画を立てていたが、新型コロナの影響を鑑み、延期することとした。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 2019年04月 -2024年03月, 基盤研究(A), 早稲田大学 - クラウド・ソーシングが製品デザイン要素を通じて、新製品パフォーマンスに及ぼす影響
恩藏 直人; 大平 進; 坂野 友昭; 石田 大典; 岩下 仁
令和元年度は、クラウド・ソーシング（以下CSと表記）の実態を把握するため、CSに関するビジネスを手掛けている国内外の企業への取材を行なった。１社目は、専門スキル（翻訳やデザイン等）の提供者と、それを求める企業や人とをマッチングさせるクラウドワークスである。２社目は、クラウド・ファンディング（以下CFと表記）を活用し資金調達を求める者と、支援者とを結びつけるMakuakeである。 プラットフォーム提供企業に取材を行なった後、CFを実際に導入した企業にも取材を実施した。キングジムでは、CFを活用し、TRENE(2017年)、カクミル(2018年)、Egg(2019年)という新製品を市場導入している。 国外でも、実態把握の為の取材を実施した。株式会社IHIの米国現地法人への取材からは、オープン・イノベーション活動の一環としてベンチャーキャピタリストと連携することで、新しいビジネス・シーズの獲得という副次的効果を得ていることを明らかにした。 シリコンバレーでは、B8taという家電や家庭用品の体験ショップにも訪問した。このショップは、スタートアップ企業とパートナーシップを結ぶことで、スタートアップ企業の新奇性の高い製品を訪問者に触れてもらう場となっていた。自動翻訳機「ポケトーク」は、当該ショップから生まれている。更に、クラウド・サービスで世界をリードするGoogle本社にも訪問した。なお、米国調査の際には、海外連携研究者であるKenneth教授と打ち合わせを行い、次年度に向けた定量調査について議論を行なっている。 以上のように、本年度では、CSを手掛ける有力企業の開発責任者、並びに、CFを活用して新製品を手掛けた責任者に半構造化インタビューを行なった。結果として、クラウドと製品開発との関係を把握すると共に、通常の製品開発にはみられないプロセスや変数についても明らかにしている。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 2019年04月 -2023年03月, 基盤研究(B), 早稲田大学 - 新製品開発におけるオープン・イノベーションの研究
石田 大典
本研究課題では、インバウンド・オープン・イノベーション（IOI）とアウトバウンド・オープン・イノベーション（OOI）の先行要因を明らかにし、企業の業績へ及ぼす影響を実証的に検討することである。2回にわたる日本企業への調査を通じて、Not Sold Hereシンドロームと知った組織の文化的要因はOOIを抑制していた。また、知財戦略はOOIを向上させていた。技術志向と組織の革新背はOIと非線形に関係であった。 IOIは企業の業績を高めていたが、OOIと業績の関係は確認されなかった。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 2016年04月 -2020年03月, 若手研究(B) - 消費者行動における選好逆転の体系的理論構築に関する研究
守口 剛; 竹村 和久; 外川 拓; 須永 努; 阿部 周造; 奥瀬 喜之; 八島 明朗; 石井 裕明; 金子 充; 恩藏 直人; 阿部 誠; 石田 大典
消費者行動における選好逆転という現象について、従来から指摘されていた、時間推移に伴う選好の変化、解釈レベルの相違による影響の他に、感覚刺激や身体的刺激による消費者選好の変化について実証的な研究を行い、それらの影響についての新しい知見を整理した。感覚刺激による選好変化の理論的基盤として、処理流暢性と身体化認知に着目し、パッケージの重さ、製品画像の位置、背景色などによって選好が変化するという現象を整理するとともに、そのメカニズムについて検討を行った。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 2016年04月 -2019年03月, 基盤研究(B), 早稲田大学 - 新製品開発における市場志向とデザイン志向に関する国際比較研究
恩藏 直人; 川上 智子; 外川 拓; 小野 晃典; 岩下 仁; 大平 進; 坂野 友昭; 石田 大典
今回の科研費の助成を受け、世界の主要自動車メーカーなどに対する定性調査と定量調査を実施した。それら一連の調査を通じて、デザイン要素の測定尺度の開発、デザイン要素と成果の概念モデルの構築、概念モデルの検証、という研究成果をあげ、国内外の学会で発表することができた。 マネジャーへの半構造化インタビューによって、審美性や社会性などのデザイン要素を導出し、それらの要素を測定する質問項目を開発した。加えて、デザイン要素が新製品優位性を媒介し、新製品パフォーマンスへと結びつく概念モデルを構築した。さらに、日米企業へのアンケート調査をもとに、測定尺度の信頼性と妥当性を検討し、概念モデルを検証した。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 2013年04月 -2018年03月, 基盤研究(B), 早稲田大学 - 状況要因と選択目標を考慮した消費者選択行動の研究～理論の体系化に向けて～
守口 剛; 竹村 和久; 外川 拓; 須永 努; 阿部 周造; 奥瀬 喜之; 八島 明朗; 石井 裕明; 恩藏 直人; 阿部 誠; 石田 大典; 井出 野尚; 玉利 佑樹; 大久保 重孝; 金子 充
消費者が製品やサービスを選択する際の選択の方法とその結果が、選択時の環境や選択の目標にどのような影響を受けるのかについて体系的な研究を実施した。その結果、選択対象と消費者との心理的距離、複数の対象の比較方法などによって消費者の選択方法と選択結果が異なるという現象を見出し、そのメカニズムに関して体系的な整理を行った。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 2013年04月 -2017年03月, 基盤研究(B), 早稲田大学 - 新製品開発チームの市場学習が新製品の開発プロセスと成果に及ぼす影響
石田 大典
本研究では、製品開発チームにおける市場学習が新製品パフォーマンスへ及ぼす影響について、先行研究のレビューと日本企業へのアンケート調査を通じて明らかにした。先行研究のレビューでは、開発型学習と探索型学習の双方をバランスよく行うという概念である両利きの経営に関する53篇の先行研究を整理し、メタアナリシスによって再分析を行った。 日本企業へのアンケート調査では、上場製造業企業に所属する157の担当者から得られた回答を基に、いくつかの仮説を検証した。分析の結果、両利きの市場学習（開発型市場学習と探索型市場学習の交互作用）は新製品パフォーマンスを向上させていた。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 2013年04月 -2016年03月, 若手研究(B) - 解釈レベル理論を用いた顧客満足規定要因に関する研究
阿部 周造; 阿部 誠; 石井 裕明; 石田 大典; 恩藏 直人; 須永 努; 竹村 和久; 外川 拓; 守口 剛; 八島 明朗
人の物事の評価・選択は心理的な距離(時間、空間、社会的親しさ等)が遠いほど抽象的になされるという仮説に基づいて、顧客の満足度の規定要因を様々な製品あるいは購入状況に絡めて研究した。研究の結果はおおむね仮説を支持するものとなった。消費者の考え方の抽象度測定のための尺度開発においても一定の前進をすることができた。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 2010年 -2012年, 基盤研究(B), 早稲田大学 - -
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