小黒 純
オグロ ジュン
社会学部メディア学科
博士後期課程教授
Last Updated :2025/05/06

研究者情報

研究者

  • 研究室

    渓水館410号室
  • 研究室電話番号

    3446
  • メールアドレス

    joguromail.doshisha.ac.jp

研究分野

  • 人文・社会 / 社会学

経歴

  • 同志社大学, 同志社大学ジャーナリズム・メディア・アーカイブス研究センター, センター長, 2021年09月 - 現在
  • ライアソン大学, School of Journalism, 客員研究員, 2018年03月 - 2019年03月
  • 龍谷大学, 社会学部コミュニティマネジメント学科, 教授, 2004年04月 - 2012年03月

学位

  • 修士(新聞学), 上智大学大学院文学研究科新聞学専攻, 1992年03月
  • Master of Arts, The Ohio State University, 1992年12月

所属学協会

  • デジタルアーカイブ学会, 2024年04月, 9999年
  • 日本メディア学会, 9999年
  • 日本教育工学会
  • 日本オーラル・ヒストリー学会

論文

  • 市民メディアとしての『京都TOMORROW』
    小黒純; 樋口摩彌
    紀要「アート・リサーチ」, 20 37 - 52, 2020年03月, 研究論文(大学,研究機関等紀要)
  • 日本マス・コミュニケーション学会におけるジャーナリズム研究の動向(2000年~2015年) -研究発表会における報告と学会誌掲載論文を手がかりに
    小黒純
    マス・コミュニケーション研究, 日本マス・コミュニケーション学会, 90(90) 65 - 79, 2017年02月
  • ともにガラパゴス化する"日本型ジャーナリズム"と"日本型ジャーナリズム論" : 米英との比較を手がかりに(ワークショップ2,2014年度秋季研究発表会ワークショップ報告)
    小黒 純
    マス・コミュニケーション研究, 日本マス・コミュニケーション学会, 87 219 - 220, 2015年
  • “Suicide Society? Media Responsibility and Suicide in Japan”
    小黒 純; 海後 宗男
    Media Asia,an Asian Communication Quarterly, 36(1) 16 - 22, 2009年

MISC

  • <権力>に沈黙するメディア 故ジャニー喜多川氏の問題と高市早苗氏の問題にみる
    小黒純
    現代の理論, (34), 2023年05月07日, 記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)
  • ヘタレの朝日、物言う地方紙 安倍氏殺害事件、国葬、旧統一教会の報道をめぐって
    小黒純
    現代の理論, (31), 2022年08月
  • 権力に迫っているつもりなのか? 匿名だらけの政治報道
    小黒純
    現代の理論, (26), 2021年05月,
  • 政治的アクターと政治報道に関する一考察 : 菅内閣に対する不信任案の政治過程を事例にして
    小黒純; 田中信一郎
    龍谷大学国際社会文化研究所紀要, (15) 129 - 151, 2013年06月
  • 放射能汚染にジャーナリストはどう対峙すべきか(ワークショップ2,2011年度秋季研究発表会ワークショップ報告)
    小黒 純
    マス・コミュニケーション研究, 日本マス・コミュニケーション学会, 81(0) 183 - 184, 2012年
  • 臨時災害放送局の社会的機能と課題(第33期第3回研究会(ジャーナリズム研究・教育部会企画),研究会の記録(2012年1月~2012年5月))
    小黒 純
    マス・コミュニケーション研究, 日本マス・コミュニケーション学会, 81(0) 198 - 198, 2012年
  • NPOと協働する地域紙の試み(第33期第4回研究会(ジャーナリズム研究・教育部会企画),研究会の記録(2012年1月~2012年5月))
    小黒 純
    マス・コミュニケーション研究, 日本マス・コミュニケーション学会, 81(0) 199 - 200, 2012年
  • 「記者クラブ制度の実証的研究 -横浜市を事例に。行政からの情報と報道の比較分析から」
    小黒 純
    『龍谷大学国際社会文化研究所紀要』, (14) 105 - 126, 2012年
  • 選挙報道とジャーナリズム(ワークショップ5,2010年度秋季研究発表会ワークショップ報告)
    小黒 純
    マス・コミュニケーション研究, 日本マス・コミュニケーション学会, 79(0) 178 - 179, 2011年
  • 『ブラックジャックによろしく』(精神科編)が問い掛けるもの--精神障害の問題をめぐる報道はどうあるべきか
    小黒 純
    龍谷大学社会学部紀要, 龍谷大学社会学部学会, 36(36) 99 - 109, 2010年
  • 少年事件報道に関する研究--「実名」にすべきか,「匿名」にすべきか
    小黒 純
    龍谷大学国際社会文化研究所紀要, 龍谷大学国際社会文化研究所, 11(11) 279 - 302, 2009年06月
  • "横並び報道"と記者クラブ問題--「竹島(独島)問題」関連の報道を事例にして (世界の中の日本,日本の中の世界--日・中・韓関係とジャーナリズムの役割について)
    小黒 純
    龍谷大学国際社会文化研究所紀要, 龍谷大学国際社会文化研究所, 11(11) 64 - 78, 2009年06月
  • 「ニュース発信ツールとしてのブログ」研究--個人メディアが変えるジャーナリズム
    小黒 純
    龍谷大学国際社会文化研究所紀要, 龍谷大学国際社会文化研究所, 10(10) 267 - 284, 2008年06月
  • 地域ジャーナリズムの使命と可能性 : 九州における憲法・平和キャンペーン報道を事例に(ワークショップ3,2007年度春季研究発表会ワークショップ報告)
    小黒 純
    マス・コミュニケーション研究, 日本マス・コミュニケーション学会, 72(0) 137 - 138, 2008年
  • 「選挙情勢」報道と選挙結果の比較研究--2007年参院選を事例として
    小黒 純
    龍谷大学社会学部紀要, 龍谷大学社会学部学会, 32(32) 51 - 69, 2008年
  • 誤報の原因分析 : 「香田さん殺害」 報道を事例に
    小黒 純
    龍谷大学社会学部紀要, 龍谷大学, 28 1 - 14, 2006年03月15日
  • 地方自治体の情報公開制度と運用に関する研究--大阪市と尼崎市を事例に
    小黒 純
    社会科学研究年報, 龍谷大学社会科学研究所, 37(37) 42 - 56, 2006年
  • 「新聞研究」再考
    佐藤 卓己; 柳澤 伸司; 駒村 圭吾; 中馬 清福; 小黒 純; 佐藤 卓己
    マス・コミュニケーション研究, 日本マス・コミュニケーション学会, 66(0) 131 - 132, 2005年
  • ニューヨークタイムズ記者の記事捏造が問い掛けたもの(第29期第9回研究会(ジャーナリズム研究部会企画))(終わる)(研究会の記録(二〇〇三年一一月〜二〇〇四年三月))
    小黒 純
    マス・コミュニケーション研究, 日本マス・コミュニケーション学会, (65) 162 - 163, 2004年07月31日
  • 基礎編 書かせ、考えさせ、また書かせ (FEATURE ジャーナリスト教育の実験報告--教育プログラム開発プロジェクトの試み(シリーズ1))
    小黒 純
    総合ジャ-ナリズム研究, 東京社, 39(4) 59 - 63, 2002年
  • 情報公開は取材のツールか--外務省への請求118件、全面開示は1割
    小黒 純
    新聞研究, 日本新聞協会, (606) 52 - 55, 2002年01月
  • 情報閉ざす医療側と、迫れないメディア--何が和田心臓移植と変わったのか (脳死臓器移植報道をめぐって)
    小黒 純
    新聞研究, 日本新聞協会, (574) 38 - 41, 1999年05月
  • 移植医療国際化で生命が揺れる (特集人間の生存・尊厳のための安全保障を--ヒュ-マン・セキュリテイ-の時代)
    小黒 純
    外交フォーラム, 都市出版, 12(1) 62 - 63, 1999年01月

書籍等出版物

  • テレビ・ドキュメンタリーの真髄 : 制作者16人の証言
    小黒, 純; 西村, 秀樹; 辻, 一郎
    藤原書店, 2021年07月, 共著
  • 日中韓メディアの衝突 : 新聞・テレビ報道とネットがつなぐ三国関係
    小黒純; 李, 相哲
    ミネルヴァ書房, 2017年03月, 共著, 「雑誌ジャーナリズムによる権力監視 ―週刊文春による舛添要一・東京都知事の疑惑報道を事例に」
  • メディア学の現在(新訂第2版)
    小黒純; 渡辺, 武達; 田口, 哲也; 吉沢, 健吉
    世界思想社, 2015年04月, 共著, 「メディア教育と記者教育 ―ニュースを取り巻くメディア環境の変化と記者教育」
  • 現代ジャーナリズム事典
    小黒純; 武田, 徹; 藤田, 真文; 山田, 健太
    三省堂, 2014年05月, 分担執筆, 「誤報」(pp.82-83)など16項目
  • 日中韓の戦後メディア史
    小黒純; 李相哲
    藤原書店, 2012年12月, 共著, 第3章「日本のジャーナリズムの根本問題は何か?-問われる『権力監視』機能の成否-」(pp.108-135)
  • 『メディア用語基本事典』
    小黒 純; 青木貞茂; 河崎吉紀; 佐伯順子; 柴内康文; 竹内オサム; 山口功二; 渡辺武達他
    世界思想社, 2011年, 共著, 73-74、113
  • 『権力 VS. 調査報道』
    小黒 純; 高田昌幸
    旬報社, 2011年, 共著, 274-320
  • 『調査報道がジャーナリズムを変える』
    小黒 純; 原寿雄; 田原泰彦; 山本博他
    花伝社, 2011年, 共著, 186-200
  • 『表現の自由Ⅱ -状況から』
    小黒 純; 奥平康弘; 鈴木秀美; 駒村圭吾他
    尚学社, 2011年, 共著, 141-166
  • 『超入門ジャーナリズム -101の扉』
    小黒 純; 季相哲; 西村敏雄; 松浦哲郎
    晃洋書房, 2010年, 共著, 40-43、60-61、66-67、72-85
  • 『新訂 新聞学』
    小黒 純; 浜田純一; 田島泰彦; 桂敬一; 門奈直樹他
    日本評論社, 2009年, 共著, 61-73
  • 『新 現場からみた新聞学』
    小黒 純; 天野勝文; 橋場義之; 山田健太他
    学文社, 2008年, 共著, 52-67
  • ジャーナリズムの可能性
    野中, 章弘; 本田, 雅和; 佐藤, 直子; 金平, 茂紀; 鎌倉, 英也; 李, 寅雨; 金, ヘギョン; 山田, 健太; 明珍, 美紀; 下村, 健一; 永井, 浩; 朴, 仁奎; 松原, 明; 土屋, 豊; 神保, 哲生; 白石, 草; 菅原, 秀; 坂上, 香; 新妻, 義輔; 藤田, 博司; 小黒, 純
    岩波書店, 2005年
  • 検証病める外務省 : 不正と隠蔽の構造
    小黒, 純
    岩波書店, 2002年
  • 凍れる心臓
    共同通信社社会部移植取材班; 川井, 登; 平野, 恭子; 小黒, 純
    共同通信社, 1998年

講演・口頭発表等

  • ニュース砂漠と地域ジャーナリズムⅡ ―非営利NPO 法人「NEWS つくば」を事例として
    問題提起者; 鈴木宏子; NEWS つくば; 問題提起者; 山口和紀; 討論者; 小黒純
    日本メディア学会 2023年秋季大会, 2023年11月04日, シンポジウム・ワークショップパネル(公募)
  • 大学ゼミにおける『サイバー自習室』実施報告
    髙橋 操; 小黒 純; 中野 裕司
    日本教育工学会 2023年秋季全国大会, 2023年09月16日, ポスター発表
  • How TV social documentaries have been produced in Japan? The case of "Sediments of Memories" (2017), which collected testimonies of war perpetrators and victims.
    OGURO, Jun
    XXII IOHA International Conference, 2023年07月27日, 2023年07月25日, 2023年07月28日, 口頭発表(一般)
  • Oral History in a Digital and Audiovisual World
    OGURO, Jun
    XXII IOHA International Conference, 2023年07月25日, 2023年07月25日, 2023年07月28日, 口頭発表(基調)
  • ニュース砂漠と地域ジャーナリズム:住民による行政監視活動の課題と展望
    小黒純; 武田剛; 小川明子
    日本メディア学会 2023年春季大会 ワークショップ12, 2023年06月25日, 2023年06月24日, 2023年06月25日,
  • ファクトチェック活動をジャーナリズム教育に活用した事例研究
    小黒純
    日本教育工学会 2023年春季全国大会 一般研究発表4 高等教育・FD(6), 2023年03月25日, 2023年03月25日, 2023年03月26日, 口頭発表(一般)
  • テレビ・ドキュメンタリーに未来は あるか ーー世代、地域、メディアを越えて
    問題提起者; 七沢 潔(NHK; 放送文化研究; 討論者; 小黒 純
    日本メディア学会 2021年秋季大会ワークショップ, 2021年11月06日, シンポジウム・ワークショップパネル(公募)
  • 社会派TVドキュメンタリーの成立過程の研究、戦争の加害と被害をめぐる『記憶の澱』の研究
    小黒純; 西村秀樹
    日本オーラル・ヒストリー学会 第17回大会, 2019年09月08日, 2019年09月07日, 2019年09月08日, 口頭発表(一般)
  • Current Situations and Challenges of Graduate and Undergraduate Journalism Education at Universities in Japan - Focus on Hands-on Learning Model of Investigative Journalism
    Jun Oguro
    5th World Journalism Education Congress, 2019年07月10日, 2019年07月09日, 2019年07月11日, 口頭発表(一般)
  • テレビの社会派ドキュメンタリーはいかに制作されたか?―伊東英朗氏が手がけたシリーズ『X年後』(南海放送)を事例に
    西村秀樹; 小黒純
    日本オーラル・ヒストリー学会 第15回大会, 2017年09月02日, 2017年09月02日, 2017年09月03日, 口頭発表(一般)
  • NPOと協働する地域紙の試み(第33期第4回研究会(ジャーナリズム研究・教育部会企画),研究会の記録(2012年1月~2012年5月))
    小黒 純
    マス・コミュニケーション研究, 2012年, 2012年, 2012年, 日本マス・コミュニケーション学会
  • 臨時災害放送局の社会的機能と課題(第33期第3回研究会(ジャーナリズム研究・教育部会企画),研究会の記録(2012年1月~2012年5月))
    小黒 純
    マス・コミュニケーション研究, 2012年, 2012年, 2012年, 日本マス・コミュニケーション学会
  • 放射能汚染にジャーナリストはどう対峙すべきか(ワークショップ2,2011年度秋季研究発表会ワークショップ報告)
    小黒 純
    マス・コミュニケーション研究, 2012年, 2012年, 2012年, 日本マス・コミュニケーション学会
  • “Japan Fukushima in Bitter Silence: Oppaque Communication of racioactive Contamination by the March 2011 Fukushima Nuclear Power Plant Accident”
    小黒 純
    Asian Media Information and Communication Centre(AMIC)2012年研究発表会, 2012年, マレーシア・シャーアラム
  • 選挙報道とジャーナリズム(ワークショップ5,2010年度秋季研究発表会ワークショップ報告)
    小黒 純
    マス・コミュニケーション研究, 2011年, 2011年, 2011年, 日本マス・コミュニケーション学会
  • 「韓国における災害放送システムとその問題点に関する研究」 「日本の災害報道システムの検証」
    小黒 純
    日本マス・コミュニケーション学会, 2011年, 韓国ソウル・中央大学
  • 「選挙報道とジャーナリズム」
    小黒 純
    日本マス・コミュニケーション学会春季研究発表会ワークショップ5, 2010年, 埼玉県・東京国際大学
  • “Suicide Society? Media Responsibility and Suicide in Japan”
    小黒 純
    Asian Media Information and Communication Centre(AMIC)2009年研究発表会, 2009年, インド・ニューデリー
  • 地域ジャーナリズムの使命と可能性 : 九州における憲法・平和キャンペーン報道を事例に(ワークショップ3,2007年度春季研究発表会ワークショップ報告)
    小黒 純
    マス・コミュニケーション研究, 2008年, 2008年, 2008年, 日本マス・コミュニケーション学会
  • 「地域ジャーナリズムの使命と可能性 -九州における憲法・平和キャンペーン報道を事例に」
    小黒 純
    日本マス・コミュニケーション学会春季研究発表会ワークショップ3, 2007年, 熊本学園大学
  • 「「新聞研究」再考」
    小黒 純
    日本マス・コミュニケーション学会春季研究発表会シンポジウム2, 2004年, 青森県・八戸市公民館
  • 「ニューヨークタイムズ記者の捏造記事が問い掛けたもの」
    小黒 純
    日本マス・コミュニケーション学会ジャーナリズム研究部会企画研究会, 2004年, 東京都・日本新聞協会大会議室
  • 「新聞はどこへ行くのか」
    小黒 純
    日本マス・コミュニケーション学会春季研究発表会ワークショップ7, 2003年, 長崎県立長崎シーボルト大学

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 雑誌ジャーナリズム「週刊文春」の研究 ー権力監視モデルの構築とオーラルヒストリー
    小黒 純
    日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 2024年04月 -2028年03月, 基盤研究(C), 同志社大学
  • 「調査報道」の取材過程に関する研究 ー情報公開制度活用の事例を中心に
    小黒 純
    本研究1年度目として行うべきことは、「情報公開制度を用いた調査報道」が国内で近年、どのように行われてきたのか、どのような報道がなされてきたのか、実態を調査することであった。全国紙などの新聞記事データベースを活用することが出発点となるが、検索機能を用いるとしても、適切なキーワードが存在せず、網羅的に収集するのが難しいという壁に直面することとなった。 そこで、情報公開制度の定着と発展に20年以上取り組んでいる、特定非営利活動法人「情報公開クリアリングハウス」の協力を得ることとした。具体的には、同機関が収集、保存している、新聞記事やウェブサイト上の記事の中から、情報公開制度を活用したことがわかる報道をより抜く作業を丹念に行うことにした。同機関は、全国のジャーナリズム組織によってどのように情報公開制度が活用されているのかを、日頃からウオッチングしているだけでなく、多くの取材記者からさまざまな相談を受け、アドバイスする活動を行っている。同事務所(東京都新宿区)には、膨大な関連資料がファイリングされ、データ化されていることが調査の過程で明らかになった。 具体的には期間を、2017 年 1 月 1 日~2021 年 9 月 30 日 とした上で、「報道機関ないしその記者が情報公開制度を使った結果を使って書かれた記事」を探索した。選り抜く基準として「記事中に『本紙記者』『本紙』など報道機関ないしその記者が情報公開制度を使ったことがわかる記述がある」など4項目を設け、いずれかに該当する記事を、記事内容を閲覧し、手作業で選り抜く作業を続けた。 その結果、新聞記事のコピー(時系列)、選択基準に合致した新聞記事のPDFファイル(年別、時系列)、新聞記事タイトルデータベースとの紐づけなどを作成した。膨大なるものの、非常に整理された形で、網羅的かつ体系的なデータベースを構築できた。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(C), 2021年04月 -2024年03月, 基盤研究(C), 同志社大学
  • 社会派テレビ・ドキュメンタリー制作過程の研究
    小黒純
    高橋信三記念放送文化振興基金, 高橋信三記念放送文化振興基金 2020年度助成事業, 2020年04月 -2021年03月, 研究代表者
  • 「社会派ドキュメンタリー」制作過程の研究
    小黒 純
    聞き取り調査の対象となる、ドキュメンタリー作品を選定した後、制作の中心を担った人物にアプローチし、承諾を得られれば、聞き取り調査を行う日時や場所を決めるというプロセスを経て、順次、実際に聞き取りを行ってきた。合計15人の聞き取り調査を、2017年度末までに終えることができた。具体的には以下の通りである。 西村秀樹(近畿大学)と辻一郎(大手門大学)と小黒の3人が1つのチームのような形をつくり、作品づくりを深く掘り下げる聞き取りを行った。その全てを、ICレコーダーで録音するとともに、2台のビデオカメラで撮影した。聞き取りの対象者は、これまで社会派ドキュメンタリーで実績を重ねてきた方々である。ご協力いただいた方々は次の通り。 後藤篤志 氏(元北海道放送)、溝口博史氏(北海道放送専務)、岸本達也氏(元静岡放送)、阿武野勝彦氏(東海テレビ)、三上智恵氏(元琉球朝日放送)、右田千代氏(NHK)、原憲一氏(山陽放送)、曽根英二氏(元山陽放送)、里見繁氏(元毎日放送、関西大学教授)、佐々木聡氏(山口放送)、七沢潔氏(NHK放送文化センター)、伊東英朗氏(南海放送)、土江真樹子氏(元琉球朝日放送)。 2018年度はとりわけ、聞き取った録音データをテキスト化する作業(いわゆるテープ起こし、文字起こし)を集中的に行った。そして、オーラルヒストリーという形にしていくためには、話者(インタビューイー)の言い回しをなるべく残しつつ、理解しやすいように最小限の編集作業が必要となるため、時間を十分に掛けざるを得なかった。オーラルヒストリーを完成させためには、話者本人がテキストの内容に誤りがないか、確認する作業が必須となる。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(C), 2016年04月 -2020年03月, 基盤研究(C), 同志社大学

担当経験のある科目(授業)

  • メディア・プロフェッショナル実践講座
    同志社大学
  • ジャーナリズム論Ⅰ・Ⅱ
    同志社大学社会学部メディア学科