同志社大学, 大学院脳科学研究科, 特任助教, 2022年04月 - 現在
同志社大学, 研究開発推進機構, 研究支援員, 2019年04月 - 2022年03月
国立研究開発法人情報通信研究機構, 脳情報通信融合研究センター, 有期研究技術員, 2017年10月 - 2019年03月
大阪大学, 大学院大阪大学・金沢大学・浜松医科大学・千葉大学・福井大学連合小児発達学研究科, 特任研究員, 2014年11月 - 2017年09月
帝塚山大学, 心理福祉学部, 非常勤講師, 2012年04月 - 2015年03月
新潟大学, 脳研究所 基礎神経科学部門 細胞神経生物学分野, 博士研究員, 2011年04月 - 2013年03月
混雑環境における頑健な多個体姿勢追跡の新手法
畦地 裕統; 高橋 晋
2025年07月, 2025年07月24日, 2025年07月27日, ポスター発表
オクルージョンと密集の問題を克服するための効果的なマルチアニマル姿勢追跡法
畦地 裕統; 高橋 晋
NEURO2024, 2024年07月, 2024年07月24日, 2024年07月27日, ポスター発表
社会的相互作用中の海馬空間表現
畦地 裕統; 高橋 晋
第46回日本神経科学大会, 2023年08月, 2023年08月01日, 2023年08月04日, ポスター発表
セロトニンによる自発行動制御
畦地 裕統; 高橋 晋
第64回日本神経病理学会総会学術研究会/第66回日本神経化学会大会 合同大会, 2023年07月, 2023年07月06日, 2023年07月08日, ポスター発表
背側縫線核-前帯状皮質セロトニン作動性ニューロンの光遺伝学的操作による動的相互作用とその神経基盤の解析
畦地 裕統; 高橋 晋
Neuro2022, 2022年07月, 2022年06月30日, 2022年07月03日, ポスター発表
運動量とセロトニンを介した前頭前野神経活動の関連
畦地 裕統; 高橋 晋
第57回日本神経化学会大会, 2021年09月, 2021年09月, 2021年09月, ポスター発表
Fawn-Hoodedラットのストレス感受性と脳内モノアミン濃度の変化
畦地 裕統; 袴田 康佑; 山本 隆宣
第36回日本生物学的精神医学会・第57回日本神経化学会合同大会, 2014年09月, 2014年09月, 2014年09月, ポスター発表
Composition of AMPA receptor subunits in the mouse brain; Quantitative analysis of AMPA receptor subunits
Hirotsugu Azechi; Kaori Akashi; Masahiko Watanabe; Kenji Sakimura
Neuroscience 2009, 39th Annual Meeting of the Society for Neuroscience, 2010年10月, 2010年10月17日, 2010年10月21日, ポスター発表
マウス脳AMPA受容体サブユニットの定量的解析
畦地 裕統; 明石 馨; 渡辺 雅彦; 﨑村 建司
第32回日本神経科学大会, 2009年09月, 2009年09月16日, 2009年09月18日, ポスター発表
GluRα2サブユニットノックアウトマウスの作製と生化学的解析
畦地 裕統; 阿部 学; 夏目 里恵; 﨑村 建司
第29回日本神経科学大会, 2006年07月, 2006年07月19日, 2006年07月21日, ポスター発表
脳情報フィードバック制御を用いたうつ病治療法の開発
畦地 裕統; 高橋 晋; 井出 薫
日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 2024年04月 -2029年03月, 基盤研究(C), 同志社大学
海馬場所細胞の活動操作によるエピソード記憶神経基盤の解明
高橋 晋; 藤山 文乃; 苅部 冬紀; 畦地 裕統; 井出 薫
本研究では、動物が道に迷い静止した際に、海馬の場所細胞が移動中の約10倍速の早送りモードで再活性化される「リプレイ」現象に着目し、そのリプレイと、そこで表現されるエピソード記憶の因果関係を解明することを目指す。それは、独自の電気生理学的記録法で多数の神経細胞活動を同時に記録し、光遺伝学に基づく神経刺激法で細胞種選択的に脳内へ介入することで、エピソード記憶を想起するメカニズムを、従来不可能であった神経細胞レベルで実証することでもある。
本年度は、場所細胞が存在する海馬に投射するVTAドーパミン作動性ニューロンの軸索を光遺伝学的に興奮させ、ドーパミン放出とエピソード記憶との関連性を調べる実験系を確立した。その結果、ドーパミンが、いつ、どこで報酬が得られるかというエピソードの変更に深く関与することを発見した。この実験系では、ファイバーフォトメトリーによるドーパミン動態の計測と、ドーパミン放出の光遺伝学的操作を行うことができるため、来年度以降に実施する電気生理学的記録法との組み合わせにより、エピソード記憶想起メカニズムの実証に寄与する成果となる。また、この実験系で活用した再構成可能な迷路に関する操作方法を解説した論文報告や、新規な動物の姿勢を高精度に推定手法を開発することもできた。
このように当初計画に従って様々な基盤技術を整備することができ、来年度以降の研究計画の道筋ができた。今後は、ニューロン活動計測に関する基盤技術を確立し、最終的な目標となる、リプレイとそこで表現されるエピソード記憶の因果関係を解明する実証実験に繋げる。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 2023年04月 -2028年03月, 基盤研究(A), 同志社大学
中枢性疲労を伴うADHD/ASD併存症の教育支援の確立:トランス診断アプローチ
山本 隆宣; 畦地 裕統
日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 2025年04月 -2028年03月, 基盤研究(C), 帝塚山大学
多動の原因となる背側縫線核神経の電気生理学的特性の解明
畦地 裕統
自発行動制御における前帯状皮質セロトニン神経機能の役割を明らかにするために、光刺激によって人工的に神経活動操作を行うためのチャネルロドプシンがセロトニン神経に発現するマウスを作製した。このマウスで前帯状皮質セロトニン神経を様々なパターンで刺激し、その時の自発行動と神経活動記録を行ったが、自発行動量への影響は見られなかった。一方で、前帯状皮質刺激だけでなく、比較対照として行った一次運動野の刺激も含めて、特定の刺激パターンに対しては刺激した脳部位非特異的に自発行動量が増加する可能性も示唆された。電気生理学的特性に関しては、神経活動記録に留まり解析・評価まで至ることができなかった。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 2021年04月 -2022年03月, 奨励研究, 同志社大学
統合失調症の中間表現型としての眼球運動のメカニズム解析
藤本 美智子; 安田 由華; 山森 英長; 工藤 紀子; 畦地 裕統
眼球運動特性を基盤として統合失調症患者と健常者各々のグループを特徴づける要因を解析したところ、統合失調症患者においては社会機能の一指標であるSocial Functioning Scale合計点が健常者との判別に最も影響しており、社会機能が眼球運動スコアおよび統合失調症の判別に影響することが示唆された。治療抵抗性統合失調症患者ではクロザピン治療により既報の眼球運動スコアは有意に改善し、眼球運動スコアについてはstate markerの要素を含んでいる可能性が示唆された。また統合失調症患者と健常者の判別は、眼球運動検査機器のシステム変更の影響を受けず眼球運動の特性によって再現できることを示した。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 2017年04月 -2020年03月, 基盤研究(C), 大阪大学
統合失調症の脳構造脆弱性のメガアナリシス
橋本 亮太; 安田 由華; 山森 英長; 藤本 美智子; 工藤 紀子; 畦地 裕統; 三浦 健一郎
統合失調症の皮質下体積について、海馬、扁桃体、視床の体積減少と淡蒼球の体積増加に加え、尾状核と被核の体積増加を見出した。これらの体積の異常の臨床的意義について、認知機能や社会機能との関連を解析し、統合失調症患者において海馬体積と記憶機能の関係を再現するのみならず、側坐核の記憶機能への寄与を明らかにした。更に、社会機能との関連を解析し、右視床体積の社会機能への関与を明らかにした。一方で、精神症状との相関は認められなかった。以上から、統合失調症の皮質下体積異常は重要な患者アウトカムである認知社会機能の病態基盤であると考えられ、統合失調症の新たな診断法や治療薬の開発に役立つものと考えられる。, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 2016年04月 -2019年03月, 基盤研究(B)